第 5 章 危険感受性シートの作成
5.2 危険感受性シート作成の概要
5.2.2 現場代理人と熟練した作業員による検討会
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・作業中に電源コンセントに触れると電源コンセントが外れて、機器が停止す る恐れがある(重要箇所)。
・OAタップの手が触れると他設備の電源コンセントが外れて、抜ける恐れが ある。
・電源ケーブルが結束されていないので誤接触する恐れがある。
・配線ラック内の整線は、繊細なので保護手袋を使うと指の感覚が鈍くなるこ とがあり、接続状態が分かりにくい。
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脚立の天板で作業をしている。これは、ダメだな。また、安全帯の掛ける位 置が低いじゃないか。安全帯のフックを掛ける位置が低いと安全帯の効果が 低い。
・KW氏(熟練した作業員:年齢
51
歳、経験年数32
年)脚立を養生シートの上に立てている。養生シートで滑ることがあるので注意 した方が良い。
・WI氏(熟練した作業員:年齢
45
歳、経験年数20
年)作業場の整理・整頓があまりできていない。整理・整頓をしないと資材など に躓くことがある。また、横の作業員の脚立を下で押さえている人がいるの かな。
B-1.
「配線ラック内のチェック」の場面・SB氏(現場代理人:年齢
41
歳、経験年数16
年)機器の電源部分やコネクタ部分が緩く接続されていることがある。ここに誤 って触れるとケーブルが外れて通信障害になることがある。
・WI氏(熟練した作業員:年齢
45
歳、経験年数20
年)配線ラック内の調査は、電源部とコネクタ部が一番重要な箇所となる。
・KW氏(熟練した作業員:年齢
51
歳、経験年数32
年)機器の上にあるビニール袋がじゃまだな。余計なものがあると機器の入れ替 え時に注意力が低下する。
B-2.
「配線接続の作業」場面・SB氏(現場代理人:年齢
41
歳、経験年数16
年)配線ラックの下からケーブルを立ち上げるとき、既存ケーブルを整理してお かないと接触して通信障害になることがある。
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・KW氏(熟練した作業員:年齢
51
歳、経験年数32
年)機器のコネクタ部や電源部分がポイントだと思う。コネクタの接続部が浮い ていることがある。作業前に目で確認して、コネクタが浮いていたならば、
現場の責任者に見てもらい、コネクタ部を差し込んでもらう。これを、確認 しないで通信障害を起こしたら自分たちの責任になることがある。
・
WI
氏(熟練した作業員:年齢45
歳、経験年数20
年)配線ラック内の作業は、とても神経を使う。配線ラックのケーブル捕縛では 俺は手袋はしない。指の感覚がわからなくなる。また、横にテーブルタップ が少し見えている。ここも危険のポイントだ。作業に集中していると誤って 接触することが考えられる。
現場代理人と熟練した作業員は、自分の体験から学習しており、現場の状況を 認知して作業前に最適な作業プロセスを判断していると考えられた。「立馬作業」、
「脚立作業」の場面は、安全管理者と同じ指摘個所であったが、作業場の足元の 明るさ、脚立の設置場所など、安全管理者と比べてより深い指摘がなされた。ヒ ヤリ・ハット体験の知識に基づき、危険回避の判断をしていると考えられた。
以上から「配線ラックのチェック」場面では、2 つの危険箇所が指摘され、そ のうち
1
つが最も危険であると指摘された。・配線ラックの下は、作業中に死角になる部分なので作業中に他設備のケーブ ルを引掛けることがある(重要箇所)。
「配線接続の作業」場面では、2つの危険箇所が指摘され、そのうち
1
つが最も 危険であると指摘された。・作業中に電源コンセント部分に触れるとコンセントが外れて機器が停止する 恐れがある(重要箇所)。
・配線ラックの下は、作業中に死角になる部分なので作業中に他設備のケーブ ルを引掛けることがある。
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以上をまとめて表 5- 3に立馬作業に関する安全知識、表 5- 4に脚立作業に関 する安全知識、表
5- 5
に配線ラックのチェックに関する安全知識、表 5- 6に配 線接続の作業に関する安全知識を示す。表 5-3 立馬作業に関する安全知識
出典:筆者作成
表 5-4 脚立作業に関する安全知識
出典:筆者作成
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表 5-5 配線ラック内のチェックに関する安全知識
出典:筆者作成
表
5-6
配線接続の作業に関する安全知識出典:筆者作成