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有形固定資産

ドキュメント内 2017IFRS連結財務諸表記載例 (ページ 82-85)

土地及び建物

日本国に所在 するオフィス用

不動産 建設仮勘定 機械装置

その他の

設備 合計

IAS 1.78(a) IAS 16.73(e)

千CU 千CU 千CU 千CU 千CU 千CU IAS 16.73(d)

取得原価又は評価額

2015年1月1日現在 10,765 1,122 — 17,657 5,500 35,044

増加 1,587 — — 6,048 150 7,785

子会社の取得(注記7) 1,280 — — — — 1,280

処分 (3,381) — — (49) — (3,430)

為替換算差額 10 — — 26 — 36

2015年12月31日現在 10,261 1,122 — 23,682 5,650 40,715

増加 1,612 — 4,500 4,403 190 10,705

子会社の取得(注記7) 2,897 — — 4,145 — 7,042

処分 — — — (4,908) — (4,908)

分配目的保有資産(注記 13)

(4,144) — — (3,980) — (8,124)

再評価調整 — 846 — — — 846 IFRS13.93(e)(ii)

振替* — (219) — — — (219) IAS 16.35(b)

為替換算差額 30 — — 79 — 109

2016年12月31日現在 10,656 1,749 4,500 23,421 5,840 46,166 減価償却累計額及び減損

損失累計額

2015年1月1日現在 4,061 99 — 11,044 900 16,104

減価償却費 351 3 — 2,278 450 3,082

減損損失(注記19) — — — 301 — 301

処分 (3,069) — — (49) — (3,118)

為替換算差額 5 — — 12 — 17

2015年12月31日現在 1,348 102 — 13,586 1,350 16,386

減価償却費** 383 117 — 2,827 470 3,797

処分 — — — (3,450) — (3,450)

分配目的保有資産(注記 13)

(1,283) —

(2,094)

(3,377)

振替* (219) — — — (219)

為替換算差額 20 — — 30 — 50

2016年12月31日現在 468 10,899 1,820 13,187 帳簿価額

2016年12月31日現在 10,188 1,749 4,500 12,522 4,020 32,979 2015年12月31日現在 8,913 1,020 — 10,096 4,300 24,329

* 当該振替額は、再評価日における減価償却累計額が再評価資産のグロス・ベースの帳簿価額と相殺された金額を表しています。

** 当期の減価償却費に、非継続事業に関し認識された減損損失110千CUは含まれていません(注記13を参照)。

2015年の減損損失301千CUは、防火設備部門が保有する一部の有形固定資産について、技術的な陳腐化が生じたために認 識されたものであり、連結損益計算書上、売上原価に計上しています。 回収可能価額は関連するCGUの使用価値に基づき、

2015年12月31日現在で5,679千CUと評価しています。 当該CGUは、当グループの子会社であるSprinklers Incの日本国に 所在する資産で構成されています。 当該CGUの使用価値の算定に当たり、キャッシュ・フローを割引率12.4%(税引前)で割り 引いています。

IAS 36.126(a) IAS 36.130

借入コストの資産化

当グループは、2016年2月に新たな防火施設の建設を開始しており、 当該プロジェクトは2017年2月に完成予定です。 2016 年12月31日現在の防火施設の帳簿価額は3,000千CU(2015年:—CU)です。 当該防火施設の建設資金は、第三者からの一

IAS 23.26(a) IAS 23.26(b)

連結財務諸表の注記

16. 有形固定資産 (続き) ファイナンス・リース

ファイナンス・リース及び割賦購入契約により保有する機械装置の帳簿価額は、2016年12月31日現在1,178千CU (2015年:

1,486千CU)です。 当期の増加には、ファイナンス・リース及び割賦購入契約で保有する機械装置45千CU (2015年:54千 CU)が含まれています。 なお、リース資産及び割賦購入契約により保有する資産は、対応するファイナンス・リース及び割賦購 入契約の担保に供しています。

土地及び建物

土地及び建物のうち、帳簿価額7,400千CU (2015年:5,000千CU)は、当グループの2件の銀行借入に対する第一位抵当と して担保に供しています。

建設仮勘定

2016年12月31日現在における有形固定資産には、建設中の工場に対する支出1,500千CU (2015年:—CU)が含まれて います。

顧客により拠出された設備

当グループは、2016年に生産過程で使用するために顧客から拠出された資産を、設備及び収益として190千CU(2015年:

150千CU)認識しました。 支配獲得日時点の当該資産の市場価格を参考に公正価値を見積り、当初の取得原価としました。

IAS 17.31(a) IAS 7.43

IAS 16.74(a)

IAS 16.74(a)

IAS 16.74(b)

IFRIC 18.11 IAS 16.73(a)

日本国に所在するオフィス用不動産の再評価

経営者は、性質、特性及びリスクに基づき、日本国に所在するオフィス用不動産は個別の有形固定資産のクラスに該当すると 判断しています。

IFRS 13.94

当該不動産の公正価値の算定には、市場比較アプローチを使用しています。当該算定は、類似の性質、ロケーション及び状態 の不動産の取引価格に関するデーターベースに基づき、評価機関により実施されています。 再評価日である2016年1月1日 及び12月31日現在、当該不動産の公正価値は、公認の独立評価機関であるChartered Surveyors&Co.によって実施された 評価に基づいています。同社は、2010年より、日本国に所在する同様のオフィス用不動産の評価の経験を有しています。日本国 に所在するオフィス用不動産の再評価から生じた2016年の利得の純額846千CUは、その他の包括利益に認識しています。

再評価されたオフィス用不動産の公正価値測定の開示は注記11に記載しています。

IAS 16.77(b) IFRS 13.93(d)

重要な観察可能でないインプット 範囲

1平方メートル当たりの価格 325CU – 350CU IFRS

13.93(h)(i)

1平方メートル当たりの見積価格が著しく上昇(下落)する場合、その他すべての仮定を一定とすると、公正価値は比例的に著し く上昇(下落)することになります。

帳簿価額の調整表 IFRS 13.93(e)

千CU

2016年1月1日現在の帳簿価額* 1,020 2016年1月1日現在、会計方針を再評価モデルに変更したことによる

レベル3での再評価に係る利得 1,210

2016年1月1日現在の帳簿価額及び公正価値 2,230

当期減価償却費 (117)

2016年12月31日現在、レベル3での再評価に係る損失 (364)

2016年12月31日現在の帳簿価額及び公正価値 1,749

* 当グループは、2016年1月1日から将来に向かって、日本国に所在するオフィス用不動産の測定について会計方針を変更しているため、

2015年1月1日及び12月31日現在の日本国に所在するオフィス用不動産は公正価値で測定されていません。

仮に原価モデルにより日本国に所在するオフィス用不動産を測定した場合の帳簿価額は以下のとおりです。 IAS 16.77 (e)

2016年

千CU

取得原価 1,122 減価償却累計額及び減損損失累計額 (105)

正味帳簿価額 1,017

連結財務諸表の注記

16. 有形固定資産 (続き) 注釈

当グループは、IAS第16号に従い日本国に所在するオフィス用不動産を再評価額で測定するように会計方針を変更している。IAS 第16号36項に従い、ある有形固定資産項目を再評価する場合には、当該資産が属する有形固定資産のクラス全体を再評価しな ければならない。IAS 16.37は、有形固定資産のクラスを、性質及び企業の営業における用途が類似した資産のグループであると定 義している。当グループは、性質、特性及びリスクに基づき、日本国に所在するオフィス用不動産は個別の有形固定資産のクラスに該 当すると判断している。

IAS第16号31項に基づくと、有形固定資産項目の再評価額は、再評価日現在の公正価値から、その後の減価償却及び減損損失 累計額を控除した額となる。再評価は、帳簿価額が報告期間の末日現在の公正価値を用いて算定した場合の帳簿価額と大きく異なら ないような頻度で定期的に行わなければならない。2016年において日本国に所在するオフィス用不動産の公正価値は著しく変動した ため、当グループは2016年12月31日現在で再評価を実施している。

公正価値の算定には、市場比較アプローチが使用されている。すなわち、評価機関が実施した評価は、類似の性質、ロケーション及び 状態の不動産が関与する取引の価格に基づいている。本評価は重要な観察可能でないインプットを用いて実施されたため、当該公正 価値はレベル3の測定値に分類された。

IAS第16号に基づく有形固定資産の再評価は、経常的な公正価値測定に該当するため、当グループは経常的な公正価値測定につ いてIFRS第13号93項により要求される情報を開示している。当グループの開示は、IFRS第13号「公正価値測定」の設例17に 基づいている。本記載例では、観察可能でないインプットとして、1平方メートル当たりの価格だけが評価機関により使用されたと仮定 している。しかし、実務では市場比較アプローチに複数の観察可能でないインプットを使用することが必要な場合もある。そうした場合、

重要な観察可能でないインプットが複数開示されることになるだろう。

IFRS第13号99項は、他の形式がより適切である場合を除き、表形式によりIFRS第13号に基づく定量的情報を開示することを求 めている。当グループは、定量的開示を表形式で行っている。

連結財務諸表の注記

ドキュメント内 2017IFRS連結財務諸表記載例 (ページ 82-85)