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サポートおよびアップデート

ドキュメント内 Microsoft Word - MPC_ReferenceJV1.2.doc (ページ 118-128)

6. 付録

6.4 サポートおよびアップデート

追加情報およびテクニカル・サポート、最新バージョンのソフトウェアやファームウェア、ドライバーについては、以 下のホームページを参照してください:

www.akai-pro.jp

6.5 用語集

この取扱説明書で使用されている用語は、MPC のパラメーター名を基本にしています。本章は、様々な用語につ いての解説です。

アフタータッチ

現在のキーボードの大多数は、アフタータッチ情報が送信できます。この種のキーボードは、押した鍵盤をさらに 強く押すと、MIDI アフタータッチ情報を送信します。この機能によって、サウンドの表現力が広がります(ビブラート のコントロールなど)。

エイリアシング

エイリアシングはデジタル・システムの副産物的な音響現象で、信号にサンプリング周波数の半分の周波数を超 えるハーモニクスが含まれている場合に発生します。

アマウント

モジュレーション・ソースがパラメーターに及ぼす影響の強さを意味します。

アンプリファイアー

アンプリファイアーは、コントロール信号によってサウンドの音量を変化させる回路です。音量は、エンベロープや LFO が発生するコントロール信号で変化させることもできます。

アタック

エンベロープのパラメーターのひとつです。アタックは、音の立ち上がりを時間で表したもので、音の鳴り始めから 最大値に到達するまでのエンベロープの一部です。エンベロープのアタック部分は、トリガーを検知した直後、すな わち、トリガー・パッドを叩いたりキーボードを弾いた直後から始まります。

ビットレート

ビットレートはワード長とも呼ばれ、サンプルのスライスに取り込まれる音量の情報をビット数で表したものです。

ビットレートが高くなるほど、サンプルの情報精度は高くなる、すなわち、ダイナミクスの解像度が高くなります。通 常のオーディオ CD は 16 ビットですが、MPC は 24 ビットの解像度をサポートしています。

クリッピング

クリッピングとは、入力された信号が、信号処理システムの扱える最大値を超えた時に発生する、歪みの一種で す。クリップした信号の波形は、システムの性質によって変わります。アナログ回路では、クリップすることで実質的 に信号の最大値が制限されます。デジタル回路におけるクリップは、数値がオーバーフローした場合と同様に、信 号とは逆の極性を持つ成分が最大値を超えてしまいます。

コントロール・チェンジ(コントローラー)

MIDI メッセージは、音源の動作を自由に操るのに非常に便利です。

MIDI メッセージは、基本的に 2 つの要素から成り立っています:

• コントロール・ナンバー:影響を与えるパラメーターを定義します。値の範囲は 0~127 です。

• コントロール値:影響の大きさを決定します。

コントローラーは、ビブラートの周期をゆっくりと変化させたり、ステレオの定位を移動させたり、フィルターの周波 数を変化させたりする時に利用できます。

カットオフ

カットオフ周波数は、フィルターの大切な要素です。たとえばローパス・フィルターは、この周波数よりも高い帯域 の音を減衰させ、この周波数よりも低い帯域の音をそのまま通します。

ディケイ

ディケイとは、エンベロープのアタックの部分が最大値に到達してから、サスティーン・レベルで決められた値に落 ち着くまでの、減衰部分のことを言います。

エンベロープ

エンベロープは、一定の時間内でサウンド創りに影響を与える要素です。たとえば、フィルターのカットオフ周波数 を変化させるエンベロープは、ある一定の時間をかけてフィルターを開いたり閉じたりします。エンベロープはトリガ ー、通常は MIDI ノートの受信をきっかけにして作動を開始します。代表的なエンベロープにはアタック、ディケイ、

サスティーン、リリースの 4 つの段階があり、ADSR エンベロープと呼ばれます。アタックとディケイ、リリースは時間 あるいは音量変化の傾き具合で定義しますが、サスティーンは音量で定義します。トリガーを受信すると、エンベロ ープはアタック、ディケイと順次移行し、設定したサスティーン・レベルに落ち着きます。このレベルは、トリガーが切 れるまで維持されます。トリガーが切れるとリリースへと移行し、最小値の音量に至って全過程を終了します。

フィルター

フィルターは、信号のある周波数帯域を通過させ、その他の帯域を減衰させる回路です。フィルターの要素で最も 大切なのは、カットオフ周波数です。一般的に、フィルターにはローパス、ハイパス、バンドパス、バンドストップの 4 つの種類があります。ローパス・フィルターは、カットオフ周波数よりも高い帯域を減衰させます。ハイパス・フィルタ ーは、カットオフ周波数よりも低い帯域を減衰させます。バンドパス・フィルターは、カットオフ周波数付近の帯域だ けを通過させ、それ以外を減衰させます。バンドストップ・フィルターはその逆で、カットオフ周波数付近の帯域だけ を減衰させます。最も多く利用されるのは、ローパス・フィルターです。

LFO

LFO は、ロー・フリケンシー・オシレーターの略号で、様々な波形の低周波を発信します。エンベロープと同様、

LFO もサウンドを変化させる素材として利用されます。

MIDI

MIDI はミュージカル・インスツルメント・デジタル・インターフェースの略号です。1980 年代の初頭に開発された MIDI によって、様々なメーカーの様々な種類の電子楽器を組み合わせて利用できるようになりました。異なる機器 を連携させるための標準規格のなかった当時、MIDI の開発は大きな進歩でした。MIDI によって、様々な機器同士 を標準化されたコネクターで簡単に接続することができるようになったのです。

MIDI は基本的に、1 台の送信元が 1 台または複数の受信先と接続されるとシステムになっています。たとえば、

コンピューターで MIDI シンセを演奏する場合は、コンピューターが送信元、シンセサイザーが受信先として動作し ます。少数の例外はありますが、MIDI 機器の多くは、そのために MIDI 入力と出力、場合によっては MIDI スルー端 子といった、複数の MIDI 端子を持っています。送信元は MIDI 出力端子からデータを送信し、データはケーブルを 通じて受信先の MIDI 入力に送られます。

MIDI スルー端子は、特殊な機能を持っています。この端子は、送信元が複数の受信先にデータを送れるようにす るためのもので、受信した信号をそのまま次の機器に送ります。この端子には別の機器が接続できるので、送信元 は数珠つなぎになった複数の機器にデータを送れます。この場合、個々の機器を独立して操作できれば理想です。

そのために、MIDI イベントごとに MIDI チャンネル・メッセージが付加される仕組みになっています。

MIDI チャンネル

これは MIDI メッセージの中でも最も大切な要素で、受信先で設定した MIDI チャンネルと同じチャンネルの情報 が送信元のメッセージに含まれている場合にだけ、受信先の機器が反応します。これによって、送信元は特定の機 器を個別に操作できます。そのために、1~16 までの MIDI チャンネルが利用できるようになっています。

MIDI クロック

MIDI クロック・メッセージは、接続した複数の機器をリアルタイムで同期させるための情報で、音源の内蔵エフェク ターのディレイ・タイムを MIDI シーケンサーに同期させる場合などに利用します。

モジュレーション

モジュレーション・ソースを利用してサウンドを変化させることで、モジュレーションの対象としては、フィルターや VCA などがあります。

ノート・オン/ノート・オフ

発音するノートの音程とベロシティ―を決定する、もっとも重要な MIDI メッセージです。ノート・オン・メッセージはノ ートを発音させる情報で、音程は 0~127 のノート・ナンバーで定義されます。ベロシティの範囲は 1~127 で、ベロ シティ値の 0 はノート・オフのメッセージと同じです。

ノーマライズ

ノーマライズとは、サンプルの音量を歪ませることなく最大値(0dB)まで持ち上げることを言います。この機能は、

サンプルの最大音量を自動的に検知し、その最大音量が 0dB になるまでサンプル全体の音量を持ち上げます。こ の機能を適用すると、一般的に全体の音量が上がります。

パンニング

ある音楽信号を、左右のステレオ・チャンネル間のどの位置に定位させるかを決める処理、あるいはその結果を、

パンニング言います。

ピッチベンド

ピッチベンドは MIDI メッセージのひとつです。ピッチベンド・メッセージはコントロール・チェンジ・メッセージと似て いますが、実際には大きく異なります。ピッチベンド・メッセージは、一般的なコントローラー・メッセージよりもはるか に解像度が高くなっています。人間の耳はピッチ狂いに対して非常に敏感です。そのため、ピッチベンドの情報もよ り正確にするために、ピッチベンド・メッセージの解像度もより高く設定されています。

プログラム

プログラムは、使用する全てのサンプルとそれらの設定情報(パッドのアサインやループ・ポイント、チューニング・

ピッチ、エフェクトなど)のリストを含むファイルです。MPC のプログラム・エディット・モードでは、サンプルをエディッ トしたりアサインすることができます。MPC ソフトウェアでは、1 個のプロジェクトあたり 128 個までのプログラムが扱 えます。

サンプルを音源として利用するプログラムには、DRUM プログラムと KEYGROUP プログラムの 2 つの種類があり ます。DRUM プログラムは主にドラム・パートを作成するためのもので、サンプルを簡単にパッドへアサインできるよ うになっています。KEYGROUP プログラムでは、ひとつの(あるいは複数の)サンプルを複数のキーに展開し、キー ボードを使ったクロマチックな演奏が可能です。ピアノなどのサンプルを使用する個々のキーのために用意する必 要はありません。

プログラム・チェンジ

この MIDI メッセージは、サウンドのプログラムを選択するためのものです。 プログラム・ナンバーは 1~128 で、

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