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制震機能付加型筋かい金物の耐震性能評価

ドキュメント内 第一工業大学研究報告: 第27号 (ページ 64-74)

1 一 大学研究

26 (2014)pp.??-??

加 の

古田智基

1

1 大学 ン学 899-4395 1-10-2)

E-mail:[email protected]

Evaluation of Seismic Performance of Braced Wooden Frame

2 に、この は 物の も し、 の

な 性変 を する。 1に し た 物を す。

本 かい 物は、図4のよ に内 いとし、

かい に が3.7mm、長さ45mmの 6本、

に が3.7mm、長さ75mmの 9本で め

る。

のせ 変 に って かいに が すると、 物の と に れ変位が生 、 切り き に が 中して、 ーを

する。また、 にもせ 変 が生 、 を 生する。

図1 の

図2 の

図3

1 加

図4

3. 加

本 かい 物を が45mm×90mmの かいの

両 に いた かい 験 を3 し、 的

せ 加 験を った。横 は

2730mm、両 は910mmで、その中

に 30mm×105mm の を した。 (

)の は180mm×105mmであり、 およ

台( )の は105mm×105mmである。

およ 台 は ほ しであり、 験

は で った。 の変 1/600rad

1/50radで 3回 り し を い、その 、

かいの に を った。 かいの

には1/120radまでとした。なお、今回の 験

で いた 物は、 の が得られるよ 、

物 の としての は され

ているが、内 の は 物に されていない。

56.4

11.4

5.0

5.0 5.0

5.0 位 mm

6

かい 6

切り き 切り き

62 第一工業大学研究報告 第27号(2015)

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3 図5に の変 、図6に を

す。1/100rad を えると、 物の と の

れが になり、 変 の

が大きくなった。さらに変 が進 と、 物の の れがさらに大きくなり、 が 中する

5mm の が して が 下した。 の

で も のものに いては、 が して しま 場合もあったが、そのことによる の 下は ではなかった。また、 かいの に れが生 る場合もあったが、 の 下は生 な かった。

1に 性値の一 を、 2に 倍率を し

た 果を す。これらの の 値は、 の を し いた から得られたものである。

4 の指 は い値であり、剛性、 、 性の ン がとれていることが かる。4 の指 ではPyが 小値となり、 ら きによる を

すると、 倍率は1.88となった。

-10 -8 -6 -4 -2 0 2 4 6 8

-10 0 10 20 30 40 50 60 70

(N)

変 (x1/1000rad)

図5 No.3の

0 1 2 3 4 5 6 7

0 10 20 30 40 50 60 70

(kN)

(x1/1000rad)

No.1

No.2

No.3

図6 の

1 ルの

No.1 No.2 No.3

Py(kN) 3.74 3.28 3.40

Pmax(kN) 6.16 5.30 5.39

P(1/150rad)(kN) 3.66 3.82 3.65

Pu(kN) 5.62 4.88 4.90

6.24 8.06 6.92 Ds(=1/ 2 -1) 0.30 0.26 0.28 0.2·Pu/Ds(kN) 3.81 3.80 3.51 2/3Pmax(kN) 4.11 3.53 3.59

K(kN/rad) 526 672 580

y(x10-3rad) 7.11 4.88 5.86

v(x10-3rad) 10.69 7.25 8.44

u(x10-3rad) 66.7 58.4 58.4

Py: 、Pmax: 大 、P(1/120rad):1/120rad の 、Pu: 、 : 性率、Ds: 性

、K: 期剛性、 y: の変 、 v: 点にお る変 、 u: 変

2 の

(kN)

変動 CV

ばら き

50%

(kN)

Py 3.47 0.068 0.967 3.35 1.88

P(1/150rad) 3.71 0.025 0.988 3.66 2.05

0.2·Pu/Ds 3.70 0.045 0.978 3.61 2.03

2/3Pmax 3.74 0.085 0.959 3.58 2.01

4. の ル

的せ 加 験で得られた 変 から、本 物を いた かい の を する。

ま かいの に いて、 性を 3 れ の とし、 験 果に くよ に各パ ー を すると、図7のよ な

変 が得られた。

に かいの は、4 れ のNCL

1)を い、 様に、 験 果に くよ に各パ

ー を した。 的せ 加 験では、

かいの は1/120radまでであったため、

かいに は生 なかったが、 では、

せ が6.5kNで が生 ると している。

上 のよ な 性を に

し、増 を実 して、たすき の か い の 変 を めた。その 果 から した 性 は、1/100rad で

8.7%、1/50radで16.3%となり、 の 合

に する 性 を有していることが か った。

古田:制震機能付加型筋かい金物の耐震性能評価 63

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4

-4 -2 0 2 4 6

0 10 20 30 40

重(kN)

変形 (x1/1000rad) 張

試 デル

-2 0 2 4 6 8

0 2 4 6 8 10

重(kN)

変形 (x1/1000rad)

図7 の ル

5. ル

は、図8のよ な 横 合 を ンとする2層の

で、 かいの の 性を有す

る と の 性を

有する とを 上に

している。 合 を する ー では、この も に する。

2 合

1 かい 1

2730mm2730mm

910mm910mm 2

1

1 かい 2 かい 2 かい

図8 ル

図9に各 の 性を す。本 かい 物を いた り かいの の

は とし、 は4 れ のNCL をとした。 の かい 物を いた、た

すき の かい と 合 の

に いては、4 れ のNCL を いた。

を するにあたり、 率お よ 1 と2 の 比を なパ ー とし た。1 と2 の 率は とした。また、

合 を した場合 、 が

なる場合に いても を った。 3に パ ー の一 を す。

比 合

(2 /1 ) 率

1.00 1.25 1.50 1.75 2.00

二 り かい 物または 機能 き 物

0%

50%

1.25 1.00 0.75 0.50 の

3 ルの

-15 -10 -5 0 5 10 15

2 1 1 1 1 2

(kN)

間変 (mm)

-15 -10 -5 0 5 10 15

2 1 1 1 1 2

(kN)

間変 (mm)

-15 -10 -5 0 5 10 15

2 1 1 1 1 2

(kN)

間変 (mm)

図9 の ル 1P(910mm)

64 第一工業大学研究報告 第27号(2015)

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5 の1 には、 長が1P(910mm)の

たすき り かい を1 し、

点に 加する と2 の の を す ることで、 の 率 比とした。

点に 加する は、以下の (1) (3)で め た。ここで建物 には、 以 の

な による を の1/3と し、2/3を ている。

建物 (1 +2 ) 倍率× 長×基 /C0

/ 率×2/3 (1)

1 建物 /(1+ 位 比

× 比) (2)

2 建物 1 (3)

ここでの 倍率は、 的せ 加 験で得ら れた 倍率( 期基 せ )ではなく、建

基 の 倍率であり、 震機 き 物を いた場合も、 物を いた場合も 4.0

(たすき )とした。 長は 0.91m、基

は1.96kN/m、C0は層せ で0.2である。

位 比とは、1 と2 の 位 あ たりの 比で、本 では0.7とした。 比 は1 と2 の 比である。なお、

の一 固有周期は、 比が 1.0、

率が1.0の場合で0.43 、 率2.0の場合 で0.30 であった。

地震 の は、JMA Kobe NS およ

BCJ L2 とした。JMA Kobe NS の 倍率は

55%とし、固有周期が0.16 0.64 にお る

5% の 応 答 加 速 度 の は 、 980gal(1G)である。

なお、 の は、 剛性比

で5%とした。

6.

図10にJMA Kobe NS を した場合の 大

層 変位を す。 大層 変位は、 比が1.25、

率が1.0の場合の1 であり、 の

かい 物では147mm(1/19rad)、本 物では76mm

(1/36rad)である。 の 物を いた場合の層 変位に する本 物を いた場合の層 変位 の 合は、 して、50%以下であり、 率 が くなるほ 小さくなる傾向である。

図11にBCJ L2 を した場合の 果を す。

大層 変位は、 比が1.25、 率が

1.0 の場合、 の かい 物を いた場合は

77mm(1/36rad)、本 物を いた場合で 66mm

(1/41rad)である。 の 物を いた場合、

率が1.0 1.25で2 の層 変位が 1 よ り大きくなる傾向がある。 率が1.0の場 合を くと、 の 物を いた場合の層 変位 に する本 物を いた場合の層 変位の 合 は、 して、70%以下である。

図 12 は、 合 が する を

の50%とし、JMA Kobe NS を した場合の

果である。 の かい 物の場合、 合 を することによって、1 に いては、層 変位が 80% 度になる。 の 物を いた

かい の 倍率は、 合 に比

て 大 であるといえる。なお、本 物の場 合は の層 変位であり、 合 に

する性 であるといえる。

0 50 100 150

1 1 2

間変(mm)

量充 積比1.25

0 50 100 150

1 1 2

間変(mm)

量充 積比1.0

0 50 100 150

1 1 2

間変(mm)

量充 積比0.75

0 50 100 150

1 1 2

間変(mm)

量充 積比0.5

0 50 100 150

1 1 2

間変(mm)

量充 積比1.25

0 50 100 150

1 1 2

間変(mm)

量充 積比1.0

0 50 100 150

1 1 2

間変(mm)

量充 積比0.75

0 50 100 150

1 1 2

間変(mm)

量充

積比0.5

図10 と との

(JMA Kobe55% 0%)

図11 と との

(BCJ L2 100% 0%)

1 1

2 2

古田:制震機能付加型筋かい金物の耐震性能評価 65

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6

図12 と との

(JMA Kobe55% 50%)

7. まとめ

剛性と 性を ン く 合 せ、 の 物に比 て 震効果が い かい 物を し、その と 的せ 加 験 果を した。

地震応答 を実 し、2 建の

に 震機 き かい 物を いた場 合の 大層 変位を した。この 物を いた

かい は、 合 に する性

を有していることが かった。

謝辞

的せ 加 実験は、 確認

横浜 験研究 ン ーで れました。

ここに感謝の を します。

1) 田 物

の 性の 化と動的 の

日本建 学 研 pp.201-204

2008.3

0 50 100 150

1 1 2

(mm)

量充 積比0.75 50%

0 50 100 150

1 1 2

(mm)

量充 積比1.0 50%

0 50 100 150

1 1 2

(mm)

量充 積比1.25 50%

0 50 100 150

1 1 2

(mm)

量充 積比0.5 50%

66 第一工業大学研究報告 第27号(2015)

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1. 目的

 本稿では前編に引き続き、災害後の被災地におけ る居住環境の再生を関心の所在として、コミュニ ティの醸成に則するインスタレーションや小規模仮 設建築物への応用を目的とした材料の選出と構法の 開発およびその試作について報告する。

2. 材料の選定

 本研究が対象とする入手可能性の高い材料には、

調達の経路において大きく 2 種類ある。一方は、地 域に限られることなく入手できる材料で、汎用材や 普及材と呼ばれる。主にメーカーが製造し、問屋と 小売店を通して全国に流通し、たやすく入手できる。

既報において検討した建材のボイド管や農業資材な どはこれに該当する。このうち材木などは、性能や 規格は共通するが、生産は地域別におこなわれ狭い 範囲に流通する材料もある。

 もう一方は、環境や地域性が材料自体あるいは生 産に付与内在する材料で、地域素材などと呼ばれ、

特定の地域や環境下において入手しやすいのが特徴 である。シラスや火山灰などは、極めて限られた地 域で入手が容易なことから、これに該当する*1。前 掲の材木の一部はこれに該当する事例もあることに 加え、竹などは建材として流通するための基準や規

格が明確ではないため、地域素材として捉える方が 適当な材料も含まれると考えられる。

 また種々の廃棄物なども特定の環境下において生 まれた材料であり、限定的に入手が容易であること から亜種の地域素材とも考えられるが、生産から廃 棄におけるどの段階に着目するかによって汎用材・

地域素材のいずれにもなりえる。

 このような認識のもと、本稿では霧島地域の材木、

小売店などで利用されている買い物用レジ袋、事務 用破砕機によって細かく切断された紙くずを対象と して選定した。

3. 検討と試作 3-1. 小断面杉材

 杉は、日本の広い範囲で植林され、割裂性や加工 性に富むため重要な木材として多く使用され、主に 住宅の柱材に利用されるほか合板や集成材にも利用 されている。一連の都市木造に関する運動において は、エンジニアード・ウッドの開発や木造耐火の発 展を背景として、都心部における大規模木造建築が 提案されている a)。そこで本稿では、架構式構造に 代表される木材使用量を最小限にして合理的に空間 をえる構法ではなく、可能な限り多くの木材を使用 するとともに、空間的な快適さや安価に導入できる

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