第 6 章 結論
D.2 原子力発電プラントの模擬的な環境における ISSAR の評価実験で用いた実験手順書
D.2.4 各デバイスと RFID リーダの機能
² Glasstron
{ ソニー製の両眼式HMDです。
{ 完全に覆われているので外部の光景を直接見ることはできません。
{ HMDを装着すると両目の前にCCDカメラで撮影された被験者の視界の映像 とCGが表示されます。
図 D.14: フロアの見取り図
² SCOPO
{ 三菱電機製のヘルメット一体型HMDです。
{ 右目の斜め前に小さな画面があり、そこに視界映像とCG表示されます。
{ 実際の視界とその画面を比較しながら、バルブを探索します。
² TabletPC
{ 東芝製のペン入力タイプのノートパソコンです。
{ 画面を回転して折りたたむことにより、キーボードを完全に隠して、ディス プレイだけが表に出る形状にできます。
{ CCDカメラがパソコンの裏に取り付けてあり、それによる画像とCGが画面 に表示されます。
² 液晶テレビ
{ カシオ計算機製の小型液晶テレビです。
{ TabletPCと同じく、カメラがテレビの裏に取り付けてあり、それによる画像 とCGが画面に表示されます。
² RFIDリーダとRFIDタグ
{ RFIDとは、近距離内で無線でデータをやり取りすることができる技術です。
「無線版バーコード」と思っていただいて結構です。
{ リーダをタグに近づけると(数mm〜1cm程度)、タグのIDを読み取り、探 しているバルブであるかどうかの確認ができます。
図 D.15: RFIDリーダ(左端)
D.2.5 作業完遂後の評価指標
² NASA-TLX
作業を行った際に感じたままに、Windowsパソコン上でNASA−TLXの質問に回 答してください。ソフトを起動すると図D.16のような画面が示されます。一番上のボ タンをクリックし、次々に現れる図D.17のような質問画面に対し、より重要だと感じ られた方を選んでください。
これを終えると、図D.18のような画面が示されるので、「ワークロード評価へ進む」
を選んでください。次々に図D.19のような質問画面が現れるので11段階の中から適 当と思われる箇所を選んで答えてください。
これを終えると、「ファイルに保存」を選択して回答結果を保存し、NASA‐TLXは 終了です。
図 D.16: NASA-TLX起動
図 D.17: 一対比較
図 D.18: 一対比較の結果
図 D.19: 作業負担の判定
² ユーザビリティテスト
実験者の合図で、配布されたユーザビリティテストシートに記入を開始してくださ い。各質問項目に対して「そんなことはない・1・2・3・4・5・そのとおりだ」の7つ の選択肢の中から適当だと思うものを選んでください。分からないことは実験者に質 問してください。
² アンケート
実験者の合図で、配布されたアンケート用紙に記入してください。分からないこと は実験者に質問してください。
² インタビュー
全ての作業終了後に、実験者から被験者へインタビューを行います。実験者の質問 に答えたり、実験全体や各デバイスについての率直な感想をしてもらいます。インタ ビューの内容はビデオカメラで撮影します。