4.4. 待ち合わせ部品
4.4.4. ファイル待ち合わせの設定をする
指定したファイルに対して存在する状態と存在しない状態、および更新状態を待ち合わせます。
指定したファイルが条件を満たさない場合は、一定時間ごとにファイルの状態をチェックしま す。
この部品は補正時刻により動作基準時刻が変わります。詳細は<環境構築ガイド>の「6.5 システ ム環境の設定を変更する」を参照してください。
ジョブネットワーク定義を設定するMG/SVが稼動するマシン上の、ローカルファイル のチェック間隔は5秒であり、変更できません。
他のJobCenterサーバ上のファイルのチェック間隔はdaemon.conf設定で変更できま す(後述)。
1. ファイル待ち合わせオブジェクトを配置します。
2. [ファイル待ち合わせの設定]ダイアログが表示されます。(オブジェクト配置後は、ファイ ル待ち合わせアイコンをダブルクリックするか、右クリックしたときのポップアップメニュー から[設定]を選択すると、[ファイル待ち合わせの設定]ダイアログが表示されます。)
3. ファイル待ち合わせの設定を行います。
図4.47 ファイル待ち合わせ設定画面例 4. 設定後、[OK]ボタンをクリックします。
待ち合わせファイルタブの設定項目は次のとおりです。
■他のJobCenterサーバ上のファイルを待つ
リモートマシン上のファイルに対して待ち合わせ処理を行う場合、チェックボックスにチェッ
• ホスト名には名前解決が正常に行われるリモートマシン名が設定されている。
• リモートマシンとローカルマシンのOS上の時刻を合わせてある。リモートマシ ン上のファイル更新を待ち合わせる場合、通過条件はリモートマシンの時刻に 依存します。
• ファイル名にマルチバイト文字を使用する場合には、リモートマシンとローカ ルマシンのJobCenter利用言語設定(インストール時の言語設定)が一致してい る。
▪ 他のJobCenterサーバ上のファイルを待ち合わせる場合、デフォルトでは以下の ように設定されています。設定を変更する場合は、<環境構築ガイド>の「5.2 デーモン設定ファイルの使用可能パラメータ」を参照してください。
• リモートマシン上のファイルを20秒間隔で確認します。
• リモートマシン上のファイル待ち合わせを行うファイル待ち合わせ部品の同時 実行上限数は30となります。ファイル待ち合わせ部品のリモートファイル待ち 合わせ処理が実行上限数を超えて行われた場合、リモートファイル待ち合わせ 処理は実行待ち状態となります。同時実行数に空きができるまで待ち合わせて からリモートファイル待ち合わせ処理が実行されます。
• リモートマシンにファイルチェック問い合わせパケットを送信してから処理結 果パケットが返って来るまでのタイムアウト時間を変更できます。
• 通信障害が900秒(15分)以上連続した場合には、コマンドをエラー終了させま す。
■ディレクトリ名
待ち合わせ対象が存在するディレクトリの絶対パス名を入力します。
▪ Windows版JobCenterの場合、ドライブ名からのパスを入力します。(例:C:\tmp)
▪ UNIX版JobCenterの場合、ルートディレクトリからのパスを入力します。(例:/tmp)
■待ち合わせ対象ファイル名またはディレクトリ名
待ち合わせ処理を行うファイル名またはディレクトリ名を入力します。
待ち合わせ条件を次から指定します。
一致する 待ち合わせ対象ファイル名と完全に一致するファイル名に対して待ち合わ せ処理を行います。
を含む 待ち合わせ対象ファイル名と部分一致するファイル名に対して待ち合わせ 処理を行います。
から始まる 待ち合わせ対象ファイル名と先頭文字列が一致するファイル名に対して待 ち合わせ処理を行います。
待ち合わせ条件を満たすファイルが複数存在する場合、待ち合わせ処理は更新時刻 が最も新しいファイルに対して行います。
■通過条件
ファイル待ち合わせオブジェクトの通過条件を次から指定します。
存在しない 指定ファイルが存在しない場合に、オブジェクトを通過します。
更新 更新基準時刻以降に指定ファイルが更新された場合に、オブジェクトを通 過します。
■更新基準時刻
通過条件で更新を指定した場合に有効となります。
当日の指定された時間(更新基準時刻)以前のファイルは更新されていないとみなします。
■タイムアウト
ファイル待ち合わせタイムアウト時間を設定します。
次の範囲から指定します。
絶対時刻 00:00~23:59 相対時間 +00:00~+99:59 環境変数タブの設定項目は次のとおりです。
3. 先頭が「NSJNW_」「QSUB_」で始まる変数名は使用できません。(ただし「NSJNW_」
「QSUB_」という変数名は使用可能です。)
予想実行時間タブの設定項目は次のとおりです。
図4.49 予想実行時間の設定画面例
■予想実行時間
ジョブの実行にかかる時間の予測値を設定します。この予想実行時間はトラッカ一覧のグラ フィックモード(ガントチャート)などに反映され、ジョブネットワークの実行時間算出に使 用されます。
ジョブネットワークの予想実行時間を算出する方法は次から選定します。
直接指定 ユーザがジョブの予想実行時間を設定します。
前回実績 正常終了した最近のジョブの実行実績を、ジョブの予想実行時間としま す。
[予想実行時間]
[指定方法]において[直接指定]を選択した場合、ユーザ側で時間を入力します。
数値と単位は次のいずれかを選択することができます。( )内は指定可能範囲です。
秒 (0~31536000)
分 (0~525600)
時間 (0~8760)
日 (0~365)
▪ 待ち合わせるファイルについては、次のような条件があります。
• ローカルディスク上のファイルの待ち合わせ指定するファイルが所属するフォ ルダの「フォルダの内容の一覧表示」の読み取り権限がJobCenter管理者に必 要となります。
• ネットワークパス上のファイルの待ち合わせローカルマシンのJobCenter管理 者名と同じユーザ名とパスワードで、待ち合わせるファイルが存在するリモー トマシン上にユーザを作成する必要があります。
また、ファイル名指定ではドライブレターは使用できません。「\\サーバ名
\共有フォルダ名\ファイル名」のように指定し、共有フォルダについてこの ユーザについての読み取り権限が必要です。
▪ 更新基準時刻とタイムアウト時間で指定する相対時間は、通常最上位のジョブ ネットワークの開始時刻を基準とします。オプションを指定することにより、当 該部品の開始時刻を基準とすることや、タイムアウトした場合にフローを停止さ せるかどうか、トラッカアイコン状態をどのようにするかを設定することもでき ます。
詳細については<環境構築ガイド>の「5.2 デーモン設定ファイルの使用可能パラ メータ」を参照してください。