2016年及び2015年12月31日に終了する年度における税金費用の主な構成要素は、以下のとおりです。 IAS 12.79
連結損益計算書 2016年 2015年
千CU 千CU 当期税金:
当期課税額 2,938 3,038
誤謬の訂正に関する税効果(注記2.5参照) — (450)
過年度当期税金費用の調整 (18) (44)
繰延税金:
一時差異の発生及び解消に伴う増減 178 (311)
連結損益計算書に認識された法人所得税費用 3,098 2,233
連結包括利益計算書 2016年 2015年
千CU 千CU その他の包括利益に計上された項目に関する繰延税金:
キャッシュ・フロー・ヘッジの再評価に関する純利得又は損失 220 (9)
売却可能金融資産に係る未実現利得又は損失 18 (1)
日本国に所在するオフィス用不動産の再評価に関する純利得 (254) —
純投資のヘッジに係る純利得 (83) —
数理計算上の差異に係る純利得又は損失 (112) 116
その他の包括利益で認識された繰延税金 (211) 106
IAS 12.80(a) IAS 12.80(b)
IAS 12.80(c)
IAS 12.81(ab)
注釈
日本国に所在するオフィス用不動産の再評価に関連する繰延税金は、当該オフィス用不動産が存在する国における税率(846千CUの 再評価合計額に対し30%:注記16を参照)を用いて計算されている。
キャッシュ・フロー・ヘッジ手段に関する税効果は、2015年から2016年への有効部分のみに関する残高の変動(非有効部分については純 損益に直接計上している)を反映している。 このような変動による調整を、注記によって直接理解することは困難である。 例示として、調整 表を下記に示す(正味変動額は、包括利益計算書にも計上されていることに留意して頂きたい)。
資産 負債
2016年 2015年 2016年 2015年
千CU 千CU 千CU 千CU
外国為替先渡契約資産(注記20.1) 252 153 — —
外国為替先渡契約負債(注記20.2) — — 170 254
商品先渡契約 (注記20.2) — — 980 —
商品契約の非有効部分(注記12.2) — — (65) —
合計残高 252 153 1,085 254
その他の包括利益の純変動額 99 831
2016年のキャッシュ・フロー・ヘッジ残 高の純増加額(正味負債及び純損失)
732
税率 30%
税金収益 220
連結財務諸表の注記
14. 法人所得税 (続き)
2015年及び2016年における税金費用と、会計上の利益に日本国の税率を乗じて算定された金額との調整表は、以下のと おりです。
IAS 12.81 (c)(i)
2016年 2015年 千CU 千CU
継続事業からの税引前利益 11,108 8,880
非継続事業からの税引前利益又は税引前損失 213 (193)
法人所得税控除前の会計上の利益 11,321 8,687
日本国における法定税率30% (2015年:30%)による法人所得税費用 3,396 2,606
過年度当期税金費用の調整額 (18) (44)
非課税の政府補助金 (316) (162)
過年度において繰延税金資産を認識していなかった税務上の欠損金の充当 (231) (89) 関連会社及びジョイント・ベンチャーの業績に対する持分 (201) (191) 税務上損金算入が認められない費用
のれんの減損損失 60 —
条件付対価の再測定(注記7) 107 —
その他の損金不算入項目 10 —
米国における高税率の影響 284 108
実効税率27% (2015年:28%)による法人所得税費用 3,091 2,228
連結損益計算書に認識された法人所得税費用 3,098 2,233
非継続事業に帰属する法人所得税費用 (7) (5)
3,091 2,228
注釈
上記の税効果は、以下の注記で開示されている金額に30%の税率を適用することにより算定することができる。
► 連結損益計算書に認識された政府補助金(注記27)
► 注記3の「税金」に記載される繰延税金資産を認識していなかった税務上の欠損金の変動額
► 注記19ののれんの減損損失及び注記7の条件付対価に係る費用
連結財務諸表の注記
14. 法人所得税 (続き)
繰延税金
繰延税金は以下の項目に関連するものです。
連結財政状態計算書 連結損益計算書 2016年 2015年 2016年 2015年
千CU 千CU 千CU 千CU 税務上認められる加速償却 (2,762) (811) 442 (157) 投資不動産の公正価値への再評価 (1,330) (1,422) (92) (90) 日本国に所在するオフィス用不動産の公正価値への再評価 (254) — — —
売却可能金融資産の公正価値への再評価 17 (1) — —
ヘッジ対象である貸付金の公正価値への再評価 (11) — 11 —
純投資のヘッジに係る純利得 (83) — — —
株式報酬 51 100 49 —
退職後医療給付 102 59 (43) (33)
年金 813 835 (91) 55
金利スワップ(公正価値ヘッジ)の公正価値への再評価 11 — (11) —
キャッシュ・フロー・ヘッジの再評価 250 31 — —
売却可能非上場負債性金融商品の減損 27 — (27) —
カスタマー・ロイヤルティ・プログラムの繰延収益 72 65 (6) (11)
転換条項付優先株式 91 55 (36) (31)
将来の課税所得と相殺可能な税務上の欠損金 383 365 (18) (44)
繰延税金費用又は収益 178 (311)
正味繰延税金負債 (2,623) (724)
連結財政状態計算書では、以下のとおり計上しています。
繰延税金資産 383 365
繰延税金負債
継続事業 (2,931) (1,089)
非継続事業 (75) —
正味繰延税金負債 (2,623) (724)
IAS 12.81(g)(i) IAS 12.81(g)(ii)
正味繰延税金負債の増減 2016年 2015年
千CU 千CU
1月1日現在 (724) (762)
純損益に認識された税金費用又は収益 (178) 312
その他の包括利益で認識された税金費用又は収益 (212) 106
非継続事業 2 —
企業結合により取得した繰延税金 (1,511) (380)
12月31日現在 (2,623) (724)
当グループは、同じ税務当局によって課税される法人所得税に関連する当期税金資産及び負債ならびに繰延税金資産及 び負債を相殺する法的に強制可能な権利を有している場合にのみ、税金資産と税金負債を相殺しています。
IAS 12.73
連結財務諸表の注記
14. 法人所得税 (続き) 注釈
IAS第1号又はIAS第12号「法人所得税」によって特に要求されているわけではないが、正味繰延税金負債の調整は財務諸表の利用者に とって有用な場合がある。
この注記に含まれている一部の他の開示項目と同様に、開示金額はその基礎をなす金額に直接参照することができない。 しかし、30%の 税率を適用することによって、各注記からそれぞれの残高の合理性を確認することができる。 例外となるのが税務上の加速償却であり、当 期の変動額は主に消化器株式会社の取得によるものである(注記7を参照)。
当グループには、日本国において生じた427千CU (2015年:1,198千CU)の税務上の欠損金があり、当該欠損金が生じ た企業の将来の課税所得と無期限で相殺可能です。
この欠損金は、当グループ内の他の企業の課税所得と相殺することができず、相当の期間にわたって損失を計上してきた 子会社に生じたものであり、その他のタックス・プラニングの実行や近い将来に回収可能であるという証拠も存在しないこと から、これに対する繰延税金資産は認識していません。 未認識繰延税金資産を当グループがすべて認識した場合、利益は 128千CU増加します。
表示されている期間において繰延税金負債が認識されていない当グループの子会社、関連会社及びジョイント・ベンチャー への投資に関連する将来加算一時差異の総額は、1,745千CU(2015年:1,458千CU)です。当グループは、当該子会社、
ジョイント・ベンチャー及び関連会社の未分配利益は予測可能な将来において分配されないと判断しています。 当グループ は関連会社との間で、当グループの承諾を得ない限り、関連会社の利益を配当しないという契約を締結しています。 親会 社は報告日時点でそのような承諾を行うことは予定していません。 さらに当グループのジョイント・ベンチャーは、すべての 共同支配投資企業から承諾を得ない限り、その利益を分配することができません。
2016年及び2015年において、当グループによる株主に対する配当の支払いを原因とする法人所得税上の影響はありま せん。
IAS 12.81(e)
IAS 12.37 IAS 12.81(e)
IAS 12.81(f)
IAS 12.82A
注釈
IAS第1号61項によると、回収又は決済までに見込まれる期間が報告日から12カ月以内の項目及び12カ月超の項目が含まれれる表示科 目について、それぞれの金額を個別に開示することが要求される。 繰延税金資産及び負債は、これらの項目が合算して表示される科目の 一例と考えられる。 しかしこれとは対照的に、IAS 1.56では、繰延税金資産及び負債を流動項目として表示することは認められていないこ とから、IAS第1号61項で要求されている開示は繰延税金資産及び負債には当てはまらないと考えられる。
連結財務諸表の注記
15. 1株当たり利益
基本的1株当たり利益は、親会社の普通株主に帰属する当期利益を、当期中の加重平均発行済普通株式数で除して計算 しています。
希薄化後1株当たり利益は、親会社の普通株主に帰属する当期利益(転換条項付優先株式に係る利息調整後)を、当期中 の加重平均発行済普通株式数に、すべての希薄化効果を有する潜在的普通株式が普通株式へ転換された場合に発行され るであろう普通株式の加重平均値を加えたもので除して計算しています。
基本的及び希薄化後1株当たり利益の計算において使用された当期利益及び株式数は、以下の表のとおりです。
2016年 2015年 千CU 千CU 親会社の普通株主に帰属する当期利益
継続事業 7,722 6,408
非継続事業 220 (188)
基本的1株当たり利益の計算に用いられた親会社の普通株主に帰属する当期利益 7,942 6,220
転換条項付優先株式に係る利息 247 238
希薄化効果調整後の親会社の普通株主に帰属する当期利益 8,189 6,458
IAS 33.70(a)
IAS 33.70(a)
2016年 2015年 千株 千株
基本的1株当たり利益の計算に用いられた加重平均普通株式数* 20,797 19,064
希薄化効果
ストック・オプション 112 177
転換条項付優先株式 833 833
希薄化効果調整後の加重平均普通株式数* 21,742 20,074
IAS 33.70(b)
IAS 33.70(b)
* 加重平均株式数は期中平均自己株式数を控除して計算しています。
報告期間の末日から財務諸表の承認日までの間に、普通株式又は潜在的普通株式に係る取引は生じていません。
非継続事業(注記13を参照)に関する基本的及び希薄化後1株当たり利益を計算するために用いられた加重平均普通株式 数は、上記の表のとおりです。 なお、当該計算に用いた当期利益又は当期損失は以下のとおりです。
IAS 33.70(d)
2016年 2015年 千CU 千CU 基本的及び希薄化後1株当たり利益の計算に用いられた、親会社の普通株主に帰
属する非継続事業からの当期利益又は当期損失 220 (188)