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コマンドラインツール

ドキュメント内 JUDE/Biz Reference Manual (ページ 155-160)

36.コマンドラインツール

JUDE リファレンスマニュアル 143

例 1. C:\input\hoge.jbiz の業務記述書を Excel ファイルへ出力する。

出力先は C:\output フォルダ。

>call jude-run.bat -xls -f C:\input\hoge.jbiz -k bpn -o c:\output

例 2. C:\input\hoge.jbiz の 2007/07/27 10:30:00 以降に更新された業務記述書を Excel ファ イルへ出力する。出力先は C:\output フォルダ。

>call jude-run.bat -xls -f C:\input\hoge.jbiz -k bpn -o c:\output -d “2007/07/27 10:30:00"

オプション

-xls Excel 出力アクション

-d,--date <refix date> 指定更新日付(以降に更新された文書が出力対象) 例:"2007/07/27 10:30:00"

-f,--file <target file> 出力対象ファイル

-k,--kind <kind> 出力対象文書種類[rcm/bpn/cl/rl/all]

-o,--output <output> 出力先ベースフォルダ

-p,--password <password> ファイルオープン用パスワード 略号 [rcm/bpn/cl/rl/all]

rcm リスクコントロールマトリックス bpn 業務記述書

cl コントロールチェックリスト rl 職務分掌表

all 全て[rcm/bpn/cl/rl]

36.1.3. 画像ファイルへ出力する(image)

プロジェクトファイルに含まれるフローチャートを PNG、EMF、JPEG のいずれかの形式で画像フ ァイルへ出力するには、「image」のアクションを使用します。

出力画像フォーマットを指定しない場合、PNG 形式で出力されます。

例 1. C:\input\hoge.jbiz のフローチャートを JPEG 形式で出力する。

出力先は C:\output フォルダ。

>call jude-run.bat -image -f C:\input\hoge.jbiz -t jpg -o c:\output

例 2. C:\input\hoge.jbiz の 2007/07/27 10:30:00 以降に更新されたフローチャートを JPEG 形式で出力する。出力先は C:\output フォルダ。

>call jude-run.bat -image -f C:\input\hoge.jbiz -t jpg -o c:\output -d “2007/07/27 10:30:00"

オプション

-image 画像出力アクション

-d,--date <refix date> 指定更新日付(以降に更新された文書が出力対象) 例:"2007/07/27 10:30:00"

-f,--file <target file> 出力対象ファイル

36.コマンドラインツール

JUDE リファレンスマニュアル 144

-o,--output <output> 出力先ベースフォルダ

-p,--password <password> ファイルオープン用パスワード -t,--type <image type> 出力画像フォーマット[png/jpg/emf]

略号 [png/jpg/emf]

png PNG

emf 拡張メタファイル jpg JPEG

36.1.4. 一括出力する(all)

プロジェクトファイルに含まれる業務文書(フローチャート、リスクコントロールマトリックス、

コントロールチェックリスト、業務記述書、職務分掌表)を一括出力するためには、「all」のア クションを使用します。これは、xls アクションと image アクションを組み合わせた出力です。

出力画像フォーマットを指定しない場合、PNG 形式で出力されます。

例 1. C:\input\hoge.jbiz の業務文書を C:\output フォルダに出力する。

フローチャートの出力画像フォーマットは JPEG 形式。

>call jude-run.bat -all -f C:\input\hoge.jbiz -t jpg -o C:\output

例 2. C:\input\hoge.jbiz の 2007/07/27 10:30:00 以降に更新された業務文書を C:\output フ ォルダに出力する。

フローチャートの出力画像フォーマットは指定していないため、PNG 形式

>call jude-run.bat -all -f C:\input\hoge.jbiz -o C:\output -d “2007/07/27 10:30:00"

オプション

-all 一括出力アクション

-d,--date <refix date> 指定更新日付(以降に更新された文書が出力対象) 例:"2007/07/27 10:30:00"

-f,--file <target file> 出力対象ファイル -o,--output <output> 出力先ベースフォルダ

-p,--password <password> ファイルオープン用パスワード -t,--type <image type> 出力画像フォーマット[png/jpg/emf]

略号 [png/jpg/emf]

png PNG

emf 拡張メタファイル jpg JPEG

36.1.5. XML ファイルへ出力する(struct)

プロジェクトファイルの構成情報を出力するためには、「struct」のアクションを使用します。

パッケージ、組織、業務、文書等の名称を XML ファイルに出力します。

36.コマンドラインツール

JUDE リファレンスマニュアル 145

例. C:\input\hoge.jbiz の構成情報を C:\output\StructInfo.xml に出力する。

>call jude-run.bat -struct -f C:\input\hoge.jbiz -o C:\output\structInfo.xml オプション

-struct 構成情報出力アクション -f,--file <target file> 出力対象ファイル -o,--output <output file> 出力先ファイル

-p,--password <password> ファイルオープン用パスワード

36.2. ステータス情報出力

コマンドラインツール実行時のステータス情報は表 1 のようになります。

0 が正常終了、その他は異常終了を示しています。

表 1. ステータス情報

終了コード 内容

0 正常終了

1 コマンドの実行に失敗 2 コマンドのオプションが不正

3 指定したプロジェクトファイルが見つからない

4 プロジェクトファイルが不正、またはパスワードが一致しない 5 JRE のバージョンがサポート対象外

取得方法は下記のようになります。jude-run.bat の終了コードを取得します。

例. バッチファイル内でのコマンド実行/ステータス情報取得

call jude-run.bat -xls -f C:\input\hoge.jbiz -k rcm -o c:\output

echo %ERRORLEVEL%

if ERRORLEVEL 0 GOTO ERR0 if ERRORLEVEL 1 GOTO ERR1 if ERRORLEVEL 2 GOTO ERR2 if ERRORLEVEL 3 GOTO ERR3 if ERRORLEVEL 4 GOTO ERR4 if ERRORLEVEL 5 GOTO ERR5

36.コマンドラインツール

JUDE リファレンスマニュアル 146

36.3. 補足事項

36.3.1. ライセンス設定

コマンドラインツールを使用するためには、JUDE/Biz のライセンスキーの設定を事前に済ませ て置く必要があります。コマンドラインツールをご使用になられる前に、JUDE/Biz を起動し、

ライセンス管理ダイアログからライセンスキーの設定を行ってください。

ライセンスキーの設定は、3.3.4 ライセンスキー設定 をご覧下さい。

36.3.2. 出力先フォルダ

Excel ファイル、画像ファイルの出力先は「出力先ベースフォルダ+プロジェクトファイル名」

のフォルダになります。

例. 下記の場合、出力先ベースフォルダが C:\output、プロジェクトファイル名が hoge.jbiz であるため、出力先フォルダは C:\output\hoge になります。

>call jude-run.bat -xls -f C:\input\hoge.jbiz -k bpn -o c:\output

ドキュメント内 JUDE/Biz Reference Manual (ページ 155-160)