• 検索結果がありません。

ディスクグループ

DISABLE

2.4  ディスクグループ

 

ディスクグループは、ミラーリング、ストライピング、コンカチネート、または、スイッチするディス クどうしを入れておくための器の役割を果たします。ディスクグループのことを、単に「グループ」と 呼ぶ場合もあります。 

 

グループの属性のひとつに、タイプ属性があります。タイプ属性は、「ミラー」、「ストライプ」、「コンカ チネーション」または「スイッチ」のいずれかの値をとります。複数のディスクをグループへ接続する ことによって、同じグループ内のディスクどうしが、グループのタイプ属性値に応じて、ミラーリング、

ストライピング、コンカチネートされるか、または、スイッチ可能になります。 

 

グループを他のグループに接続して、グループを階層化することもできます。他のグループに属してい るグループを下位グループと呼び、他のグループが属しているグループを上位グループと呼びます。 

 

他のグループに属しているグループは、そのグループ自体のタイプ属性値に応じた機能を保持したまま、

グループに属しているディスクと同様な役割を果たします。たとえば、複数のストライプタイプのグル ープをミラータイプのグループに接続した場合、ストライプタイプのグループどうしがミラーリングさ れます。つまり、ストライプタイプのグループに属しているディスクは、ストライピングされ、かつミ ラーリングされます。 

 

属性 

 

グループには、以下の属性があります。 

 

名前 

クラスの中でグループを識別するための属性です。 

 

タイプ 

グループの種別を表す属性です。次のいずれかの値が設定できます。 

 

ミラー 

グループに属しているディスクおよび下位グループは、互いにミラーリングされます。グ ループには、合わせて最大 8 個までのディスクおよび下位グループが接続できます。つま り、最大で 8 多重までのミラーリングが可能です。 

 

ストライプ 

グループに属しているディスクおよび下位グループは、それぞれをストライプ列として、

ストライピングされます。グループには、合わせて最大 64 個までのディスクおよび下位 グループが接続できます。つまり、最大で 64 列までのストライピングが可能です。 

 

コンカチネーション 

グループに属しているディスクは、コンカチネート (連結) されます。グループには、合 わせて最大 64 個までのディスクが接続できます。つまり、最大で 64 個までのディスク をコンカチネートできます。 

 

スイッチ 

1 つの運用ディスクと 1 つ以下の待機ディスクでグループが構成されます。待機ディスク が接続されていれば、運用ディスクと待機ディスクの役割の切替えが可能です。 

 

ストライプ幅 

ストライプタイプのグループにおいて、ストライピングのデータ分割サイズを表す属性です。 

 

運用ディスク 

スイッチタイプのグループに接続されているディスクのうち、運用状態のディスクを表す属性で す。 

操作 

 

グループに対して、以下の操作を行うことができます。 

 

作成 

sdxdisk -C コマンドを使ってディスクを接続するとき、および、sdxgroup -C コマンドを使 ってグループを接続するときに、新しい (上位) グループ名を指定すると、自動的に (上位) グ ループが作成されます。 

運用管理ビューを使用する場合は、「5.2.2.3 グループ構成」を参照してください。 

 

削除 

sdxdisk -D コマンドを使って、接続されている唯一のディスクを切断するとき、および、

sdxgroup -D コマンドを使って、接続されている唯一の下位グループを切断するときに、自動 的に (上位) グループが削除されます。また、sdxgroup –R コマンドを使って削除することも できます。 

運用管理ビューを使用する場合は、「5.5.3 グループの削除」を参照してください。 

 

接続 

sdxgroup –C コマンドを使って、特定の他のグループへグループを追加することができます。

他のグループに接続されたグループのことを特に下位グループと呼び、他のグループが接続され たグループのことを特に上位グループと呼びます。 

運用管理ビューを使用する場合は、「5.4.2 グループ構成」を参照してください。 

 

切断 

sdxgroup –D コマンドを使って、上位グループから下位グループを取り除きます。 

運用管理ビューを使用する場合は、「5.4.2 グループ構成」を参照してください。 

 

状態表示 

sdxinfo コマンドを使って、グループの状態を表示することができます。 

運用管理ビューを使用する場合は、「5.3.1 構成/状態の確認と状態監視」を参照してください。 

 

属性変更 

sdxattr –G コマンドを使って、グループの属性値を変更できます。 

運用管理ビューを使用する場合は、「5.4.2 グループ構成」を参照してください。 

 

参照 

 

グループに関して、以下の留意事項があります。 

 

規約 

A.1.4 グループ数  A.1.7 グループの階層化   

注意 

A.2.25 ディスクスイッチ   

指針 

A.3.1 ミラーリングの指針  A.3.2 ストライピングの指針  A.3.3 コンカチネーションの指針 

A.3.4 ストライピングとミラーリングの併用の指針   

図:ディスクグループ