d/s/f/a/Fの撮影モードで
は、シャッター速度や絞り数値を選択 したり、露出を自分の好みに変えるな ど、カメラの設定を思いどおりに変え ることで、さまざまな撮影ができます。
● ページタイトル右のMは、モードダイヤルが〈d/s/f/
a/F〉のときに使用できる機能であることを示しています。
* 〈A〉モードでは使用できない機能です。
● シャッターボタンを半押ししたあとで指を離しても、タイマー の働きにより、ファインダー内と表示パネルに露出値が4秒間
(0)表示されます。
● 各撮影モードで設定できる機能は、346ページを参照してくだ さい。
あらかじめ〈R〉スイッチを左側にしてください。
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被写体の明るさに応じて、カメラがシャッター速度と絞り数値を自動的に 設定します。これをプログラムAEといいます。
*〈d〉は、Program(プログラム)の略です。
* AEは、Auto Exposure(オートエクスポージャー)の略で自動露出のことです。
1
モードダイヤルを〈d〉にする2
ピントを合わせる● ファインダーをのぞいて、AF フレーム を被写体に合わせ、シャッターボタンを 半押しします。Bピントが合うと、ファインダー内右下に 合焦マーク〈o〉が点灯します。
(ワンショットAF時)
Bシャッター速度と絞り数値が自動的に 決まり、ファインダー内と表示パネルに 表示されます。
3
表示を確認する● シャッター速度と絞り数値が点滅して いなければ、標準露出です。4
撮影する● 構図を決め、シャッターボタンを全押し します。d: プログラムAE撮影
d: プログラム AE 撮影
●シャッター速度の「30"」と小さな絞り数値が点滅すると きは、被写体が暗すぎます。
ISO感度を上げるか、ストロボを使用してください。
●シャッター速度の「8000」と大きな絞り数値が点滅すると きは、被写体が明るすぎます。
ISO感度を下げるか、減光用のNDフィルター(別売)を 使用してください。
〈d〉と〈A〉モードの違いについて
〈A〉モードでは、失敗を防ぐために、AFモードや測光モードなど、多くの機能 が自動的に設定され、変更できる機能が限定されています。それに対して〈d〉
モードでは、自動的に設定されるのはシャッター速度と絞り数値だけで、AFモー ドや測光モードなどの機能を自由に設定することができます(p.346)。
プログラムシフトについて
●プログラムAEのときは、自動的に設定されたシャッター速度と絞り数値の組 み合わせ(プログラム)を、同じ露出のままで自由に変えることができます。
これをプログラムシフトといいます。
●プログラムシフトは、シャッターボタンを半押ししてから、希望するシャッ ター速度、または絞り数値が表示されるまで〈6〉を回します。
●プログラムシフトは、撮影すると自動的に解除されます。
●ストロボを使用したときは、プログラムシフトはできません。
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シャッター速度を設定すると、被写体の明るさに応じてカメラが標準露出 に必要な絞り数値を自動的に設定します。これをシャッター優先AEといい ます。シャッター速度を速くすると、動きの速い被写体の瞬間をとらえるこ とができます。逆にシャッター速度を遅くすると、流動感を表現することが できます。
*〈s〉は、Time value(タイムバリュー)の略で時間量のことです。
1
モードダイヤルを〈s〉にする2
シャッター速度を設定する● 表示パネルを見ながら〈6〉を回しま す。
3
ピントを合わせる● シャッターボタンを半押しします。B絞り数値が自動的に決まります。
4
表示を確認して撮影する● 絞り数値が点滅していなければ標準露 出です。
s: シャッター速度を決めて撮る
流動感のある写真
(遅いシャッター速度:1/30秒)
動きを止めた写真
(速いシャッター速度:1/2000秒)
s: シャッター速度を決めて撮る
●小さな絞り数値が点滅するときは、露出アンダー(露出不 足)です。
絞り数値の点滅が止まるまで〈6〉を回してシャッター速 度を遅くするか、ISO感度を上げます。
●大きな絞り数値が点滅するときは、露出オーバー(露出過 度)です。
絞り数値の点滅が止まるまで〈6〉を回してシャッター速 度を速くするか、ISO感度を下げます。
シャッター速度の表示
「8000」から「4」までは分数の分母を表しています。例えば「125」は1/125秒 を表しています。また、「0"5」は0.5秒を、「15"」は15秒を表しています。
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絞り数値を設定すると、被写体の明るさに応じてカメラが標準露出に必要 なシャッター速度を自動的に設定します。これを絞り優先AE といいます。
絞り数値を大きくする(絞りを閉じる)と、ピントの合う範囲が前後に広く なります。逆に絞り数値を小さくする(絞りを開く)と、ピントの合う範囲 が狭くなります。
*〈f〉は、Aperture value(アパーチャーバリュー)の略で開口量のことです。
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モードダイヤルを〈f〉にする2
絞り数値を設定する● 表示パネルを見ながら〈6〉を回しま す。3
ピントを合わせる● シャッターボタンを半押しします。Bシャッター速度が自動的に決まります。
4
表示を確認して撮影する● シャッター速度が点滅していなければ 標準露出です。
f: 絞り数値を決めて撮る
背景にもピントが合った写真
(大きい絞り数値:F32)
背景をぼかした写真
(小さい絞り数値:F5.6)
f: 絞り数値を決めて撮る
レンズの絞りは、撮影する瞬間だけ絞りの大きさ(開口量)が変わり、撮 影しない状態では、絞りが開いた状態になっています。そのため、ファイン ダーやライブビュー映像で見えるピントの合う範囲は、常に狭く(浅く)
なっています。
絞り込みボタンを押すと、そのとき設定 されている絞り数値でレンズの絞り込みが 行われ、実際にピントの合う範囲(被写界 深度)を確認することができます。