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データ集計の種類

ドキュメント内 EUR 帳票作成 操作ガイド (ページ 144-151)

EUR_RANGE_OF_FIRSTANDLASTPAGES_ON_MULTIFORM_BY_RESETPAGENUMBER で定義します。

6.1   データ集計の種類

フィールドごとに数値データを集計できます。集計内容は,合計,平均,最大,最小および件数から選択 できます。

集計結果を表示するアイテムを集計アイテムといいます。

データの集計には,集計キー単位で集計するキー集計,入力データが終了した時点で集計する総集計,

ページ単位で集計するページ集計,帳票ヘッダ単位で集計する帳票ヘッダ集計があります。

集計すると,デフォルトでは合計が表示されます。表示された集計データは,平均,最大,最小および件 数に変更できます。

(1) キー集計でできる設定

(a) 可変形式帳票でのキー集計

可変形式の帳票でキー集計を設定した場合,キーに指定したフィールド値が変わるごとに集計行が挿入さ れます。

キー集計の表示例を次の図に示します。

6-1 キー集計の表示例(

「製品名」をキーに集計した場合)

(b) キー集計と改ブロック/改ページの組み合わせ

改ブロック/改ページのキーと集計のキーを同一のフィールドに設定した場合は,集計行がブロックの最 後に出力されます。この場合は,集計行を帳票内の任意の位置に移動できます。また,この組み合わせの 設定は,可変形式帳票でも,固定形式帳票でも利用できます。

キー集計と改ブロック/改ページを組み合わせた場合の表示例を次の図に示します。

6-2 キー集計の表示例(

「製品名」を改ページとキー集計のキーに集計した場合)

(c) 多階層の集計

多階層の集計とは,キー集計を複数のフィールドに設定することです。多階層の集計では,キーフィール ドの値がブレイク(変化)するごとに集計行が追加されます。複数のフィールドにキー集計を設定すると,

集計行が複数作成されるので,固定形式の帳票にはお勧めできません。可変形式の帳票で適用されること をお勧めします。

多階層の集計を求めるときは,下位のキー(連続するデータの少ないフィールドから順に)からキー集計 を設定してください。多階層の集計は,設定した順に下位階層から階層化するので,指定する順序が正し くないと,正しい集計結果が得られません。

多階層の集計を設定した場合の表示例を次の図に示します。

6-3 多階層の集計の表示例

(d) 複数フィールドのキー集計

複数フィールドをキーに指定して,集計できます。複数指定したキーフィールドの値が一つでもブレイク

(変化)すると,集計行が追加されます。

複数フィールドのキー集計をするときは,下位のキー(連続するデータの少ないフィールドから順に)か らキー集計を設定してください。

複数フィールドをキーに指定した場合の表示例を次の図に示します。

6-4 複数フィールドのキー集計の表示例(

「製品名」と「型」をキーに集計した場合)

(e)

1

件のときキー集計行を削除する集計

キー集計を設定したフィールドが

1

件しかない場合は,集計行を自動的に削除できます。

1

件のときにキー集計行を削除した場合の表示例を次の図に示します。

6-5 1

件のときにキー集計行を削除した表示例

(f) キー集計を利用した帳票の例

複数フィールドのキー集計を利用することで,次の図のような帳票を定義できます。

6-6 キー集計を利用した帳票の例

参考

多階層の集計と複数フィールドのキー集計の違い

多階層の集計と複数フィールドのキー集計の違いについて説明します。

6-7 多階層の集計の場合

6-8 複数フィールドのキー集計の場合

(2) ページ集計でできる設定

集計行をページ単位で設定できます。ページ集計の例を次の図に示します。

6-9 ページ集計の例

(3) 総集計でできる設定

総集計を設定すると,集計レコードが表の最後に追加されます。集計行は,帳票内の任意の位置に移動で きます。総集計の例を次の図に示します。

6-10 総集計の例

(4) 帳票ヘッダ集計でできる設定

帳票ヘッダ集計を設定すると,帳票ヘッダから次の帳票ヘッダまでのデータを一まとまりにして,集計で きます。

帳票ヘッダ集計については,「7.5 帳票ヘッダ集計の作成」を参照してください。

帳票ヘッダ集計の例を次の図に示します。

6-11 帳票ヘッダ集計の例

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