都市で就職するのは難しいが、自分が努力することで必ず自分の席を得ることが出来る。
しかし、本当に「人材が必要な所」へ行ったならば、自分は将来苦しい立場に置かれる可 能性が大きい。将来のリスクを避けて、自分の将来に大きな賭けをしない。これが理性的 な選択ではなくて何だというのだろうか。
以前、テレビで見たある画面をまだ覚えている。農村のある政府役人は「大学生がどの くらい来ようと関係ない、何人でも私たちは歓迎します」と言った。この話を聞くと、何 だか今の景気はいいんだなあと思う。問題は、その地域が、大学生にどのような職業を提 供できるかということである。その人員任用制度は人材発展の可能性があるのか、大きな 疑問を感じる。現在の就職情勢をすべて「80后」たち自身の問題に還元して見ることにも 問題があると思う。今の就職情勢のなかで肝要なことは「社会問題」として正視して、「構 造的な問題」として調整することである。そうではないと、一途に吟の若者はダメだ」
と信じ込んでしまうので、問題の解決は更に困難になる。
私が大学を卒業したのは2006年で、その時期は、大学生就職問題は人々の高い注目を集 めていた。その時のデータによると、2006年に上海の大学や短大を卒業した人たちの中で、
中小企業の底辺で就業しているひとは約3万人に達する。それは全卒業生の24%を占めて
でみんな突然成長して、大人になったようでもある。
「80后」は生まれたときから、家庭や社会で注目され、生活環境もずっと順調だったの で、責任感が弱い。これだけで、「彼らの世代は責任感がない」、「堕落した世代」と言うの は合理的ではなく、あまりに一方的ではないだろうか。退廃的、当惑する、堕落など、こ のような言葉は、どの世代でもあった「青春症候群」ではないか、しかも症候が激しい人 は少数的ではないか。「80后」がよく見ているBBS(掲示板)を見てみれば、「周傑倫」「日 韓風」が人気話題であると同時に、「両岸統1「環境保全」もキーワードとなっている。
現在流行している「エコ意識」「環境保護」「公衆意識」に関しては、若い人を中心に広 まってきている。私の周りでは、自分のお箸をもったり、公衆の場所で自分のゴミをチャ ンと始末したりしている人が増えてきている。
ある大学生はネットで次のような発言をした。「私がよく乗るバスの始発駅と最終駅は、
私の学校と市中心部だ。毎回、学校を出る時、学校前のバス停留所で、一列に並んでいる 風景を良く見る。しかし、毎回市内から学校に戻る時、市内の停留所では秩序なく、サラ リ]マン、年上者、子供が皆、戦争に巻き込まれたようにしてバスに乗っていた。バスの 中で、席を譲っている人は、90%以上は「80后」の学生だと思う。」
公共空間で、静かにして、バスを待つ時には順番に並び、バスの中では席を譲ったりす る。中国全体には、こういった動きは少ないと思うが、少なくとも若者からこういった動 きもスタートしていることを強調したい。こういった「80后」層は、中国全体のファショ ンや流行など若者カルチャーをリードするカが強いのである。
「80后」の世代は底がない世代ではなくて、彼らの判断基準が上の世代と違うだけであ る。上の世代はグループ生活と単位人の世代で、いつも道徳基準を守っている。しかし、
それも「80后」一の価値観であって、道徳は決して」つだけの基準ではない。「80后」の底 のラインは法律が触れることができない。この範囲内では、一切合理的なことだと思う。
私たちはよく「理解万歳」とよく言っている。80后のことを理解しようとするならば、
私たちの声をちゃんと聞いて欲しい。
私たちは、成長してきたばかりで、多くの疑問や不当にも耐えている。私たちは温室の 花といわれ、弱くて、プレッシャ]に弱い、しかし、私たちがまた種の時、誰が温室を作
ったのであろうか。また、誰が私たちを温室の中に埋めたのだろうか。
世間の人々は、私たちが落ち着きがないと非難したが、だれでも青春時代はある。しか も、全体社会としても雰囲気がそうしたものになってきているではないか。
私たちは「高分低能」(試験の点数が高いが、実際の能力が低いのこと)と評価されてい る。これも試験勉強の結果ではないだろうか。この成長の過程で、試験の点数が高いのは いい子で、低い方が悪い子と言われた時、私たちの出来ることは、もっといい点数を取る
ことしかない。これも、あなた達が望んでいることではないのだろうか。
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私たちは、団体協力の意味がわからず、他人の事にも無関心である。私たちは一人っ子 世代で、遊び相手もなくて、生まれてからずっと」人だった。急に社会の中に溶け込むの はむずかしいだろう。
私たちのことは堕落的、退廃的と言われているが、一方では、私たちの成長環境見れば、
文化作品や、視聴作品のなかに、堕落した画面や、俗っぽい言葉、曖昧な場面などに、最 大の作用を発揮した。
私たちは前世代とは異なる環境で成長してきており、価値観や生活スタイルも違ったも のをもっている。一方的な非難よりは、もっと私たちのことに配慮と援助を与えてくれた 方がいいのではないだろうか。私たちは、最初は白紙だけ、あなた達は自分の気分、自分 の好き嫌いでこの上に絵を書いてきた。しかし、大方できあがった時、自分の気分に合わ ないと気づいた途端、紙の質がよくないと非難したりする。これは、おかしなことではな いだろうか。
第4節 「80后」と国
2008年、大型連休となる春節前後に襲った数十年来の大雪や3月のチベット騒乱、4月 の中国国外での聖火リレーの妨害行為、5月の連休前に起きた列車脱線衝突事故、5月の四 川大地震、6月の記録的大雨洪水など、北京オリンピックが開かれる08年には、これほど 多くの事件・事故・災害が重なって起きた。一っ一つが非常に大きなニュースであること から、各ポータルページはこれらの災害それぞれに特集ぺ一ジを設け、紹介した。
1月の大雪の被害は非常に大きかったが、単なる天災で終わった。しかしそれに続くチ ベット騒乱や聖火リレーの妨害行為、四川大地震は、見知らぬ若者同士を愛国心で団結さ せた。何か物事が起こったならば、一番最初に反応し、団結する。こうした「80后」の新
しい特徴が現れた。
「80后」と北京五輪聖火妨害
中国メディアによる海外での聖火リレーのニュースは、妨害という側面にスポットが当 てられることはなかったが、それでも妨害行動は多いことは、インターネット利用者が知 ることとなった。聖火リレーが開催される都市では、在住する中国人留学生や華僑が連日 海外での抗議活動に集まった。中国のインターネット特集ぺ一ジで中国人が集まった沿道 を中心に報道し、動画共有サイトやプログでも現地の中国人が、応援の様子を動画や写真 で紹介する。インターネットで知ることが出来る「妨害する外国人」対「支持する中国人」
の構図は、テレビのニュース番組や新聞の紙面を見るよりもわかりやすかった。
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海外のどこでも現地の中国人が集まって頑張って応援していることが、空前の連帯感を 生んだ。世界中の中国人、特にインターネット利用者である中国の若者が、連帯感を感じ
るサイトを見ることでより気分を盛り上げ、滞在先の都市で聖火リレーが開催されるや現 場で応援を行なった。中国に住む中国人を中心とした記事や応援の書き込みと、海外にい る中国人による中国人視点のプログは、若者を中心としたインターネット利用者の愛国心 を高揚させる相乗効果を生み出した。長野での聖火リレーで中国人が現場で大団結をした 時、その中国人の多くが「80后」の留学生であった。
特に2008年4月7日、北京王輸の聖火リレーはパリにおいて、チベット騒乱での中国当 局の対応に抗議するデモ隊の激しい妨害にあった。途中何回か妨害を受けたために、聖火 を消してリレーを中断。最終的に途中で打ち切られ、執着地まで聖火はバスで運ばれた。
中国中内ではこのことに抗議するため、若者を中心にして、4月中からr低制法貨」、す なわち、フランス製品のボイコット運動が巻き起こり、いろいろなメールが飛び交わって いた。私のところにもたくさんのメールが入ってきた。
2008年4月14日、中国人の知り合いから、こんなメッセージが転送されてきた。中国 のほとんどのインターネットユーザーに届いていたのでは、と思えるほどの広がりを見せ ていた。これまでにない最大規模のチェーンメールといえるだろう。
以下がそのチェーンメールである。
5月8目一24目,正是北京奥道会的三千月之前。所有人都不要芸家斥福胸物。理由:家斥 富的大股奈損巨資拾述教法国支持藏強者,甚至法国鳥銃声言抵制北京奥道会。我イr]現在就 低制一下家分福カ期就与北京奥道会同長,辻他イロ知道中国人和中国腕烙的力量。清鞍友拾 祢所有的手机,QQ群,MSN等朕努人非且辻他イr]也能句多参与。止家斥富□庭夢雀。
その内容は、オリ・ンピック3か月前の「5月8目一24目」にフランス系スーパーのカル フールをボイコットしようというものである。その理由として、カルフールの大株主がダ ライラマに義損金を送っているとか、フランス大統領が北京オリンピックに厳しい声明を 出しているからなどとしている。
この活動は、と一ある留学生のBBSから始まったといわれる。こういった活動を通じて、
フランス系スプパーに対して、中国人および中国のインターネットの力を見せつけようと いうような内容である。なんとも中国らしいが、いろいろと聞くと、こういうカタチで、
政治に参加しようとしているのかもしれない。多くの人たちが大なり小なりにこの活動に 賛成していて、さらにこのメールを転送していったのだ。
そんなこともあって、5月中はフランス系スーパーの店内が通常よりも、かなりすいて いるように感じた。とはいえ買い物をしている中国人も目にしたが、やはり人数としては 少なかったということを聞いた。中国にいる友人にも聞いてみたが、あまり気にしていな いものの、それでもちょっと行きにくい気がしてしまうと当時は言っていた。また、サン フランシスコでの聖火リレーのCNN記者の実況に、「中国をバカにした」と中国人がインタ
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