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東京都が行うのは基盤整備のみである(61ページ参照)。

注(4) 「整備費(見込)」は東京都が平成29年度末時点でしゅん工までに必要であると見込んでいる額である。整備を行う

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予定があるが見込額を算出していないものや整備を行う予定がないものは「-」としている。

注(5) 大会施設ごとの実施予定の競技等については図表0-5参照

また、東京都は、新規整備を行う7施設のうち、既に開業し、指定管理者制度によ り運営している武蔵野の森総合スポーツプラザを除く6施設について、29年4月に

「新規恒久施設の施設運営計画」を策定し、各施設を都民や国民の貴重な財産とし て将来にわたり有効に活用していくこととしている。有明アリーナを除く5施設につ いては、30年3月に、東京都体育施設とするために東京都体育施設条例及び同施行規 則を改正し、同年4月に海の森水上競技場、カヌー・スラローム会場及びオリンピッ

1 東京体育館 改修 老朽化対応工事、バリアフリー

改修工事等 実施設計終了 改修工事等 31年12月 - 単独

2 東京国際フォーラム - - - - - - -

3 有明アリーナ 新規 施設新設工事等 本体工事着手、実 施中 本体工事等 31年12月 35,700 単独、国土交通 省補助金

4 有明テニスの森 改修

ショーコート、インドアコート、屋 外コート、クラブハウス等の新 設、改修

実施設計終了、本

体工事着手 本体工事等 31年7月 11,000 単独

5 大井ホッケー競技場 新規 メインスタンド、照明灯等の新 築、既存スタンドの改修等

実施設計終了、本

体工事着手 本体工事等 31年6月 4,800 単独

6 海の森水上競技場 新規

グランドスタンド棟、艇庫棟、水 門、排水施設、消波装置等の 新設等

28年本体工事着

手、実施中 本体工事等 31年3月 30,800 単独

7 カヌー・スラローム会場 新規 競技コース、フィニッシュプー ル、ポンプ施設等の新設等

本体工事着手、実

施中 本体工事等 31年5月 7,300 単独

8 アーチェリー会場(夢の島公園) 新規 盛土工事、施設新設工事等 実施設計、盛土補

足設計終了 本体工事等 31年5月 1,400 単独

9 オリンピックアクアティクスセン

ター 新規 施設新設工事等

本体工事着手、実

施中 本体工事等 31年12月 56,700 単独、文部科学 省交付金

10 東京辰巳国際水泳場 改修 トイレ改修、手すり設置改修、

外壁等の改修等 実施設計終了 改修工事等 31年9月 - 単独

11 武蔵野の森総合スポーツプラ

新規

施設工事、バリアフリー対応工 事等

バリアフリー対応

工事実施 - 済

クアクアティクスセンターの指定管理者の募集を開始している。なお、大井ホッケ ー競技場、アーチェリー会場(夢の島公園)については、公募を行わず、別途指定 管理者を選定することとしている。

有明アリーナについては、29年12月に「有明アリーナ管理運営事業実施方針」を まとめており、同方針によれば、管理運営をコンセッション事業として行うことと し、30年度中に運営権者を選定して、31年度に契約を締結して、大会終了後から25 年間程度運用させる予定としている。

エ 大会組織委員会による大会施設の整備状況

大会組織委員会は、第1の2(1)オのとおり、仮設整備及びオーバーレイ整備を行う こととなっている。仮設施設及びオーバーレイは、各施設によりその規模は異なる ものの、全ての大会施設で整備が必要となるものである。大会組織委員会は、大会 施設45か所のうち、29年度末に競技会場として新規に決定した2か所を除く43か所に ついて29年度までに基本設計に着手しており、30年度中に実施設計から施工、維持 管理、撤去・復旧までを一括して発注することとしている。

主に大会組織委員会が行う仮設整備により整備する大会施設は図表3-18のとおり 10か所となっており、29年度までに整備工事に着手しているのは体操等の会場とな る有明体操競技場及び総合馬術(クロスカントリ-)の会場となる海の森クロスカ ントリーコースとなっている。

図表3-18 主に大会組織委員会が行う仮設整備により整備する大会施設の平 成29年度までの整備状況

(単位:百万円)

注(1) 東京都の公表資料、立候補ファイル等の記載内容及び会計実地検査の際に大会組織委員会から聴取し た内容を基に会計検査院が作成した。

注(2) 大会施設ごとの実施予定の競技等については図表0-5参照

また、競歩のスタート及びゴールの会場となる皇居外苑及び射撃の会場となる陸 上自衛隊朝霞訓練場は、環境省及び防衛省がそれぞれ管理する国有財産であり、オ リパラ特措法に基づき国有財産を無償使用させることが見込まれているが、29年度 末時点では大会開催時の使用範囲等の詳細が決定していない。釣ヶ崎海岸サーフィ ン会場の一部は海岸法(昭和31年法律第101号)に基づく海岸保全区域であり、国土 交通省が所有し、千葉県長生郡一宮町が日常管理をする国有財産であるが、オリパ ラ特措法の適用等、大会組織委員会にどのように使用させるかについては関係機関 の間で検討中である。

なお、有明体操競技場については、28年5月に大会組織委員会と東京都が有明体操 競技場に関する基本協定書を締結し、大会終了後に東京都が引渡しを受けて、都内 中小企業の振興に資する展示場として活用することとなっている。大会組織委員会 が行う整備には、東京都が大会終了後に展示場として使用するための機能を見据え

1 陸上自衛隊朝霞訓練場 (防衛省) 基本設計 実施設計、整備 工事 未定 (32年3月頃) 67 2 釣ヶ崎海岸サーフィン会場 国(国土交通省)、千 葉県、一宮町 海岸

管理者は一宮町

基本設計 実施設計、整備 工事

未定

(32年4月頃) 41

3 皇居外苑 (環境省) 基本設計 実施設計、整備

工事 未定

(32年4月頃) 21

4 有明体操競技場 東京都 基本設計、実施設

計、整備工事 整備工事 未定

(32年4月頃) 2,195

5 有明BMXコース 東京都 基本設計 実施設計、整備

工事

未定

(32年5月頃) 25

6 お台場海浜公園 東京都 基本設計 実施設計、整備

工事

未定

(32年4月頃) 30

7 潮風公園 東京都 基本設計 実施設計、整備 工事 未定 (32年4月頃) 34

8 海の森クロスカントリーコース 東京都 基本設計、実施設 計、整備工事 整備工事 未定 (32年5月頃) 681 9 青海アーバンスポーツ会場 東京都 基本設計 実施設計、整備 工事 未定 (32年4月頃) 26

10 武蔵野の森公園 東京都 基本設計、実施 設計、整備工事 未定

号 大会施設名 29年度までの整 備内容に係る契

約金額 敷地の所有者 平成29年度までの

整備内容 今後の予定 しゅん工予定

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た仕様も含まれており、大会開催時にのみ使用する部分の費用分担は、大枠の合意 に沿って、東京都と大会組織委員会が負担することとなっている。

オ 都外自治体又は民間団体による大会施設の整備状況

都外自治体又は民間団体が所有する大会施設は29年度末時点で18か所となってお り、このうち都外自治体又は民間団体が改修整備を行っているのは11か所となって いる。29年度までの整備状況をみると図表3-19のとおりであり、都外自治体による ものが9か所、民間団体によるものが2か所であり、そのほとんどは大規模修繕の一 環として、又は大規模修繕を前倒しするなどして、大会に資する内容の整備を実施 している。

上記整備の財源をみると、29年度末まではほとんどが都外自治体及び民間団体の 単独費用で行われているが、野球・ソフトボールの会場となる福島あづま球場の改 修に向けた設計業務及びサッカーの競技会場となる横浜国際総合競技場の改修等整 備の財源の一部に国庫補助金が充てられている。その内容をみると、福島県は、29 年度に経済産業省の福島特定原子力施設地域振興交付金により、競技会場として必 要な改修に向けた設計業務(交付対象事業費2369万余円)を行っており、2154万余 円の交付を受けている。また、横浜市は、28年度(一部は29年度に繰越し)に国土 交通省の社会資本整備総合交付金により、横浜国際総合競技場が所在する都市公園 である新横浜公園整備事業(交付対象事業費計39億8700万円)の一環として競技場 の各施設の改修及び施設更新を行っており、28、29両年度に19億9668万余円の交付 を受けている。また、28年度(29年度に全額繰越し)に文部科学省の学校施設環境 改善交付金により、31年に開催されるラグビーワールドカップの主要会場として必 要な照明設備等の整備(交付対象事業費39億8800万円)を行って、29年度に19億94 00万円の交付を受けており、その整備内容は、大会開催時にも活用できるものとな っている。

なお、JSCが交付するくじ助成金のメニューとして、道府県及び市町村が行う 大会の競技会場に係る新設、改修又は改造を助成対象とする東京オリンピック・パ ラリンピック競技大会等施設整備助成の公募が29年度中に行われ、30年度からは、

くじ助成金を財源とした整備が進められる予定となっている。