第3章 学生の国際交流
第2節 在学生の海外留学・研修
学生の海外留学は,短期間の単なる語学留学を含めると,多くの者が留学していると思われる が,公的なものを除き,その実状は十分把握されていない。その理由は,海外留学の場合,授業 料や就学年限の関係で,休学をして留学する場合が多いからであり,その場合,実質的に留学で あっても,公的には留学といえるのか,明確でないことが多い。また,休学届の理由欄に私費留 学のためとあっても,その実状を把握することは難しい。さらに,短期の語学留学(1〜2ヶ月)
については,休業中に参加する者が多いためである。
以下に,短期交換留学生等,公的な派遣留学の数を示す。
派遣留学生数
年度 総数 香港 ドイツ 韓国 英国 アメリカ
平成 21 年度 10 人 1人 3人 1人 3人 2人 平成 22 年度 11 人 1人 1人 3人 5人 1人
2 大学間交流
(1)国際交流協定
①新規締結 中国東北師範大学
学術交流に関する協定及び留学生交換に関する実施計画を,平成 22 年4月7日に締結した。
②国際交流協定締結校
国際交流協定締結校は,平成 23 年3月 31 日現在で,12 カ国・1地域 18 機関である(本節末 表を参照)。
なお,国際交流委員会では,「愛知教育大学の国際交流基本指針」及び「愛知教育大学におけ る国際学術交流協定締結に関する要項」を平成 20 年3月 19 日に制定している。
今後の課題としては,近年交流実績の無い大学については,協定の廃止等を含め検討する必要 がある。
(2)関連行事 【受入】
① 2010「日韓教育文化交流」
日 時:平成 22 年5月 13 日〜5月 19 日
場 所:本学,知立市立知立東小学校,社会見学(京都,名古屋市内)
参加者:韓国晋州教育大学校 13 人(学生 12 人,教員1人)
本学等参加者 70 人(学生 30 人,教職員 20 人,学外者 20 人)
主な企画
・本学の大学祭に「パッピンス(韓国スィーツ)」を出店,日本の大学生と共同作業を行う ことにより,相互理解を深める。
・知立東小学校の授業に参加し,初等教育の理解をするとともに,児童と交流する。
・ボランティアによるホームステイ先で,ホストファミリーと過ごすことにより日本の文化・
風習等について身近に体験し,理解を深める。
・京都市,名古屋市内を見学して,日本の文化・歴史の理解を深める。
【派遣】
① 2010「日韓教育文化交流」
日 時:平成 22 年9月7日〜9月 13 日 開催地:大韓民国(釜山市,晋州市,慶州市)
参加者:14 人(学生 12 人,教職員2人)
主な企画
・晋州教育大学校で,大学祭のステージ企画,スポーツ祭に参加し,韓国の大学生と共同事 業を行なうことにより,相互交流・相互理解を深める。
・晋州教育大学校付設小学校において,各学年の授業見学を行う。指導案を作成し,授業実 践を行うことにより,韓国の初等授業について理解を深める。
・晋州教育大学校の学生とともに,釜山市周辺を自由散策し,学生の相互交流を推進する。
② 2010「日中教育文化交流」
日 時:平成 23 年3月1日〜3月 22 日 開催地:中国(山東大学,東北師範大学)
参加者:15 人(学生 14 人,教職員1人)
主な企画
・中国語の語学力向上のため,現地で中国語の講義を受講する。
・中国の学生・教員と相互交流・相互理解を深める。
・キャンパス及び授業見学を行う。
③ 国際交流基金 海外日本語インターンプログラム ・タイ王国への派遣
日 時:平成 22 年8月5日〜9月6日
開催地:スラタニー,チェンライ,ラチャナカリン・各ラチャパット大学 参加者:学生6人
・アメリカ合衆国への派遣
日 時:平成 22 年8月 21 日〜9月 12 日
開催地:インディアナ州マンシー・ボールステイト大学 参加者:学生4人
趣 旨
・海外の協定校の日本語教育機関へインターンを派遣し,現地の学生の日本語学習を支援す ると同時に,派遣する学生に海外の日本語学習の現場を経験する機会を提供する。
・また,本学からのインターン受入協定校の学習者に対して,訪日研修の機会も同時に提供し,
学習動機や意欲の向上だけでなく,将来の親日家育成を目指す。
主な企画
・スラタニ・ラチャパット大学等及びボールステイト大学にて,現地で日本語を教えている 教員の授業に参加し,日本語授業のアシスタントを行う。また,「日本語の基礎」クラス の授業を実際に担当し,日本で教える場合との違い等を体験し,今後の指導に役立てる。
さらに,異文化交流を通じて,国際理解を深める。
・同プログラムで本学学生を受け入れている大学の日本語教育履修者を,国際交流基金の関 西国際センターにおいて訪日研修を実施し,海外と日本の大学間の連携強化を支援する。
第3章 学生の国際交流
【国際交流協定 締結大学】 H23/3/31 現在
国際交流協定 締結大学 計 18 校 協定内容 締結年月
アジア 10 校
107 タイ AUE・ラチャパット・コンソーシアム
(9 校)
学術交流に関する協定
(学生交流を含む)
1996 年 05 月
(2004 年改訂)
110 インドネシア 国立スラバヤ大学 〃 2005 年 03 月
国立ジョグジャカルタ大学 〃 2009 年 11 月
112 香港 香港教育學院 〃 2008 年 05 月
113 韓国 晋州教育大学校 〃 1997 年 05 月
(2007 年改訂)
115 ベトナム ハノイ教育大学 〃 2003 年 10 月
116 中国 南京師範大学 〃 1988 年 11 月
東北師範大学 〃 2010 年 04 月
122 台湾 国立彰化師範大学 〃 2004 年 05 月
国立聯合大学 〃 2006 年 11 月
オセアニア 1 校
402 ニュージーランド オークランド大学 〃 1989 年 05 月
北米 4 校
501 カナダ ウォータールー大学 学生交流計画に関する協定 1982 年 12 月
502 アメリカ合衆国 ミラーズビル大学 〃 1980 年 02 月
ボールステイト大学 学術交流に関する協定
(学生交流を含む)
1988 年 05 月
(2000 年改訂)
ニューヨーク州立大学フレドニア校 〃 1988 年 06 月
ヨーロッパ 3 校
707 英国 ニューマン大学 〃 2003 年 03 月
711 ドイツ フライブルク教育大学 〃 2006 年 03 月
728 ロシア モスクワ教育大学 〃 1994 年 03 月
(2003 年改訂)
注 国名コードは,文部科学省 「国際交流状況調査」 で使用する国番号による。