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ロジカルドライブのコマンド

ドキュメント内 LSI MegaRAID SAS 12G Software User Guide - 日本語 (ページ 139-147)

5. StorCLI

5.4. StorCLI の使用方法

5.4.3. ロジカルドライブのコマンド

このセクションでは、ロジカルドライブのコマンドを説明しています。次の表は、よく使用されるコマンドです。

表 48: ロジカルドライブのコマンド

コマンド 値の範囲 説明

add 以降の項目を参照 ロジカルドライブを作成

delete

cc または cachecade: CacheCadeロジカルドライブを削

force: OS 上で動作しているロジカルドライブを強制的

に削除

ロジカルドライブを削除

set 以降の項目を参照 ロジカルドライブのプロパティを設定

show all: すべてのプロパティを表示

cc: CacheCadeロジカルドライブのプロパティを表示 ロジカルドライブの情報を表示

5.4.3.1. ロジカルドライブ作成のコマンド

次のコマンドをサポートしています:

storcli /cx add vd raid[0|1|5|6|00|10|50|60][Size=<VD1_Sz>,<VD2_Sz>,..|all] [name=<VDNAME1>,..]

drives=e:s|e:s-x,y;e:s-x,y,z [PDperArray=x][SED] [pdcache=on|off|default][pi]

[DimmerSwitch(ds)=default|automatic(auto)|

none|maximum(max)|MaximumWithoutCaching(maxnocache)][wt|wb|awb] [nora|ra]

[direct|cached][cachevd] [Strip=<8|16|32|64|128|256|1024>] [AfterVd=X][EmulationType=0|1|2] [Spares

= [e:]s|[e:]s-x|[e:]s-x,y] [force][ExclusiveAccess]

storcli /cx add vd each raid0 [name=<VDNAME1>,..] [drives=e:s|e:s-x|e:s-x,y] [SED]

[pdcache=on|off|default][pi] [DimmerSwitch(ds)=default|automatic(auto)|

none|maximum(max)|MaximumWithoutCaching(maxnocache)] [wt|wb|awb] [nora|ra]

[direct|cached][EmulationType=0|1|2] [Strip=<8|16|32|64|128|256|1024>][ExclusiveAccess]

storcli /cx add VD cachecade|cc raid[0,1] drives = [e:]s|[e:]s-x|[e:]s-x,y [WT|WB|AWB] [assignvds = 0,1,2]

次のオプションを使用できます。

NOTE: * はデフォルト値の使用を示します。

コマンドの詳細は次のとおりです。

storcli /cx add vd raid[0|1|5|6|00|10|50|60][Size=<VD1_Sz>,<VD2_Sz>,..|*all] [name=<VDNAME1>,..]

drives=e:s|e:s-x|e:s-x,y;e:s-x,y,z [PDperArray=x][SED] [pdcache=on|off|*default][pi]

[DimmerSwitch(ds)=default|automatic(auto)|

*none|maximum(max)|MaximumWithoutCaching(maxnocache)][cachevd][ExclusiveAccess|SharedAcc

ess*]** [wt|*wb |awb] [nora|*ra] [*direct|cached]

表 49: ロジカルドライブ作成のオプション

オプション 値の範囲 説明

raid RAID[0|1|5|6|00|10|50|60]. RAIDレベルを設定

size 物理ドライブおよびRAIDレベルごとの最大値

ロジカルドライブのサイズを設定 デフォルトでは、最大サイズで作成さ れます。

name 15文字まで ロジカルドライブの名前を設定

drives 有効なエンクロージャおよびスロット番号

e:s|e:s-x|e:s-x,y:

e : エンクロージャIDを指定 s : スロット番号を指定

e:s-x- エンクロージャID e にあるス ロットs~xを範囲指定

pdperarray 1~16. アレイごとの物理ドライブ数を設定

デフォルトでは自動判別されます。

sed — SafeStore機能によるセキュリティの有

効化

pdcache on|off|default. 物理ドライブのキャッシュ有効・無効

pi — ドライブ保護情報の有効化

dimmerswitch

default: コントローラのデフォルトのポリシーを使用 automatic (auto): コントローラファームウェアにより自 動管理

none: 無効

maximum (max): 最大の節電機能を使用

MaximumWithoutCaching(maxnocache): 最 大 の 節 電 かつキャッシュの書き込みも無効化

Dimmer Switchのポリシーを設定 デフォルトはauto

direct|cached cached: Cached I/O.

direct: Direct I/O.

キャッシュポリシーを設定 デフォルトはDirect I/O

EmulationType

0: デフォルト(自動判別)。512e ドライブを検出した場

合、セクタ毎のバイト数は 512e(4k)として扱われます。

512eドライブが検出されなかった場合は、セクタ毎のバ イト数は512nとなります。

1: 無効。512eドライブの検出有無に関わらず、セクタ

毎のバイト数は512nとなります。

2: 強制。512eドライブが検出有無に関わらず、セクタ

毎のバイト数は512eとなります。

wt|wb|awb

wt: Write through.

wb: Write back.

awb:AlwaysWriteBack

ライトポリシーを設定 デフォルトはWrite back

nora|ra ra: Read ahead

nora: read aheadなし

リードポリシーを設定 デフォルトはRead Ahead

cachevd — CacheCadeとの関連付けを設定

strip 8, 16, 32, 64, 128, 256, 512, 1024. ストリップサイズを設定

aftervd 有効なロジカルドライブ番号 指定されたロジカルドライブ番号の後

に追加

spares ドライブの番号 専用ホットスペアに設定するドライブ

を設定

force — 自己暗号化ドライブをセキュリティを

有効にせず強制的に追加 入力例:

storcli /c0 add vd type=raid10 size=2gb,3gb,4gb names=tmp1,tmp2,tmp3 drives=252:2-3,5,7 pdperarray=2 storcli /cx add vd cc|cachecade type=[0,1,10] drives=[e:]s|[e:]s-x|[e:]s-x,y [[wt|*wb] ] [assignvds=0,1,2]

このコマンドで、

CacheCade

ロジカルドライブを作成し、また既存のロジカルドライブへ関連付けを行います。次の オプションを指定できます。

表 50: CacheCadeロジカルドライブ作成のオプション

オプション 値の範囲 説明

cachecade — CacheCadeロジカルドライブを作成

drives 有効なエンクロージャおよびスロット番号 物理ドライブの番号を指定

wt|wb wt: write through.

wb: write back. ライトポリシーを設定

assignvds 有効なロジカルドライブの番号 関連付けるロジカルドライブのリストを設

入力例:

storcli /c0 add vd cc type=1 drives=252:2-3, 7

5.4.3.2. ロジカルドライブ削除のコマンド

次のコマンドをサポートしています:

storcli /cx/vx|vall del

storcli /cx/vx|vall del cachecade storcli /cx/vx|vall del force

storcli /cx/vx del [cachecade] [discardcache] [force]

NOTE: ロジカルドライブにユーザーデータがある場合、削除する際には force オプションを使用する必要があります。ロジカル

ドライブにMaster Boot Record (MBR)やパーティションテーブルがあると、ユーザーデータがあると判断されます。

NOTE: 削除した後は、データにはアクセスできなくなります。

コマンドの詳細は次のとおりです。

storcli /cx/vx|vall del

このコマンドで、特定のロジカルドライブ、または

vall

が指定された場合はすべてのロジカルドライブを削除しま す。

入力例: storcli /c0/v2 del

storcli /cx/vx|vall del cachecade

このコマンドで、特定の

CacheCade

ロジカルドライブ、または

vall

が指定された場合はすべての

CacheCade

ロジカ ルドライブを削除します。

入力例:

storcli /c0/vall del cachecade storcli /cx/vx|vall del force

このコマンドで、キャッシュデータの書き込み完了を待たずに、強制的にロジカルドライブを削除します。

入力例: storcli /c0/v2 del force

storcli /cx/vx del [cachecade] [discardcache] [force]

discardCache

オプションにてこのコマンドを使用すると、キャッシュデータの書き込み完了を待たずに、強制的に

ロジカルドライブを削除します。

入力例: storcli /c0/v2 del discardcache

5.4.3.3. ロジカルドライブの状態表示のコマンド

次のコマンドをサポートしています:

storcli /cx/vx show

storcli /cx/vx show all [logfile[=filename]]

コマンドの詳細は次のとおりです。

storcli /cx/vx show

storcli /cx/vx show all [logfile=[filename]]

このコマンドで、ロジカルドライブのすべての情報を表示します。

logfile

オプションを指定した場合、実行結果は指定したファイルに出力されます。ファイル名を指定しなかった場

合、実行結果はstorsas.logに出力されます。logfileオプションを指定しなかった場合、実行結果は画面上に表示さ れます。

入力例: storcli /c0/v0 show all

5.4.3.4. Preserved Cache のコマンド

ロジカルドライブが

Offline

になったり、物理ドライブ消失により削除された場合、コントローラにキャッシュデータ が残っている場合があります。次のコマンドをサポートしています:

storcli /cx/vx delete preservedCache [force]

storcli /cx show preservedCache

コマンドの詳細は次のとおりです。

storcli /cx/vx delete preservedcache

このコマンドで、特定のロジカルドライブの、Preserved Cacheを削除します。ロジカルドライブがOfflineの場合は、

force

オプションを使用してください。

入力例: storcli /c0/v1 delete preservedcache

storcli /cx show preservedCache

このコマンドで、Preserved Cacheの情報を表示します。

入力例:

storcli /c0 show preservedCache

5.4.3.5. ロジカルドライブのプロパティ変更のコマンド

次のコマンドをサポートしています:

storcli /cx/vx set accesspolicy=<rw|ro|blocked|rmvblkd>

storcli /cx/vx set iopolicy=<cached|direct>

storcli /cx/vx set name=<namestring>

storcli /cx/vx set pdcache=<on|off|default>

storcli /cx/vx set rdcache=<ra|nora>

storcli /cx/vx|vall set ssdcaching=<on|off>

storcli /cx/vx set wrcache=<wt|wb|awb>

storcli /cx/vx set emulationType=0|1|2

storcli /cx/vx set ds=Default|Auto|None|Max|MaxNoCache storcli /cx/vx set autobgi=On|Off

storcli /cx/vx set pi=Off

storcli /cx/vx set bootdrive=<On|Off>

storcli /cx/vx set hidden=On|Off

storcli /cx/vx set cbsize=0|1|2 cbmode=0|1|2|3|4|7

コマンドの詳細は次のとおりです。

storcli /cx/vx set accesspolicy=<rw|ro|blocked|rmvblkd>

このコマンドで、ロジカルドライブのアクセスポリシーを設定します。read write, read only, または blockedから指 定してください。

入力例:

storcli /c0/v0 set accesspolicy=rw storcli /cx/vx set iopolicy=<cached|direct>

このコマンドで、ロジカルドライブの

I/O

ポリシーを設定します。

入力例:

storcli /c0/v0 set iopolicy=cached storcli /cx/vx set name=<namestring>

このコマンドで、ロジカルドライブの名前を設定します。最大

15

文字です。

入力例:

storcli /c1/v0 set name=testdrive123 storcli /cx/vx set pdcache=<on|off|default>

このコマンドで、ロジカルドライブ配下のドライブのキャッシュポリシーを設定します。

On, off, default

から指定して ください。

入力例:

storcli /c0/v0 set pdcache=on storcli /cx/vx set rdcache=<ra|nora>

このコマンドで、ロジカルドライブのリードポリシーを設定します。read ahead, no read aheadから指定してくださ い。

入力例:

storcli /c0/v0 set rdcache=nora storcli /cx/vx|vall set ssdcaching=<on|off>

このコマンドで、ロジカルドライブのCacheCade関連付け有無を設定します。

入力例:

storcli /c0/v0 set ssdcaching=on storcli/cx/vx set wrcache=<wt|wb|awb>

このコマンドで、ロジカルドライブのライトポリシーを設定します。

write back, write through,

または

always write back

から指定してください。

入力例:

storcli /c0/v0 set wrcache=wt storcli/cx/vx set hidden= <on|off>

このコマンドで、ロジカルドライブの可視・非可視を設定します。hidden=onとした場合、ロジカルドライブは非可 視化されます。

入力例: storcli /c0/v0 set hidden=on

storcli /cx/vx set cbsize=0|1|2 cbmode=0|1|2|3|4|7

このコマンドで、ロジカルドライブの

Cache bypass size

および

Cache bypass mode

を設定します。

cbsize

のオプショ ンは下記となります。

0 : 64k Cache bypass

1 : 128k Cache bypass

2 : 256k Cache bypass

cbmode

オプションは下記となります。

0 : intelligent Cache bypsss mode

を有効にします

1 : standard Cache bypsss mode

を有効にします

2 : custom Cache bypsss mode1

を有効にします

3 : custom Cache bypsss mode2

を有効にします

4 : custom Cache bypsss mode3

を有効にします

7 : Cache bypsss

を無効にします

NOTE: cbmodeを7に設定した場合、cbsizeで設定した値は無視されます 入力例:

storcli /c0/v0 set cbsize=1 cbmode=2

5.4.3.6. ロジカルドライブの初期化のコマンド

次のコマンドをサポートしています:

storcli /cx/vx show init

storcli /cx/vx start init [full][Force]

storcli /cx/vx show init

このコマンドで、初期化の進捗をパーセンテージで表示します。

入力例:

storcli /c0/v2 show init storcli /cx/vx start init [full]

このコマンドで、初期化を開始します。

デフォルトは

fast

初期化が実行されます。

full

オプションが指定されると、完全初期化をロジカルドライブ全体に対 して行います。

入力例:

storcli /cx/vx start init [full]

storcli /cx/vx stop init

このコマンドで、初期化を停止します。

入力例: storcli /c0/v0 stop init

5.4.3.7. ロジカルドライブのデータ消去のコマンド

次のコマンドをサポートしています:

storcli /cx/vx start erase storcli /cx/vx stop erase storcli /cx/vx show erase

コマンドの詳細は次のとおりです。

storcli /cx/vx start erase

このコマンドで、ロジカルドライブのデータ消去を行います。

入力例:

storcli /c0/v0 start erase storcli /cx/vx stop erase

このコマンドで、ロジカルドライブのデータ消去を停止します。

入力例:

storcli /c0/v0 stop erase storcli /cx/vx show erase

このコマンドで、ロジカルドライブのデータ消去の進捗を表示します。

入力例:

storcli /c0/v0 show erase

5.4.3.8. ロジカルドライブの再構成のコマンド

NOTE: これらのコマンドはEmbedded MegaRAIDではサポートされていません。

NOTE: ロジカルドライブ再構成は、一度に一つのロジカルドライブにのみ実行してください。

NOTE: ロジカルドライブの再構成は、単一ドライブグループ内に設定したロジカルドライブが一つの構成にのみ実行可能で

す。

NOTE: ロジカルドライブの再構成は、複数のドライブグループを使用するロジカルドライブ(RAID1+0等のSpanしたロジカルドラ

イブ)には行えません。

次のコマンドをサポートしています:

storcli /cx/vx show migrate

storcli /cx/vx start migrate <type=raidx> [option=<add|remove> drives=[e:]s|[e:]s-x|[e:]s-x,y]

[Force]

コマンドの詳細は次のとおりです。

storcli /cx/vx show migrate

このコマンドで、再構成の進捗をパーセンテージで表示します。

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