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4.2 アイテムを配置する
ツールボックスのボタンを選択して,文字,線,矩形,網掛けアイテムを帳票に配置します。
アイテムを配置したあと,アイテムのプロパティを設定します。アイテムのプロパティを設定したい場合 は,「
13.
アイテムのプロパティとオプションを設定する」を参照してください。また,配置したアイテ ムの位置を変更したり,移動したりする操作については,「4.7
アイテムの位置やサイズを変更する」を 参照してください。アイテム種別ごとの手順を説明します。
4.2.1 文字アイテムを配置する
1.
ツールボックスのボタンを選択するボタンを選択したあと,マウスを帳票に移動すると,ポインタが に変わります。ポインタが
になっている状態を「作成モード」といいます。
2.
文字アイテムを配置するアイテムは,貼付域にだけ配置できます。指定できるアイテムの高さおよび幅は,1.3~
431.8mm
で す。文字アイテムは,配置位置を決めてから文字列を入力して作成します。配置位置は,開始点から終了点 までをドラッグしてアイテム枠を描きます。配置位置とサイズは,ステータスバーに表示されます。
ツールボックスで作成モードにしている間は,同じ種類のアイテムを続けて作成できます。ただし,ド ラッグ中に<
Esc
>キーを押すと,アイテムの作成が中断されます。文字アイテムに指定できる文字列は,510文字までです。改行は
1
文字と見なします。入力した文字数 が510
文字を超えたとき,文字は表示されません。既存の文字アイテムを編集するときは,文字数が510
文字を超えないようにしてください。また,アイテム枠内に収まらない文字列は表示されません。指定する文字列がアイテム枠より長くなったり,配置したアイテム枠より大きいサイズのフォントに変 更したりしたときは,文字列が正しく表示されるようにアイテム枠のサイズやフォントサイズを調整し てください。
3.
作成モードを解除するアイテムを配置したあとは,ツールボックスの ボタンをクリックするか,<
Esc
>キーを押して 作成モードを解除してください。作成モードを解除した状態を「選択モード」といいます。4.2.2 線アイテムを配置する
1.
ツールボックスのボタンを選択するボタンを選択したあと,マウスを帳票に移動すると,ポインタが に変わります。
2.
線アイテムを配置するアイテムは,貼付域にだけ配置できます。指定できるアイテムの高さおよび幅は,
1.3
~431.8mm
で す。直線を引く場合は,開始点から終了点までをドラッグします。角度によって,水平線,垂直線になりま す。斜め
45°の直線を引く場合は,< Shift
>キーを押したままドラッグします。3.
作成モードを解除するアイテムを配置したあとは,ツールボックスの
ボタンをクリックするか,< Esc
>キーを押して 作成モードを解除してください。参考
• 線・矩形アイテムの特徴
EURの罫線では,次に示す二つの特徴があります。
矩形アイテムで作成した4本の線は独立しています。そのため,矩形アイテムで作成した線を選択して線種 の変更や移動する場合は,4回の操作が必要です。
重なった線(直線)は,1本の線として認識されます。 ボタンや ボタンで作成した線が,重なった
(直線に見える)場合は,1本の線として認識されます。そのため,表の枠,フィールド間,およびレコード 間の線種を変更する場合,線アイテムを選択するだけなので,簡単です。
4.2.3 矩形アイテムを配置する
1.
ツールボックスのボタンを選択するボタンを選択したあと,マウスを帳票に移動すると,ポインタが に変わります。
2.
矩形アイテムを配置するアイテムは,貼付域にだけ配置できます。指定できるアイテムの高さおよび幅は,1.3~
431.8mm
で す。線を矩形に引く場合は,開始点から終了点までをドラッグします。
正方形に引く場合は,<
Shift
>キーを押したままドラッグします。3.
作成モードを解除するアイテムを配置したあとは,ツールボックスの
ボタンをクリックするか,< Esc
>キーを押して 作成モードを解除してください。4.2.4 網掛けアイテムを配置する
1.
ツールボックスのボタンを選択するボタンを選択したあと,マウスを帳票に移動すると,ポインタが に変わります。ポインタが
になっている状態を「作成モード」といいます。
2.
網掛けアイテムを配置するアイテムは,貼付域にだけ配置できます。指定できるアイテムの高さおよび幅は,1.3~
431.8mm
で す。網掛けアイテムは,開始点から終了点までをドラッグして描きます。配置位置とサイズは,ステータス バーに表示されます。ツールボックスで作成モードにしている間は,同じ種類のアイテムを続けて作成 できます。ただし,ドラッグ中に<
Esc
>キーを押すと,アイテムの作成が中断されます。正方形に網を掛ける場合は,貼付域で<
Shift
>キーを押したままドラッグします。3.
作成モードを解除するアイテムを配置したあとは,ツールボックスの ボタンをクリックするか,<
Esc
>キーを押して 作成モードを解除してください。参考
• 角丸四角アイテム,または円/楕円アイテムに網を掛ける場合は,[アイテムのプロパティ]ダイアログの
[図形]タブで設定します。ツールボックスの を選択した時の網掛けモードからは設定できません。
4.2.5 図形アイテムを配置する
ツールボックスのボタンを選択することで,角丸四角,円/楕円,多角形アイテムを帳票に配置できます。
1.
ツールボックスのボタンを選択するツールボックスから次に示すボタンを選択したあと,マウスを帳票に移動すると,ポインタが に 変わります。
角丸四角アイテムを描くとき:
円/楕円アイテムを描くとき:
多角形アイテムを描くとき:
2.
図形アイテムを配置する• 角丸四角アイテムと円/楕円アイテムの場合
開始点から終了点までをドラッグして描きます。アイテムの配置位置とサイズは,ステータスバーに 表示されます。作成モードの間は,アイテムを続けて作成できます。ドラッグ中に<
Esc
>キーを押 すと,アイテムの作成を中断します。• 角丸四角アイテムで正方形を描く場合
貼付域で<
Shift
>キーを押したままドラッグします。• 円/楕円アイテムで均等な円(正円)を描く場合 貼付域で<
Shift
>キーを押したままドラッグします。• 多角形を描く場合
多角形の頂点の位置に
を移動してクリックすると,一つ目の頂点ができます。次の頂点も同じ
ように,
を移動しクリックして作成します。最後の頂点を作成したあと,ダブルクリックする
と,最後の頂点と一つ目の頂点がつながります。ダブルクリックした個所には頂点は作成されませ ん。
頂点は,3個以上作成してください。頂点は
36
個まで作成できます。36個の頂点が作成された時点 で,自動的に多角形の編集が終了します。すべての頂点が一直線上に場合は,アイテムは作成されま せん。多角形の作成例を示します。
3.
作成モードを解除するアイテムを配置したあとは,ツールボックスの