9月14日~9月16日(2泊3日)
2 富士湧水の里水族館
富士湧水の里水族館では、富士五湖や周辺の川に棲む魚を見たり、富士山周辺の自然や魚 の生態について学んだりすることができた。富士山の湧水を使用した水槽は透明度が高く、
遠くにいる魚まで観察できた。見るだけでなく、皮膚の角質を食べるドクターフィッシュと 触れ合ったり、富士山の湧水に手をつけたりする体験もできた。
【富士山で見られる岩石】
<生活・文化体験活動>
1 ほうとう作り
学級ごとに、4つの民宿に分かれてほうとう作りを行 った。宿の方に教えてもらいながら、小麦粉と水を混ぜ、
こねて、伸ばして、と班員で協力しながら行った。最後 に学級のみんなで作ったほうとうを入れたほうとう汁を 昼食として食べた。自分たちで作ったほうとう汁は格別 の味だったようだ。
○児童の感想
・富士山は遠くから見ると青いが近くで見ると赤い。富士山にある岩は水を通し、とても軽い。
・富士山には植物はあまりないと思っていたけれど、五合目より上にもたくさんの植物があり、
動物がいることを知ってびっくりした。
・普段あまりしたことがない木登りなどができて楽しかった。
・富士山の湧水があんなに冷たいなんてびっくりした。
・ほうとうは自分たちで作ってみんなで食べたからとてもおいしかった。
・班のみんなで生活して、協力することの大切さを学んだ。この経験をセカンドスクールにも生 かしたい。
○セカンドスクールとの関連について
プレセカンドスクールに向けて、「友達と助け合うこと」「自然や人に感謝すること」を学年 テーマに掲げ学習を続けてきた。一人一係を担当し、それぞれが責任をもって活動できた。ま た、各活動場所での団体行動にもとてもよい態度で臨むことができた。各活動場所では班長・
副班長があいさつや司会進行、お礼の言葉を述べる場面を設け、「自分たちで作り上げるプレ セカンドスクール」を実践できた。この経験が次のセカンドスクールでの自主・自律的な行動 への礎となり、「自分は、自分たちは今、何をすべきなのか」という課題を考えながら行動す ることにつながると考える。
○今年度の成果と次年度に向けての課題
今年度、1日目の雨天プログラムで、他団体との調整から、富士山レーダードーム館と富 士山世界遺産センターの訪問時間を入れ替えた。富士山世界遺産センターが今年度、新しくで きたため、雨プログラムは富士山世界遺産センターでの見学時間が長い今年度の日程がよいだ ろう。また、富士山世界遺産センターでは、係員が学級に1名付いたことで、充実した学習を 行うことができた。来年度もあらかじめ依頼しておくよう引き継ぎたい。
アレルギー対応については、学校だけでなく、宿と保護者間でも連絡をとり合い、対応した。
【協力してほうとうを作っている様子】