2 ■
■ ■
下位検査から 規範意識の分析 (図 80
自主自律
責任感
図
86
規範意識 の状態∽ 析の結果)
・
60%以
上の規範意識が確保 されていることか ら、他者意識 による子 ども相互の認 め合いが確かに してい く段階である。2学
期以降に人気者や個性的な子 どもたちが 生まれてくることが推測 される。・
規範意識 を高めている指導は、「友だちを馬鹿にす る言動は許 さない」とい う指導 者の姿勢にあ り、休み時間 と授業時間の区別をつけた り、教室内の掲示物や道具が 整 つていた りす る様子に現れている。
・
他者意識 を高めている一つの指導に 「全員が揃 うまで待つ」 ことが見 られ る。
○
さらに自分たちで 自治的な学級 に してい くことが大切である。
④
学級集団内における子 ども一人一人の相関図(図 8つ
療育手帳
B2●
6
籠 5 極 導 寝 4
3
2
1
0
図
87
学級集団内における相関図 の 析の結莉・
分布図を見て分かるよ うに、学級集団の大勢が右上の域に入つてお り、学級集団を 必要 と感 じている子 どもが半数以上いる。
3456789
他者意識
73
・
左下の域 に
3割
も見 られることか ら、個別指導 も並行 して取 り組み、課題に対 して は個に応 じた量や 内容 を配慮す る必要がある。・
集団か ら離れやすい子 どもたちもいることか ら、指導者 は子 どもたちの話 をしつか り聞いた り、班活動 を通 して友だちか ら言葉かけを した りして、集団の中に入れ るよ うにすることである。
平成
28年
度O校 5年 2組 ( 1 )学
期学級集団の実践 に
)5学
年2組
の学級集団の実態。
在籍
25名
、その内、特 に配慮を要する子 どもは、知的障がい と非行傾向の2 名が在籍 している。・
指導者からの観察では、誰 にでも好 き嫌いな く言葉をかけていると見ていた り グループ化の様子 も見 られない と感 じた りしている。
・
遊び と授業 との区別がつ きにくく騒が しくなる様子 も感 じている。
121 指導方法
強い指導 として、友だちをバカにす るような言動には、即、指導を入れている。
を挙げている。しか し、一斉に活動す るときは全員がそろ うまで待つた り、班活動 を学習や生活全般 に使つた りす ることにはあま り意識 していない。係 り活動の相互 点検 も意識 していない。
(3)子
どもアンケー ト分析・
子 どもアンケー トをまとめていくとき、特定の友だちを選んでいる子 どもが 18 名いた。
・
自己評価で ×を
3つ
以上つけていた子 どもは2名
、他者か らの評価が少ない 子 どもは4名
いた。他者評価がなかつた うちの一人は配慮 を要す る子 どもであ った。14)学
級集団の状態分析①
グループ毎の割合から学級集団の状態を分析 (図
80
全体の表出度は50%
図
88
学級集団のグループ毎の割合(分析 の結果)
・
ム
B,Cの
割合は同程度であるが全体的にやや少ない。・
グループ内で特定の友だちの名前を多 く挙げている子が 18名 いた。グループ化が 見 られる。授業 と休み時間の区別がつきにくく騒が しくなる様子に現れた りす る。
・
Dが
8%と 高い様子が見られ ます。その原因は 自己評価が低い子が2名(3,8番)、 他 者評価が少ない子が4名(4,9,12,26番)見られることに関連 している。○
互いの関わ りが広 くなるよ うに学級全体で取 り組 める活動 を用意す ることが必要 である。そ して、子 どもたちの活躍できる場を多 く作 り、子 ども一人一人に役割 を担 当させ良い評価を伝 えた り子 ども相互で認め合つた りす る。
74
子ども一人一人の OR度 からの度数分布図 (図 89
0 10%
図
89 0R
分布 図 僻 価の視点)・
指導が入 り
30%以
下であつた子 どもたちが引き上げられ、40%、50%の
子 どもた ちが多 くなつていると推測できる。・
分布の範囲が狭 く
50%を
中心の正規分布に近い ことか ら、比較的指導を入れや すい学級集団になつている。0 40%台
の子 ともたちが30%台
に引き下げ られることのないよ うに、小集団・班活 動を大いに取 り入れ、 自治的な集団を作 つてお くことが大切である。③ 学級集団を他者意識と規範意識からの分析 (図 90
80 70
ドキュメント内
学級集団特性の把握方法とその活用 : 自己・他者評価の調査を通して
(ページ 76-79)