EUR_RANGE_OF_FIRSTANDLASTPAGES_ON_MULTIFORM_BY_RESETPAGENUMBER で定義します。
5.4 改ブロックを設定する
ブロックとは,1ページの中の一つの表を指します。表が縦横方向に繰り返して設計された帳票の場合,
ブロックには入力するレコードを順番に配置して印刷します。この複数のブロックは,繰り返し定義で「
1
ページ1
レコードで縦横方向の繰り返し」を設定すると作成されます。図
5-6 改ブロックしていない帳票の例
改ブロックとは,データ中の特定のフィールドをキーとして設定しておくことで,そのデータが変わった 時点で表を強制的に分割する機能です。例えば,製品ごとの生産数がわかる帳票を出力する場合は,製品 名が変わると表を分割するように,製品名フィールドを改ブロックのキーとして設定します。
図
5-7 改ブロックを設定した帳票の例
また,改ブロックは,複数のフィールドに設定することもできます。例えば,製品名と型で表を分割する には,製品名フィールドと型フィールドを改ブロックのキーとして設定します。
図
5-8 複数のフィールドに改ブロックを設定した帳票の例
5.4.1 表をブロック単位で分割する
繰り返しを定義したら,複数のブロックを配置した帳票に,改ブロックのキーフィールドを設定します。
改ブロック対象フィールドの条件
• マッピングデータウィンドウから貼り付けたフィールドであること
• 表中のフィールドでなくてもよい
(1) 表をブロック単位で分割する
ツールボックスの ボタンを選択し,[文字]のチェックボックスをオンにして操作してください。
1.
キーフィールドを指定する改ブロックのキーにするフィールドを選択します。複数のフィールドに改ブロックを設定する場合は,
フィールドを一つずつ選択してください。
2.
改ブロックを設定する[繰り返し]-[改ブロック/改ページ]-[改ブロック]を選択します。
(2) 補足説明
● 改ブロックと改ページに同一のフィールドをキーとして指定した場合は,改ページが優先となります
(指定する意味がありません)。
● 帳票ウィンドウに貼り付けたアイテムを見ながら改ブロックを設定する場合は,キーにするフィールド を選択したあと,[繰り返し]-[改ブロック/改ページ]-[改ブロック]を選択して設定すること をお勧めします。
● 改ブロックの設定は,[改ブロック/改ページ一覧]ダイアログから設定したり,変更したりすること もできます。[改ブロック/改ページ一覧]ダイアログには,マッピングデータウィンドウのすべての フィールド名と,改ブロック/改ページのキーフィールドの設定内容を一覧にして表示するので,設定 内容を確認するのに便利です。また,帳票ウィンドウに貼り付けていないフィールドに,改ブロックの 設定もできます。
● キーにするフィールドを選択したあと,[繰り返し]-[改ブロック/改ページ]を選択すると,選択 したフィールドの設定状態をメニューの前のチェックマークで示しています。
5.4.2 改ブロックを解除する
設定した改ブロックを解除します。
ツールボックスの
ボタンを選択し,
[文字]のチェックボックスをオンにして操作してください。1.
解除するキーフィールドを指定する改ブロックを解除する,キーフィールドを一つ選択します。
2.
改ブロック解除を設定する[繰り返し]-[改ブロック/改ページ]-[設定なし]を選択します。
(1) 補足説明
● 改ブロックの解除は,[改ブロック/改ページ一覧]ダイアログから解除することもできます。[改ブ ロック/改ページ一覧]ダイアログには,マッピングデータウィンドウのすべてのフィールド名と,改 ブロック/改ページのキーフィールドの設定内容が一覧で表示されます。帳票ウィンドウに貼り付けて いないフィールドに,改ブロックが設定されていたり,複数のフィールドに改ブロックが設定されてい たりすることもあるので,[改ブロック/改ページ一覧]ダイアログは,設定内容を確認しながら解除 するとき便利です。
● 改ブロックが解除されると,改ブロックを設定していたキーフィールドを選択したあと,[繰り返し]
-[改ブロック/改ページ]を選択すると,[設定なし]にチェックマークが付きます。