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プログラム・エディット・モード

ドキュメント内 Microsoft Word - MPC_ReferenceJV1.2.doc (ページ 49-60)

5. MPC ソフトウェアの詳細

5.6 プログラム・エディット・モード

プログラム・エディット・モードには、サウンド・プログラムの個々のレイヤーやシンセサイザー、インサート・エフェク トの設定など、エディットのためのパラメーターが全て含まれます。バーチャル・インスツルメント(プラグイン)や MIDI 楽器を選択した場合は、その内容が異なってきます。

MPC Renaissance を使用する場合、プログラム・エディット・モードの全てのパラメーターが、最大 16 個まで グリッド内に並びます。これらのパラメーターは、MPC Renaissance の 16 個の Q-Link ノブに対応しており、

素早く感覚的な操作が可能です。

MPC Studio には Q-Link ノブが 4 つあり、その上の SCROLL ダイヤルを使うと、対応する Q-Link コラムに アサインできます。

MPC ハードウェアでは、PROG EDIT ボタンを押してプログラム・エディット・モードに入ります。

MPC ソフトウェアでは、上部セクションの Program Edit タブをクリックします。

プログラム・エディット・モードの画面は、選択したプログラムによって内容が異なる場合があります。DRUM プログ ラムは、KEYGROUP プログラムよりもパラメーターが少なくなります。DRUM および KEYGROUP についての詳細は、

5.0 の章を参照してください。

DRUM プログラムの特定のパッドの演奏およびサウンドのパラメーターをエディットする時には、MPC ハードウェ アの目的のパッドを叩けば選択できます。バンクは PAD BANK ボタンで選びます。プログラムの設定は、MPC ハードウェアの画面上でも自動的に変化します。KEYGROUP プログラムでは、この方法は使えません。

MPC ソフトウェア上でエディットする DRUM プログラムを選択するには、メイン・モードで目的のパッドを選択して おかなければなりません。

MASTER セクション

MASTER セクションをエディットするには、MPC ハードウェアの F1 ボタンを押します。Q13、Q14 と Q15 の Q-Link ノブで、MASTER セクションの全てのパラメーターに直接アクセスできます。DRUM プログラムのパラメータ ーは KEYGROUP プログラムよりも少ないので注意してください。

マスター・セクションでは、MONO と POLY のモードが選べます。MONO モードで は、同時に 1 個のパッドしか発音しません。すでに何かの音が鳴っている状態で 新たにパッドを叩くと、それまで鳴っていたサンプルが新たなサンプルにカットさ れます。POLY モードでは、複数の音を同時に鳴らすことができます(最大同時 発音数の制限はあります)。

SEMI のノブでは、選択したプログラムのピッチが半音単位で上下できます。FINE ノブでは、プログラムのピッチを 半音より細かい精度で上下に微調整できます。TRANS(Keygroup プログラムのみ)では、入力されたノートが移調 できます。サンプル自体のピッチは変わりません。

SIMULTANEOUS PLAY(Drum プログラムのみ)

この機能を使うと、1 個のパッドを叩くだけで最大 4 個までのパッドがトリガーで きます。

SIMULTANEOUS PLAY 機能を割り当てるパッド選択するにはまず、MPC ハードウェアの F1(Master)ボタンを 押します。MPC Renaissance の 3 段目の Q-Link ノブ(Q5~Q8)を使って、対応するパッドを選択します。この機 能は、DRUM プログラムでのみ利用可能です。

この機能は、スタックされたサウンド(たとえばベース・ドラムをレイヤーしたもの)にも使えます。

MUTE TARGET(Drum プログラムのみ)

MUTE TARGET 機能は、以下に説明する MUTE GROUP と似た機能ですが、

MUTE TARGET はひとつの対象に作用するようにしか設定できないところに違 いがあります。

MUTE TARGET の対象となるパッドを選択するにはまず、MPC ハードウェアの F1(Master)ボタンを押します。

MPC Renaissance の最下段の Q-Link ノブ(Q1~Q4)を使って、対象とするパッドを選択します。この機能は、

DRUM プログラムでのみ利用可能です。

たとえば、パッド A01 でパッド A02 をミュートするようにミュート・ターゲットを設定すると、パッド A01 を叩くと同時 に、パッド A02 の音がミュートできます。パッド 1 個あたり最大 4 個までターゲットを設定できます。

KEYGROUP PLAY モード(Keygroup プログラムのみ)

ここでは、Keygroup サンプルの鳴らし方をパッドごとに設定できます。

KEYGROUP PLAY モードのパラメーターをエディットするにはまず、MPC ハードウェアの F1(Master) ボタンを 押します。MPC Renaissance の 2 段目の Q-Link ノブ(Q9~Q11)で、3 つのパラメーター全てを直接調節します。

この機能は、KEYGROUP プログラムのみで利用可能です。

選択したパッドは、32 個の MUTE GROUP のうちの 1 つにアサインできます。同 じ MUTE GROUP にアサインされたパッドが MIDI ノートを受信した時には、最後に 演奏されるノートが、その時に鳴っている同じグループの全てのインスツルメント音 をミュートします。

LAYER PLAY では、同じパッドにアサインした複数のサンプルの鳴らし方が設定 できます。サイクル機能(CYC)をオンにすると、パッドを叩く度に次のレイヤーのサンプルが鳴る、つまり、レイヤー がサンプル 1、2、3、4、1、2、3、4・・・といった順番で鳴ります。ベロシティ(VEL)をオンにすると、パッドを叩く強さに よって違うサンプルを鳴らすことができます。また、ランダム(RAN)機能は、パッドにアサインされた全てのサンプル が、ランダムな順番で鳴ります。この設定にすると、パッドを叩く度に鳴るサンプルがランダムに選択されます。

SAMPLE PLAY 機能では、パッドを叩いた時にサンプルが最初から最後まで再生される(ONE-SHOT)か、あるい はノートを伸ばしている間だけ再生されるか(NOTE-ON)が選択できます。ONE-SHOT は、短いサンプル音を鳴ら すのに向いています。いっぽう、長いサンプル音を使う時には、対応するパッドを押している間だけ音が鳴る NOTE-ON に設定する方が都合が良い場合もあります。

KEY GROUP(Keygroup プログラムのみ)

ここでは、KEYGROUP プログラムのその他のパラメーターが設定できます。

KEY GROUP パラメーターを設定するにはまず、MPC ハードウェアの F1(Master) ボタンを押します。MPC Renaissance の下半分の Q-Link ノブ(Q1~Q8)を使うと、全てのパラメーターに直接アクセスできます。これらの パラメーターは、KEYGROUP プログラムのみで利用可能です。

KEYGROUP プログラムでは、MPC ハードウェアのパッドでも KEYGROUP とし てアサインされたサンプルを演奏することができます。0~127 の MIDI ノートに対 応する 128 個のパッド(A01~H16)で、単一のサンプルによる広い音域のメロデ ィーでも簡単に演奏できます。KEYGROUP のプログラムの設定方法については、

第 5 章の 28 ページに詳しい説明があります。

ロードされたサンプルのオリジナルのピッチの位置は、そのサンプルのルート・キーで決まることを覚えてお いてください。たとえば、ルート・キーが C3 のサンプルなら、元のピッチはパッド D13 の位置に来ます。

KG SELECT(Keygroup セレクト)では、エディットする Keygroup を特定できます。このパラメーターは、EDIT LAYERS セクションの NO. KG(Numbers of Keygroups)パラメーターと連動しています。NO. KG パラメーターは、1 個の KEYGROUP プログラムあたり 128 個までの Keygroups が作成できます。初期状態の Keygroup プログラムに は、Keygroup が 1 個しか設定されていません。NO. KG パラメーターで Keygroup プログラム内に複数の Keygroup を作成した場合は、エディットする Keygroup を KG SELECT で任意に選択できます。ALLを選ぶと、Keygroup プロ グラム内の全ての Keygroup が同時にエディットできます。

KEYTRACK では、サンプルの自動移調機能のオン/オフが選択できます。オフに設定すると、パッドや接続した MIDI キーボードでトリガーされるノート・ナンバーに関係なく、サンプルが常に同じピッチで再生されます。

LEVEL は、ロードされたサンプル全体の音量を調節します。

PAN は、ロードされたサンプル全体のステレオ定位を調節します。

NOTE RANGE では、あるサンプルが再生される音域を制限できます。選択された値と同じかそれ以上(LO)、ま たは同じかそれ以下(HI)のノートだけが、そのサウンドをトリガーできます。キーボードの音域を全て使用する場合 は、LO パラメーターをC-2、HI パラメーターをG8 にそれぞれ設定します。LO および HI の設定は、EDIT LAYERS セクションのバーチャル・キーボードにも表示されます。

SEMI は、サンプルを 12 半音の範囲で上下に移調します。FINE は、個々のレイヤーのピッチを半音よりも細かい 単位で上下に微調節します。

EDIT LAYER セクションには、 KEY GROUP と似たようなパラメーター(LEVEL、PAN、SEMI、 FINE、NOTE RANGE)が見られますが、KEY GROUP のパラメーターはサンプル全体の設定を調節するのに対して、EDIT LAYER のパラメーターは個々のレイヤー(最大 4 個)の設定を調節するという違いがある点に注意してくださ い。

EDIT LAYERS セクション

1 個のパッドでは、サンプルを 4 個までトリガーできます。

個々のサンプルは、それぞれに SAMPLE、 SEMI、FINE、

LEVEL、PAN および VELOCITY、また、Keygroup プログ ラムではさらに ROOT NOTE のパラメーターを持った、

別々のレイヤーにアサインされます。

区別をしやすくするために、Drum プログラムのコン トロールは青、Keygroup プログラムのコントロール は赤で表示されます。

LAYERS セクションの縦の分割線の左側にある、最初の 16 個のレイヤー・パラメーターを調節するには、MPC ハードウェアの F2(Samples)ボタンを押します。MPC ハードウェアの Q-Link ノブで、それぞれに対応する Edit LAYERS パラメーターが調節できます。DRUM プログラムで利用できるパラメーターは、KEYGROUP プログラム で利用できるものよりも少なくなっています。

個々のレイヤーにアサインするサンプルは、SAMPLE ポップアップ・メニューをクリック&ホールドして選びます。

サンプルをロードする方法は、"ファイル・ブラウザ" の項を参照してください。

SEMI は、サンプルを 12 半音の範囲で上下に移調します。FINE は、個々のレイヤーのピッチを半音よりも細かい 単位で上下に微調節します。

LEVEL は、個々のレイヤーの音量を調節します。これによって、1 個のパッドにアサインされた各サンプルの音量 バランスを整えることができます。

LAYERS セクションの縦の分割線の右側にある、次の 16 個のレイヤー・パラメーターを調節するには、MPC ハ ードウェアの F3(Layer 2)ボタンを押します。MPC ハードウェアの Q-Link ノブで、それぞれに対応する Edit LAYERS パラメーターが調節できます。DRUM プログラムで利用できるパラメーターは、KEYGROUP プログラム で利用できるものよりも少なくなっています。

PAN は、それぞれのレイヤーのステレオ定位を設定します。

VELOCITY は、個々のレイヤーのベロシティ・レンジを調節します。ベロシティは MPC ハードウェアの F3 ボタンを 押して表示された数字を変更するか、MPC ソフトウェアの LAYER エリアの右側の棒グラフを左右にクリック&ドラッ グして設定します。値を 0~127 に設定すると、レイヤーはパッドを叩くあらゆる強さに反応しますが、100~127 な どに設定すると、強く叩いた時だけ反応します。同じ楽器の複数のサンプル(異なる強さで叩いたドラムのサウンド など)をアサインして、個々に応じたベロシティ範囲を設定すれば、説得力のある表現力を持ったベロシティ・レイヤ ー・マルチサンプルが構成できます。

ROOT NOTE は、ロードされた個々のサンプルのルート・キーを設定します。

バーチャル・キーボード(KEYGROUP プログラムでのみ使用可能)には、KEY GROUP セクションで設定できる NOTE RANGE が表示されます。MPC ソフトウェアでは、コンピューターのマウスで表示された範囲の左または右の 端をドラッグして範囲を設定できます。

上図のバーチャル・キーボードの赤い表示部分をドラッグして、選択した KEYGROUP の全体の NOTE RANGE を 設定します。

ドキュメント内 Microsoft Word - MPC_ReferenceJV1.2.doc (ページ 49-60)