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第6章 建築物の外皮性能向上に伴う

6.7 建築物の外皮性能向上に伴う建設材料金額と運用電力使用料金

6.7.2 事務所建築A(カナダ)の分析結果

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す。運用電力使用料金は,アルミニウム製水平日射遮蔽物(850mm)を設置時の運用 電力使用料金から水平日射遮蔽物非設置の運用電力使用料金の差を示す。

アルミニウム製水平日射遮蔽物の設置によりアルミニウムの建設材料費は約1,165 万円増加した。また,アルミニウム製水平日射遮蔽物の使用により非設置の状態と 比較して,照明エネルギー消費量が一年ごとに9.2%増加,暖房エネルギー消費量は 1.6%増加,冷房エネルギー消費量は8.8%減少し,合計電力料金は約4.5%増加した。

これより,アルミニウム製水平日射遮蔽物(850mm)を設置することによりエネルギ ー基準値SHGC値を減少させることには効果的だが,水平日射遮蔽物に伴う運用電力 使用料金の削減は期待できない。

図6.7-3に,カーテンウォールを使用した事務所建築A(カナダ)にアルミニウム 製水平日射遮蔽物(850mm)の建設に伴う材料金額と運用電力使用料金の分析結果を 示す。運用電力使用料金は,アルミニウム製水平日射遮蔽物(850mm)を設置時の運 用電力使用料金から水平日射遮蔽物非設置の運用電力使用料金の差を示す。

図6.7-2 事務所建築A(カナダ) Low-E複層ガラス

‐850mm水平日射遮蔽物の建設に伴う工事額と運用電力使用料金

-2 0 2 4 6 8 10 12

1年 3年 5年 10年

8 50 mm 水平日射遮蔽物の建設 材料 費

(十万円)

照明(円) 暖房(円) 冷房(円)

スト

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アルミニウム製水平日射遮蔽物の設置によりアルミニウムの建設材料費は約1,165 万円増加した。また,アルミニウム製水平日射遮蔽物の使用により非設置の状態と 比較して,照明エネルギー消費量が一年ごとに0.4%増加,暖房エネルギー消費量は 1.5%減少,冷房エネルギー消費量は6.7%減少し,合計電力料金は約1.4%減少した。

これより,アルミニウム製水平日射遮蔽物(850mm)を設置することによりエネルギ ー基準値SHGC値を減少させることには効果的だが,水平日射遮蔽物に伴う運用電力 使用料金の削減は期待できない。

透明単層ガラス,Low-E 複層ガラス,カーテンウォールの外皮状態事務所建築 A

(カナダ)にアルミニウム製水平日射遮蔽物(850mm)の建設に伴う材料金額と運用 電力使用料金の分析結果を示した。透明単層ガラス及び Low-E 複層ガラスアルミニ ウム製水平日射遮蔽物(850mm)設置時の運用電力使用料金は非設置時と比較して 3.6~4.5%増加した。カーテンウォールの外皮状態において運用電力使用料金は約 1.4%減少したが,10 年後の運用電力使用料金によるアルミニウム製水平日射遮蔽 物(850mm)の建設材料金額の回収額は約 1.4%に留まった。

図6.7-3 事務所建築A(カナダ)カーテンウォール

‐850mm水平日射遮蔽物の建設に伴う工事額と運用電力使用料金

-2 0 2 4 6 8 10 12

1年 3年 5年 10年

8 50 mm 水平日射遮蔽物の建設 材料 費

十万円

照明(円) 暖房(円) 冷房(円)

スト

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