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特定の行のデータを編集する

ドキュメント内 EUR 帳票作成 操作ガイド (ページ 194-199)

EUR_RANGE_OF_FIRSTANDLASTPAGES_ON_MULTIFORM_BY_RESETPAGENUMBER で定義します。

8.3   特定の行のデータを編集する

EUR

では,繰り返されたデータの特定の行を編集したい場合に特殊編集レベルを設定します。

ここでは,特殊編集レベルを設定すると有効な帳票,および特殊編集レベルの設定手順について説明しま す。

8.3.1 特殊編集レベルとは

特殊編集レベルとは,繰り返されたデータの特定の行を集計行と同じように編集したい場合に付ける分類 用のレベルです。

通常の繰り返し設定では,実アイテムの設定内容が繰り返されたすべてのデータに適用されます。特殊編 集レベルを設定すると,同じレベルを設定したデータごとに文字装飾などの設定が適用されます。

特殊編集レベルは,次のようなデータが含まれる帳票を作成する場合に設定すると便利です。

読み込んだデータに集計データが含まれる場合

データ内に帳票のタイトルや注意事項などの長文が含まれる場合

特定の行の位置をずらすなど,行ごとのレイアウト全体を変えたい場合 特殊編集レベルを設定した帳票の例を,次に示します。

8-9 特殊編集レベルを設定した帳票の例

参考

数値がマイナスの項目だけ赤字にするなど,条件を満たす特定の列だけを編集したい場合は,条件付きアイテ ムを作成します。条件付きアイテムについては「8.2 アイテムの表示条件を設定する」を参照してください。

8.3.2 特殊編集レベルの設定手順

ここでは,特殊編集レベルの設定手順を説明します。

(1) データファイルの準備

特殊編集レベルを設定する場合は,準備するデータファイルに特殊編集レベルを記述した列を追加してお いてください。

項目のまとまりごとに,同じレベルを設定していきます。特殊編集レベルには,1~

99

の整数を指定でき ます。なお,特殊編集レベルを設定しない場合は,省略するか,または「0」もしくは空白を指定してくだ

さい。

(2) フィールド定義の変更

データを

EUR 帳票作成機能で読み込んで,特殊編集レベルを定義します。

1.

マッピングデータウィンドウにデータを読み込む

データの読み込み方法については,「3.2.1 CSV形式および

DAT

形式のデータの読み込み」を参照し てください。

データを読み込むと,マッピングデータウィンドウには次のように表示されます。

2.

フィールド定義を変更する

フィールドの種別を「特殊編集レベル」に変更します。フィールドの種別を変更する方法については,

3.3.2

 フィールド定義の変更手順」を参照してください。

フィールドの種別を変更すると,マッピングデータウィンドウには次のように「(レベル:

nn

)」と表 示されます。

(3) 特殊編集レベルを設定したデータの編集

特殊編集レベルを設定したデータを貼り付け,集計行編集モードで次のように編集します。

1.

データを貼り付ける

マッピングデータウィンドウから

1

行目のデータを貼り付けます。データが空欄になっている項目は,

アイテムの赤い枠だけが表示されます。

2.

貼り付けたデータを繰り返す

繰り返したいデータを選択して,繰り返し定義を設定します。

1

行目のデータが空欄になっている項目も,繰り返しによって,2行目以降のデータが表示されます。

3.

集計行編集モードに切り替える

特殊編集レベルを設定した行は,集計行編集モードで編集できます。[集計]-[集計行の編集]を選 択すると,特殊編集レベルを設定した行が反転表示されます。

4.

編集したいレベルのアイテムを選択する

編集したいレベルのアイテムを選択して,編集します。例えば,ベル

1

の行を選択すると,集計行編集 モードのバーに「レベル:1」と表示され,レベル

1

の行だけが編集できるようになります。

5.

アイテムを編集する

選択したレベルのアイテムを編集します。設定したレベルごとにアイテムを編集できます。

それぞれのレベルの編集が終了したら,集計行編集モードのバーの[終了]ボタンをクリックして,集 計行編集モードを終了します。

9 ルで作成する

この章では,複数様式の帳票の出力定義をツールで作成する方法と,出力定

義を作成できる複数様式の帳票のパターンについて説明します。

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