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 1.生徒の障害理解

《生徒の障害に対する興味》

【E01】最初生徒は、(Eが)字を書くのも何をするのも足を使っ てやるので、「すげえなあ」とか、「先生、あれどうするの?」と か、「トイレどうするの?」という質問が出たり興味を持って(聞 いて)くる。

《生徒は教員に違和感なく接する》

<生徒は1週間位で慣れて普通に対応する〉

【E02】(生徒は)1週間位して慣れてくる。本当に普通の先生と 変わらないような対応をしてくる。

<生徒の普通な態度>

【E03】別に自分も気を使われているようなことは感じないぐらい。

<生徒全員が自分の話を聞き全然違和感なく接している>

【E04】2年生にも3年生にも(自分の障害の)話はしているので、

普通に全然違和感なく接している。1年生もいつかやる(予定で

ある)。

《普通に仕事をする姿が自然な形で生徒に伝わる》

<長く足で生活しているので障害者という思いはない>

【E05】4歳のときから足で生活してきているので、自分自身も障 害者だという思いは全然なく過ごしている。

<生徒はハンディを理解している〉

【E06】(健常の)先生がrこれ持ってくれ」とか、rあそこ消して くれ」ってなると先生は出来るので、「(自分で)やりなよ」って 感じかもしれないけど、僕の場合はたぶんそういうハンディを背 負っているということは、生徒たちも理解しているので、rいやだ

よ」とは言わずにやってくれることが今の質問に当たる(障害理 解に繋がった)と思う。

<仕事をしている自然な振る舞いが生徒へも伝わる>

【E07】仕事もさせてもらっているので、そういう(障害を意識し ない)自然な振る舞いがすぐ生まれるのかも(しれない)。

《自分の障害について語る》

<自分の生活の事等を生徒に話す機会>

【E08】障害理解みたいな授業というのはクラスとしてはやらない けれども、毎年1年生合クラスを対象に自分の話しはする。学校 で行事の一環になっている。その時の話の内容は、自分でどうや ってご飯を食べるかとか、風呂、服、自分の生活体験がどんなも のか、生徒も理解出来ないので、いろいろ見せたり話したりしな がら生活のことを話すのと後、自分がなぜ教師になったのか、な

るまでの話を1時間くらい話す。

<生徒は障害を知り理解する>

【E09】(1年生に自分の障害の話しを)やる前とやった後では生 徒は大きくは変わらないが、何か向こう(生徒たち)も距離が縮 まったのか、接し易くはなる。

《生徒の反応は様々》

<お願いしてもやらない生徒もいる>

【E1O】(お願いしても)ふざけてrいやだよ先生、自分でやりな よ頑張りなよ」という子もいるけども、中学生の特有の反抗期、

それに近いものだと(思う)。頼んだらほぼやってくれる。やらな いのは稀で忙しいとか面倒くさいとか(だと思う)。

<出来ない事は生徒に声をかけると気軽に手伝ってくれる>

【E11】自分は重いものを持ったりだとか黒板で上の方を消したり だとかは出来ないので、ちょっとやってくれる、と言うと(生徒       57

は)「ああ、いいよ」と気軽に手伝ってくれる。

 2.周りの教員の障害理解

《周りの教員の気使いのもどかしいさ》

<周りの教員が自分に気を使ってくれるもどかしさ>

【E12】(障害理解が)深まったかどうかはわからないが、いろい ろな仕事をふるにあたって、気は使ってくれているが逆に私自身 はもどかしい思いをする。

<周りの教員の仕事面での気の使い過ぎ>

【E13】担任を持っとなると仕事量も多くなるし、いろいろなこと に負担もかかるので、逆にそれで(担任をさせて)E先生が幸い 思いをするといけないので、と気を使ってくれたのかどうかはわ

からないが。

<気を使いすぎる管理者>

【E14】若干上の教員、周りの教員もちょっといろいろ気を使いす ぎている部分があって、もどかしい部分はあるかなというのは感

じる。

《障害のある教員の様子に慣れていく》

<周りの教員も自分の日頃の様子に慣れていく>

【E15】教員になり始めの頃は、周りの教員はrこんなの出来てす ごいね」とかいろいろ言われたが今はそれがない。そう言われて も、自分にとってそれは当たり前。(足を使って)パソコンを使っ たり電話するのは。「すごいね」と言われるけど、別に当たり前だ けどって感じで(ある)。自分がそうやって生活しているのは当た

り前なので、逆に慣れたのか周りの教員も全然そういう変な気使 いとかは無くなった。

<周りの教員へ自分の事について特に説明はしない>

【E16】(障害について)周りの教員への説明は全然(しない)。

《障害があっても出来ることを理解する》

<担任が出来ることの理解>

【E17】以前、辞められた先生の後釜として(担任を)持つことが 出来て、半年間担任を経験した。途中から入ったし、生徒も動揺 していたし、うまく学級経営が出来たかと言われるとそうじゃな かったが、半年間担任として受け持てた、それが上の人にとって は出来るんだなっていうことに繋がったので、去年今年と正式に 担任を持たしてもらうことが出来た。

《出来ない事はできないと伝える事が障害理解に繋がる》

<出来ない事は頼むことを心がけている>

【E18】出来ない事は生徒の手を借りながらとか、他の先生の手を 借りながらやっていくという形なので、特に自分は生徒にしろ同 僚にしろ出来ない事はできないと割り切って頼む。(それは)心が けてはいる。

<出来ない事はできないと伝える事が障害理解に繋がる>

【E19】それが障害者理解に繋がるかどうかは分からないけれど、

受身じゃなくて自分からできない事はできないと伝えることが理 解に繋がるのかと、今話をして感じた。

 3.障害理解のための実践

《日頃障害を意識せずに生きている》

【E20】自分自身が日々心がけているのは、障害があるとかないと か抜きで、何度も言うけど僕自身が障害者と言う意識は日々全然 感じずに生きている。

《出来る事を率先してやる》

<自分から率先してやっている姿を見せる>

【E21】掃除をするのでも、自分から率先してやっている姿を見せ       59

る。

<生徒を指導する>

【E22】生徒が手を使って人を引っぱったりだとか、殴ったりとか する場面でよく使うのが、「お前、そんなことに手使うなら、手先 生にくれ」みたいな感じでジョークで話をするということはある。

<障害を全面に出さずやれる事をやる>

【E23】障害というのは前面には自分は出さなくて、やれる範囲で やれることを、授業にしても部活にしても学級にしてもやってい

る。

<出来る範囲の事を精一杯やる気持ちでやっている>

【E24】あからさまにそういう(自分から担任をさせて下さいと言 う)事をやるといやらしいので、授業でアピールし、今出来る範 囲で自分の今ある仕事は精一杯やろうという気持ちでやって、そ れプラスアルファやってきている。

 4.今後の要望

《出来る部分を伸ばせる学校体制作り》

【E25】あれが出来ないこれが出来ないと、出来ないことはかり言 うのではなくて、生徒に対しでもそうだが出来る部分を、学校側 も先生を育てていく上で、出来る部分を伸ばしていく体制を作っ たりとか、システムを作っていくということが大事がなと一番思

う。

《自由に発言でき適度に相手の事を思う場》

<(学校は)気持ちよく発言できる場であってほしい>

【E26】話し合いでお互い気持ちよくできるために、「これは出来 る」「これは出来ない」と言える場(であってほしい)。

<ほどほどに相手の事を思う状況がいい>

【E27】気を使い過ぎてもいやだし、気を使われなさ過ぎるのも良

くない。

《特別な道具の使用以外は他の人と同じ理解》

<特別な道具は使うがそれ以外は他の人と同じ>

【E28】物的支援は、教室の椅子と授業で使うプロジェクターとパ ソコン、スクリーン。後、トイレに行く時に特別な道具があるの でそれがトイレに置いてあるというふうな補助。あとは何ら(他

の人と)同じ。

<特別な椅子の使用>

【E29】椅子は普通の椅子は使えないので、授業でもクラスに特別 に購入した椅子があり(背の高い椅子を)使っている。

《特別扱いされず普通でいたい》

【E30】普通にそっとしていたい、普通の人のように特別扱いして ほしくない。気を使ってほしくない。

《自分にしか出来ない事がある》

【E31】自分に出来ない部分出来る部分、他の人に比べたら出来な い部分が多いかもしれないが、それ以上に私でしか出来ないこと

も多分たくさんあると思うし、私でも出来ることがやっぱりある。

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