第9章 災害警備計画
第2節 海上警備対策(海上保安署)
海上警備対策については、海上保安署において実施されるが、ここではその活動概要を示し、市 ではその活動が円滑に行えるよう、連携の強化を図る。
第1項 治安の維持
海上保安署は、海上交通の安全を確保するため、次の措置を講じるものとする。
1 巡視船艇及び航空機の配備
巡視船艇及び航空機を災害発生地域の所要の海域に配備し、犯罪の予防、取締りを行うもの とする。
2 警 戒
巡視船艇及び航空機により、警戒区域又は重要施設周辺海域の警戒を行うものとする。
3 情報収集
治安の維持に必要な情報の収集を行うものとする。
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第2項 海上交通安全の確保
海上保安署は、海上交通の安全を確保するため、次の措置を講じるものとする。
1 避難勧告及び規制
暴風、高潮、津波等による危険が予想される海域に係る港及び沿岸付近にある船舶に対し、
港外、沖合等安全な海域への避難を勧告するとともに、必要に応じて、入港を制限し、又は港 内に停泊中の船舶に対して移動を命じる等、規制を行うものとする。
2 船舶交通の整理・指導
船舶交通の輻そうが予想される海域においては、必要に応じて船舶交通の整理・指導を行う ものとする。この場合、緊急輸送を行う船舶が円滑に航行できるよう努める。
3 船舶交通の制限及び禁止
海難の発生その他の事情により、船舶交通の危険が生じ又は生じるおそれがあるときは、必 要に応じて船舶交通を制限し又は禁止するものとする。
4 海難船舶及び漂流物等による船舶交通の危険の回避
海難船舶又は漂流物・沈没物その他の物件により、船舶交通の危険が生じ又は生じるおそれ があるときは、速やかに必要な応急措置を講じるとともに、船舶所有者等に対し、これらの除 去、その他船舶交通の危険を防止するための措置を講じるべきことを命じ又は勧告するものと する。
5 水路の水深の異常時の対応
水路の水深に異常を生じたと認められるときは、水路の管理者に通報するとともに、航行警 報・水路通報又は巡視船艇・航空機による巡回等により、速やかに周知に努めるものとする。
6 航路標識の損傷及び流出時の対応
航路標識が損傷又は流出したときは、速やかに復旧に努めるほか、必要に応じて、応急標識 の設置に努めるものとする。
7 災害・事故発生時の対応
気象、高潮、波浪、津波等に関する警報及び災害に関する情報の通知を受けたとき、航路障 害物の発生、大量の油の排出・放射性物質の放出等により、船舶、水産資源、公衆衛生等に重 大な影響を及ぼすおそれのある事態の発生を知ったときは、航行警報・水路通報又は巡視船 艇・航空機による巡回等により、速やかに周知させるよう努めるものとする。
8 船舶交通に関する情報提供
船舶交通の混乱を避けるため、災害の概要、港湾・岸壁の状況、関係機関との連絡手段等、
船舶の安全な運航に必要と思われる情報について、無線等を通じ船舶への情報提供を行う。
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第3項 通信の確保
海上保安署は、災害が発生し、又は発生するおそれがある場合に、必要な通信を確保するため、
次に掲げる措置を講じるものとする。
1 情報通信施設の保守・確保
情報通信施設の保守に努め、またその施設が損壊したときは、あらゆる手段を用いて必要な 機材を確保し、その復旧に努める。
2 通信の代行
多重通信装置、非常用電源、携帯用無線機等を搭載した巡視船艇を、必要に応じて、被災地 前面海域等に配備し、通信の代行を行わせる。
3 非常時の通信確保
非常の場合の通信を確保するため、通信施設の配備及び通信要員の配置を行う。又、関係機 関から災害に関する重要な通報の伝達について要請があったときは、速やかにその要請に応じ る。
4 関係機関等との通信の確保
関係機関等との通信の確保は、携帯無線機、携帯電話、携帯 FAX 等により行うものとし、必 要に応じて職員を派遣し又は関係機関等の職員の派遣を要請するなど、連絡体制の確保に努め る。
第 10 章 要配慮者支援計画 432 災害時には、自らの行動等に制約のある高齢者、障がい者、乳幼児、妊産婦、外国人等要配
慮者の安全や心身の健康状態等に特段の配慮を行いながら、発災前の避難からその後の生活に 至るまでの各段階において、時間の経過とニーズに応じたきめ細かな支援策を保健・福祉施策 等との連携のもとに、総合的に講じていく必要がある。
このため、避難誘導、避難所の運営、保健福祉サービスの実施など、要配慮者に配慮する必 要のある事項について定める。
第 10 章 要配慮者支援計画
要配慮者支援体制 要配慮者支援体制の確立
在宅要配慮者の安否確認 避難誘導
避難所の設置・運営 生活の場の確保 要
配 慮 者 支 援 計
画 実施体制の確保
保健対策 福祉対策
社会福祉施設の対応 保健・福祉対策
避難誘導・避難所の管理等
基本的な考え方
施策の体系
433 第 10 章 要配慮者支援計画