第4章 施策展開
① 教職員等を対象とした自殺対策及びメンタルヘルス対策の 推進
【現状】
・ 県の自殺者数は、平成 24 年から減少傾向にありますが、40 歳未満の若年 者層のうち特に 10 歳代、20 歳代の自殺者数は、横ばい状態が続いている現 状があります。
・ 平成 22 年度から、学校において、児童・生徒と日々接する教職員を主な 対象として、自殺対策に関する知識等の向上を図り、児童・生徒のこころの 不調に気づき、適切に対応をすることのできる人材を養成するために、「出 前講座」※1を実施しています。
・ また、大学生に対しては、自分自身のストレスに気がつくことや、身近な 友人、家族の変化に気づき適切な対応をとることができるよう、大学等と連 携して、大学生及び教職員を対象としたゲートキーパー養成研修※2を平成 26 年度から実施しています。
【課題】
・ 教職員が、日々接する児童・生徒のこころの不調に気づき、適切に対応で きるようさらに人材養成に取り組む必要があります。
・ 児童・生徒等の若年者層が、困難に直面した時に、生きることを選択でき るように、教職員が自殺対策やストレス対処法についての知識をさらに深め ることが必要です。
・ 児童・生徒等の若年者層に対して、自殺や適切なストレス対処法等につい て、正しい理解や知識をさらに普及していくことが必要です。
※1 出前講座:行政機関、関係機関等の自殺対策やストレス対処法についての専門的な 知識のある職員が、依頼のあった学校に出向き、児童や教職員等を対象として開催する 講座。
※2 ゲートキーパー養成研修:身近な人の自殺のサインに気づき、話を聴く、専門家につ なげるなど適切な対応ができる人材を養成する研修会。
3 早期対応の中心的役割を果たす人材(ゲートキーパー)を養成する
(2)教職員、児童・生徒に対する研修の実施
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【施策】
◇ 自殺対策に関する出前講座
小学校、中学校、高等学校等において、困難に直面した時に、生きるこ とを選択できるように、教職員や児童・生徒を対象に、自殺対策やストレ ス対処法についての知識を深める「出前講座」を実施します。
◇ 教職員向け研修会への講師派遣
教職員向け研修会等で教職員を対象に、児童・生徒のこころの不調に気 づき、適切に対応をすることのできるように、精神保健福祉センターから 講師を派遣します。
◇ 大学生向けゲートキーパー養成研修の実施
県内大学等との連携を強化し、大学生や大学の教職員に対して、自分や 友人、家族等のこころの不調に気づき、適切に対応をすることができるよ うにゲートキーパー養成研修を実施します。
3 早期対応の中心的役割を果たす人材(ゲートキーパー)を養成する
(3)地域保健や産業保健関係職員の資質の向上
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(3)地域保健や産業保健関係職員の資質の向上
① ⾏政担当者等を対象とした⾃殺対策に関する研修の実施
【現状】
・ 市町村においては、平成 19 年度に大和市をモデル地域として、県内で初 めて自殺対策の取組みを行い、その後、県内全市町村において、地域の特性 に応じた自殺対策を行っています。
・ 精神保健福祉センターは、市町村等の自殺対策を担当する行政機関や関係 機関の職員を対象に、自殺の現状や対策、自死遺族の支援、自殺未遂者の支 援等について必要な情報や知識を普及するために「自殺対策基礎研修」や「ゲ ートキーパー養成指導者研修」を実施しています。
【課題】
・ 地域の特性に応じた自殺対策を推進するためには、自殺の現状や対策、自 死遺族への支援、自殺未遂者の支援等について、行政機関や関係機関の職員 に必要な情報や知識を普及し、地域の人材を養成していく必要があります。
・ 地域の行政機関や関係機関の職員に対して、自殺対策を総合的に推進する ことや、生きることへの支援を行うという視点を普及していく必要があり ます。
【施策】
◇ 自殺対策基礎研修・地域自殺対策担当者研修
行政機関や関係機関の職員等を対象に、自殺の現状や自殺対策、自死遺 族支援、自殺未遂者支援、生きることへの支援等について研修を実施し ます。
◇ ゲートキーパー養成研修
市町村が企画・実施する庁内職員等を対象としたゲートキーパー養成研 修の講師を務めるなど、行政担当者等の人材養成を推進します。
3 早期対応の中心的役割を果たす人材(ゲートキーパー)を養成する
(3)地域保健や産業保健関係職員の資質の向上