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ドキュメント内 秋田大学学術情報リポジトリ rpkyo2 (ページ 109-132)

デンマーク王国

( Ki ngdom of   D enm ar k)  

環 境 相・

4、資料および出典

日 本 貿 易 振 興 機 構 ( ジ ェ ト ロ ) ht t p:/ / www.j et r o.   go・  j p/ indexj . ht ml   外 務 省 ht t p : / / w.mof a.   go.   j p/ mof aj /   経済産業省 ht t p: / / www. met i . go. j p/  

独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構 ht t p: / / www. nedo.go.j pl i ndex. ht ml  

l H o o ‑

50 百 万 ト ン 10. 9 百 万 ト ン 13 百 万 ト ン 2 .京 都 議 定 書 関 連

[ 所属グ ループ

1

EU  15 カ国 [ 京 都 議 定 書 削 減 目 標

1 ‑

2 1. 0%   [ C0

2排 出 量 ]

‑化 石 燃 料 か ら の 排 出 量 .一 人 あ た り の 排 出 量 .運 輸 部 門 か ら の 排 出 量

[ メタン ( CH) 排 出 量1

• CO

2換 算 量 5. 7 百 万 ト ン

1. 1トン

‑一 人 あ た り の CO

2換 算 量

QYYP RPPX セRPQR VE WE E U8 %) を 削 減 す る こ と を 義 務 づ け て い る 。現 在152カ 国 及 び 欧 州 共 同 体 が 締 結 し て い る ( 平 成17年8月2日現在)。

( 3) 今 後 の 課 題

世 界 全 体 で の 温 室 効 果 ガ ス 排 出 量 は 増 加 傾 向 に あ り 、 中・長 期 的 な 地 球 温 暖 化 対 策 の 実 効 性 を 確 保 す る た め に は 、 米 国 や 開 発 途 上 国 を 含 む 全 て の 国 が 排 出 削 減 を 約 束 す る 共 通 ル ー ル を構築することが重要である。 2005年11月28日から 12月9日にかけてモントリオールで、

開催されるCOP11 ( 気候変動枠組条約第11回 締 約 国 会 議 ) 及 びCOP/ MOP1 ( 京都議定書第l 回 締 約 国 会 合 ) に お い て 議 論 が 行 わ れ る 。

ドイツ連邦共和国

C Feder al Republ i c of   G   er m any ) 

1 国家基本データ

[ 元 首 ] ホルスト・ケ ー ラ 一 大 統 領 [ 環 境 大 臣 ] : ユ ル ゲ ン・トリッティン [ 首 都 ] ベ ル リ ン

[ 人口 ] 8,2 4 3 0千人 ( 2005年現在) [ 面積 ] 35. 7万凶( 2005年現在)

2) ド イ ツ に お け る 環 境 問 題 及 び 環 境 政 策

ドイツは京都議定書削減目標には届かないほどCO,の排出量が多く地球温暖化に対する政策が 数多くとられている 。 国家単位の大きな政策としては以下のようなものである 。

ドイツは、石炭から天然ガスへの燃料転換や省エネルギー、および東西ドイツの統合に 伴うエネルギー消費原単位の改善によりC02削減を行ってきた。 さらに、再生可能エネル ギーの倍増、コ・ジェネレーションの拡大 (CHPクオータ取ヲ1) 、経済的インセンティブ ( Eco Tax) による対策に取組んで、いる 。 また、産業界と自主協定を締結し、 GHGs の削減をより 確かなものとする努力が行なわれている 。 また、エネルギーに関しては原子力発電を禁止し、原 子力発電に頼らないエネルギー開発が特徴である 。

ドイツの地球温暖化対策は、環境大臣の監督下に省庁横断によるC02削減作業グ、/レーフ。

が設置されている 。 さらにC02削減作業グ、ループ。は、 6つのグループに分かれ、それぞれの分野の 気候保全のための目標設定を行い、 C02削減可能性の調査・開拓、そして削減の進捗状況 の監視を行なう体制をとっている 。 以下はそのグループて。ある 。

①エネルギー供給、 ④  新技術

② 輸 送 ⑤  農業および森林

③  建設 ⑥  排出目録

ま た 、 リ サ イ ク ル 可 能 な 商 品 の 増 大 に 伴 い 、 ゴ ミ と し て 処 分 す る も の を 極 力 減 ら す な ど の 取 り 組 み を 通 し て 、 国 民 全 体 で 高 い 環 境 へ の 意 識 を 持 っ て い る の が ド イ ツ で あ る 。 ウィキペディア

ゲ ル マ ン 系 を 主 体 と す る ドイツ民族

ドイツ言吾

プ ロ テ ス タ ン ト 約2,710万人、 カ ト リ ッ ク 約2,715万人 [ 通 貨 ] ユーロ

[ 主 要 産 業 ] 自動車、機械、電子工学、化学、環境技術、精密機械、光学、医療技術、

バ イ オ ・ 遺 伝 子 工 学 、 ナ ノ テ ク ノ ロ ジ 一 、 航 空・宇 宙 産 業

1111111111ι

[ 民 族 ] [ 言語 ] [ 宗教 ]

2. 京 都 議 定 書 関 連

・所属 グルー プ EU 

‑京 都 議 定 書 削 減 目 標 [ C0 2排 出 量 ]

‑ 化 石 燃 料 か らの排出量:8 28( 百万トン) ( 2002年) .一 人 当 た り の 排 出 量:10.   2(百万トン) ( 2002年)

・運 輸 部 門 か ら の 排 出 量 16 2 (百万トン) ( 2003年) [ メ タ ン 排 出 量 }

‑2 1 % 

]{C

.CO ,換算量 8 6 . 5 (百万トン) ( 2003年)

・一 人 当 た り のC02換 算 量: 1  5、重 要 語 句

コジェネレーション

コージェネレーション、またはコジェネレーションは、内燃機関、外燃機関等の排熱を利用し て動力・温熱・冷熱を取り出し、総合王主ょと主ニ効率を高める、新しいエネルギー供給、ンステム のひとつである 。日本においては、基盤蓋亙査の発行に伴い、製造サイドとして電機メーカーやガ 三会社が、需要者サイドとしてイメージ向上の効果も狙うスーパーマーケットや大エネルギー消 費者である大規模孟量などで関心が高まっている 。

1( トン) ( 2000年)

1) EU  に お け る 環 境 政 策 ( 1) 気 候 変 動 枠 組 条 約

大気中の温室効果ガス( 二酸化炭素、メタン等) の増大が地球を温暖化し自然の生態系等に

悪 影 響 を 及 ぼ す お そ れ が あ る こ と を 背 景 に 、 大 気 中 の 温 室 効 果 ガ ス の 濃 度 を 安 定 化 さ せ る こ とを目的として、 1992年 の 地 球 環 境 サ ミ ッ ト で 署 名 の た め 開 放 さ れ た 条 約 。

( 2) 京 都 議 定 書

上 記 枠 組 条 約 の 目 的 を 達 成 す る た めCOP3 ( 第3回 締 約 国 会 議 ) で 採 択 さ れ た 議 定 書。先 進 3. 環 境 問 題 及 び 環 境 政 策

経済的インセンティブ

経済的インセンティブとは、関係者に対して金銭上の便益を直接または間接に提供することで、

関係者の行動を変化させようというものである 。 電子政府においては、それまで有料で提供して いたサービスを無料またはより安い値段で提供する例が多い。 また、電子申請を行う場合に手数 料を割引く手法や、許認可や給付に要する期間をより短くすることで利用サイドの機会損失を低 減させる手法が、海外では広くみられる 。

6、引用、参考資料

・外務省ホームページ ht t p : / / www. mof a. go. j p/ mof aj /  

地球温暖化対策関連データ等に関する調査報告書 経済産業省

ウィキペディア ht t p : /l i日目wi ki pedi a. on; / wi ki / 株 式 会 社 NT Tデータ経営研究所

ht t p : / / www. kei ei kn.coj p/ mont hl y/ 2006/ 0605‑ 1!index . ht ml  

] 5

∞ー

京都メカニズムの現状は、

20   0 8年 、 日 本 と 排 出 枠 の 売 買 を 予 定 し て い る 。 日本政 府 はC0 2換 算 で 最 大1,0 

o

0

 

万 ト ン の 購 入 を 望 ん で い る。 こ れ は 、 ハ ン ガ リ ー に お い て 、 社 会 主 義 か ら 市 場 経 済 に 移 行 し た 際 、 重 化 学 工 業 部 門 が 低 迷 し た こ と な ど で 、 排 出 量 が 目 標 よ り も 最 大1億ト ン 程 度 減 少 す る と い う 見 通 し に 基 づ く 余 剰 枠 の 売 買 で あ る 。 代 金 は 日 本 円 で200億 円 規 模 に な る と 見 込 ん で い る 。 こ の 代 金 を 利 用 し て 住 宅 へ の 太 陽 光 パ ネ ル の 取 り 付 け や 風 力 発 電 の 増 設 行 う 予 定 で あ る 。 そ の た め 風 力 発 電 ( 2003 年 ま で に 導 入 さ れ た の は3 M K W) や 太 陽 光 発 電 の 増 設 を 行う予定である 。

ま た 、 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー に つ い て はE Uよ り 新 加 盟 国 に 対 し て 目 標 が 設 定 さ れ 、 全 発 電 量 の う ち 再 生 可 能 な も の について、 0 . 7%( 199  0年) だ、ったものを20 1 0  年 に は 3 . 6% に す る こ と を 

目標としている 。

[ 環 境・食 料・エ ネ ル ギ ー・ 人口 ]

世 界 シ ェ ア のl.5 %を占める直炭 ( 139 1万トン、 2002年) 、原油 ( 107万トン) 、天然ガス ( 11 5千兆ジュール) を採掘しており、豊富ではないがさまざまな地下資源を埋蔵している 。 また、金属鉱物資源については、ボーキサイト ( 100万 ト ン ) が 有 力 で あ る が 、 採 掘 量 は 減少傾向にある ( 199 1年 に は203. 7万トンが採掘されていた)。 この他、小規模ながらマン ガンとウランの採掘もしている 。

そ の 他 の 国

ωH332oo3O

51 22までの総量 123年 混 入 量 12003年総量

11. 994 1  2. 6451 

48お¥,377

2889 1  243  693 1  226  788 1  116 

552 1

345 1  5

2971  78 

1481  91 

1401  2

1951

1371  4

351  33 

431  8 

171  5 

271  30 

H o  

3 o  

2 o  

0 o  

0 o  

0 3  

0 o  

6'1  41 

23 5. 411

23. 1591  5. 452 

4

461  11 

5 o  

149 1  15 

ドイツ スペイン デ ン マ ク オランダ イタリア イギリス ス ウ エ デ ン ギリy フランス オーストリア ポルトガル アイJJ ベ ル ギ フイJラ ノ ド ルクセンブルゲ ポーラ ン ラトピア ェコ ハンガリ ー ヱストニア キプロス リトア ニア マルタ スロハキア スロベニア 新 加 盟 国 針

EU‑ 15針 目 指 針

ノルウェー ウクライナ スイス ルーマ ニア そ の 他 の 園 計 EU1 5  カ国

ハ ンガリー共和国

( Republ i c of   H ungary)  

1 .園家基本デー タ

[ 大 統 領 ] ショーヨム・ラースロー

{ 首 相 ] ジュノレチャーニ・フェレンツ

{ 環 境 相 ] ベルシャニ

[ 首 都 ] ブダペスト

[ 人 口] 約1,009万人 [ 面 積 ] 約9. 3平 方 キ ロ メ ー ト ル [ 民 族 ] ハ ン ガ リ 一 人

[ 言 語 ] ハ ン ガ リ 一 語

[ 宗 教 ] カトリック約5 2 %、 カ ル ヴ ァ ン 派 新 教 約16% [ 通 貨 ] フォリント ( H UF )

[ G   D  P ]  1,129億 ド ル ( 2006年、 I MF )

[ 主要産業 ] 機 械 工 業 、 化 学・製 薬 工 業 、 農 業 、 畜 産 業

新 加 盟 国

5 5  ( 100万t ) 5 .  9 (トン)

1 1  (100万t ) 2 京都議定書

[ 所 属 グ ル ー プ ] C G1  1 (中東欧諸国) [ 京 都 議 定 書 削 減 目 標 ] ‑ 8%  

[  C  0 2 排 出 量 ] 化 石 燃 料 一人あたり 運輸部門

[ メタン (C H4 ) 排出量 ] 総排出量のC02換算量

1あたりのC02換算量

4. 資料お よび 出典

E U各 国 の 風 力 エ ネ ル ギ ー 導 入 量

。ホームページ w i k i pedi a  

ht t p:// j a .wi k i pedi a. or g/ wi k i/ %E 3 %8 3 %A1%E 3 %8 2 %A 4 %E 3 %8 3 %B 3 %E 3 %8 3 %9 A %E 3 %8    3 %B C %E 3 %8 2 %B 8  

外 務 省

ht t p : / / www.mo f a .g o.j p/  

資 源 環 境 技 術 総 合 研 究 所

ht t p: / / www. ai st . goj p/ NI RE/ publ i ca/ n e ws ‑98/ 98‑ 10‑ 3 . ht m   M S N エンカルタ 百科事典

h ttp: //j p. encart a. ms n. com/ encycl opedi a̲ 76 1556878/ cont ent . html   京都メカニズ、ム情報プラット

ht t p: / / www. kyomecha. or g/ cop12s i deev en ts. h tml   財 団 法 人 地 球 環 境 セ ン タ ー

ht t p: //gec .jp/ gec/ gec . nsf/j p/ Act i v i t i es‑ Feas i bi lit y   中東排出権取引ハンドブック

wwwj etro. goj p/ bi z/ world/ europe/ mi ddl e̲eas t   MWHセI 

※単 位 3. 環境問題お よび環境政策

[ 環境問題 ]

お も に 自 動 車 の 排 気 ガ ス と 、 電 気 機 器 製 造 工 場 の 排 気 に ふ く ま れ る 有 害 物 質 が 原 因 と な っ ている 。 ま た 、 大 気 中 の 硫 黄 酸 化 物 で 起 こ る 酸 性 雨 は 、 森 林 、 水 路 、 建 築 物 な ど に 大 き な 被 害をあたえている 。

水 質 汚 染 に つ い て は 未 処 理 の 工 場 廃 水 が 原 因 。 ま た 、 ほ と ん ど の 家 庭 が じ ゅ う ぶ ん な 衛 生 設 備 を も た な い ハ ン ガ リ ー で は 、 下 水 処 理 の 不 備 も 水 質 汚 染 の 一 因になっている 。 そのため 中央ヨーロッパで、最大の広さをもっパラトン湖の汚染は深刻な状況になっている 。 土壌も国 内 各 地 の 工 場 か ら の 化 学 物 質 を ふ く む 排 水 に よ っ て 汚 染 さ れ て い る 。 また、最近ではヒ素を 含 む 地 下 水 も 問 題 に な っ て い る 。

[ 環境政策 ]

ハ ン ガ リ ー で は1960年 代 以 降 、 様 々 な 環 境 政 策 を 実 施 し て お り ( 例 え ば19 7 6年制 定の人間環境法では、生存権・社会的責務を明確にし、強制措置や罰金を規定した) 、 19 9 

5年 の 環 境 基 本 法 で 持 続 可 能 な 開 発 を 取 り 決 め た 。2001年、 E U基 準 へ の 適 合 に む け て 2 6の環境関連法を制定し、 2004年にE Uに正式加盟した 。

C02削 減 に つ い て は 、 経 済 的 な 発 展 の 問 題 も あ り 、 電 力 に つ い て は 石 炭 を い ま だ に 使 用 しており、排出削減の妨げとなっている ( E U側 よ り 指 令 が あ り 対 策 は 行 っ て い る )。そのた

め自力での削減は難しいため、 ドイツなどの西欧諸国からの排出権取引に依存しているのが

現状である 。

9  ( 100万t ) 1 ( t )   9  ]{O

∞  

中東欧諸国の 環境 政策 仙 石 学

www. s ei na n‑g u. ac. j p/j ur a/ h o me04/ pdf / 390 1/ 3901s engoku. pdf   拡大E Uが 環 境 政 策 に 与 え る 影 響 に 関 す る 調 査

met i . go. j p/ pol i cy/ rec y cl e/ . . . / r esear ch/ h16f y/ 1607144‑ 3j et r o̲ 0. pdf

@ 参 考 文 献

( 法律文化社)

独 立 行 政 法 人 日 本 貿 易 振 興 機 構 編 「 拡 大EUが 環 境 政 策 に 与 え る 影 響 に 関 す る 調 査 」

「中東欧諸国の環境政策ー「欧州、│化 ( Eur opi ani z at i on) 論 の 利 用 可 能 性JJ

「朝日新聞 2007 年11月26日」

「朝日新聞 2007 年11月28日」

矢 野 恒 太 記 念 会 編 集・発 行 『 日 本 国 勢 図 会2 0 0 7/ 0 8年版』

ー 一 己

C│

4 1‑ ‑ '   4

フィンランド共和国 ( Republ i c o f   Fi nl and)  

1. 国家基本データ

[ 元 首 ] タルヤ・ハ ロ ネ ン

[ 首相 ] マッティ ・ヴ ァ ン ハ ネ ン ( 中 央 党 ) [ 環 境 大 臣 ] ヨ ハ ン ソ ン

[ 首 都 ] ヘ ル シ ン キ [ 人口] 528 万人 ( 2006 年) [ 面 積 ] 33 . 8 万 平 方 キ ロ メ ー ト ル [ 民族 ]

[ 言語 ]

( 日本よりやや小) 該 当 デ ー タ な し

フィンランド語、スウェーデ ン語

( 全人口の約5 . 5 %) ( 2006 年)

[ 宗 教 ] 福 音 ル ー テ ル 教 ( 国 教 ) 、 フ ィ ン ラ ン ド 正 教 [ 国 民 総 所 得 ] 1,932 億ド・ル ( 2005 年、世銀) [ 通貨 ] ユーロ

[ 主 要 産 業 } ハ イ テ ク 機 器 製 造 ( 携 帯 電 話 等 ) 紙・パルフ。等 木 材 関 連 、 金 属

2. 京 都 識 定 書 関 連

・所 属 グ ル ー プ EU 

‑京 都 議 定 書 削 減 目 標 [ CO,排出量 ]

・化 石 燃 料 か ら の 排 出 量 .一 人 当 た り の 排 出 量

0 % 

6 3 (百万トン) ( 2002 年) 10    4 ( 百万トン) ( 2002 年)

‑運 輸 部 門 か ら の 排 出 量 : 1 3 (百万トン) ( 2003 年) [ メ タ ン 排 出 量 ]

.CO,換算量:  5.   4 (百万トン) ( 2003 年)

・一 人 当 た り のCO,換算量 1( トン) ( 2000 年)

3 .  環 境 問 題 及 び 環 境 政 策 1 )  EUにおける政策

( 1) 気候変動枠組条約

大気中の温室効果ガス( 二酸化炭素、メタン等) の増大が地球を温暖化し自然の生態系等に悪影 響を及ぽすおそれがあることを背景に、大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させることを目的 として、 1992 年の地球環境サミットで署名のため開放された条約。

( 2) 京都議定書

上記枠組条約の目的を達成するためCOP3 (第3 回締約国会議) で採択された議定書。先進国等

QYYP RPPX セRPQR VE WE euXEI

を削減することを義務づけている。現在152カ国及び欧州共同体が締結している( 平成17年8 月 2日現在)。

( 3) 今後の課題

世界全体での温室効果ガス排出量は増加傾向にあり、中・長期的な地球温暖化対策の実効性を

確保するためには、米国や開発途上国を含む全ての国が排出削減を約束する共通ルールを構築す ることが重要である 。2005 年 11 月 28日から12 月 9 日にかけてモントリオールで開催される COP11 ( 気候変動枠組条約第11回締約国会議) 及びCOP/ MOP1 ( 京都議定書第l回締約国会合) におい て議論が行われる 。

2)  フィンランドにおける環境問題および環境政策

フィンランドは、 1994年5 月気候変動枠組条約、 2002年5月京都議定書を批准し、 EU のパーテ守ン、ンェアリングによりその目標量は1990年比::!::O%となっている 。 地球温暖化対 策は、 2001年3 月に出された「国家気候戦略」 を基に行われており、これによるとフィンラン

ド の排出削減量の半分を省エネルギーと再生可能エネルギーの促進によって達成し、残りの半分

を電力供給対策で達成する計画となっている 。 電力供給対策には、石炭からガスへの燃料転換と しづ選択肢と、原子力発電の促進としづ選択肢とが用意されている 。

地球温暖化対策の特徴の一つである炭素税の効果については、炭素税が導入されたGHGs 排出量が同国のベースラインとされ、炭素税が無かった場合のGHGs 排出量が推定されて いないため、削減効果の公的な見積もりは出されていない。 炭素税が同国の地球温暖化対 策に一定の役割を果たしていることは間違いないが、税率が低いためその効果はそれほど 大きなものではないと一般的に評価されている 。

6、引用、参考資料

‑ 外務省ホームページ ht t p・// 肌刊. mof a.   go.j p/ m  of aj/  

‑地球温暖化対策関連データ等に関する調査報告書 経済産業省

ドキュメント内 秋田大学学術情報リポジトリ rpkyo2 (ページ 109-132)

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