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P

U

℃ 一

R=  /‑γO¥> J.Me 

5 min  No cyclization  (over h) 

Figure 6

5C3

位置換基効果(アザ電子環状反応)

また、嵩高いシクロヘキセンを C5位に持つ系においてエステル、カルボン酸、アミドのカルボ ニノレ系置換基とメチル基が検討された。その結果、エステル

( 1 5

分)>カルボン酸

(1

時間以内)>ア ミド

(3

時間以内)>>メチルの傾に収率、反応速度共に高いという結果が得られている

( F i g u r e 6

6 )

。カノレボン酸とアミドではアザトリエン

29a

30a

はごく少量が

NMR

でのみ確認されただけで、

それらは単離できておらず、アザ電子環状反応は少し遅くなっているものの十分に平いと予想され

75‑

O このことから、イミン形成が遅くなっていると考えられるO一方メチル基は、アザトリエン

31a

3 0

分以内でスムースにできているが、アザ電子環状反応がほとんど進行していない。また、エ ステルのジヒドロピリジン

9p

と比べ、カルボン酸およびアミドのジヒドロピリジン

29p

30p

は 不安定であり、徐々に分解していることが確認されている。

dL 

9:  R 

C02Me  29: R 

C02 30: R 

CONHPr  31:只口Me

PrNH(1.1) 

15 min  <3h  R= 

I

γ O ¥

I

γ O H  

I

γ N、Pr

0  0 

>> Me  benzene‑d

230monitored 

by 1H NMR  a  p 

F i g u r e  6

6 C3

位カノレボニノレ系置換基による促進効果(アザ電子環状反応) 次に

[ 1 点 , 5

叫]

エステノルレ化合物

32

3

侍間でで、

7

8%

の収率でで、自的物

32e

を与えるのに対し、シロキシメチル化合 物

33

の場合は、

3

時間では臣的物

33e

がほとんど得られず、

24

時間では

25%

の目的物

33e

51%

の原料

33

とその異性体

3 3 '

を与えた。このようにシロキシメチル基はエステル基に比べ反応 性が大きく低下していることがわかるO

o

九 U

c u   n u p ‑ n M    

T o 

i m

 

p ' 

o m

O  /0¥/'0/¥

Ph/¥可グ人、1"0¥/

O  32e: 78% 

ょ札一

33e trace  25% 

33+33・74%(2.7:1)  51% (1  :1) 

F i g u r e  6

7 C3

位置換基効果

( [ 1

5 ]

Hs h i f t )  

また、

C5

伎に嵩高いシクロヘキセンを持つ系で、の分子内環化反応において、

C3

位におけるメチ ル基とエステル基で、反応性を比較したところ、エステル基による促進効果がさらに顕著にみられた

( F i g u r e  6

8 )

。メチル化合物

31

の場合は、

7

時間反応させることで目的とする三環性化合物

31t

3 1 t '

1 : 1

の混合物として

43%

の収率で与え、原料

31

とその異性体

3 1 '

35%

回収された。一 方、エステノレ化合物

9

の場合はわずか

1 5

分で反応が完結し、目的物

9 t

9 t '

をそれぞれ

38%

55%

の収率で、あわせて

93%

と非常に高収率で生成物を与えた。このことは、

C3

位エステル基が

[ 1

5 ] ‑ H  s h i f t

を顕著に促進していることを示しているO

M

31+31:35% 

│。、→沢

‑1可

/¥もザ/¥C0X 43% I 2Me

r " f f ' " '

O

 

ラ どj

L . l . ‑ . l   L L V  

~C02Me

H" il 

\./'~ 11 

fγv

Me

31  O 

H

Jく 、 / 、Jヘハハ toluene

I  1 1 ‑ ¥Jv2… 巴 reflux

ジエンアミドの熱環化反応においても、エステル化合物とシロキシメチノレ化合物との反応性を比 較した

( F i g u r e6

9 )

。エステノレ化合物

32

では、キシレン中

1 3 0

0

C

4

時間加熱することで定量的 にラクタム

3 2 1

を与えたが、シロキシメチル化合物

33

の場合は同条件で反応させると、目的物

3 3 1  40%

の収率で得られ原料

33

32%

回収された。すなわち、反応速度が低下していることが確 認された。このように

C3

位のエステル基はアザ、電子環状反応を速める効果またはアミドの酸性度

を高めアミド‑イミド酸の平衡を起こしやすくする効果が考えられる。

o

点 ︒ ⁝

︒ 丸 山

o h u

 

c u   p ‑nu R   M 

7 0 

0

立 政

F i g u r e  6

9 C3

位置換基効果(ジエンアミド熱環化反応)

以上をまとめると、

C3

位置換基はエステル基の場合に最も反応性が高く、アミドやシロキシメ チル、メチル基で、は反応性は低くなることがわかる。これはエステノレ基の電子吸引性によるものと 予想され、

3

つの反応に共通する

C3

位エステノレの顕著な反応促進効果と言える。また、エステル 基は生成物の安定性にも寄与しており、異性化や分解を防ぐ役割も備えている。

4 C5

位 に お け る 置 換 基 効 果

C5

位の置換基は各反応において一般性の確認のため様々な置換基を導入し反応を行っている。

その中で、①基質の安定性に寄与する効果と、②反応促進効果が確認されている。まず基質の安定 性への寄与について述べる。

[ 1

5 ]

s h i f t

を起こすジエナールは、

C5

位にアリール、アノレケニル基の場合はジエナール

34

そのもので存在しているが、アルキノレ基を持つものは平衡反応であるオキソ電子環状反応が進行し たジヒドロピラン

34d

の状態で存在していることが多い。しかしながら嵩高いアノレキル基で、はジ エナール

35

の状態で存在する。これは嵩高い置換基では、ジヒド口ピラン

35d

が不安定である ためと考えられる。

F i g u r e  6

1 0 C5

位アルカンを有するジエナールにおける安定性

また、アルケンにおいても嵩高い置換基の場合にジヒドロピランが不安定であると予想される結 果が得られている。すなわち、第

4

章で記載した通り、嵩高いアルケン

9

ではスムースに

[ 1

5 ] ‑ H s h i f t

が進行するものの、インドール

36

や鎖状のアノレケン

37

において環化化合物

36c

37c

77‑

成することが確認されている。この副生成物はオキソ電子環状反応が進行することで

4

位の異性化 し、続く電子環状反応により生成したと考えられる。これらの結果は置換基が小さいほどジヒドロ ピランになり易いことを示しているO

(A) 

\r1γケ~

、CO2馳

[1,里lHshift 

C 0 2 M e ] ‑

/Of¥/γ

戸 、 ヘ

OJOK

外 : : L

c02Me ...0¥/¥OH 

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