整備内容
契約 主な整備内容 平成29年度までの整備内容 30年度の予定
(千円) (千円)
合馬術(クロスカントリーを除く。)及び障害馬術並びにパラリンピック競技大 会の馬術が行われる会場であり、昭和39年東京大会でも競技会場として使用され たものである。馬事公苑は、立候補ファイルでは競技会場とされていなかったが、
東京都により会場変更の検討が行われ、27年2月に競技会場として決定された。J RAは、当初、多くの施設の老朽化が顕著であったため、順次改修等を検討して いたが、競技会場として決定されたことから、時期を前倒しして、大会開催時に 利用が想定される施設を対象とした第1期工事と、他の施設等を対象として大会終 了後に行う第2期工事の二段階で整備することとしている。第1期工事の29年度ま での整備状況についてみると、図表3-16のとおり、JRAは、28年1月に設計施工 契約(契約金額317億6604万円)を締結し、メインアリーナ、練習馬場、 厩 舎等のきゅう 建替、改修等を行って、31年10月にしゅん工予定であるとしている。そして、29
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年度までに基本設計及び実施設計が終了し、各施設の解体工事、土木工事及び建 築工事に着手しており、29会計年度までに計136億5468万余円を支払っていて、財 源は全て特別振興資金となっている。(注18)(注18) 特別振興資金 JRAが、日本中央競馬会法(昭和29年法律第205 号)に基づき、競馬場の周辺地域の住民又は競馬場の入場者の利便 に供する施設の整備その他の競馬(馬術競技を含む。)の健全な発 展を図るため必要な業務等に関して設ける資金
図表3-16 平成29年度までの馬事公苑の整備状況
(単位:千円)
(注) JRAの会計年度は1月から12月までのため、平成29会計年度までの支払額は29年12月末までの支払額である。
大会開催時の使用に係るJRAと大会組織委員会との具体的な協議については、
新国立競技場等と同様に29年度末時点では継続中であり、30年度以降に引き続き 使用条件等を協議し、会場使用協定を締結することとなっている。
ウ 東京都による大会施設の整備状況
開催都市である東京都が所有する大会施設は29年度末時点で14か所となっており、
このうち東京都が大会に向けた新規整備又は改修整備を行うのは11か所となってい る。29年度までの整備状況をみると図表3-17のとおりであり、主に新規整備を行う ものが7か所、改修整備を行うものが4か所となっている。バドミントン等の会場と なる武蔵野の森総合スポーツプラザは29年3月にしゅん工して、同年11月に開業し
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契約年月 契約金額 29会計年度まで
の支払額 財源
第1期工事(設計 施工)
メインアリーナ、練習馬場、厩 舎等の建替、改修等
基本設計及び実施設計が終了し、
解体工事、土木工事及び建築工事 に着手
土木工事及び建
築工事 31年10月 28年1月 31,766,040 13,654,682 特別振興資金 契約
しゅん工予定
工事の種類 主な整備内容 平成29年度までの整備内容 30年度の予定
ており、ボート等の会場となる海の森水上競技場は30年度末、他の施設は31年度中 のしゅん工を予定して整備が進められている。また、選手村の宿泊施設等として使
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用する建物は、東京都が都市再開発法(昭和44年法律第38号)に定める市街地再開 発事業により整備することとしている建物等の一部であり、東京都は、当該建物の 整備について、施設建築物の建築等を施行者に代わり民間事業者等に実施させるこ とができる特定建築者制度を採用している。同制度により、選手村の宿泊施設等と して使用する建物の新規整備は民間事業者が自らの資金で行っており、東京都は道 路等の基盤整備を実施している。なお、V2予算における試算対象となっているのは、新規整備を行う7か所と、改修整備のうち施設の新設が含まれる有明テニスの森の計 8か所である。
上記整備の財源をみると、ほとんどが東京都の単独費用となっているが、バレー ボール等の会場となる有明アリーナ及び水泳の会場となるオリンピックアクアティ クスセンターの新規整備の財源の一部に国庫補助金を充てることとなっている。
有明アリーナについては、29年度に国土交通省の住宅・建築物環境対策事業費補 助金(サステナブル建築物等先導事業(木造先導型))の交付決定を受けて、30年 度に全額繰り越してメインアリーナの壁面及び大屋根の一部と、サブアリーナの床 面等の木質化整備(補助対象事業費12億1186万余円)を実施することとしており、
4453万余円が交付される予定となっている。また、オリンピックアクアティクスセ ンターについては、28年度に文部科学省の学校施設環境改善交付金の交付決定を受 けて、29年度に全額繰り越して一般の利用に供する地域スイミングセンターとして プール及び附属室の整備(交付対象事業費70億4700万円)を行っており、2234万余 円が交付されている。東京都によれば、これらの2施設に係る国庫補助金については、
30年度以降も新たに交付申請を行う予定であるとしている。
なお、東京都は、大会に関係する都有財産について、会場整備の準備から大会終 了後の撤去まで、大会組織委員会へ無償で貸し付ける方針である。
図表3-17 東京都による平成29年度までの大会施設の整備状況
(単位:百万円)
注(1) 東京都の公表資料、立候補ファイル等の記載内容及び会計実地検査の際に東京都から聴取した内容を基に会計検査院 が作成した。
注(2) 「主な整備」は、当該施設について平成29年度末現在で予定されている整備工事のうち主な内容を示しており、
「-」は整備主体による整備予定がない、又は不明であることを示している。
注(3) 選手村の宿泊施設等として使用する建物の新規整備は、特定建築者制度により民間事業者が自らの資金で行っており、
東京都が行うのは基盤整備のみである(61ページ参照)。
注(4) 「整備費(見込)」は東京都が平成29年度末時点でしゅん工までに必要であると見込んでいる額である。整備を行う
...予定があるが見込額を算出していないものや整備を行う予定がないものは「-」としている。
注(5) 大会施設ごとの実施予定の競技等については図表0-5参照
また、東京都は、新規整備を行う7施設のうち、既に開業し、指定管理者制度によ り運営している武蔵野の森総合スポーツプラザを除く6施設について、29年4月に
「新規恒久施設の施設運営計画」を策定し、各施設を都民や国民の貴重な財産とし て将来にわたり有効に活用していくこととしている。有明アリーナを除く5施設につ いては、30年3月に、東京都体育施設とするために東京都体育施設条例及び同施行規 則を改正し、同年4月に海の森水上競技場、カヌー・スラローム会場及びオリンピッ