② 計測の終了
プローブは 2 つの端面のほぼ中央で、校正高さに置きます。
4) 他のパラメータと補正対象は、一般 SD54760 $SNS_MEA_FUNCTION_MASK_PIECE で設定することができ ます。
3.3.8 端面距離 - 端面の割り出し (CYCLE998)
機能
ワークは任意の方向に向けて置かれています。つまり、作業台上でワーク座標系(WCS)に 平行に置かれていません。ワークの基準端面の選択した2点を計測することで、有効な座 標系に対する角度を特定します。この角度は、任意のWOまたは有効なWOのジオメトリ 軸の回転、または回転軸(回転テーブル)の並進オフセットとして補正することができます。
注記
最大計測角度
「端面の割り出し」計測タイプを使って、最大角度+/- 45°の計測が可能です。
3.3 ワーク計測(フライス盤)
計測原理
端面の割り出し計測タイプは、単一角度計測原理に基づいておこなわれます。
● 平面上で回転するクランプされたワークの場合、角度オフセットは、計測平面に垂直に 配置したジオメトリ軸の回転部分になります。
G17平面の例:計測軸X、オフセット軸Y
– 角度オフセットは、Zの回転でおこないます。
– WOの回転オフセットは、ワーク座標系での端面の実位置(現在値)と目的の指令角度 (α)を考慮しておこなわれます。
● 回転テーブル上のワークの場合、回転軸(テーブル軸)の平行移動オフセットに角度オフ セットを加えます。この補正は、回転軸が計測平面に垂直に位置されたジオメトリ軸を 中心に回転する場合のみ有効です。
G17平面の例:計測軸X、オフセット軸Y
– 角度オフセットは、C軸でおこないます。回転軸Cは、回転テーブルをZ軸を中心 に回転させます。
– 計測後、ワークを割り出すため、回転軸を再位置決めしてください。
– 例:G55 G0 C0.
両方の補正タイプでは、WOの並進成分は変更されません。これは、端面の割り出し完了後 に再度決定してください。これは、この後の計測プログラムで「端面の設定」機能を使って 実行することができます。
計測:端面の割り出し(CYCLE998)、 ワークは平面上にクランプ
計測:端面の割り出し(CYCLE998)、 ワークはC軸回転テーブルに固定
3.3 ワーク計測(フライス盤)
主軸反転なしの計測
正確な計測結果が得られるのは、校正されたプローブを使用して、作業平面、平面での主軸 のオリエンテーションおよび計測速度が校正と計測で同じ場合のみ可能です。偏りにより、
さらに別の計測異常が発生する可能性もあります。
主軸反転ありの計測
"主軸反転ありの3Dプローブ"計測方法では、180°の主軸反転(プローブが180 °回転します) と0°で計測点P1が2回ずつ計測されますこれは、この計測で対応する軸方向のトリガポ イントが新たに特定されることを意味します(プローブを計測方向で校正する必要はあり ません)。「主軸反転ありの3Dプローブ」計測方法は、作業平面(G17 XY)の軸の端面の割り 出しにのみ有効です。
この計測の特別な手順では、校正していない多方向プローブの使用が可能です。プローブ タイプ712、713および714は、この目的には適しません。位置決め可能な主軸が必須で す。
必要条件
● プローブが工具長補正有りの工具として呼び出されること。
● プローブの工具タイプ:
– 3Dマルチプローブ(タイプ710) – 一方向プローブ(タイプ712) 注記
角度を正確に特定するには、少なくとも1つの計測点で対応する加工面品位が必要です。
計測点間の距離は、できるだけ長くなるように選択してください。
注記
「主軸反転ありの3Dプローブ」機能(差分計測)は、平面の軸のみで可能です。この計測方法 では、通常、プローブタイプ712、713、および714は使用できません。
注記
機能「主軸反転ありの3Dプローブ」またはプローブタイプ712、713、および714には SPOS対応主軸が必要です。
計測前の開始位置
必要に応じて、計測軸と位置決め軸(オフセット軸)を事前選択することができます。ただ し、これらは同じだとは限りません。
3.3 ワーク計測(フライス盤)
プロテクションゾーンを考慮した位置決め
● プロテクションゾーン = なし
計測軸のプローブは、計測高さで計測点P1の手前の計測対象面から計測距離DFAで最 も離れた位置に位置決めされます。
● プロテクションゾーン = あり
計測軸のプローブは、計測高さで計測点P1の手前の計測対象面から、計測距離DFA とパラメータDXの絶対値(G17と計測軸Xの場合)で最も離れた位置に位置決めされ ます。
いずれの場合も、計測時には計測点P1に安全に到達できる必要があります。
1番目の計測では、選択された基準端面からの距離が大きすぎる場合、計測は行われませ ん。
計測点P1から計測点P2までの中間位置決め
「端面と平行に」中間位置決め
図 3-11 端面の割り出し(CYCLE998)、「端面と平行に」中間位置決め
プローブは、計測点P2までパラメータL2だけ離れて基準端面に平行に移動します。こ のとき、パラメータα とTSA の角度を考慮します。TSAには、角度の最大許容偏りの値が 含まれています。
「軸と平行に」中間位置決め
3.3 ワーク計測(フライス盤)
図 3-12 端面の割り出し(CYCLE998)、「軸と平行に」中間位置決め
プローブは、計測点P2までパラメータL2だけ離れて位置決め軸(オフセット軸)に平行に 移動します。
計測サイクル終了後の位置
計測が完了すると、プローブは計測面に対する計測距離DFAだけ離れた計測点P2の位置 になります。
手順
処理するパートプログラムまたはShopMillプログラムが作成され、エディタが選択され ている状態で次の操作をおこないます。
1. [ワーク計測]ソフトキーを押します。
2. [端面距離]ソフトキーを押します。
3. [端面の調整]ソフトキーを押します。
入力ウィンドウ[計測: 端面の割り出し]が開きます。
3.3 ワーク計測(フライス盤)
パラメータ
Gコードプログラム ShopMillプログラム パラメー
タ
説明 単位 パラメー
タ
説明 単位
計測方 法
● 標準的な計測方法
● 主軸反転ありの3Dプロ ーブ1)
- T プローブの名称
-D 刃先番号(1 - 9)
-PL 計測平面(G17 - G19) - 計測方
法
● 標準的な計測方法
● 主軸反転ありの3Dプ ローブ1)
-校正データセット(1 - 40)、 変数の入力が可能 2)
(標準の計測方法でのみ)
- 校正データセット(1 - 40)、 変数の入力が可能 2)
(標準の計測方法でのみ)
-X 計測の開始点 X mm Y 計測の開始点 Y mm Z 計測の開始点 Z mm
パラメータ 説明 単位
補正対象 ● 計測のみ(オフセットなし)
● ゼロオフセット(設定可能WOへ計測値を保存) 3)
● 基本レファレンス点
● チャネル別基本(フレーム番号1~4に計測値を保存)
-角度オフセット ("ゼロオフセット"の み)
オフセットの結果:
● 座標系の回転
● 回転軸の回転C 4)
-位置決め プローブの位置決め:
● 軸と平行
● 端面と平行
-計測方向 計測軸
● (+/-) X
● (+/-) Y
● (+/-) Z
-3.3 ワーク計測(フライス盤)
パラメータ 説明 単位 軸の位置決め オフセット軸(注:計測軸とオフセット軸が一致しない場合があります。)
● X
● Y
● Z
-α 位置決め軸と端面間の角度5) °
L2 2番目の計測点までの距離6) mm
プロテクションゾー ン
プロテクションゾーンを使用
● あり
● なし
-DX / DY / DZ (計測方向に対応)