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特別支援教育における情報化支援事業の現状

第 2 章 日本と韓国における 特別支援教育の情報化の現状

第 3 節 日本と韓国の特別支援教育における情報化の現状

3.1 日本の特別支援教育における情報化の現状

3.1.2 特別支援教育における情報化支援事業の現状

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さらに、国立特別支援教育総合研究所は、特別支援教育の情報化の関係者を対象として、

研修及びセミナ、講義配信を実施しており、それをまとめたものを表2-6に示す。

「インターネットによる講義配信」は、障害生徒の教育に携わる教職員の資質と能力を 向上させ、主体的な取組を支援する目的で行われた。

「情報手段指導者講習会」は2004年に開設されており、障害生徒の情報教育を担当する 教員と、教育場において指導的立場にある者に対し、ICTかつATに関する専門知識及び、

技能、指導力を向上させることを目的としている。また、「長期研修及び短期研修」は、障 害生徒の情報教育やAT利用に関する講義等を含め、障害生徒の教育に携わる教員の知識・

技能の向上に寄与している。「特別支援教育セミナー」は、日本の特殊教育研究の動向や最 新研究の普及、国立特別支援教育総合研究所の活動への理解を高め、障害生徒の教育内容・

方法・技術等の問題について情報交流の場を設けることを目的としている。「特別支援教育 国際セミナー」は、1981年から開催されており、アジア・太平洋地域の特別支援教育の発 展に資するために、毎年行われている。

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表2-6 国立特別支援教育総合研究所における「研修・セミナー」の内容

研修及びセミナー 内容

インターネットによる 講義配信

・学校教育等に関わる者を含め、

保護者や福祉・医療従事者等が利用できる。

・特別支援教育研修講座は、基礎編の45コンテンツと、

専門編の61コンテンツで構成されている。

情報手段指導者講習会

・カリキュラム:障害生徒の教育における情報手段の活用に関する 考え方や指導上の配慮点、教材作成やICT活用に関する実技や 演習等から構成されている。

長期研修及び短期研修 ・目的:障害生徒の情報教育やAT利用に関する内容の講義等を 含め、特別支援教育に携わる教員の知識・技能の向上。

特別支援教育セミナー

・目的:日本の特殊教育研究の動向や最新研究の普及、国立特別支 援教育総合研究所の活動の理解啓発を図り、障害生徒への教育内 容、方法、ICT等の問題について情報交流できる場の設置。

・年2回開催。

特別支援教育 国際セミナー

・日韓特別支援教育セミナー:国立特別支援教育総合研究所と国立 特殊教育院が 1995 年に研究協定を結び、日韓における特別支援 教育の発展と交流を推進するため、2000年より毎年両機関が共催 している。

・アジア・太平洋特別支援教育国際セミナー:1981年から開催され ており、2011 年には「障害者の自立と社会参加に向けて-障害 者の進路指導・職業教育の観点から-」をテ-マに、オ-ストラ リア・バングラデシュ・中国・インド・インドネシア・日本・韓 国・マレ-シア・ネパール・ニュ-ジ-ランド・パキスタン・フ ィリピン・スリランカ・タイの14ヵ国が参加。

出典:国立特別支援教育総合研究所(2017b)「研修・セミナー」に関する内容を参考に筆者 作成