• 検索結果がありません。

仮想化システムで使用する環境の準備

ドキュメント内 仮想化システム構築・運用ガイド (ページ 118-125)

5   前提となる環境の準備

5.1  仮想化システムで使用する環境の準備

仮想化システムで使用する環境を整えるために,性能と信頼性の概算見積もりを実施し,

仮想化システム全体の構成を決定します。また,構築する仮想化システムで必要なハー ドウェア(ホスト,ストレージ装置,ネットワークなど)を用意します。ここで説明す る作業は,すべてのシステム構成パターンで実施します。

仮想化システム全体の構成で決定する主な項目を次に示します。

マシン台数,サーバシャーシ台数

マシンスペック

ネットワーク構成,IPアドレスの範囲,スイッチの設定など

負荷分散機,ストレージ装置などのハードウェア 決定する手順を次に示します。

1. 構築する仮想化システムに適用するシステム構成パターンを選択します。

システム構成パターンについては,「3. システム構成パターンの選択」を参照してく ださい。

2. 手順1.で選択したシステム構成パターンに応じて,信頼性要件の概要を特定します。

システム構成パターンごとの信頼性要件については,「3. システム構成パターンの選 択」を参照してください。

3. 適用する業務に応じて,性能要件の概算見積もりを実施し,確保する物理マシンを決 定します。

必要な物理マシンの規模(CPU,メモリサイズ,台数)と,ディスク容量を見積もり ます。業務の詳細なサイジングについては,「6.1.1 業務のサイジングによる仮想 サーバおよびリソースの構成の決定」を参照してください。システム構成パターンご との性能要件については,「3. システム構成パターンの選択」を参照してください。

4. ハードウェア(物理マシン,負荷分散機,ストレージ装置など)の配置や,ネット ワーク構成などを決定します。

ここでは,システム構築およびシステム運用で使用するシステム構成とネットワーク構 成例を,システム構成パターンごとに説明します。

(1) パターン 1 の場合

パターン1のシステム構成とネットワーク構成例を次の図に示します。この図は,管理 対象マシンを6台用意し,IPアドレスの割り当てが完了した状態を示しています。

5. 前提となる環境の準備

105 図5-1 パターン1(テスト環境のオンデマンド提供)のシステム構成とネットワーク構

成例

5. 前提となる環境の準備

106

! !

! !

注意事項

iSCSI接続またはNFS version 3 over TCP(Linuxの場合)で,ストレージ装置に接続する 場合は,次のIPアドレスが必要になります。

運用用物理マシン兼仮想サーバイメージ管理ホストから運用用データストアに接続するた めのIPアドレス

ここでは,192.168.2.61を使用するとします。

運用用物理マシン兼仮想サーバイメージ管理ホストから業務用データストアに接続するた めのIPアドレス

ここでは,192.168.2.62を使用するとします。

管理対象マシンから業務用データストアに接続するためのIPアドレス ここでは,192.168.2.7176を使用するとします。

(2) パターン 2 の場合

パターン2のシステム構成とネットワーク構成例を次の図に示します。この図は,管理 対象マシンを6台用意し,IPアドレスの割り当てが完了した状態を示しています。

5. 前提となる環境の準備

107 図5-2 パターン2(実行環境の持続的運用)のシステム構成とネットワーク構成例

5. 前提となる環境の準備

108

! !

! !

注意事項

iSCSI接続またはNFS version 3 over TCP(Linuxの場合)で,ストレージ装置に接続する 場合は,次のIPアドレスが必要になります。

運用用物理マシン兼仮想サーバイメージ管理ホストから運用用データストアに接続するた めのIPアドレス

ここでは,192.168.2.61を使用するとします。

運用用物理マシン兼仮想サーバイメージ管理ホストから業務用データストアに接続するた めのIPアドレス

ここでは,192.168.2.62を使用するとします。

管理対象マシンから業務用データストアに接続するためのIPアドレス ここでは,192.168.2.7176を使用するとします。

(3) パターン 3 の場合

パターン3のシステム構成とネットワーク構成例を次の図に示します。この図は,管理 対象マシンを6台用意し,IPアドレスの割り当てが完了した状態を示しています。

5. 前提となる環境の準備

109 図5-3 パターン3(実行環境のスケールアウト)のシステム構成とネットワーク構成例

注意事項

iSCSI接続またはNFS version 3 over TCP(Linuxの場合)で,ストレージ装置に接続する 場合は,次のIPアドレスが必要になります。

仮想サーバイメージ管理ホストから業務用データストアに接続するためのIPアドレス ここでは,192.168.2.70を使用するとします。

管理対象マシンから業務用データストアに接続するためのIPアドレス ここでは,192.168.2.7176を使用するとします。

5. 前提となる環境の準備

110

(4) パターン 4 の場合

パターン4のシステム構成とネットワーク構成例を次の図に示します。この図は,管理 対象マシンを4台用意し,IPアドレスの割り当てが完了した状態を示しています。

図5-4 パターン4(小規模部門サーバの集約)のシステム構成とネットワーク構成例

5. 前提となる環境の準備

111

ドキュメント内 仮想化システム構築・運用ガイド (ページ 118-125)