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ドキュメント内 秋田大学学術情報リポジトリ rpkyo2 (ページ 80-86)

[ 主要産業 ] 水産業、水産加工業、金属( アルミニウム精錬) 2 ,京都議 定書 関連

[ 所属グ ループ ] アンプレラグ ループ [ 京都議定書削減目標 ]

+

1

 

0%   [ C O2 排 出 量 ] 

化 石 燃 料 か ら の 排 出 量 : 2  (百万トン) 一人あたりの排出量 1 0, 4 (トン) 運 輸 部 門 か ら の 排 出 量 : 1  (百万トン) [ メタン (C H 4 ) 排出量 ]

C02 換 算 量 : O.   3  ( 百万トン) 一人あたりのC02 換算盆 1 (トン) 3,環 境 問題及 び 環境 政策

アイスランドは大西洋中央海嶺に突き出た島であり、火山の多い国である 。 火山の数が2 0 0以上と多く、火山の島であると言ってもよい。

また、国の11% が氷河で覆われており、多くの川や滝があることと氷河の溶解水がある  ため、水量が豊富な国である 。 だが、それがマイナス面にも作用している 。 国土の1 1% を  氷河が占めていることで、地球温暖化で氷河が溶解すれば、国土にも影響が出てしまう国で ある 。

地球温暖化の原因となるC02 の排出削減に向け、アイスランド政府は漁船や自動車に使 われている石油エネルギーを水の電気分解で得る水素に切り替えることで、 2050 年まで に再生可能エネルギー100 %を達成する構想を立てている 。 温室効果ガスを減少させ、世 界規模の気候保護に貢献するべく、環境先進国として、水素社会を実現させていく方針であ る。

実際に、水素社会を実現していくための取り組みがなされている 。 首都のレイキャピクで は水素燃料電池で走るパスが試験運行されている 。 公道では水素スタンドも稼働している 。 また、燃料電池漁船の実証実験や自動車等の燃料の水素化など、実現に向けた試みがいくつ

も行われている 。 [ 資源・エネルギー ]

原子力発電所: 保有していない 核: 保有していない

アイスランドで、は一次エネルギー消費の内、 71 % が水力及び地熱の再生可能エネルギー である( 資料1参照) 。 エネルギー源で、ある地熱、水力は国産の再生可能エネルギーで、そ の他のエネルギーである石油や石炭は輸入に頼っている 。 電力の99 . 9 %が地熱、水力の エネルギーによって生産されている 。 主要なエネルギー源で、ある地熱、水力はどちらも温室 効果ガスの排出量がゼロないしわずかであることから、環境への負担が少ない。

地熱エネノレギーは主に入浴や洗濯用の温泉として利用されていたが、今ではビル・家屋の 地域暖房としても利用されている 。

4, 資 料 お よ び 出 典 [ 資 料 ]

(資料1 ) 一次エネルギー消費 ( 2 0 0 5 年) ペタジュール 干t oe

水力 25. 2  603  16.3 

地熱 85  2.030  54. 9 

石油 製 品 ( 輸入 ) 40.1  958  25. 9 

石炭 ( 輸入 ) 109 

合 計 154.9  3,700 I   100  [ 出典 ]

.N ED Oホームページ ht t p:/ /,帆vw.nedo.go .   j p/ kankobut s u/ r epor t / l Oll /l Ol l 一08. pdf  

‑ 外務省ホームページ ht t p:/ / www. mof a. go. j p/ mof aj /  

.MS Nエンカルタ百科事典ダイジェスト ht t p : / / j p. enc ar t a.   msn.   c om/ 

h 0: コ

アメリカ合衆国 ( U ni t ed St at es  of   Am er i ca)  

1,国 家 基 本 デ ータ

[ 大統領 ] ジョージ

. w .

ブッ、ンュ [ 国務長官 ] コンドリーザ・ライス

[ 環境保護庁長官 ] スティーブン・ジョンソン [ 首都 ] ワシントンD. C 

[ 人口 ] 281, 4 20 千人 ( 2007 年現在) [ 面積 ] 9 6 2.   8万平方キロメートル

( 2007 年現在) [ 民族 ] 当該データなし

[ 言 語 ] 主として英語( 法律上の定めはなし、) [ 宗 教 ] 信教の自由を憲法で保障、主にキリスト教 [ 通貨 ] 米ド、ル

[ 国内総生産 ( G D P ) ] 13兆2446 億ドル ( 2006 年)

同 同 """"・ ""

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[ 主要産業 ] 工業( 全般) 、農業( 小麦、 トウモロコシ、大豆、木材他) 、金融保険不動産 業、サービス業

2,京都議 定 書 関連

{ 所属グ ループ ] アンプレラグルーフ。

[ 京都議定書削減目標 ] ‑ 7 % (離脱) [ C O2 排 出 量 ] 

化 石 燃 料 か ら の 排 出 量 : 5, 635  ( 百万トン) 一 人 あ た り の 排 出 量 : 20  (トン)

運 輸 部 門 か ら の 排 出 量 : 1, 794  ( 百万トン) [ メタン (C H 4 ) 排 出 量 }

C02 換算量 6 14 .4   ( 百万トン) 一人あたりのC02 換 算 量 : 2.   2  (トン) 3,環 境 問 題及 び環 境 政策

アメリカは、 C02 排出削減のための省エネは自国の経済を悪化させるとして、 「京都議 定書」から離脱した 。

アメリカは地球温暖化の原因となる温室効果ガスの削減に関しては、 1990 年の気候変 動枠組み条約で温室効果ガスの浄化と排出の基準を厳しくし、 2005 年のエネルギ一政策 法で石油に依存した経済から生物資源燃料、自然資源燃料への転換を目指して政府と民間が 全体的な取り組みを開始している 。特に気候変動枠組み条約に加盟してからは、政府 ・議会・ 法人・国民が連携して、地球温暖化の予防と温室効果ガスの排出削減に取り組んでいる 。 そ の結果のーっとして、バイオエタノールの生産高の増加がある 。 バイオエタノールとは、サ トウキビやトウモロコシなどといった植物を発酵・蒸留して製造されるエタノールのことで ある 。2004 年度の生産高はブラジルとともに世界最大規模である( 資料1 参照) 。 バイ オエタノールは生産過程でC02 を吸収するため、地球温暖化対策に役立つとされている 。

アメリカでは、生態系を無視してバイオエタノールの原料となるトウモロコシに生産が集中 し、土壌浸食や砂漠化が進んでいるのも問題となっている 。

温室効果ガスの排出量削減対策のバイオ燃料以外の自然資源による手段としては、太陽光 発電、風力発電、水力発電、潮力発電、地熱発電、植林活動などがある 。 一般市民が利用可 能な能力・価格の実現と前記の各種方法を組み合わせて採用することにより、二酸化炭素の 排出を減少させ、温暖化抑止対策を推進することが求められている 。

[ 資源・エネルギー ]

原 子 力 発 電 所 10 3 基 ( 2003 年) 核: 保有している

アメリカでは2005 年に「エネノレギ一政策法」が成立した 。 この法には原子力再活性化 のための各種支援策や、再生可能可能エネルギーの支援策が盛り込まれている 。 具体的な内 容としては、 先進的原子力施設に対する融資保証" や 再生可能エネノレギー開発に対する 補助金と優遇税制措置" がある 。

アメリカのエネルギー消費量は世界最大で ある 。 その内訳を見ると、石油が最大のエネル ギー椋であることが分かる( 資料2 参照) 。 また、アメリカは世界有数のエネルギー産出国 でもある。こちらは石炭が多くを占める( 資料3 参照) 。 しかし、生産の伸びは緩やかであ り、アメリカのエネノレギ一生産量はエネルギー消費量を下回る事態となった 。 これにより、

アメリカでもエネルギーの輸入が拡大してきている 。

また、アメリカは、原子力発電所の基数が10 3 基と、その規模は世界ーであり、原子力 発電により電力量の19%を賄っている 。 近年では電力の自由化により競争が激化してきて おり、経済性が重視されるようになってきている 。 運転の効率化が進められたこれまでの原 子力発電所は大量の電力を経済的に生産できることから、電力会社にとって貴重な資産と評 価されるようになっており、運転期間の延長が行われている 。 アメリカでは、 19 96 年以  降、原子力発電所の新規運転開始が途絶えていたが、エネルギー省は、 2002 年 2 月に、

20 10 年までに原子力発電所の新規建設を行うことを目的とした「原子力  201 0J プロ グラムを発表した 。 内容は以下に示す通りである 。

。アメリカ「原子力2010J プログラム

エネルギー省 ( DOE) のS ・エイブラハム長官( 当時) は2002 年 2 月15日、 2010 年までに 新規原子力発電所を建設、運転を開始することを目的とした「原子力 2010 ( Nuc l ear   Power   2010)  J プログラムを発表しました 。本プログラムは、多様なエネルギー源の確保とエネル ギー・セキュリティの保証というブッシュ政権の「国家エネルギ一政策」の目標達成を支援 するものです。

2001年5 月に策定された「国家エネノレギ一政策 」 によると、アメリカの電力需要は21世 紀に拡大し、 2020 年までに393百万kl Vの新規発電容量が必要となるとしており、プッ、ンュ 政権はアメリカの主要なエネルギー源として原子力利用の拡大を推進しています。 i原子 力2010J は、 DOEによる i 2010 年までにアメリカに新規原子力発電プラントを設置するため のロード、マップ」としての役割をもっています。主に以下のような内容を目標としています。

[ 1)   DOEと原子力業界が共同で段階的計画の実施にあたること

段 階1: 新規プラントの規則承認プロセスに関する不確実要素の解決( 連邦規則 10CFR52 プロセスの改善・実証)

( 引用 ) 資源エネル ギー庁 ht t p:/ / .

. ‑ w. enecho. met i. go. j p/ ti cs / hakusho/ 2007ener gyht m l/ ht ml/ 2‑ 2‑ 2‑ 4.  ht ml 

ω0 0 0   70000  60000  50000  40000  30000  2

00  10000  段 階 2: 新型炉の候補設計の完了( 最低でも軽水炉・ガス冷却炉各l基ずつ)

段 階 3:2010 年 ま で に 新 規 プ ラ ン ト の 建 設  ・運 転 開 始

[ 2) 電 力 各 社 に よ る 新 規 プ ラ ン ト の 許 認 可 申 請・設 計・建設に対し、政府の財政インセンテ ィブを適切に導入すること

[ 3) 原 子 力 技 術 展 開 に 対 す る 原 子 力 業 界 の 構 造 基 盤・影 響 の 評 価 [ 4)   i国 家 エ ネ ル ギ ー 政 策 」 の 実 施 を 支 援 す る 国 家 原 子 力 戦 略 を 策 定

4,資料および出典

[ 資 料 ] (資料1 )  

1970 1975 19 80  1985  1990 1995 2000 2003 

資料。米国エネルギー省エネノレギー情報局資料

メ リカとブラジルの工告ノール生産量推移比車産 イン ド株式オンラインhtt p 'l ndok..b: 且m

[ 出典 ]

‑ しんぶん赤旗ホームページ

ht t p:/ / www.i cp .   or.  i p/ akahat a/ ai k0 7/ 2007‑ 06‑ 20/ f t p20070620f aq 12̲ 0  LO. ht ml  

・外 務 省 ホ ー ム ペ ー ジ ht t p:/ / www.   mof a.   go・j p/ mof aj /

.MS Nエンカルタ百科事典ダイジェスト ht t p : / / j p. encar t a.   ms n. c om/ 

・資 源 エ ネ ル ギ ー 庁 エ ネ ル ギ 一 白 書 20 05

ht t p : / / www. enec ho. met i . go. j p/ t opi c s / hakus ho/ 2005/ ht ml / 1702241 0.ht m  l  

‑資 源 エ ネ ル ギ ー 庁 エ ネ ル ギ 一 白 書 200 7 

ht t p:/ / www. enec ho. met i . go. j p/ t opi c s / hakus ho/ 2007ener gyht ml /ht ml / 2‑ 2‑ 2‑ 4.   ht ml   / ‑ ,' ;   ,..$' #J '   .; C セ@ K セ@ C セ@ .; / ♂♂ 

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(資料 2 ) アメリカの一次エネ ノレギー供給の推移

※ 縦軸の単位は「兆BT UJ で あ る。

1αx" oo  900Xl  

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3 8( 以xl 5( ) X( l   4 α X 3αXl O  200Xl   1αXl O 

1970  1975  1980 19s:l  1990  1995 2α xl   ) 3 

資 料 米 国 エ ネ ル ギ ー 省 エ ネ ル ギ ー 情 報 局 資 料

(資料 3 ) アメリカの一次エネノレギ一生産の推移

※ 縦軸の単位は 「兆B TU J である 。

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ウクライナ

( Ukr ai ne) 1. 国家基本データ

[ 大統領 ] ヴィクトル・ユーシチェンコ [ 首相 ] ユリア・ティモシェンコ [ 環境保護大臣 ] Vas y  1 Dz har t y   [ 首都 ] キエフ

[ 人口 ] 47,110千人 ( 2005年現在) [ 面積 ] 603,700平方キロ

[ 民族 ] ウクライナ人( 7 7 . 8 %) 、ロシア人 (17. 3 %) 、ベラルーシ人 ( 0. 6%) 、

モルドパ人、クリミア・タターノレ等 ( 2001年国勢調査) [ 言 語 ] 公用語はウクライナ語、ロシア語も一般に通用

[ 宗 教 ] ウクライナの民族宗教としては、ウクライナ正教及びウクライナ・カトリック教。

その他、ロシア正教等。

[ 通貨 ] フリヴニャ ( hr yvnya)

[ 国民総所得 ( G N I) ] 713. 8億ド、ル ( 2005年) [ 主要産業 ] 農業、鉄鋼業、機械、造船 2. 京 都 議 定 書 関 連

[ 所属グ、/レープ ] アンプレラグ、ルー プ [ 京都議定書削減目標 ] ::1:: 0 %  [ CO,排 出 量 ]

‑ 化 石 燃 料 か ら の 排 出 量 : 292万トン .一人 あ た り の 排 出 量 : 7.1 万トン

・運輸部門からの排出量 18万トン [ メタン ( CH. ) 排 出 量 ]

• CO,換算量: 148万トン

.一人あたりのCO,換算量: 3 万トン 3. 環 境 問 題 お よ び 環 境 政 策

豊富な天然資源、と肥沃な農地にめぐまれたウクライナは、 1991年にソビエト連邦が消滅し たのちも、旧ソ連時代からの汚染として、火力発電所や都市を発生源とする大気汚染が深刻 であり、地方では地下資源の採掘による環境破壊がすすんでいる 。 河川や湖沼の水質汚濁も ひどく、飲用可能な水の確保は容易でない。

また1986年にはチェルノブイリの原子力発電所で大事故が発生した。チェルノブイリ事故 では、国土の 10%が放射能汚染の被害をうけ、少なくとも 2%がきわめて高レベルの放射能 に汚染された 。10万人以上の人々が移住を強いられ、農産物は汚染のため食用にできず、農 業はほとんど放棄せざるをえなかった 。 放射能による健康への被害をじかにうけたのは、事 故直後の処理にたずさわった数百人だけだ、ったが、国民全体への長期的な被害がしだいに明 らかにな っている 。 たとえば、子供 の 甲状腺がんなどである 。 今後も数十年間は危険な状態

がつづくと考えられている 。 とくに高レベノレの汚染地域は、ほとんどが現在も居住不能であ る。住民が退去した地域では、人間の活動がほぼ全面的に停止したため、皮肉にも多くの野 生生物が繁茂、増殖している 。

また、ウクライナでは、家畜の排池物をはじめとする有機性廃棄物のほとんどが、野積み や素掘りなどの不適切な処理のまま放置されてメタンガスが発生している 。 日本で実現化さ れているGM方式を導入することにより、バイオマス系廃棄物から土壌改良材を製造し、長 年の単一作物粗放農業によって傷んだ耕地の再生に役立てるとともに、温室効果ガスの排出 抑制を図るための調査が進んでいる 。 農 業・畜産業における環境保全、資源、リサイクノレ技術 の開発・導入に積極的なのである 。

経済成長は順調なものの、最近の首相の交代やそれによる各省庁担当官の異動による混乱 など、政情の変動により、京都メカニズムに対する体制の整備への影響が懸念されている 。 政府が奨励しているプロジェクトとしては、ランドフィルガスの回収や製錬時の廃熱料・熱 利用、石炭・天然ガスの燃焼システムの改良などがある 。

[ 資源・エネノレギー ]

原子力発電所: 保有している 核: 保有していない

1986年4月26日未明、旧ソ連( 現在のウクライナ) のチェルノブイリ原子力発電所の4 号炉で大きな爆発事故が起こった 。火災は10日後にようやく収まったが、原子炉内にあった 大量の放射能が大気中に放出され、世界各地に広がった 。 約8,000k m離れた日本でも野菜や 水、母乳などから放射能が検出された 。 事故処理作業として、放射能を浴びたがれきを処理 したり、放射能を閉じ込めるために「石棺」が建設された 。 甲状腺ガンやその他の健康被害 も多発し、 2 0年以上が過ぎ、た現在もなお、その放射能レベノレは測定器が振り切れるほどの 高さを示している 。

独立した現在でも、エネノレギ ー の大部分をロシアからの輸入に依存しており、ロシアとの 深いつながりがある 。

4. 資 料 お よ び 出 典

財団法人地球環境戦略研究機構 h t t p:/ / www. igs . or.  i.p/j p/ i  ndex .ht m  l   MSN  エンカノレタ百科事典 ダイジェスト

h tt p:   /  l i p.   enc ar t a .m s n. c om/ 

財団法人地球環境センター ( GEC) ht t p:/ /耳目.i pli p/ i ndex .ht m  l   チェノレノブイリ医療支援ネットワーク h t t p:/ / w .c her 9 .t o/ i  ndex .ht m  l  

ドキュメント内 秋田大学学術情報リポジトリ rpkyo2 (ページ 80-86)

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