を除く8契約について、白紙化後すぐに契約相手方に業務の中止を伝達するととも に、通告を行って契約を解除した。そして、契約に向けて交渉を行っていた相手
平成29年度までの状況 及び今後の予定
29年度まで の契約金額
29年度までの 支払額 29年3月契約締結 101,304 93,781 ネットワーク基盤
関連設備
競技場ネットワーク、Wi-Fi、システ ム等保護用機器、システムセキュリ ティ対策機器
30年3月契約締結
(政府調達) 2,062,800 -
デジタルサイネージ 30年度に調達予定 - -
館内共聴機器 30年度に調達予定 - -
諸室用映像・音響機器 30年度に調達予定 - -
リボンボード 30年3月契約締結
(政府調達) 419,624 -
監視カメラ 30年度に調達予定 - -
防犯・入退室管理機器 30年度に調達予定 - -
入場ゲート 30年3月契約締結
(政府調達) 244,728 -
駐車場用ゲート 30年度に調達予定 - -
雷検知システム 30年度以降調達予定 - -
案内等表示用コンテンツ 30年度以降調達予定 - -
2,727,152 -
30年度以降調達予定 - -
2,828,456 93,781 計
映像・音響関連 設備
セキュリティ関連 設備
その他
調達の内容
発注者支援業務
什器・備品 通
信
・ セ キ
ュリ テ
ィ関 連 機 器
小計
方から、契約不成立により契約準備段階において発生した見積費用等の損害等に 係る請求が3件行われている。
旧整備計画に係る25年度から28年度までの支払の内容は図表3-7のとおりであり、
白紙化以前に履行が完了していた13契約に係る支払額が29億3988万余円、契約を 解除した8契約に係る精算に伴う支払額が34億9416万余円、契約不成立による契約 準備段階の損害に係る請求3件の支払額が4億2526万余円の計68億5930万余円とな っている。また、これらのうち運営費交付金を財源とするものが13億8735万余円、
政府出資金を財源とするものが17億0248万円となっている。JSCは、契約を解 除した8契約及び契約不成立による契約準備段階の損害に係る請求3件に係る支払 額について、契約相手方等から履行内容が分かる書類の提出を求めて、弁護士を 含めて検討するなどして支払の妥当性を確認した上で、28年度までに支払ってい る。
図表3-7 旧整備計画に係る支払の内容(平成25年度~28年度)
(単位:千円)
旧整備計画の白紙化に至った経緯の検証は、文部科学省が設置した有識者で構 成される新国立競技場整備計画経緯検証委員会により行われた。同委員会が27年 9月に取りまとめた検証報告書によると、主な要因として、意思決定の硬直性を招 いたこと、大規模かつ複雑なプロジェクトであったにもかかわらず、既存の組織
・既存のスタッフで対応してしまったこと、情報発信による透明性の向上や国家 的プロジェクトに対する国民理解の醸成が図られなかったことなどが挙げられて いる。
新整備計画では、内閣全体で責任を持って整備を進めることを明記して、新国
運営費交付金 政府出資金
21 12,313,080 6,434,047
白紙化以前に履行が完了して
いたもの 13 2,939,881 2,939,881 実施設計に関するデザイン監修業
務、基本設計その他業務等
契約を解除したもの 8 9,373,198 3,494,166 実施設計業務、新営工事(スタンド
工区)技術協力業務等
3 - 425,260 新営工事基本協定に基づく契約締
結のための積算業務等
12,313,080 6,859,308 1,387,353 1,702,480 契約不成立による契約準備段階の
損害に係る請求
計
支払額のうち国費による負担額
主な内容 支払額
旧整備計画に係る契約
契約金額
件数
立競技場整備計画再検討のための関係閣僚会議においてJSCによる整備プロセ スを点検し、着実な実行を確保するとともに、整備プロセスの透明化を図る観点 から、JSCは整備の進捗状況を上記の関係閣僚会議に報告するとともに、定期 的に公表することとなっており、建築等の専門的知識や資格を有する専門人材の 充実による体制整備や、新国立競技場の整備に係る各種情報のホームページ等に よる公表の迅速化等を図っている。
(キ) 整備費用に係る分担決定の状況
新国立競技場は、JSCが所有して管理し、国の責任で整備する一方、都民の スポーツ拠点、防災拠点等としての機能も備えることになるため、その整備には 東京都にも相応の受益がある。このため、27年9月から11月にかけて新国立競技場 の整備に関する国・東京都の財源検討ワーキング・チームにおいて検討が進めら れ、同年12月に新国立競技場整備計画再検討のための関係閣僚会議において財政 負担の内容を決定している(以下、この決定に基づく財源、分担対象経費、分担 割合等の内容を「財源スキーム」という。)。
財源スキームに基づく国、東京都等の分担内容は図表3-8のとおりであり、スタ ジアム本体・周辺整備に係る工事及び設計・監理等に要する見込額計1590億円と 旧競技場の解体工事に係る支出額又は支出見込みの額計55億円の合計1645億円か ら、JSCが実施して負担する上下水道工事に要する見込額27億円及びJSCが 実施し東京都へ引き渡して東京都が負担する道路上空連結デッキ整備に要する見 込額37億円を除く1581億円を分担対象経費として、国はその2分の1相当額である 791億円を負担し、東京都は4分の1相当額である395億円を負担して、残りの395億 円については、JSCが実施するスポーツ振興投票において発売するスポーツ振 興くじの売上金額の一部を財源として充てることとなっている。
なお、V2予算において、国の負担と試算されている新国立競技場の整備に係る 経費1200億円は、東京都によると、分担対象経費のうち国が負担する791億円、ス ポーツ振興くじの売上金額の一部を財源として充てる395億円及びJSCが実施し て負担する上下水道工事に要する見込額27億円の計1213億円を概数として整理し たものとしている。また、分担対象経費のうち東京都が負担する395億円及び道路 上空連結デッキ整備に要する見込額37億円の計432億円は、V2予算において東京 都が負担する恒久施設に係る経費とされている2250億円に含まれているとしてい
る(図表2-5参照)。
図表3-8 財源スキームに基づく国及び東京都の分担内容
注(1) 本図表の金額は、財源スキームにおける見込額である。
注(2) 道路上空連結デッキ整備はスタジアム本体及び周辺整備と設計・監理等に含まれる。
注(3) 上下水道工事は、スタジアム本体及び周辺整備並びに解体工事に含まれる。
注(4) 本図表の経費のほかにもJSCが負担する経費として埋蔵文化財調査費(見込額14億円)、日本青年館・JSC本部 棟移転経費(同174億円)、通信・セキュリティ関連機器、什器等の費用、新整備計画への変更に伴い回収不可能とな った旧整備計画の費用その他の関連経費がある。
新国立競技場の整備費用にスポーツ振興くじの売上金額の一部を財源として充 てる制度は、独立行政法人日本スポーツ振興センター法(平成14年法律第162号。
以下「JSC法」という。)等の改正により25年度に設けられており、図表3-9の とおり、スポーツ振興くじの売上金額の5%(28年度から35年度までは10%)を超 えない範囲内で文部科学大臣が財務大臣と協議して定める金額(以下「特定金 額」という。)を国際的な規模のスポーツの競技会の我が国への招致又はその開 催が円滑になされるようにするために行うスポーツ施設の整備等であって緊急に 行う必要があるものとして文部科学大臣が財務大臣と協議して定める業務(以下
「特定業務」という。)に必要な費用に充てることとなっている。そして特定金 額は、スポーツ振興くじの売上金額の5%(28年度から35年度までは10%)となっ ており、特定業務は、新国立競技場の整備等に必要な業務等となっている。また、
特定業務に係る経理については、特別の勘定(以下「特定業務勘定」という。)
を設けて整理することとなっている。
そして、特定金額を特定業務の財源として充てることに伴い、JSC法等に定
37億円 27億円
東京都の負担
395億円(25%)
国の負担 スポーツ振興くじの売上金額の
395億円(25%) 791億円(50%)
V2予算において国が負担すると試算されている新国立競技場の整備に係る経費1200億円 V2予算において東京都が負担すると試算されてい
る恒久施設に係る経費2250億円に含まれる
一部を財源とする額 1581億円
JSC実施・
負担 JSC実施・
東京都負担 道路上 空連結 デッキ 整備
工事(スタジアム本体・周辺整備)及び設計・監理等
解体工事
1590億円 55億円
計 1645億円
上下水
分担対象経費 道工事
める毎事業年度のJSCの国庫納付金(スポーツ振興投票の収益の3分の1に相当 する金額。ただし、28年度から35年度までは4分の1に相当する金額)が減少する こととなる。
図表3-9 新国立競技場の整備費用にスポーツ振興くじの売上金額の一部を財源として充て る制度の概要
注(1) 平成29年度から、特定業務に国立代々木競技場の耐震改修等工事及びナショナルトレーニングセンター拡充整備のた めの用地取得等に必要な業務が追加されている。
注(2) 運営費は、JSC法等に基づき上限金額が定められており、平成28年度から35年度までの間は特定金額の増に伴い上 限金額が引き下げられている。
財源スキームに基づく国の負担額791億円のうち、234億円は26年度までに文部 科学省からJSCへ交付されて、特定業務勘定で受け入れた運営費交付金及び政 府出資金計392億余円のうち27年度末時点で確保が見込まれるとされたものであり、
125億円は平成28年度一般会計補正予算で文部科学省からJSCへ交付されて、特 定業務勘定で受け入れた政府出資金である。そして、これらを除いた432億円は、
図表3-9のとおり、特定金額としてスポーツ振興くじの売上金額の一部を特定業務 の財源に充てることに伴い、スポーツ振興投票の収益が減少し、毎事業年度の国 庫納付金の額が減少することから、国庫納付金の額の減少額の見合いとして国の 負担額に含めて整理して、実際には特定金額を財源として充てることとなってい る。このため、分担対象経費に係る負担者の財源別の分担内容を示すと図表3-10 のとおりであり、東京都による負担額は395億円(分担対象経費1581億円の25.0
%)、文部科学省がJSCへ交付する運営費交付金及び政府出資金による負担額 は359億円(同22.7%)となっている。一方、JSCの特定金額による負担は827 億円(同52.3%)となっており、財源スキーム上の分担対象経費の半分以上は特 定金額による負担に依存する形となっている。
収入
その 他収 入