右足の開き方を決めるには・・・
トップオブスウィングで右サイドが崩れないようにする
スウィング中の体重移動は両足の内側で行われ、トップオブスウィングで100%近 く右にシフト (移動) して、フォロースルーで左に100%近くシフトしていきます。 と ころが、バックスウィングの時に右足内側を浮かさなければウエイトシフトができず、
よいショットが望めなくなります。
そこで、右足裏の拇ぼ指球でウエイトをし 受け止められるように、右足の外側で ボールを踏みながらスウィングしてみ ましょう。 そうすると、両足の内側の間 でウエイトシフトされることを強制的に 理解することができます。
また、通常の状況で安定したシフトをするためには、右足の向きが重要になりま す。 目標に直角にしたところから少しずつ開いて、自分の柔軟性に合った窮屈に ならない角度を探してみましょう。
右足を閉じる(直角にする)のは・・・
右足を開くとバックスウィングの時の右下半身の緊張感がなくなり、ヒ ザが流れるタイプの人に向いている
右足を目標に対して直角にすると、スクエアなアドレスも作りやすくなります。 しか しながら、右足を閉じる (直角にする) と、バックスウィングでウエイトシフトと上体の 捻転をする時に右足が窮屈になります。
よって、右ヒザや右股関節が流れやすい人は、アドレスの右ヒザの位置をキープし てバックスウィングすることができます。
右足を開くのは・・・
右足を閉じると右足が窮屈になって左にウエイトが残り、
上体が起きたトップオブスウィングになったり、
右ヒザが割れる(流れる)人に向いている
右足を開く角度は感覚的に分かりやすい30度程度。 45度では開き過ぎです。
右足を開けば、下半身の硬い人でも右足や右ヒザの形を崩さずトップオブスウィン グを作ることができます。
また、右ヒザへの負担が少ないので、ヒザに障害を持った人や成長期のジュニア は、右足を開くように心がけたほうがよいでしょう。
右足を閉じるとバックスウィング時に右足が窮屈 になるので、ヒザが流れやすい人に向いている
バックスウィングで右下半身が崩れると“ 当て損じ ”に
練習場でナイスショットが出ていてもコースではミスが多いという人は、バックスウィ ングの右足や右ヒザに問題があります。 このような状態の人は、バックスウィングで 右足の内側がめくれたり右ヒザが流れたりしても、ライのよい練習場では、上手く元 に戻してインパクトさせることができますが、ライの一定しないコースでは、上手く帳 尻を合わせることができず、ミスヒット(当て損じ)が多くなるのです。
そこで、正しいトップを作るためにも自分に合った右足の向きを決定しましょう。 足 の向きは柔軟性によって、0度(目標に対して直角)から約30度の間で開き方を変 えてみます。 この時、トップオブスウィングでウエイトがしっかり右足にのり、足やヒ ザに緩みが出ないようにしてください。 ただし、繰り返しになりますが、右ヒザの悪 い人やジュニアは、スウィング中、右ヒザが窮屈になると負担がかかり障害を起こす 危険性があるので、右ヒザの固定にはこだわらなくても構いません。
右足を開くと下半身の硬い人でも右足や右ヒザの 形を崩さずトップオブスウィングを作ることがで きる
右足の向きはフォローにも影響する
もうひとつのポイントはフォローにおける右足の役割です。 右足が開いていると右 ヒザが外を向いているため、フォローで左ヒザに寄せにくくなります。 また、右足の 蹴りも弱くなり、左サイドにウエイトシフトしにくくなります。 逆に、右足が閉じている とフォロースルーで右ヒザを左ヒザに寄せやすくなり、振り抜きがよくなります。 バッ クスウィングとの兼ね合いも考えて、練習しながら適切な向きを決めてください。
つまり、結論から言えば 「右足の向きは下半身の柔軟性で決める」 ということです。
ご自身で“右足を閉じる”と“右足を開く”の2通りを試してみて、バックスウィング時 に右足の裏がめくれることなく、ヒザの位置も変わらずに、右足に100%近く体重 をのせるためには、どちらがよいのかを決めていってください。
開き方を変えながら自分に合った向きを決定しよう