17.リスクコントロール項目の設定
JUDE リファレンスマニュアル 80
キー リスクコントロール項目の一意なキー。半角英数字のみ使用可能。入力必須。
表示名 リスクコントロール項目の表示名です。入力必須。
説明 リスクコントロール項目の説明。編集画面のツールチップとして表示。
データタイプ リスクコントロール項目のデータタイプ。
-テキスト、-複数テキスト、-チェック、-選択、-グループの5種類。
17.1. リスク/コントロール項目の追加
① [追加]ボタンを押し、[リスク/コントロール項目の追加]ダイアログ上で必須項目を入力後、
[閉じる]を押します。
17.2. リスク/コントロール項目の編集
編集したい項目を選択後、[編集]ボタンを押します。直接編集することも可能です。
※[キー]は編集できません。
※リスク項目の[名前]と、コントロール項目の[目的]のデータタイプは、変更できません。
[コントロール定義完了]を編集中のダイアログ
17.リスクコントロール項目の設定
JUDE リファレンスマニュアル 81
17.2.1. 項目のデータタイプ
リスク/コントロール項目を、下記の 5 つのデータタイプより選択して設定できます。
(1)テキスト
データの入力を1行のテキストで扱います。
(2)複数テキスト
データの入力を改行可能なテキストで扱います。
(3)チェック
データの入力をチェックボックスで扱います。
(4)選択
データの入力値を、選択肢から選択します。
リスク/コントロール項目のデータタイプが[選択]の場合、項目編集のダイアログ右下に、
選択肢を設定するための[選択項目設定]ボタンが表示されます。
選択肢を追加する場合、[選択項目設定]ボタンを押します。
選択項目に名前を入力後、ENTER キー又は[追加]ボタンを押します。
追加した選択項目を削除する場合は、削除したい項目を選択後、[削除]ボタンを押します。
項目の順序を入れ替える場合は、項目を選択し、[↑][↓]ボタンで並べ替えを行います。
17.リスクコントロール項目の設定
JUDE リファレンスマニュアル 82
(5)グループ
項目をグループ化して扱います。
デフォルトでは、リスクの[リスクタイプ]、[アサーション]、[対応方針]、コントロールの [コントロールタイプ]、[コントロールポイント]が、グループ項目になっています。
各項目は、デフォルトで以下の項目持ちます。
※ [リスクタイプ]には、デフォルトの項目はありません。
アサーション 対応方針 コントロールタイプ コントロールポイント - 実在性
- 網羅性
- 権利と義務の帰属 - 評価の妥当性 - 期間配分の適切性 - 表示の妥当性
- 許容 - 軽減 - 移転 - 回避
- 防止的 - 発見的 - 人的 - システム的
- 計上漏れ防止 - 期ズレ防止 - 重複入力防止 - データの正確性 - 承認の有無 - 証憑に基づく入力 - データへのアクセス制限 - 現物へのアクセス制限
[リスクコントロール項目の設定]ダイアログで、データタイプが[グループ]の項目を選択し、[編 集]ボタンを押すと、選択したグループに含まれる各項目が一覧表示されます。
各項目の追加・削除・編集・並び替えの方法は、[リスクコントロール項目]ダイアログの操作方 法と同じです。
例)[コントロール] – 表示名[コントロールポイント]を選択して[編集]ボタンを押した場合
17.リスクコントロール項目の設定
JUDE リファレンスマニュアル 83
17.3. リスク/コントロール項目の削除
削除したい項目を選択後、[削除]ボタンをクリックします。
※リスク項目の[名前]、コントロール項目の[目的]は、削除できません。
17.4. 項目の並べ替え
[リスクコントロール項目の設定]ダイアログで項目を選択し、[↑][↓]ボタンでキーの並べ替え を行います。
17.5.リスクコントロール項目のインポート
共通のリスクコントロール項目を使用する場合、リスクコントロールテンプレートをインポート することができます。
① [インポート]ボタンをクリックします。
② ファイル選択ダイアログにて、拡張子が”properties”のテンプレートファイルを選択しま す。
17.6. リスクコントロール項目のエクスポート
共通のリスクコントロールテンプレートをエクスポートすることで、共通のリスクコントロール 項目を使用できます。
① [エクスポート]ボタンをクリックします。
② ファイル保存ダイアログにて、ファイル名を入力後、保存します。