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医薬品への曝露

ドキュメント内 untitled (ページ 72-77)

2.7 臨床概要

2.7.4 臨床的安全性の概要

2.7.4.1 医薬品への曝露

2.7.4.1.1

総括的安全性評価計画及び安全性試験の記述

安全性評価としては、CINRGI(5.3.5.1-1、評価資料、第Ⅲ相臨床試験)、INO-01/02(5.3.5.1-2、

評価資料、第Ⅲ相臨床試験)、

Ohmeda NO-03

(5.3.5.2-2、参考資料、第Ⅱ相臨床試験)及び

INOT12

試験(5.3.5.2-1、評価資料、第Ⅲ相臨床試験)を中心に、死亡、有害事象、血液学的検査、血液 生化学的検査、バイタルサイン、血中

MetHb

濃度及び吸気中

NO

2濃度を検討した。また、試験 終了後の長期追跡調査においては、INO-01/02 試験の

1

年追跡調査(5.3.5.4-4、参考資料)及び

NINOS

試験の

2

年追跡調査(5.3.5.4-5、参考資料)を対象に身体的成長、神経・精神学的成長、

神経学的異常、脳室内出血及びてんかん発作を検討した。

なお、国内臨床試験

INOT12

試験の有効性解析対象例

10

例及び安全性解析対象例

11

例につい ての評価を行った。

また、曝露量に関する情報については、臨床薬理試験(CTN:NO-□-006(5.3.3.1-1、評価資料、

第Ⅰ相臨床試験)、CTN-NO-□-008(5.3.3.1-4、評価資料、第Ⅰ相臨床試験)及び

ICR 013402

試験

(5.3.4.1-1、評価資料、第Ⅰ相臨床試験))の成績についても示した。

各臨床試験において評価した安全性項目について表

2.7.4.1-1

に示す。

2.7.4.1-1

各臨床試験における安全性評価項目

試験番号 安全性評価項目

CINRGI

5.3.5.1-1、評価資料 第Ⅲ相臨床試験

有害事象 血液学的検査 感染

死亡

血液生化学的検査 神経学的異常

血中MetHb濃度 吸気中NO2濃度 聴覚異常 INO-01/02

5.3.5.1-2、評価資料 第Ⅲ相臨床試験

有害事象 血液学的検査 バイタルサイン

死亡

血液生化学的検査 神経学的異常

血中MetHb濃度 吸気中NO2濃度 INO-01/02試験終了後 1年追跡調査

5.3.5.4-4、参考資料

血液学的検査 バイタルサイン 脳性麻痺

血液生化学的検査 神経学的異常 成長パラメータ

精神発達指数 聴覚異常

INOT12

5.3.5.2-1、評価資料 第Ⅲ相臨床試験

有害事象 血液学的検査 バイタルサイン

死亡

血液生化学的検査

血中MetHb濃度 吸気中NO2濃度 Ohmeda NO-03

5.3.5.2-2、参考資料 第Ⅱ相臨床試験

有害事象 血液学的検査 バイタルサイン

死亡

血液生化学的検査 特定の有害事象(脳室内 出血、てんかん発作)

血中MetHb濃度 吸気中NO2濃度

NINOS

5.3.5.4-5、参考資料 第Ⅲ相臨床試験

死亡

血中MetHb濃度

吸気中NO2濃度 肺疾患の慢性化

中枢神経系の異常

NINOS 試験終了後2年追跡調査 5.3.5.4-4、参考資料

神経学的検査 眼科的検査 聴覚異常

ECMO適用基準に達し た時期及びECMO施行 開始理由

精神発達指数

身体的成長パラメータ

INOSG

5.3.5.4-2、参考資料 第Ⅲ相臨床試験

死亡 全身血圧 血中MetHb濃度

一酸化窒素 

2.7

臨床概要  

- 70 -

2.7.4.1.2

全般的な曝露状況

2.7.4.1.2.1

患者を対象とした試験における曝露

吸入濃度別被験者数を表

2.7.4.1-2

に示す。

CINRGI

試験では、最長吸入期間が

96

時間としていた。また、INOSG試験では、80 ppmの濃

度から吸入を

20

分間実施し、

PaO

2

55 mmHg

を超えた場合は、

1

2

NO

10 ppm

ずつ減量 し、NO吸入の離脱を試みることとしていた。その他の試験の期間は最大

14

日間の吸入としてい た。

最高吸入濃度については、

CINRGI

及び

INOT12

試験では

20 ppm

であったが、

INO-01/02、 Ohmeda NO-03

及び

NINOS

試験では

80 ppm

であった。なお、NINOS試験では、誤って

100

及び

101 ppm

吸入した例が各

1

例あった。

各試験の平均吸入期間は

20.0±42.8〜105.6±45.8

時間で、最長吸入期間は

335.7

時間(14日間)

であった。

- 71 -

一酸化窒素

2.7

臨床概要 表2.7.4.1-2 患者を対象とした試験におけるNO吸入時間(時間)

CINRGI INO-01/02 Ohmeda NO-03

(参考資料)

NINOS

(参考資料)

NO吸入群 NO吸入群

プラセボ 吸入群

NO吸入群

(20 ppm

→5 ppm)

プラセボ

吸入群 5 ppm 20 ppm 80 ppm

INOT12

(20 ppm

→5 ppm) 5 ppm 20 ppm 80 ppm

プラセボ 吸入群

NO吸入群

(20 ppm/

80 ppm)

完了例(例) 102a 110a 41 41 36 37 11 4 8 2 121 114b

〜24時間未満 62 44 18 15 13 18 2 1 1 1 91 51

〜48時間未満 19 25 4 5 8 7 4 1 0 0 9 11

〜72時間未満 8 11 4 5 3 3 2 0 0 0 8 7

〜96時間未満 7 14 4 2 1 1 1 1 2 0 4 5

〜120時間未満 6 16 0 6 8 0 1 0 1 1 2 11

〜144時間未満 0 0 2 3 1 5 0 1 3 0 0 11

〜168時間未満 0 0 4 1 1 2 1 0 1 0 0 4

〜2週間未満 0 0 5 4 1 1 1 0 0 0 3 13

2週間以上〜 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

不明 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4 1

平均±SD(時間) 26.2±30.1 42.5±35.3 67.9±73.8 70.1±67.0 54.7±49.0 49.0±53.2 83.6±63.9 60.7±48.7 105.6±45.8 58.9±73.3 20.0±42.8 67.7±77.8 中央値(時間) 9.0 31.0 33.8 50.8 38.7 25.5 54.5 54.3 109.1 58.9 1.8 36.3 最短(時間) 0.1 1.0 1.2 1.6 0.7 2.4 23.7 12.3 16.5 7.1 0.3 0.3 最長(時間) 97.7 108.3 283.5 253.3 192.8 168.3 216.6 122.1 167.4 110.7 259.8 335.7 注:INOSG試験についてはデータが得られていない。なお、本試験では80 ppmの濃度から吸入を20分間実施し、PaO255 mmHgを超えた場合は、1

2NO10 ppmずつ減量し、NO吸入の離脱を試みることとしていた。

a:プラセボ吸入群に割り付けられたが、NOを投与された患者2例は、NO吸入群として扱った。

b100及び101 ppm吸入された患者各1例を含む。

一酸化窒素 

2.7

臨床概要  

- 72 -

2.7.4.1.2.2

臨床薬理試験における曝露

吸入濃度別被験者数を表

2.7.4.1-3

に示す。

2.7.4.1-3

健康人を対象とした試験における吸入濃度別被験者数

NO投与 試験 対象 被験者数 吸入期間

20 ppm 25 ppm 40 ppm 80 ppm CTN:NO-□

-006 健康成人男女 12

2時間 - - 12 -

健康成人男性 4 1時間 - 4 - -

健康成人女性 4 1時間 - 4 - - CTN-NO-□

-008 重度心不全患者* 8 10分間 8 - 8 8 ICR 013402 健康成人男性 12 30 - - - 12

*:CTN-NO-□-008試験では、NO吸入による血中MetHb濃度及び亜硝酸塩濃度の推移について重度心不全患者 も対象として実施した。

臨床薬理試験では

20〜80 ppm

NO

を吸入させた。吸入期間は

10

分〜2時間であった。

2.7.4.1.3

治験対象集団の人口統計学的特性及びその他の特性

INOT12

を除いたいずれの試験においても全患者を対象とした

ITT

解析を実施したため、安全

性解析対象集団と有効性解析の検討集団は同じである。人口統計学的特性については表

2.7.4.1-4

に示す。

患者の選択を在胎期間が

34

週以上とした試験(CINRGI及び

INOT12

試験)、34週超とした試 験(NINOS試験)及び

37

週以上とした試験(INO-01/02、Ohmeda NO-03及び

INOSG

試験)があ ったが、在胎期間に関し、試験間で大きく異なることはなかった。それ以外の選択/除外基準に ついては同様の基準であり、他の患者の背景因子についても試験間で大きな違いはなく、対象と なった患者は

PaO

2の平均値が

40〜70 mmHg、OI

の平均値が

20〜45 cmH

2

O/mmHg

の低酸素性呼 吸不全患者であった。

- 73 -

一酸化窒素

2.7

臨床概要 表2.7.4.1-4 試験別安全性評価例背景因子

試験薬吸入開始時の

背景 CINRGI INO-01/02 Ohmeda NO-03

(参考資料)

NINOS

(参考資料)

INOSG

(参考資料)

NO吸入群 NO吸入群

プラセボ

吸入群 NO吸入群 プラセボ

吸入群 5 ppm 20 ppm 80 ppm

INOT12

5 ppm 20 ppm 80 ppm

プラセボ

吸入群 NO吸入群 プラセボ

吸入群 NO吸入群 症例数 102a 110a 41 41 36 37 11 4 8 2 121 114 28 30 性別

男性 63 52 27 19 20 19 4 4 4 1 76 63 18 16

女性 39 58 14 22 16 18 7 0 4 1 45 51 10 14

体重(kg, 平均±SD) 3.2±0.6 3.3±0.5 3.4±0.5 3.5±0.5 3.4±0.6 3.4±0.5 3.2±0.5 3.9±0.8 3.3±0.5 3.2±0.4 3.4±0.6 (N=121)

3.5±0.6

(N=113) 3.6±0.6 3.4±0.6 在胎期間(週, 平均±SD) 38.8±2.1 39.0±1.9 39.7±1.8 40.2±1.5 39.3±1.6 39.9±1.5 39.3±1.9 39.8±1.5 39.6±1.9 38.5±2.1 38.9±2.2

(N=121)

39.3±1.8

(N=113) 40.1±1.2 39.8±1.5 基礎疾患(重複あり)

PPHN 24 32 5 5 6 13 0 2 1 1 22 19 28 30

MAS 35 34 26 26 17 17 5 1 4 1 58 58 NA NA

肺炎又は敗血症 21 24 13 11 9 10 3 0 1 0 24 26 NA NA

RDS 8 8 4 4 7 2 2 1 0 0 15 10 NA NA

その他(肺低形成含む) 14 12 5 6 8 8 1 0 2 0 2 1 NA NA

アプガースコア

1(平均±SD) 5.1±2.8 5.2±2.6 5.2±2.7 (N=41)

5.6±2.7 (N=41)

4.8±2.9 (N=34)

5.1±3.0

(N=36) 5.3±2.4 8.0±0.0 4.8±2.8 4.0±4.2 5.5±2.7 (N=120)

5.2±2.8

(N=113) 3.7±2.7 4.4±2.5 5(平均±SD) 7.1±2.2 7.2±2.0 7.3±2.0

(N=41)

7.8±1.7 (N=41)

6.3±2.5 (N=35)

7.3±2.1

(N=36) 6.9±1.9 b 9.0±0.0 7.1±1.9 6.0±2.8 7.2±2.2 (N=119)

7.1±2.1

(N=114) 5.9±2.6 6.3±2.5 OI(cmH2O/mmHg,

平均±SD) 42.0±21.6 35.8±24.5 25.3±10.4 24.4±10.4 25.3±9.5 22.4±7.3 35.5±35.6 22.3±5.0 25.8±8.0 18.7±4.3 45.0±22.4 43.0±17.6 45.9±18.1 42.1±15.4 PaO2(mmHg, 平均±SD) 53.1±33.0 75.7±67.4 58.6±15.8 68.2±57.5 60.1±15.8 63.7±26.6 58.3±33.8 58.0±17.4 53.0±8.4 68.0±15.6 45.5±13.9 46.8±15.5 38.1±9.1 41.3±9.4 aCINRGI試験では、基礎疾患に肺低形成を有する患者が含まれていたが、主な有効性の評価ではこれらの患者を別途検討した。また、プラセボ吸入群に割り付けられたが、

NOを投与された患者2例は、NO吸入群として扱った。

b201及び301は欠測の為除外。

NA:データなし

一酸化窒素 

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臨床概要  

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