① 主軸チャック
2) ワーク計測、スタープローブの長さの基準
2.7 プローブ、校正、校正工具
2.7.1 フライス盤、マシニングセンタでのワーク計測
プローブの校正
使用前に、すべてのプローブを機械的に正しく調整してください。切り替え方向は、最初の 計測サイクルで使用する前に校正してください。これは、プローブ先端の交換時にも適用 されます。
校正中に、トリガポイント(切り替え点)、位置の偏り(傾斜)、およびワークプローブの有効 なボール半径が特定され、一般セッティングデータSD54600
$SNS_MEA_WP_BALL_DIAM のデータフィールドに入力されます。40個のデータフィー
ルドがあります。
校正は、キャリブレーションリング(既知の穴径)、キャリブレーションボールまたは適切な 形状精度と面粗度が小さいワーク面で行うことができます。
校正と計測には同じ計測速度を使用してください。これは特に送り速度オーバーライドの 場合に重要です。MD51740 $MNS_MEA_FUNCTION_MASKでビット6が1に設定され ている場合、送り速度オーバライドが> 0に設定されていれば、計測サイクルの計測ブロ
ック(MEAS)に100%の送り速度オーバライド移動速度が使用されます。校正が構成デー
タセットで複数回実行される場合、同じ測定速度を設定する必要があります。これを行わ ない場合、以前の校正が無効と宣言されます。
プローブの校正用には、さまざまな計測タイプの計測サイクルCYCLE976 があります。
計測
すべてのプローブタイプを、位置決めに対応した主軸と組み合わせて使用することができ ます。これにより、すべてのフライス削り計測タイプを適用できます。
プローブを位置決めするときに、計測サイクルは常に有効なメイン主軸を基準にします。
複数の主軸が存在する場合、この条件はユーザーが満たす必要があります。プログラム実 行時間中に、SETMS NC命令を使用してこれを行うことができます。
例: SETMS(3); 3番目の主軸がメイン主軸として定義されます。
プローブを位置決めに対応していない主軸と組み合わせて使用する場合、計測タイプとプ ローブタイプに関する制約が課せられます。不適切な計測タイプの場合、サイクルタイム中 にアラームが表示されます。
2.7 プローブ、校正、校正工具
校正および計測時に、ユーザーはたとえばクランプやインデックスなどを行って、プロー ブが同一の方向(主軸位置)となるよう保証する必要があります。
プローブがシステムに固定されている場合、計測タイプおよびプローブタイプに関する制約 が課せられます。不適切な計測タイプの場合、サイクルタイム中にアラームが表示されま す。
プローブが機械の固定の位置に取り付けられている場合、プローブボール(工具先端)の中 心点と工具基準点の間の3本のジオメトリ軸にメカニカルオフセットが存在します。
このオフセットを、ワークプローブの工具データのアダプタ寸法(基本寸法)に入力してく ださい。
下記も参照
プローブの校正 - リングでの半径(CYCLE976) (ページ 137) プローブの校正 - 端面での半径(CYCLE976) (ページ 142) プローブの校正 - ボールでの校正(CYCLE976) (ページ 152)
2.7.2 フライス盤、マシニングセンタでの工具計測
工具プローブ
=
;
<
図 2-5 フライス工具の計測
2.7 プローブ、校正、校正工具
工具プローブのパラメータ セッティングデータ
● 機械基準の計測/校正の場合:
– SD54625 $SNS_MEA_TP_TRIG_MINUS_DIR_AX1 – SD54626 $SNS_MEA_TP_TRIG_PLUS_DIR_AX1 – SD54627 $SNS_MEA_TP_TRIG_MINUS_DIR_AX2 – SD54628 $SNS_MEA_TP_TRIG_PLUS_DIR_AX2 – SD54629 $SNS_MEA_TP_TRIG_MINUS_DIR_AX3 – SD54630 $SNS_MEA_TP_TRIG_PLUS_DIR_AX3
● 機械基準の計測/校正の場合:
– SD54640 $SNS_MEA_TPW_TRIG_MINUS_DIR_AX1 – SD54641 $SNS_MEA_TPW_TRIG_PLUS_DIR_AX1 – SD54642 $SNS_MEA_TPW_TRIG_MINUS_DIR_AX2 – SD54643 $SNS_MEA_TPW_TRIG_PLUS_DIR_AX2 – SD54644 $SNS_MEA_TPW_TRIG_MINUS_DIR_AX3 – SD54645 $SNS_MEA_TPW_TRIG_PLUS_DIR_AX3 初期設定では、6つのプローブのデータフィールドがあります。
校正、校正工具
プローブは使用する前に校正してください。これを行うには、自動モードで計測サイクルを 使用するときに、校正前に、上記にリストされた対応するプローブのセッティングデータに 適切な値を入力してください。その場合にのみ、プローブの適切な位置を計測サイクルで 特定できます。
校正とは、工具プローブのトリガポイント(切替え点)を正確に特定し、これらを対応する パラメータに入力することを指します。
校正工具(タイプ725)、フライス削り(タイプ1xy)、または穴あけ工具(2xy)を校正に使用で きます。工具の正確な寸法は既知です。
校正用には、計測タイププローブの校正(CYCLE971) (ページ 329)があります。
注記 計測速度
計測プロセスは自動的に、校正時に校正レコードに保存された速度を使用します。
2.7 プローブ、校正、校正工具
工具パラメータ 工具プローブの校正 工具タイプ($TC_DP1[ ]): 725、1xy、ま
たは2xy 㪰㷲ぴ␆
ぴ␆ኴዊዙኳ )
=
;
<
U /
長さ1 - 形状($TC_DP3[ ]): L1
半径($TC_DP6[ ]): r
長さ1 - 基本寸法 ($TC_DP21[ ]):
必要な場合の み
摩耗などの他のすべての工具パラメータは、値0を割り当ててください。
2.7.3 旋盤でのワーク計測
ワークプローブ
旋盤では、ワークプローブは許容刃先位置(SL) 5~8の工具タイプ580として扱われます。
工具メモリにはこれに合わせて入力してください。
旋盤工具に指定する長さは、常に工具先端を基準とします。ただし、旋盤上のワークプロ ーブは例外で、この場合はプローブ中心を基準とします。
プローブはその位置に従って分類されます。
2.7 プローブ、校正、校正工具
ワークプローブ SL 7
工具メモリの入力項目 旋盤用のワークプローブ 工具タイプ($TC_DP1[ ]): 580
;
=
/
)
/
U
7101)
刃先($TC_DP2[ ]): 7
長さ1 - 形状: L1 長さ2 - 形状: L2
半径($TC_DP6[ ]): r
長さ1 - 基本寸法 ($TC_DP21[ ]):
必要な場合の み
長さ2 - 基本寸法 ($TC_DP22[ ]):
必要な場合の み
1) 必要条件、セッティングデータSD42940 $SC_TOOL_LENGTH_CONST = 18 (または-18) およびセッティングデータSD42950 $SC_TOOL_LENGTH_TYPE = 2付きの旋削-フライス 削り組み合わせテクノロジー(最初のテクノロジーは旋削、2番目のテクノロジーはフライス 削り)用