@ 時間 分(第1調査票分)
話者氏名 ⑱
@ 女
生年
@・§ 年
現住所
職歴
最終学歴(学校名) 在学期間総計
@ か 年 よそで生活した期間総計
@ か 年
初めてよそへ出たときの年齢
@ 歳 よそへ出た経歴
@ 場所 年齢 期間 理由
父の出身地 母の出身地
妻の出身地
調査地点の旧小字名,話者の特徴,同席者の氏名・経歴など
第1調査票記録票
(記入・保存用)
調査の日時
19
年 月 日調査地点のおもな産業 調査した場所
お名前は何と言いますか。
⑱女
お生まれは明・大 年
お住まいはどちらですか。
お仕事はどんなことをしていますか。
(経歴) お生まれはここ(この町・村・小字)ですか。
小学校はここ(この町・村・小字)ですか。小学校は何年でしたか(4年か6年か)。
小学校を卒業してから,ずっと今のお仕事ですか(職歴・最終学歴・学校名を聞く)。
よその土地で一年以上生活なさった経験はありませんか(どこで,いくつのとき,どれぐ らい,なんのために)。
次の:方はどちらのお生まれですか。
おとうさんは…
おかあさんは…
奥さんは…
備考(調査地点の旧小字名,話者の特徴,同席者の氏名・経歴など)
調 査 票 付 図
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これはお前の傘か も同じ形
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この土地の目上の人に
ひじょうにていねいに
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近所の知り合いの人に
ややてい湘いに
0
親しい.友達に
輔
241.臼︒ ●
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澗写・潔
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﹃
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249(250−264 も同じ形式)
今日は家にいますか
B
この土地の目上の人に
ひじょうにていねいに
A
近所の知り合いの人に
ややていねいに
各図の解説
1.雨が(降ってきた)
〔項目の性格〕
共通語の助詞「が」にあたる形式について見ようとし た一連の項目のひとつである。関連項目として2.「先生 が(来られた)」,3.「どうぼうが(入った)」,4.「酒 が(飲みたい)」,5.「酒が(好きだ)」,があり,語形の 一部が関連する項目として,10.「あれは(学校だ)」,
11.「ビールは(飲まない)」,12.「酒は(飲む)」,13.
「おれの(手拭)」,14.「先生の(手拭)」,15.「どろぼう の(手拭)」がある。
この項目は,「雨が降ってきたぞ」という共通語文を提 示して方言訳を話者に求め,その全体を報告してもらい,
「が」の部分を地図化したものである。「雨」に相当する 部分は大抵の場合[ame]であり,「が」にあたる部分と の分離はやさしかった。
〔語形の処理〕
「雨が」全体を示さざるを得ない場合がいくつか生じ た。まず,〈(amεa)〉はamεを「雨」に相当すると考え れば〈a>に含めることができるが,そうしなかった。
なぜかというとamea→amεaのような音声変化の結「
果このような語形が生じたと考えたからである。そうだ とすれば,〈(amεε)〉と同列に考えるべき語形というこ とになり,〈(amεε)〉が助詞部分との分離をしていない
以上,こちらも分離はできないということになる。
〈(amia)〉,〈(amεjaa)〉も同様である。
〈(amjaa)〉とく(amja)〉で助詞部分の分離ができない のは自明のことである。〈(amε)〉に含めたもののなかに はカタカナでアメァと報告されたもの(5516.19,5517.
75, 5527.81, 5546。66, 5565.12, 5566.37, 5579.79)カご ある。『日本言語地図』の調査用マニュアルに記された表 記法に従って[mε]をメァと表記したと解釈したが,ア メに軽くアをそえて発音したものをそのまま表記したと とれないこともない。
〈(AME)〉は助詞部分を欠くと考えられるものであり,
その内容は「資料一覧」を参照していただきたい。4741.
43,4750.66で[ame],4740.93で[ame]がある。「語
ア
形の統合規則」に従って[me]を[me]と同じに扱った
が,むしろ[ε]に近い音を表現したものだったかもしれ ない。
〈(amee)〉はameになんらかの助詞にあたるものがつ
いてこのような形になったと考えられるものである。も ちろん,ここからeを切りだして見出しとしてたてるこ ともできなくはないが,それをしなかったのは関連項目 の3.「どうぼうが」などで助詞部分としてeが切りださ れていないからである。
〈(amii),(aamii)〉は琉球地方で見られる語形であ る。末尾の母音が長いということでく(amee)〉と同じよ うに処理したが,むしろ〈(AME)〉に含める処理の仕方 もあったかもしれない。
見出しの順番とは前後するが,〈a>に含めた回答のう ち,〔am6自〕4701.13はく(amεa)〉に入れてもいいもの
だった可能性があるが,「語形の統合規則」に従って〈a>
に含めた。
〔語形の分類と記号の与え方〕
〔項目の性格〕で述べたように関連項目が多いが,これ らに共通する語形にはできるだけ同じ記号を与えて統一 を図った。
まず,ガの類には水色を与えた。アの類は緑色,ノの 類は赤色,助詞のない語形は茶色である。
つぎに形について述べる。
ガの類ではくga>は円形記号のべた,〈oa>はおなじく 半ぬき,<gu>は中白である。<gu>は,ほかの類には入 れにくいので音声上の類似からガの類とするのが妥当で あろう。
アの類では,<a>は円形記号のべた,〈ε〉は円形記号 のぬきでまん中に太い線の入ったもの,〈ja>は曲玉形記 号である。名詞部分と助詞部分が融合した語形は紡錘形 記号で表し,融合する前と拍数が変わらないものは立っ た形で,拍数が減ったものは横にした形で示した。
ノの類では,〈no>は正三角形記号のべたで,〈nu>は 二等辺三角形記号のべたで表した。duを語形の一部に含 むものは鳥形記号を使っている。〈nudu>はべたで,
〈nutu>はその逆さの向きである。ここで[nutu]は2141.
52で記録された語形であるが,この地点(大神島)では
有声子音が無声音化することが知られているので
〈nudu>から変化した語形であることがわかる。〈N>は ぬきの正三角形記号で表した。
<i>は,紺のべたのいちょう形記号で表した。
〈(AME)〉は直線記号で,〈(amee)〉は鍬形線記号で,
〈(amii),(aamii)〉は矢印つきの鍬形線記号で表した。
〈(amee)〉は前述のようになんらかの助詞的要素が名詞 部分に付いたものの可能性があるが,単に「雨」にあた
る語形の末尾の母音が長いだけかもしれない。
2.先生が(来られた)
〔項目の性格〕
共通語の助詞「が」にあたる形式について見ようとし た一連の項目のひとつである。この項目は特に3「どろ ぼうが(入った)」と組になっていて,「が」にあたる形 式がその前に来る名詞が尊敬されるべきものを表すかそ
うでないかで違ってくるかどうかを見ようとするもので ある。その点で14「先生の(手拭)」,15「どうぼうの(手 拭)」とも密接な関連がある。
この項目は,「先生が来られた」という共通語文を提示 して方言訳を話者に求め,「先生が」の部分を報告しても らい,そのうち「が」の部分を地図化したものである。
「先生」に相当する部分は,センセー,センセ,シェン シェー,ヒェンヒェー,シンシー,シンシン,センセー サマなどであった。
尊卑による助詞の使い分けについての注記はたとえば 次のようなものがある。くわしくは「資料一覧」を参照
されたい。
6377.11はgaとnoの併用であるが,[sense:no]に対 して〈上〉と注記がつけられている。0330.80はuaとnu の併用で,「ηa多,nu少し疎遠な感じになる」と注記が つけられている。
〔語形の処理〕
「先生が」全体を示さざるを得ない場合がいくつか生じ た。〈(seNsjaa)〉,〈(seNsja)〉,〈(seNsεε)〉,〈(SeNsε)〉
がそうである。これらはおそらくセンセーあるいはセン セに助詞部分としてアが接続して融合したものであろう。
そう考えて分類上もそのように処理した。
〈(seNSと)〉に含めたもののなかでカタカナでセンセァ と報告されたもの(5508.16,5516.19,5517.75,5565.
29)がある。第1図でアメァを〈(amε)〉に含めたのと 同様に処理した。
〈nu>に含めたもののうち,2095.60は[∫iη〜innu]であ った。もし,「先生」に相当するのが[lioli]であれば,
「が」に相当するのは[nnu]ということになるがそうは 考えなかった。同じ琉球地域の1221.48に[liηliηga]が あり,「先生」に相当する語形として[〜io∫in]があるの と,[nnu]と切りだすべき語形がほかの地点で見当らな いことがその根拠である。
〈(SENSEE)〉に含めた語形のうち,4669.44と4740.93 のものは[lenl早]である。これはく(seNSε)〉の見出しの
もとに示した回答に近い発音だった可能性がある。
〈wa>は質問文からは,すこしずれているようだが,一単 車でも出現しているので採用した。
〔語形の分類と記号の与え方〕
第1図と共通する語形についての説明は第1図の解説 にゆずることにして,それ以外の語形について説明する。
duの入った語形の記号は鳥形記号にするという方針 により,〈gadu>は水色のぬきの鳥形記号で表した。
〈(seNsjaa)〉からく(seNεε)〉までは第1図の
〈(amjaa)〉からく(amε)〉までと平行的に記号を与え
た。
〈na>には<no>と<a>の中塗的な記号として赤色の 円形半ぬき記号を与えた。〈na>は音声上の類似から〈no>
の類として配列したが,〈ηa>とも音声的に近い。分布を
コ
考えるとむしろ<ga>の直後あたりに配列したほうがよ かったかもしれない。
〈du>はくwa>とともに地点数の少ない語形であり,
ほかのグループから分類上孤立しているので紺色を与え た。duは係助詞の「ぞ」に対応しているともいわれる が,他の助詞と結びついてgadu,nuduのような形で使わ れることが多い。この図以外にもduをその一部として 持つ語形が見られるが,du自体にそれほど強い意味はな いことが多いようである。
3.どろぼうが(入った)
〔項目の性格〕
共通語の助詞「が」にあたる形式について見ようとし た一連の項目のひとつである。この項目は2.「先生が(来 られた)」の解説で述べたように,第2図と組を成.し,
14.「先生の(手拭)」,15.「どうぼうの(手拭)」とも密 接な関連をもつ。
この項目は,「どろぼうが入った」という共通語文を掲 示して方言訳を話者に求め,「どろぼうが」の部分を報告
してもらい,「が」の部分を地図化したものである。
「どろぼう」に相当する部分は大きく分けるとドロボ ウ系,ヌスビト系,その他となる。ドロボウ系にはドロ ボーのほかにドロボ,ドロンボ,[dorobっ:](開合の区別 のある地域)がある。ヌスビト系は語形の種類が多く,
ヌスビト,ヌスット,ヌスド,ヌシド,ヌストン,ヌス