MV
RV0
運用ボリューム
複製ボリューム RV1
ディスクバックアップ例の作業の流れ
≪ MV ≫ ≪ RV ≫
手順
4.業務の終了
手順
1. RVのマウント解除
手順
7. RVのマウント
(1) RVの活性化 (2) RVのマウント
手順
3.レプリケート
手順
5.セパレート
手順
6.業務の再開
手順
8. RVを利用
手順
2. RVの非活性化
(2) 操作手順
以下の手順は新規導入後・業務運用中のいずれの場合にも対応します。各コマンドおよびオプショ ンの詳細については、「iStorageManager NV シリーズ コマンドリファレンス」を参照してくださ い。
「導入/準備」の手順は新規導入後、運用を開始する前に最初に行います。
「運用」は業務開始後の運用中における手順になります。
以下、1章のコマンド実行例においては例として次の表記を使用します。ご利用の環境に合わせて それぞれ読み換えてください。
・nsadmin :CLIによる運用構築を行うためのアカウント
・nvnode0 :コマンド実行ノード
※コマンド内で”-G”オプションを指定した場合、指定グループが存在す るノードでコマンドが実行されます。
・NV_LVM_VOL :MV名
・NV_RV[01]_VOL :RV名(例ではNV_RV0_VOLを使用)
・/export/procyon/VOL :MVのマウントポイント
・/export/procyon/NV_RV0_VOL :RV(RV0)のマウントポイント
【導入/準備】
手順
0-1. CLIの設定
管理サーバから連携用コマンドを実行するため、リモートCLI(以下、CLI)の設定を行います。設 定手順は管理サーバOSなどにより異なります。以下ではsshを使用します。
手順
0-2.プールの構築
iStorageManager IPの[基本]-[ストレージ]-[ディスク]にて、プールを構築します。[プール(スペア)
構築/解除]ボタンを押下し、RAIDタイプ、使用物理ディスク(PD)を選択して設定します。
- MV用に1つ、RV用に2つ、合計3つのプールを構築します。
※容量不足を補うためにRV用プールを1つにまとめることも可能ですが、推奨していません。
手順
0-3. MVの作成
iStorageManager IPの[運用]-[ボリューム]-[ボリューム]にて、MVを作成します。初めてボリュ
ームを作成する場合、公開グループの作成を実行してからボリュームの作成を行います。
- 任意のボリューム名、容量、マウントポイントを設定します。
- プールはMV用に構築したものを選択します。
続いて、RVをマウントする予定のノードにも公開グループを作成してください。RV用のボリュ ームの作成は行いません。(RVをMVと同じノードで利用する場合、相手ノードでの公開グループ
の作成は不要です。)
手順
0-4.ペアの設定
CLIにて、repl2 pairコマンドを実行しボリュームのペア設定を行います。指定プールにRVが作
成され、ペアの設定が行われます。
$ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 pair -G 0 vol -a -m /export/procyon/NV_RV0_VOL \ -p <Pool> NV_LVM_VOL <WWNN> NV_RV0_VOL
nvtools:nvcmd/vol:exit:0
- “¥”はコマンドの途中で改行を挿入する場合に、改行の直前に入力します。
- “-m”オプションはRVを同時利用する場合にRVのマウントポイントを引数として指定します。
- “-G”オプションはRVを作成するグループ(0または1)を引数に指定します。
- <Pool>にはRV用に構築したプールの1つを指定します。(例:Pool0001)
- <WWNN>にはWWNNを指定します。
WWNNはiStorageManager IPの[運用]-[リカバリ]-[ストレージ]画面で確認してください。
- 既にMVを作成済みのプールを指定してペア設定を行うことはできません。
手順
0-5. NFS/CIFSの共有設定
iStorageManager IPの[運用]-[ファイル共有]-[NFS]または[CIFS]にて、MVに対する共有設定を
行います。
[追加]ボタンを押下し、必要な設定を行ってください。
- RVを公開する場合、RVについても共有設定を行います。設定の前に後述の【運用】手順3-B.
から手順7.までを行ってください。(業務の停止・再開は不要です)
RVを 2つ用意するため、以上の手順 0-4.と0-5.を繰り返します。プール名の指定を変更し、RV0 をRV1に置き換えて実行してください。
以下、作成した2つのRVをそれぞれRV0、RV1として、RV0を例に手順を説明します。
【運用】
RVがマウントされていない場合、以下の2つの手順を省略します。(初めてボリュームを運用す る場合を含む。)
手順
1. RVのマウント解除
CLIにて、vol umountコマンドを実行しRVのマウントを解除します。
$ ssh nsadmin@nvnode0 vol umount -G 0 NV_RV0_VOL nvtools:nvcmd/vol:exit:0
手順
2. RVの非活性化
CLIにて、repl2 deactivateコマンドを実行しRV を非活性化します。
$ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 deactivate -G 0 NV_RV0_VOL nvtools:nvcmd/repl2:exit:0
スケジュールを設定し自動でレプリケート&セパレートを行う手順(A)と、毎回CLIから手動でレプ リケート&セパレートを実行する手順(B)のどちらかを選びます。
手順
3-A.レプリケートのスケジュール設定
CLIにて、repl2 sched addコマンドを実行しレプリケートのスケジュールを設定します。
$ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 sched -G 0 add NV_LVM_VOL NV_RV0_VOL,NV_RV1_VOL rpl-sync <min> <hour> <day> <month> <dayofweek>
nvtools:nvcmd/repl2:exit:0
- <min>から<dayofweek>にはそれぞれ分、時、日、月、曜日に適した整数値(unix系OS準拠)
または'*'を設定します。0 1 '*' '*' '*' と設定した場合、毎日午前1時にレプリケートを実行す るスケジュールになります。
- 引数にRVを複数指定することで、スケジュール設定を各RVに順番に適用することができま す。この例の場合、RV0とRV1は1日おきにスケジュール運用されます。
- 登録済みスケジュールはrepl2 sched listコマンドを実行して確認できます。
手順
4-A.業務の停止
ファイルシステム上のデータ間の整合性を保つ必要がある場合は、セパレート開始前に、一旦業務 を停止して MV の完全な静止点(運用ボリュームに対する書き込み途中の関連データが存在しない 状態)を作成する必要があります。
スケジュールで設定するセパレート開始時刻の前に業務を停止し静止点が作成できるように、運用 サーバ上での設定を行ってください。
業務を継続したままセパレートを行う場合、セパレート時点でNVが受信していたデ ータのみRVに保管されます。クライアントからNVに送信している途中のデータに関しては、
MV<=>RV 間でのデータの整合性が保証されませんので、業務を継続したままセパレートを行
う際は充分にご注意ください。
手順
5-A.セパレートのスケジュール設定
CLIにて、repl2 sched addコマンドを実行しセパレートのスケジュールを設定します。
$ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 sched -G 0 add NV_LVM_VOL NV_RV0_VOL,NV_RV1_VOL \ sep <min> <hour> <day> <month> <dayofweek>
nvtools:nvcmd/repl2:exit:0
- <min>から<dayofweek>にはそれぞれ分、時、日、月、曜日に適した整数値(unix系OS準拠)
または'*'を設定します。0 5 '*' '*' '*' と設定した場合、毎日午前5時にセパレートを実行する スケジュールになります。
- 引数にRVを複数指定することで、スケジュール設定を各RVに順番に適用することができま す。
- 登録済みスケジュールはrepl2 sched listコマンドを実行して確認できます。
セパレート開始をレプリケート開始と同じ時刻設定にすることはできません。
手順
3-B.レプリケート
CLIにて、repl2 replicateコマンドを実行しレプリケートを行います。
$ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 replicate -G 0 NV_LVM_VOL NV_RV0_VOL wait nvtools:nvcmd/repl2:exit:0
- "wait"はrepl2コマンドの実行が完了するまで待ってCLIに応答を返すオプションです。レプ リケート中に同時実行可能なコマンドがある場合、waitを外して実行することもできます。
- レプリケーション進行状況はrepl2 info vol pairコマンドを実行して確認できます。
exec:レプリケート実施中 sync:レプリケート完了
手順
4-B.業務の停止
セパレート開始前に、一旦業務を停止して MVの完全な静止点(運用ボリュームに対する書き込
み途中の関連データが存在しない状態)を作成する必要があります。これは、ファイルシステム上の データブロック間の矛盾を防ぐためです。
静止点を作成し、次の手順「5-B. セパレート」に進みます。
手順
5-B.セパレート
CLIにて、repl2 separateコマンドを実行しセパレートを行います。
$ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 separate -G 0 NV_LVM_VOL NV_RV0_VOL wait nvtools:nvcmd/repl2:exit:0
手順
6.業務の再開
停止していた業務を再開します。
- 必要に応じてクライアント側からNFS/CIFSの共有設定を行います。NFSの場合はクライア ントからマウントを行い、CIFSの場合はクライアントから直接アクセスしてください。
RVを公開する場合、以下の手順7.および手順8.を行います。
手順
7. RVのマウント
セパレート進行状況はrepl2 info vol pairコマンドを実行してSync Stateを確認してください。
exec :セパレート実施中 separated:セパレート完了
$ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 info -G 0 vol pair NV_LVM_VOL NV_RV0_VOL
MV: LD Name 2000003013840ac30010 RV: LD Name 2000003013840ac30011 Activity State separate
Sync State separated Copy Control State -
Separate Start Time 2007/10/31 08:37:47 Separate End Time 2007/10/31 08:37:47 Separate Diff 32KB
Copy Diff 0KB RV Access rw Previous Active sep/exec nvtools:nvcmd/repl2:exit:0
セパレート完了を確認後、RVをマウントし、RVを利用可能な状態にします。
CLIにて、repl2 activateコマンドを実行しRVを活性化します。
$ ssh nsadmin@nvnode0 repl2 activate -G 0 NV_RV0_VOL nvtools:nvcmd/repl2:exit:0
続いて、CLIにてvol mountコマンドを実行しRVをマウントします。
$ ssh nsadmin@nvnode0 vol mount -G 0 NV_RV0_VOL mounting /export/procyon/NV_RV0_VOL...
nvtools:nvcmd/vol:exit:0
- RVのマウントは、iStorageManager IPの[運用]-[ボリューム]-[ボリューム]からも実行できま す。
最後に、CLIにてvol activateコマンドを実行しマウントポイントの共有を活性化します。
$ ssh nsadmin@nvnode0 vol activate -G 0 /export/procyon/NV_RV0_VOL activating nfs...
cifs will be activated by the next client reconnect.
nvtools:nvcmd/vol:exit:0
手順
8. RVの利用
RVにコピーされたデータファイルを利用し、業務を行います。
2つのRVに対してバックアップを行うため、RV0とRV1に対してそれぞれ手順1.から手順8.を行 います。(スケジュール運用の場合、手順3.から手順5.は初回のみ行います。)
1 1 1 . . . 1 1 1 . . . 2 2 2 運 運用 運 用 用 ボ ボ ボ リ リュ リ ュ ュ ー ー ー ム ム ム の の の デ デ デ ー ー ー タ タ タ 復 復 復 旧 旧 旧
この節では、レプリケーション機能を利用した運用ボリューム(以下、MV)の復旧例について説明 します。障害の状況としては、HDDが3台以上破損してLD上の情報を参照できなくなった場合を 想定しています。
(1) 概要
以下の手順では、既にMVと複製ボリューム(以下、RV)はペア設定を行い運用中であるとします。
構成は1.1.1節と同様とします。