Modbus 入力部品の属性
3.36 トレンド部品の属性
Note
・ 画面データを表示するまでに時間がかかることがあります。時間を短縮したい場合は、以 下のことを実行してください。・ 全チャネル表示を On にしているときは、Off にしてください。
・ 時間軸方向に圧縮してデータを表示しているときは、圧縮率を落とすか、またはトレン ド部品の数を減らしてください。
・ トレンド部品に、プッシュボタン部品、通信入力部品、およびスイッチ部品を重ねて配 置しているときは、重ならないように部品を配置してくだい。部品を隙間なく配置する と、重なっていることがあります。部品と部品の間隔を 1 ドット以上あけてください。
・ トレンド部品の「圧縮データ数」を [2] 以上に設定した場合、DX 本体でトレンド表示して 表示を切り換えたとき、古い波形画面が消え、途中からの波形を表示することがあります。
これは内部メモリ容量の制限によるもので、異常ではありません。データは内部メモリに 書き込まれています。
設定一覧
設定一覧に説明のない属性については、3.3 節をご覧ください。
属性 設定値、選択肢
( 下線表示は初期設定値 ) 説明、条件 GX/GP DX
X GX10/GP10:0 〜
638
GX20/GP20:0 〜 798
DX1000:0 〜 318 DX2000:0 〜 638
部品左側の X 座標です。
X < 0 のとき、X=0
(X+ 幅 ) >最大幅*1のとき、X=( 最大幅*1– 幅 ) Y GX10/GP10:30(0)
〜 478
GX20/GP20:30(0)
〜 598
DX1000:24(0) 〜 238
DX2000:40(0) 〜 478
部品上側の Y 座標です。
Y <最小 Y*2のとき、Y= 最小 Y*2
(Y+ 高さ ) > ( 最小 Y*2+ 最大高さ*3) のとき、Y=( 最小 Y*2+ 最大高 さ*3– 高さ )
( ) 内は状態表示部が非表示のとき
幅 GX10/GP10:2 〜
640
GX20/GP20:2 〜 800
DX1000:2 〜 320 DX2000:2 〜 640
部品の幅です。
幅< 2 のとき、幅 =2
幅<最大幅*1、かつ、(X+ 幅 ) >最大幅*1のとき、X=( 最大幅*1– 幅 ) 幅≧最大幅*1のとき、幅 = 最大幅*1、X=0
高さ GX10/GP10:2 〜 480(450) GX20/GP20:2 〜 600(570)
DX1000:2 〜 216(240) DX2000:2 〜 440(480)
部品の高さです。
高さ< 2 のとき、高さ =2
高さ<最大高さ*3、かつ、(Y+ 高さ )> 最大高さ*3のとき、Y=( 最 大高さ*3– 高さ )
高さ≧最大高さ*3のとき、高さ = 最大高さ*3、Y=0
( ) 内は状態表示部が非表示のとき
バッチグループ番 号(マルチバッチ のみ有効)
設定範囲:1 〜 GX/GP/DX 本体で設定
されたマルチバッチ数 GX/GP/DX 本体で設定されたマルチバッチ数の範囲で選択できる バッチグループ番号です。
・マルチバッチのときのみ設定できます。
・ 設定情報ファイルでバッチ機能がOffやOnの場合、「バッチグルー プ番号」は設定できません。
・ 設定情報ファイルで設定されたマルチバッチの数は、「バッチグ ループ番号」の最大値になります。
GX10/GP10 の場 合:[1] 〜 [6]
GX20-1/GP20-1 の 場合:[1] 〜 [6]
GX20-2/GP20-2 の 場合:[1] 〜 [12]
DX1000 の場合:
[1] 〜 [6]
DX2000 標準メモ リの場合:[1] 〜 [6]
DX2000 拡張メモ リの場合:
[1] 〜 [12]
バッチグループ番 号切換
(マルチバッチのみ 有効)
[Off]、[On] --- バッチ個別モードのとき、表示中のバッチグループ番号に切り換 える機能です。
Off:常に指定された番号を表示する
On: バッチ共通モードでは指定された番号を表示し、バッチ個別 モードでは表示中の番号を表示する
*1 GX10/GP10 の最大幅= 640、GX20 の最大幅= 800、DX1000 の最大幅 =320、DX2000 の最大幅 =640
*2 GX10/GP10/GX20/GP20 の最小 Y = 30(0)、DX1000 の最小 Y=24(0)、DX2000 の最小 Y=40(0) ( ) 内は、状態表示部が非表示のとき
*3 GX10/GP10 の最大高さ =480(450)、GX20/GP20 の最大高さ =800(770)、DX1000 の最大高さ =216(240)、DX2000 の 最大高さ =440(480) ( ) 内は、状態表示部が非表示のとき
属性 設定値、選択肢
( 下線表示は初期設定値 ) 説明、条件 GX/GP DX
グループ番号 右記参照 --- グループ番号を選択します。
設定値、選択肢:
GX 10/GP10:[1] ~ [30]
GX 20-1/GP20-1:[1] ~ [50]
GP 20-2/GP20-2:[1] ~ [60]
マルチバッチが有効な場合 GX 10/GP10:[1] ~ [6]
GX 20-1/GP20-1:[1] ~ [6]
GP 20-2/GP20-2:[1] ~ [12]
波形方向 [ 設定値 ]、[ 縦 ]、[ 横 ] 波形の流れる方向です。
設定値:GX/GP/DX 本体の設定 縦:波形方向縦
横:波形方向横 方向
表示形式 [ 小 ]、[ 大 ]、[ 自動 ] --- トレンドの表示形式を選択します。
小:GX10 のトレンド画面と同様な表示形式 大:GX20 のトレンド画面と同様な表示形式
自動 : トレンド部品の幅、高さから自動で表示形式を決定 ショートカットボ
タン [Off]、[On] --- トレンド表示エリアにショートカットボタンを表示する / 表示し
ないを選択します。
On:表示する Off:表示しない 背景色 [ 白 ]、[ 黒 ]、[ 設
定値 ] --- トレンド表示エリアの背景色を選択します。
設定値:GX/GP 本体の設定 波形圧縮倍率 [1]、[2]、[3]、[4]、[5]、
[6]、[7]、[8] --- 1ドットを表現するデータ数を選択します。
圧縮データ数 --- [1]、[2]、[4]、[5]、[6]、
[7]、[8]
波形エリア --- [50]、[60]、[70]、
[80]、[90]、[100] 時間軸方向の幅を 100%として、波形表示する幅の割合を選択し ます。DX 本体の「トレンド空白」ON 時に使用します。
スパン両端余白 [Off]、[On] [Off]、[On] スパン方向の両端に余白を表示する / しないを設定します。
Off:余白なし
On:スパン方向の部品幅の3%の余白を表示する (DXAdvanced R3 は設定不可 )
グループ切換 [Off]、[On] --- 左右キーを押したときにグループ表示を切り換える / 切り換えな いを設定します。
On:切り換える Off:切り換えない
(DXAdvanced R3 は設定不可 ) 表示グループ切換 --- [Off]、[On]
Time/div 表示 --- [Off]、[On] Time/div の表示 / 非表示を [On]/[Off] で設定します。
Time/div フォント --- [ フォント 6]、[フォ
ント 8] Time/div を表示するためのフォントです。「Time/div 表示」が [Off]
のときは、設定できません。
初期設定は、DX1000 のとき [ フォント 6]、DX2000 のとき [ フォ ント 8] です。
・「Time/div 表示」が [On] のみ設定できます。
時刻グリッド表示 [Off]、[On] 時刻の表示 / 非表示を [On]/[Off] で設定します。
[Off] に設定すると「時刻表示」と「時刻フォント」の項目は設定 できなくなります。
グリッド時刻表示 [Off]、[On] --- グリッド時刻の表示 / 非表示を [On]/[Off] で設定します。
(DXAdvanced R3 は設定不可 ) 時刻表示 --- [Off]、[On]
*1 GX10/GP10 の最大幅= 640、GX20 の最大幅= 800、DX1000 の最大幅 =320、DX2000 の最大幅 =640
*2 GX10/GP10/GX20/GP20 の最小 Y = 30(0)、DX1000 の最小 Y=24(0)、DX2000 の最小 Y=40(0) ( ) 内は、状態表示部が非表示のとき
*3 GX10/GP10 の最大高さ =480(450)、GX20/GP20 の最大高さ =800(770)、DX1000 の最大高さ =216(240)、DX2000 の 最大高さ =440(480) ( ) 内は、状態表示部が非表示のとき
GX/GP/DX用部品の詳細情報
1
2
3
4
5
6
索
属性 設定値、選択肢
( 下線表示は初期設定値 ) 説明、条件 GX/GP DX
時刻表示間隔 [ 一つおき ]、[ 毎グリッド ] 時刻を表示する間隔を設定します。
毎グリッド:すべての時刻グリッドに表示する 一つおき:時刻グリッド一つおきに表示する
「時刻グリッド表示」と「時刻表示」が [On] のみ設定できます。
(DXAdvanced R3 は設定不可 ) 時刻フォント --- [ フォント 5]、[フォ
ント 6] グリッド時刻を表示するためのフォントです。
「時刻グリッド表示」と「時刻表示」が [On] のみ設定できます。
スケールグリッド
表示 [Off]、[On] スケールグリッドの表示 / 非表示を [On]/[Off] で設定します。
(DXAdvanced R3 は設定不可 ) 波形エリア背景画
像 [Off]、[On] --- 波形エリアに画像の表示 / 非表示を [On]/[Off] で設定します。
波形エリア背景画
像名 [WaveBack.png] --- 波形エリアに表示する画像ファイルを指定します。
スケール表示 [Off]、[On] --- スケールの表示 / 非表示を [On]/[Off] で設定します。
スケール画像 [Off]、[On]、[ 設定
値 ] --- スケール表示エリアに画像の表示 / 非表示を設定します。
On:表示 Off:非表示
設定値:GX/GP 本体の設定
スケール画像名 [Scale.png] --- スケール表示エリアに表示する画像ファイルを指定します。
表示桁 [ 標準 ]、[詳細 ]、[設
定値 ] --- スケールに表示するスケール値の表示桁を選択します。
標準:スケール値の有効桁数 2 桁 詳細:スケール値の有効桁数 3 桁 設定値:GX/GP 本体の設定 現在値表示 [ マーク ]、[ バー
グラフ ]、[ 設定値 ]--- スケール板に表示する現在値の表示方法を設定します。
マーク: グループに登録してあるチャネル数分の現在値マークを 表示
バーグラフ: スケール板ごとの代表チャネルをバーグラフで表示 する
設定値:GX/GP 本体の設定 現在値マークチャ
ネル番号 [0 桁 ]、[3 桁 ] 、[4
桁 ]、[ 設定値 ] --- スケール板に表示する現在値表示が現在値マークのとき、チャネ ル番号表示桁数を設定します。
0 桁 : 現在値マークにチャネル番号を表示しない 3 桁 : 現在値マークに 3 桁でチャネル番号を表示 4 桁 : 現在値マークに 4 桁でチャネル番号を表示 設定値:GX/GP 本体の設定
アラームマーク表
示 [Off]、[On]、[ 設定
値 ] --- スケール板にアラームマークの表示 / 非表示を設定します。
Off:アラームマークを表示しない On:アラームマークを表示する 設定値:GX/GP 本体の設定 アラームマーク [ 警報 ]、[固定 ]、[設
定値 ] --- スケール板に表示するアラームマークの形状を設定します。
警報:台形で表示する 固定:三角形で表示する 設定値: GX/GP 本体の設定
単位表示 [Off]、[On] --- スケール板に単位の表示 / 非表示を [On]/[Off] で設定します。
メッセージ表示 --- [Off]、[On] メッセージマークの表示 / 非表示を選択します。
On:表示する Off:表示しない メッセージマーク
サイズ --- [ 小 ]、[ 大 ] メッセージマークを表示するサイズです。
「メッセージ表示」が [Off] のときは、設定できません。
・ 「メッセージ表示」が [On] のみ設定できます。
第 2 スパン [Off]、[On] 第 2 スパンの有効 / 無効を選択します。
On:有効 Off:無効
*1 GX10/GP10 の最大幅= 640、GX20 の最大幅= 800、DX1000 の最大幅 =320、DX2000 の最大幅 =640
*2 GX10/GP10/GX20/GP20 の最小 Y = 30(0)、DX1000 の最小 Y=24(0)、DX2000 の最小 Y=40(0) ( ) 内は、状態表示部が非表示のとき
*3 GX10/GP10 の最大高さ =480(450)、GX20/GP20 の最大高さ =800(770)、DX1000 の最大高さ =216(240)、DX2000 の 最大高さ =440(480)
属性 設定値、選択肢
( 下線表示は初期設定値 ) 説明、条件 GX/GP DX
第 2 スパン下限 [0.0]、〜 [90.0] 第 2 スパンの下限を設定スパンの下限 (0.0% ) 〜上限 (100.0% ) の 間で設定します。
「第 2 スパン」が [Off] のときは、設定できません。
(DXAdvancedR3 画面では小数点以下の設定なし )
第 2 スパン上限 [10.0] 〜 [100.0] 第 2 スパンの上限を設定スパンの下限 (0.0% ) 〜上限 (100.0% ) の 間で設定します。
「第 2 スパン」が [Off] のときは、設定できません。
(DXAdvancedR3 画面では小数点以下の設定なし ) ディジタル値表示 [Off]、[On] --- ディジタル値の表示 / 非表示を [On]/[Off] で設定します。
ディジタル値表示
位置 [ デフォルト ]、
[ 上 ]、[ 下 ]、[ 左 ]、
[ 右 ]
--- ディジタル値を表示する位置を指定します。
デフォルト: 波形方向が [ 横 ] のとき [ 右 ]、[ 縦 ] の時 [ 下 ] に表 示
上:波形の上側に表示 下:波形の下側に表示 左:波形の左側に表示 右:波形の右側に表示 表中の "---" は、属性がないことを表記しています。
動作設定 (GX/GP) または同期実行 (DX)
►3.3 節
GX/GP/DX用部品の詳細情報