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バックアップ

ドキュメント内 PRIMECLUSTER™ Global Disk Services 説明書 4.3 Linux 版 (ページ 195-200)

第5章  操作

5.3  運用

5.3.2  バックアップ

 

GDS は、障害が発生した場合でも業務を維持できる安全性の高いシステム環境を実現するソフトウェア です。しかし、ミラーリングされたシステム環境だからといって、絶対安全というわけではありません。

コンピュータは、ハードウェア、ソフトウェア、操作ミス、粗悪な環境などが原因でトラブルが発生す ることがあります。そのトラブルに対応する確実な手段として「バックアップ」があります。トラブル による被害を最小限にするため、必ず定期的なバックアップを行ってください。 

 

システムディスクのバックアップとリストア【Itanium】 

システムディスクのボリュームのうち、システムボリューム (/、/usr、/var、スワップ域) 以外のボリ ューム (たとえば、/opt、/home など) は、本手順に従って、バックアップすることができます。シス テムボリュームのバックアップとリストアについては、「6.1 システムディスクのバックアップとリスト ア【Itanium】」および、「6.2 代替ブート環境を使用したシステムディスクのバックアップとリストア

【Itanium】」を参照してください。 

   

5.3.2.1  バックアップ (スライス切離し方式) 

 

ここでは、スライス切離しによるスナップショットを利用して、ミラーボリュームのバックアップを行 う手順を説明します。この方法では、以下の "スライス操作" が必要です。 

 

●  スライス切離し   

●  スライス組込み 

 

   

●  スライス切離し方式によるスナップショットについては、「1.3.8 

スライス切離し方式によ るスナップショット

」を参照してください。 

 

●  操作の流れは、「5.1.3.1 

バックアップ (スライス切離し方式)

」を参照してください。 

 

スライス切離しによるスナップショットの利用条件 

スライスの切離しができるのは、物理スライスを持つミラーボリュームのみです。したがって、ミラー グループにディスクが直接接続されていない場合は、スライス切離しによるスナップショットの作成は できません。 

また、ルートクラスのミラーボリュームでは、スライス切離しによるスナップショットの作成はできま せん。 

 

リストア 

本手順でバックアップしたデータを使用してボリュームのデータを復旧する場合、ボリュームのアクセ スパス /dev/sfdsk/クラス名/dsk/ボリューム名 に対してデータをリストアします。詳細については、

「5.1.4 リストア」を参照してください。 

 

スライス切離し 

 

バックアップを行うため、ボリューム内のひとつのスライスを一時的に切り離し、別のデバイスとして アクセス可能な状態にします。 

 

手順を以下に示します。 

 

1.  対象のスライスを含むボリュームの状態表示   

メイン画面中に操作対象のスライスを含むボリュームを表示し、そのアイコンをクリックして対 象のスライスの一覧情報を表示します。 

 

2.  切り離すスライスの選択   

スライス一覧中の対象スライスのアイコンをクリックし、切り離すスライスを選択します。 

 

3.  [スライス切離し] メニューの選択   

メイン画面の [操作]:[スライス切離し] を選択します。 

 

図:スライス切離し 

   

 

4.  スライス切離し環境設定   

切り離すスライスの環境設定を行います。 

 

図:スライス切離し環境設定 

   

a)  アクセスモード   

切り離したスライスのアクセスモードを設定します。 

 

初期値は、「リード/ライト可能」です。 

 

「リードのみ可能」を指定すると、切離し後のスライスは、読み取り専用となり、書込み モードでオープンするとエラーになります。 

 

環境設定が完了したら、<完了> をクリックします。<中止> をクリックすると、スライス 切離し処理を中止します。 

 

「スライス切離し」可能なスライスの状態

 

「スライス切離し」は、"active" または "stop" 状態のスライスに対してだけ、操作可能 です。 

 

以下の確認画面が表示されます。 

 

処理を続ける場合は、<はい> をクリックします。<いいえ> をクリックすると、スライス 切離し処理を取り消します。 

 

図: スライス切離し確認画面 

 

5.  アクセスパスを利用してバックアップ   

<はい> をクリックすると、以下のスライス切離し完了通知画面が表示されます。 

 

表示されたアクセスパスを利用して、バックアップ作業を行ってください。 

 

図: スライス切離し完了通知画面 

   

スライス組込み 

 

バックアップ作業が完了したら、一時切離し中のスライスを再度ボリュームに組み込みます。 

 

ボリュームが起動中であれば、等価性コピーが開始されます。 

 

手順を以下に示します。 

 

1.  組込み対象スライスの選択   

スライス情報フィールド上の対象スライスのアイコンをクリックし、組み込むスライスを選択し ます。 

   

2.  [スライス組込み] メニューの選択   

メイン画面の [操作]:[スライス組込み] を選択します。 

 

図: スライス組込み 

   

以下の、確認画面が表示されます。 

 

処理を続ける場合は、<はい> をクリックします。<いいえ> をクリックすると、スライス組込み 完了処理を取り消します。 

 

図: スライス組込み確認画面 

   

 

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