$ sudo /usr/lib/rcli/repl2 restore NV_LVM_VOL NV_RV0_VOL cprange=full mode=protect
※ボリューム名は、手順5.で指定した障害の発生したボリューム名です。
リストア中はディスクアレイ装置に負荷がかかります。装置に対する負荷を抑えたい場合、waitオ プションを指定してリストア完了を待ち合わせてから業務を再開してください。
mode=updateを指定した場合、リストア完了後にセパレート操作が必要です。リモートCLIのrepl2
separateコマンドを使用してMVとRVをセパレートしてください。
“手順4. プールの強制削除”の時点でNASコントローラ部を強制的に電源OFFした場合、リスト ア完了後にパーティション情報を認識させるためのコマンドを実行します。iStorageManager IPよ り[運用]-[リカバリ]-[ストレージ]のLUN一覧を参照し、再構築したLDに対応する、デバイスパス (/dev/ld*)を確認してください。
次のコマンドを両ノードで実行してください。(該当LDのデバイスパスが /dev/ld17 の場合)
$ sudo /sbin/ldhardln_sync /dev/ld17
$ sudo /sbin/lvmsync
Reading all physical volumes. This may take a while...
Found volume group "NV_LVM_VOL" using metadata type lvm2
手順
15. MVの活性化
(障害が発生したノード側で実行してください)
リストアしたMVを活性化します。
$ sudo /sbin/vgchange -a y NV_LVM_VOL
1 logical volume(s) in volume group "NV_LVM_VOL" now active
対象のボリューム1つに対して一度実行します。手順
16.公開設定の復旧
(障害が発生したノード側で実行してください)
vol mountコマンドを実行しMVをマウントします。
$ sudo /usr/lib/rcli/vol mount NV_LVM_VOL mounting /export/procyon/VOL...
続いて、vol activateコマンドを実行し、マウントポイントの共有を活性化します。
$ sudo /usr/lib/rcli/vol activate /export/procyon/VOL activating nfs...
cifs will be activated by the next client reconnect.
以上で、MVの復旧は完了です。業務を再開します。NFS の場合はクライアントからマウントを 行い、CIFSの場合はクライアントから直接アクセスしてください。
1 1 1 . . . 1 1 1 . . . 3 3 3 業 業務 業 務 務 の の の 短 短時 短 時 時 間 間 間 復 復 復 旧 旧 旧
この節では、運用ボリューム(以下、MV)障害時に、レプリケーション機能を利用して短時間で業 務を再開する例について説明します。
(1) 概要
使用中のMVのデータを定期的に複製ボリューム(以下、RV)に反映させることで、障害発生時に はRVをMVのマウントポイントに対して活性化し、短時間で業務を再開することができます。こ のようにして再開した運用を代替運用と呼びます。データの定期的な反映方法としてはスケジュール 機能を利用します。設定方法は1.1.1節の【運用】手順3-A.から5-A.、および「iStorageソフトウ ェア NVシリーズ iStorageManager IP 利用の手引き」を参照してください。
MVの復旧は、RVの活性化による業務再開後に行います。バックアップ採取のため、業務を一時 停止するタイミングでボリュームを切り替えます。運用環境は、図 1-4 のような構成になっている ものとします。
図 1-4 業務の短時間復旧例
以下の手順では、すでに MVと同一のグループにてボリュームのペア設定を行い、運用中である とします。導入段階でボリュームのペア設定を行う際にRVのマウントポイントを指定("-m”オプシ ョンを指定)した場合は、そのマウントポイントでRVを活性化して参照することができます(代替 運用はできません)。RVのマウントポイントが存在していない(同時利用していない)場合に以下 の手順を実施することで、RVをMVのマウントポイントにマウントする代替運用が可能となります。
運用ノード
MV RV0
運用ボリューム で障害発生
複製ボリューム 運用筐体
アプライアンスモデル
バックアップノード
RV1
業務の短時間復旧によるRV代替運用中は、データのバックアップが行えません。
可能な限り早い段階でMVへの切り戻しを実施し、代替運用中はボリュームの作成・拡張など の構成変更は行わないよう注意してください。