この章では、iStorage NVシリーズ ゲートウェイモデルを利用し、ディスクアレイとしてiStorage ディスク アレイ装置を用いた、データレプリケーションの導入手順について説明します。
ゲートウェイモデルの提供するデータレプリケーションの詳細については「iStorageソフトウェア NVシリ ーズ ユーザーズガイド」を参照してください。iStorageManagerやiStorageManagerクライアントなどの詳 細については、ご利用のプラットフォームに合わせて「iStorageソフトウェア iStorageManager利用の手引
(UNIX版)」、または「iStorageソフトウェア iStorageManager利用の手引(Windows版)」を参照して ください。iStorage ディスクアレイ装置のデータレプリケーション機能の詳細については「iStorageソフトウェ ア データレプリケーション利用の手引 機能編」を参照してください。
4 4 4 . . . 1 1 1 導 導 導 入 入 入 手 手 手 順 順 順
導入時に行う作業の概要について示します。各作業の内容については、以下に対応付けされてい る各節を参照してください。
5.ボリュームの準備 4.6ボリュームの準備 1.システムの構成の決定
・必要なハードウェア構成を選択 する
・必要なソフトウェア構成を選択 する
4.2.1 ハードウェア構成 4.2.2 ソフトウェア構成
4.ボリューム対応表の作成 4.5.2 ボリューム対応表の作成 4.4.2 ディスクアレイ名・論理ディス
ク名・ポート名の設定 4.4.3 アクセスコントロールの設定 3.ディスクアレイの構成の決定
・必要な論理ディスク(LD)の構 成を選択する
・管理対象のハードウェアに識別 名称をつける
・接続形態に合わせて、アクセス コントロールを設定する
・プロダクトのライセンスを登録 する
・ペア構成を設定する
4.4.4プロダクトのライセンス登録 4.4.1論理ディスク(LD)の選択
4.4.5ペア構成の設定 2.ソフトウェアのインストール
・iStorageManagerレプリケーシ ョン管理をインストールする
・ReplicationControlのライセン スを登録する
4.3.1 iStorageManagerレプリケーシ ョン管理
4.3.2 ReplicationControl
4 4 4 . . . 2 2 2 シ シ シ ス ス ス テ テ テ ム ム ム の の の 構 構 構 成 成 成
4 4 4 . . . 2 2 2 . .1 . 1 1 ハ ハー ハ ー ー ド ド ド ウ ウェ ウ ェ ェ ア ア ア 構 構 構 成 成 成
業務の運用形態、必要な性能要件やディスク容量から、ハードウェアの構成品を選択します。以 下は、ゲートウェイモデルにおけるハードウェア機器の構成例です。
図 4-1 ハードウェア接続構成例
ゲートウェイモデルでデータレプリケーション機能を導入し利用するためには、以下のハードウ ェア機器が必要となります。
z ディスクアレイ
DynamicDataReplication、RemoteDataReplication のいずれかのデータレプリケーション機 能を搭載したiStorage ディスクアレイ装置が必要です。
z 管理サーバ
iStorageManagerをインストールし、iStorage ディスクアレイ装置を監視するサーバです。デ ィスクアレイ、およびデータレプリケーション機能の管理を行います。
z 業務サーバ
業務と連携して、データレプリケーションの操作を行います。
Switch
ディスクアレイ
(iStorage S2000シリーズなど)
管理LAN 管理サーバ
(Express5800など)
NVシリーズ ゲートウェイモデル
業務サーバ
(Express5800など)
サービスLAN
iStorage ディスクアレイ装置の管理サーバは、業務サーバと兼用することも可能で すが、専用のサーバでの運用を推奨します。ディスクアレイとの接続はLANを強く推奨します。
NVシリーズ ゲートウェイモデル以外にもiStorage ディスクアレイ装置にFC接続するサー バがある場合、NVシリーズ ゲートウェイモデルで利用する論理ディスクに対して、不用意に 別のサーバからアクセスされることを防ぐため、アクセスコントロールによってアクセス可能 となるサーバを限定してください。
iStorage S4000シリーズまたはiStorage S3000シリーズでデータレプリケーションを使用 する場合、レプリケーションディレクタが別途必要です。詳細についてはiStorage ディスクア レイ装置の取扱説明書を参照してください。
4 4 4 . .2 . 2 2 . .2 . 2 2 ソ ソ ソ フ フ フ ト ト ト ウ ウ ウ ェ ェ ェ ア ア ア 構 構 構 成 成 成
業務機器や運用形態から、使用するソフトウェアを選択します。以下は、ソフトウェアの構成例 です。
図 4-2 ソフトウェア構成例
データレプリケーションを行うソフトウェアは、以下のコンポーネントから構成されます。
z iStorageManager
管理サーバにインストールされ、ディスクアレイの構成内容や状態表示機能を提供します。
DynamicDataReplicationやRemoteDataReplicationを導入すると、iStorageManagerに組み 込まれているレプリケーション管理機能(以降、レプリケーション管理といいます)が利用で き る よ う に な り ま す 。 レ プ リ ケ ー シ ョ ン 管 理 で は 、DynamicDataReplication や RemoteDataReplicationの状態表示機能、ペア設定、およびレプリケーション操作などの設定
/操作機能を提供します。
z ReplicationControl
業務サーバからレプリケーション操作やレプリケーション状態の確認を行うリモート CLI の repl2コマンドを提供します。
Switch
ディスクアレイ
(iStorage S2000シリーズなど)
管理LAN 管理サーバ
(Express5800など)
ゲートウェイモデル
iStorageManager
AccessControl
DynamicDataReplication RemoteDataReplication
ReplicationControl 業務サーバ
(Express5800など)
サービスLAN
z AccessControl
業務サーバごとにアクセスできる論理ディスクを設定する機能を提供します。
z DynamicDataReplication
一つのディスクアレイ内でデータレプリケーションを実現する機能を提供します。
z RemoteDataReplication
異なるディスクアレイ間でデータレプリケーションを実現する機能を提供します。
データレプリケーション機能を利用するためには、以下のライセンスを登録 する必要があります。
・NVシリーズ ゲートウェイモデルにおいては、ReplicationControlのライセンスを登 録します。ライセンス登録後は、リモートCLIからレプリケーション操作を行うことが できます。
・iStorage デ ィ ス ク ア レ イ 装 置 に お い て は 、DynamicDataReplication あ る い は RemoteDataReplication の ラ イ セ ン ス を 登 録 し ま す 。 ラ イ セ ン ス 登 録 後 は 、 iStorageManagerをインストールしたサーバから、iStorage ディスクアレイ装置に対し て、iStorageManagerのレプリケーション管理を使用できるようになります。
4 4 4 . . . 3 3 3 ソ ソ ソ フ フ フ ト ト ト ウ ウ ウ ェ ェ ェ ア ア ア の の の イ イ イ ン ン ン ス ス ス ト ト ト ー ー ー ル ル ル
データレプリケーションを利用するためには、以下のソフトウェアについて設定が必要です。
¾ iStorageManagerレプリケーション管理
¾ ReplicationControl
4 4 4 . . . 3 3 3 . . . 1 1 1 i i i S S S t t t o o o r r r a a a g g g e e e M M M a a a n n n a ag a g g e e e r r r レ レ レ プ プ プ リ リ リ ケ ケ ケ ー ー ー シ シ シ ョ ョ ョ ン ン ン 管 管 管 理 理 理
レプリケーション管理は、iStorage ディスクアレイ装置のペア設定やペア解除などの操作を行う ために必要です。レプリケーション管理は、レプリケーション管理(サーバ)とレプリケーション管理 (GUI)から構成されており、ともにインストールする必要があります。ゲートウェイモデル上にはレ プリケーション管理をインストールすることはできません。必ず別のサーバ上にインストールしてく ださい。なお、すでにレプリケーション管理がインストールされ、iStorage ディスクアレイ装置の 監視が行われている場合には、本節の操作を行う必要はありません。
(1) 動作環境
レプリケーション管理(サーバ)
レプリケーション管理はiStorageManagerに含まれています。
動 作 環 境 に つ い て は 、 ご 利 用 の プ ラ ッ ト フ ォ ー ム に 合 わ せ て 「iStorage ソ フ ト ウ ェ ア iStorageManager利用の手引(UNIX版)」、または「iStorageソフトウェア iStorageManager 利用の手引(Windows版)」を参照してください。
レプリケーション管理(
GUI)
レプリケーション管理はiStorageManagerクライアントの拡張機能です。
動 作 環 境 に つ い て は 、 ご 利 用 の プ ラ ッ ト フ ォ ー ム に 合 わ せ て 「iStorage ソ フ ト ウ ェ ア iStorageManager利用の手引(UNIX版)」、または「iStorageソフトウェア iStorageManager 利用の手引(Windows版)」を参照してください。
(2) インストール
iStorageManager
サーバのインストール
iStorageManager をインストールすることにより、サーバのレプリケーション管理がインストール
されます。
ご利用のプラットフォームに合わせて「iStorage ソフトウェア iStorageManager 利用の手引
(UNIX版)」、または「iStorageソフトウェア iStorageManager利用の手引(Windows版)」
を参照し、インストールを行ってください。
iStorageManager
サーバの設定
ご利用のプラットフォームに合わせて「iStorage ソフトウェア iStorageManager 利用の手引
(UNIX版)」、または「iStorageソフトウェア iStorageManager利用の手引(Windows版)」
を参照し、環境定義を行ってください。
レプリケーション管理(GUI)のインストール
iStorageManagerクライアントのレプリケーション管理を利用する場合、iStorageManagerクライ アントをインストールする必要があります。
ご利用のプラットフォームに合わせて「iStorage ソフトウェア iStorageManager 利用の手引
(UNIX版)」、または「iStorageソフトウェア iStorageManager利用の手引(Windows版)」
を参照し、インストールを行ってください。
4 4 4 . . . 3 3 3 . .2 . 2 2 R R R e e e p p p l li l i ic c c a a a t t t i i i o o o n n n C C C o o o n n n t t t r r r o o o l l l
ゲートウェイモデルにおいてデータレプリケーションを利用するためには、ReplicationControl のライセンスを登録する必要があります。ライセンス登録はゲートウェイモデルのパッケージインス トーラから操作します。パッケージインストーラの詳細については、「iStorageソフトウェア NV シリーズ 保守マニュアル」を参照してください。
(1) パッケージインストーラのメニューから「ライセンス登録/削除」を選択してください。
(2) プリインストールを含めた、インストール済みのオプションPP(プログラムプロダクト)の 一覧が表示されますので、「WebSAM Storage ReplicationControl」の「登録」をクリック します。
(3) ライセンスキーの入力画面が表示されますので、オプションPP購入時に添付されていたライ センスキーを入力して「入力」ボタンをクリックしてください。
誤ったライセンスキーを入力した場合や、購入したオプションPP の使用可能機種とは異なる機 種にインストールし、ライセンス登録しようとした場合、以下のようなエラーになります。
(4) 正常にライセンスキーが登録された場合、以下のようなメッセージが表示されます。