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カレンダへのタイムゾーン設定機能

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15. 日本以外のタイムゾーンで利用する

15.2 カレンダへのタイムゾーン設定機能

通常、スケジュールの実行時刻はマネージャのタイムゾーンを基準とした時刻になりますが、日本と アメリカなど、異なるタイムゾーンに存在するサーバにジョブを転送して、JobCenter のスケジュー ル実行をマネージャとは異なるタイムゾーンを基準とした時刻で行いたい場合があります。

本機能を利用することにより、例えば日本のタイムゾーンを基準としたスケジュール実行、アメリカ のタイムゾーンを基準としたスケジュール実行が可能になり、システム内でタイムゾーンが異なるサー バが混在している場合でも、それぞれのタイムゾーンに応じた運用を行えます。

本機能を利用するには、マネージャ(ここではカレンダやスケジュール定義を持つマシンの意味) の OS 自体のタイムゾーンが、夏時間を採用していないタイムゾーンである必要があります。

JobCenter のスケジュール実行はスケジュール定義を持つサーバ側で行われますが、そのサー

バの OS が夏時間を採用しているタイムゾーンで動作する環境では、夏時間と通常時間の切り 替わりのタイミングでOSの時刻調整が行われるため、本機能が正しく動作しません。

15-1 カレンダへのタイムゾーン設定機能の利用条件例

15.2.1 動作イメージ

カレンダへのタイムゾーン設定機能の動作イメージは以下の図のようになります。

図 カレンダへのタイムゾーン設定機能の動作イメージ

カレンダにタイムゾーン設定を行うと、そのカレンダを参照するスケジュールは設定されたタイムゾー ンに応じて動作します。そのスケジュールと目的のジョブネットワークを関連付けると、そのジョブ ネットワークはマネージャマシンとは異なるタイムゾーンで動作するようになります。

上記の動作イメージでは、スケジュール1はカレンダ1を稼働日の基準として参照しているため、ス ケジュール1と関連付けされたジョブネットワークAはGMT+5を基準とした時刻で起動されます。

また、スケジュール2はカレンダ2を稼働日の基準として参照しているため、スケジュール2と関連 付けされたジョブネットワークBはGMT-5を基準とした時刻で起動されます。

もしスケジュール1についてカレンダ2を稼働日の基準とするように変更すると、スケジュール1と 関連付けされたジョブネットワークAはGMT-5を基準として実行されるようになります。

タイムゾーンの設定を行わないカレンダを参照するスケジュールや、稼働日カレンダを参照しないス ケジュールは、従来通りJobCenterがインストールされているOSのタイムゾーンを基準とした時刻 で動作します。

15.2.2 カレンダへのタイムゾーン設定機能を有効にする

インストール直後では本機能は無効になっていて、カレンダへのタイムゾーンの設定はできません。

本機能を利用するためには、まずカレンダへのタイムゾーン設定機能を有効にしてください。

カレンダへのタイムゾーン設定機能の有効・無効化は、[ユーザ環境設定]ダイアログの[システム環 境設定]タブで行います。JobCenter管理者権限が必要です。

15-3 システム環境設定

„ カレンダへのタイムゾーン設定機能

項目 意味

使用する カレンダへのタイムゾーン設定機能が有効になります。

使用しない カレンダへのタイムゾーン設定機能が無効になります。

15.2.3 カレンダにタイムゾーンの設定を行う

[カレンダへのタイムゾーン設定機能]を有効にしてからカレンダ定義を右クリックすると、メニュー に「タイムゾーン設定」項目が追加されます。

[タイムゾーン設定」を選択すると以下のタイムゾーン設定ダイアログが表示されます。

図 15-4 カレンダへのタイムゾーンの設定ダイアログ

„ カレンダへのタイムゾーン設定

選択したカレンダにタイムゾーンの設定を行うかどうかを選択します。

「タイムゾーン設定を行わない」を選択した場合、このカレンダを稼働日の基準としたスケジュー ルは、JobCenterインストールマシンのOSのタイムゾーンを基準として動作します。

「タイムゾーン設定を行う」を選択すると、以下のタイムゾーンの設定ができます。

„ タイムゾーン設定

カレンダがどのタイムゾーンを基準とするかを設定します。

„ GMTからのオフセット

カレンダに設定するタイムゾーンをGMT+0からのオフセット値として設定します。

-12:59~12:59の範囲で設定します。

„ 夏時間の設定を行う

カレンダに夏時間の設定を行うかどうかを選択します。

「夏時間の設定を行う」を選択すると、以下の夏時間開始、終了時刻と夏時間オフセットの設定 が可能になります。

„ 夏時間開始時刻、夏時間終了時刻

設定可能な範囲は以下の通りです。

月:1月 ~ 12月 週:第一 ~ 第四、最終 曜日:日曜日 ~ 土曜日 時刻:0:00 ~ 23:59

„ 夏時間オフセット

夏時間期間中のオフセット値を設定します。-12:59 ~ 12:59の範囲で設定します。

夏時間期間中は、「夏時間オフセット」で指定した時間分、時刻の調整が行われます。

15.2.4 スケジュールにタイムゾーンの設定を行ったカレンダを指定する

タイムゾーンの設定を行ったカレンダを、スケジュールの稼働日の基準として指定します。

設定方法は「基本操作ガイド」の「3.3.3 独立した稼働日カレンダを元にスケジュールを作成する」

と同様です。

カレンダへのタイムゾーン設定機能を利用している場合は、スケジュール設定ダイアログのカレンダ 選択フィールドが以下のように変化します。

図 15-5 カレンダ選択フィールド

項目 意味

カレンダ名 稼働日の基準として指定するカレンダ名が表示されます。

タイムゾーン設定 カレンダに設定されたタイムゾーンが表示されます。

タイムゾーンを設定していない場合は、「未設定」と表示されます。

夏時間オフセット 夏時間期間中のオフセット値が表示されます。

夏時間の設定を行っていない場合は、「夏時間未使用」と表示され ます。

これらの設定を行った上でスケジュールの[関連 JNW]にジョブネットワークを関連付けることで、

カレンダに設定されたタイムゾーンを基準とした時刻で、ジョブネットワークのスケジュール実行を 行います。

15.2.5 ジョブネットワークや部品オブジェクトへの影響

カレンダへのタイムゾーン設定機能を利用してスケジュール実行を行った場合、ジョブネットワーク や部品オブジェクトのパラメータには以下のような影響があります。

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