生体分子機能研究部門 241

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Microsoft Word - 生体機能性分子研究室学位論文一覧2018.doc

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Mario Almoite Tan Chemical Studies on the New Alkaloids Isolated from the Genus Pandanus (Pandanus 属植物含有新規アルカロイドの化学的研究) Lo Mee Wah Studies on Localization of Capsaicin Receptor TRPV1 and Serotonin Signalling in Mouse Rectum with Pharmacological Effects of Indole Alkaloids Derived from Voacanaga africana

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北里大学理学部生体分子構造学 ( 物理学科 & 生物科学科 3 年生 ) 米田茂隆 北里大学理学部物理学科 神奈川県相模原市南区北里 生体分子の構造を決定 解析するための大規模研究施設 ( 左 )SPrin

北里大学理学部生体分子構造学 ( 物理学科 & 生物科学科 3 年生 ) 米田茂隆 北里大学理学部物理学科 神奈川県相模原市南区北里 生体分子の構造を決定 解析するための大規模研究施設 ( 左 )SPrin

ウイルス外殻蛋白質 ウイルスは、そのライフサイクルのほとんどの時期において宿主細胞中に生息する。しかし、宿主 細胞を脱出して外界を移動して感染増殖する時期も必要であり、ウイルスは直径数十ナノメートル かそれ以上の大きさのウイルス粒子(Virion)と呼ばれる形態をとる。ウイルス粒子は、基本的に は、ウイルス核酸遺伝子(RNA か DNA のどちらか1種)、それを保護するための外殻タンパク質 (capsid)、さらにその外側の脂質エンベロープ(envelope、外套膜)からなる。エンベロープ中 には様々な機能をもつスパイクタンパク質が混入している。脂質でへだてられた2重の外殻タンパ ク質をもつウイルス粒子もある。逆に、エンベロープをもたず外殻タンパク質と核酸遺伝子だけか らなるもっと簡単なウイルス粒子も多い。ウイルスは多様であり、ウイルス粒子の共通した特徴を 述べるのは簡単ではないが、外殻タンパク質がもつ対称性に関しては、20 世紀半ばから詳細な研究 がある。
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2002年生体機能材料

2002年生体機能材料

製薬メーカーの研究所等に研究開発に従事し、ナノ微粒子を用いた製剤について興味を抱き、もう尐 し詳しくなりたいと考えている方。 高分子化学に関する基礎知識を有する方が望ましい。 生体適合性マテリアル、生体と融合したナノバイオマテリアル、核酸機能を制御するバイオマテリア ル設計

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フォーラム チュートリアル 共催 株 生体分子計測研究所 1FT-09 高速原子間力顕微鏡(AFM)入門講座 生体分子ダイナミクス リアルタイムで可視化する Introduction to high-speed atomic force microscopy (HS-AFM) in molecula

フォーラム チュートリアル 共催 株 生体分子計測研究所 1FT-09 高速原子間力顕微鏡(AFM)入門講座 生体分子ダイナミクス リアルタイムで可視化する Introduction to high-speed atomic force microscopy (HS-AFM) in molecula

DNA を増幅するだけではなく、様々な有用例があります。特に定量 RT-PCR などは、日常的に利用 されている研究室も多いと思います。 この機会に PCR を用いた種々の応用技術とその応用範囲ま でについて、網羅的にまとまった講義を提供するのも、多くの会員には大いに役立つものと思いま す。このチュートリアルを開催するにあたり、 30 年前に日本に初めて PCR 技術を導入して普及させ てきたタカラバイオ社に協力をお願いしました。日常的にメーカーに寄せられる頻度の高い質 問に対する回答も含めて、基礎から講義します。
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1 紙 フィルム テープでつくる 医療診断用チップ 産業技術総合研究所健康工学研究部門生体ナノ計測研究グループ渕脇雄介

1 紙 フィルム テープでつくる 医療診断用チップ 産業技術総合研究所健康工学研究部門生体ナノ計測研究グループ渕脇雄介

まとめ まとめ その他の診断用チップ 本診断用チップ ● 紙・フィルム・テープの診断チップ (低価格+高性能) 1.高感度が容易、2.定量が容易、3.安価(数円)、 4.操作が簡単、5.大型の駆動装置なし 利用者 低侵襲採血 簡単操作 (スマートな 使用) 自動焦点機能 (瞬時に数値化) Web化 (ビッグデー タ活用) 予防医療 へ ●測色の検査紙 (低性能・低価格)[r]

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分子集団研究系 分子研リポート1999 | 分子科学研究所

分子集団研究系 分子研リポート1999 | 分子科学研究所

c) 昨年に引き続いて,液体エタンによる急速凍結を用いた生体関連分子の非晶質氷包埋と,これを冷却したまま超 高真空の測定チャンバー内に移送する機能を有する試料調製チャンバーの製作を行っている。 B -1) 学術論文 D. YOSHIMURA, H. Ishii, Y. OUCHI, E. ITO, T. MIYAMAE, S. HASEGAWA, K. K. OKUDAIRA, N. UENO, and K. SEKI, “Angle resolved ultraviolet photoelectron spectroscopy (ARUPS) of well-ordered ultra-thin films of tetratetracontane (n-C 44 H 99 ) on Cu(100) with the aid of theoretical simulation: molecular orientation and intramolecular energy-band dispersion,”
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専生体機能系門クラスター 107 科目クラスター生体機能系クラスター 授業科目名 免疫 アレルギー学 実習 担当者名責任者廣川誠分担者植木重治 単位数 1 単位 ( 選択 ) 開講時間帯 中央検査部カンファレンスルーム 18:00~21:00 1. 免疫 アレルギー学総論, 細胞活化分子機構臨床研究

専生体機能系門クラスター 107 科目クラスター生体機能系クラスター 授業科目名 免疫 アレルギー学 実習 担当者名責任者廣川誠分担者植木重治 単位数 1 単位 ( 選択 ) 開講時間帯 中央検査部カンファレンスルーム 18:00~21:00 1. 免疫 アレルギー学総論, 細胞活化分子機構臨床研究

 外科手術においてはその生体生理系に対する侵襲性により各臓器にストレスを加える事となる。特に手術時に 出血を制御するために行う血流遮断は術後の臓器虚血再灌流障害の原因となる。生体はこれらのストレスに 対して自己防御システムを有しており,熱ショック蛋白の産生やcAMPの合成を行うストレス応答がその中心的 役割を果たしている。肝臓外科手術をテーマにこれらのストレス応答を誘導して臓器のストレス耐性を強化する 方法について概説する。 (担当:打波)
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< 研究の背景と経緯 > 半導体製造技術により 生体分子と親和性の高いマイクロチップが開発され それらを基盤とした革新的なバイオ分析技術が実現しています その中でも デジタルバイオ計測は マイクロチップを利用して 1 個の生体分子から機能や物性を高感度かつ定量的に計注測できる手法であり Digita

< 研究の背景と経緯 > 半導体製造技術により 生体分子と親和性の高いマイクロチップが開発され それらを基盤とした革新的なバイオ分析技術が実現しています その中でも デジタルバイオ計測は マイクロチップを利用して 1 個の生体分子から機能や物性を高感度かつ定量的に計注測できる手法であり Digita

た。そのため、試験管の並列利用の実現によるデジタルバイオ計測の「ハイスループット 化」は急務とされてきました。 <研究の内容> 本研究グループは、デジタルバイオ計測の超並列化を実現するため、マイクロチップ上 の各試験管に異なる組成の溶液を封入する新規技術の開発とこれを用いたデジタルバイオ 計測法の確立を目指しました。具体的には、標的物質の濃度勾配を形成する機構をマイク ロチップへ実装し、チップ上の各試験管に異なる組成の溶液を封入する技術を開発しまし た。そして、酵素や膜たんぱく質を対象とし、超並列デジタルバイオ計測を実現すること に成功しました。
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研究開発部門 パンフレット パンフレット・リーフレット|JAXA|研究開発部門

研究開発部門 パンフレット パンフレット・リーフレット|JAXA|研究開発部門

JAXAは、 「脅威となるデブリの除去」、 「デブリを生まないクリーンな衛星、ロケットの実現」などを目指す、クリーン・ スペースプログラムを我が国の国際貢献策として提唱すべく、政府、内外の関係機関との連携検討を進めるととも に、その実現に向けた技術の研究開発に取り組んでいます。 2015年7月に、文部科学省のISS・国際宇宙探査小委員会が、 「宇宙探査新時代の幕開けと我が国の挑戦」と題した第2次 とりまとめ文書を公表しました。その中で、重力天体着陸技術の獲得と月南極の探査活動を次の重要なステップとすると ともに、①重力天体着陸・離陸技術、②重力天体探査技術(エネルギー、走行・作業)、③宇宙滞在技術、④深宇宙補給 技術の4分野が今後重点的に取り組む技術課題として識別されました。
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非水系のナノ集合体と生体分子の融合による新機能創製 非水媒体中におけるナノ集合体とバイオ分子の融合による機能変換と制御 変換と制御 領域後藤雅宏 要旨界面活性剤で形成させたナノ集合体を利用し 酵素やタンパク質 DNA といった生体分子を非水系の溶媒に可溶化すると 水中と大きく異なる様々な興味深い現象

非水系のナノ集合体と生体分子の融合による新機能創製 非水媒体中におけるナノ集合体とバイオ分子の融合による機能変換と制御 変換と制御 領域後藤雅宏 要旨界面活性剤で形成させたナノ集合体を利用し 酵素やタンパク質 DNA といった生体分子を非水系の溶媒に可溶化すると 水中と大きく異なる様々な興味深い現象

2.1.2.逆ミセルを用いた酸素添加酵素の機能発現 シトクローム P450 モノオキシゲナーゼ(P450)は多岐にわたる化合物への酸素添加反応を触媒 する。P450 による酸素添加反応は位置・立体選択的に進行し、有用物質の合成を可能とするため、 多岐にわたる分野での利用が試みられている。しかしながら、P450 の多くは脂溶性化合物を基質と することから、効率的な反応システムを水系媒体中に再構築することは困難である。本研究では、 逆ミセルを利用して P450 反応システムを有機溶媒中で機能化し、高効率な酸素添加反応システム の構築を目指した。これまで、シトクローム P450 の機能を有機溶媒中で発現させた例は報告され ていない。
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磁気双安定な多孔性配位高分子の細孔機能と磁性の相関 大場正昭 九州大学大学院理学研究院化学部門 1. はじめに配位高分子 (Coordination Polymers (CPs)) または Metal-organic frameworks (MOFs) と呼ばれる化合物群の構造と機能への注目が この

磁気双安定な多孔性配位高分子の細孔機能と磁性の相関 大場正昭 九州大学大学院理学研究院化学部門 1. はじめに配位高分子 (Coordination Polymers (CPs)) または Metal-organic frameworks (MOFs) と呼ばれる化合物群の構造と機能への注目が この

4 ]} (pz = pyrazine, M II = Ni, Pd, Pt) を基盤に、細孔機能と SCO の連動により従来 の PCPs では持ち得なかった特性の発現に成功した。本稿では割愛したが、1_Pd では、固体触媒 として細孔構造内における水素の核スピン異性体の高速変換にも成功している 28) 。本稿で紹介し た構造の機能と骨格の物性の連動は、配位子の回転、ゲスト分子の拡散や配列変化など PCPs な らではの特性を活かした有効な高機能化戦略である。現在、さらに精巧な分子設計、ならびに結 晶のメゾサイズ化や固溶体化等を進めて、高感度応答、特異な分子選択性、高触媒能、外場によ る分子の吸着・放出制御などの研究を展開している。
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研究紀要第241号

研究紀要第241号

一つ目は,加藤幸次らの研究グループが,昭和 64 年から平成 2 年にかけて行った「学級集団の規 模とその教育効果についての研究」である 8) 。こ の研究は,茨城県の小学校 20 校と栃木県の中学 校 16 校の児童生徒を対象にし,学級規模を「20 人前後」 「 30 人前後」「40 人前後」に分け,それ ぞれの児童生徒のペーパーテストでの成績につ いて比較したものである。この研究では,小学校 の場合,調査したすべてのテスト(国語,算数, 理科,体育,図工,計算力)において,小さい学 級規模の児童がより高い得点をとっており,グラ ス・スミス曲線と非常に類似した結果であったと 報告されている。すなわち,40 人から 30 人に学 級規模を縮小しても顕著な効果は見られず,顕著 な効果は 20 人以下にした場合に見られるという ものである。また,この研究は,児童を対象に「興 味・関心」 「理解度」 「学習条件」 「価値・態度」 「個 別指導」に関する 40 項目を入れたアンケートも 実施している。その結果, 「個別指導」に関する すべての項目について,学級規模間に有意な差が 見られたと報告している。一般に, 「学習集団の 規模が小さくなると,子どもたちが個別に指導を 受ける機会は顕著に高まる」と考えられているが, このことを統計的に明らかにした調査と言える。 ① 1 クラスの児童数を20 人以上から20 人以下
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1 研究実施の概要 (1) 実施概要本研究では DNA の持つ塩基配列による分子集合と形成される構造を活用し プログラム可能で多次元に拡張可能な DNA ナノ組織体の構築方法の開発とそれを基にした高密度に集積した生体分子ナノアレイの構築方法の検討 生体分子複合体形成の制御と相互作用の操作 さらに超高

1 研究実施の概要 (1) 実施概要本研究では DNA の持つ塩基配列による分子集合と形成される構造を活用し プログラム可能で多次元に拡張可能な DNA ナノ組織体の構築方法の開発とそれを基にした高密度に集積した生体分子ナノアレイの構築方法の検討 生体分子複合体形成の制御と相互作用の操作 さらに超高

杉山グループでは、DNA オリガミ法を応用して、DNA ナノ構造体の設計と構築を行い、DNA に よるナノ構造を自由に設計し、任意のナノ空間を構築し、分子の閉じ込めや 1 分子レベルの観察を 行う手法を開発した。とりわけ、これらの設計したナノ構造やナノ空間を用いて、高い空間分解能と 実時間に近い観察ができる高速 AFM を使用し、動的な状態で分子を可視化する方法を世界的に 先駆けて開発した。本グループで独自に進化させてきた DNA 構造体の設計・構築技術を使い、2 次元及び 3 次元ナノ構造体の構築、構造体の多次元への集積化、分子の精密な配置と機能化、 動的に制御可能な分子システムの構築を行った。また、自由にナノスケールの空間を設計・構築し、 その内部で酵素反応や化学反応を制御し、高速 AFM による分子運動の可視化と生体機能解析 に応用した。具体的には、チューブ状、柱状、箱型構造など新規な 3 次元 DNA ナノ構造の構 築、及び DNA ナノ構造体を塩基配列と形状の適合によってジグソーパズルのように1次元 及び2次元にプログラム的に配列できる分子システムの構築方法を開発した。DNA ナノ構 造体への分子や材料の選択的な配置と機能化では、配列特異的な合成分子であるポリアミ ドを用いたタンパクの固定化や金粒子の 2 次元配列化、RNA を鋳型とした機能性構造体の 構築を行った。一方で、酵素反応や DNA の構造変化の可視化と動的な解析を高速 AFM に よって 1 分子レベルで行った。設計したナノ空間内にターゲットの基質となる DNA 鎖を導 入し、種々の酵素をトラップし、酵素反応の制御や転写の可視化に成功した。また、作成 したナノ空間内でのグアニン四重鎖の形成や B-Z 転移反応の可視化に成功した。デバイス 化では、可動な DNA 分子機械を使って、DNA 構造体上に配置した 1 本鎖 DNA からなる経 路上を進行させ、その動きを可視化し 1 分子解析した。またより複雑な経路を作成し、自 由に方向を制御して誘導可能なナノスケールの DNA 運搬システムの開発に成功した。外部 刺激による制御システムとして、ナノ空間内での光応答性を持たせた DNA 鎖の1分子光ス イッチングやナノ構造体の集合・解離の光操作に成功した。生体機能の制御としては、配 列特異的な DNA 鎖による転写の活性化システムの開発を達成した。
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神経血管ユニットの構造的および機能的可塑性に関する生体光イメージング

神経血管ユニットの構造的および機能的可塑性に関する生体光イメージング

 謝辞:本研究の一部は,科研費(No. 25750400)による 支援を受けて行われました.本研究のデータ収集・解 析を行った電気通信大学 須貸拓馬氏,星川椋氏,新タ 雅啓氏,深澤稔氏に感謝致します.また,ご指導をい ただきました慶應義塾大学医学部神経内科 鈴木則宏教 授,冨田裕非常勤講師,ならびに放射線医学総合研究分子イメージング研究センター先端生体計測研究プ ログラムのスタッフの皆様に深謝致します.
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Microsoft Word - 生体機能性分子研究室学位論文一覧2014.doc

Microsoft Word - 生体機能性分子研究室学位論文一覧2014.doc

研究 西谷 知香 カロライナジャスミン(Gelsemium sempervirens Ait.f.)含有ア ルカロイドの化学的研究及び Gelsemium 属植物の細胞培養 松田 洋平 新規多量体型 pyrrolidinoindoline アルカロイド類の合成研究 栁本 海佐 新規リコポジウムアルカロイド Lycoposerramine-V の構造解析

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桑島邦博 ( 教授 )(2007 年 1 月 1 日着任 ) A-1) 専門領域 : 蛋白質科学, 生物物理学, 生体分子科学 A-2) 研究課題 : a) a ラクトアルブミンのモルテン グロビュール状態の特性と生物機能 b) ヒト及びヤギ a ラクトアルブミン変異体の結晶構造解析 c) OspA

桑島邦博 ( 教授 )(2007 年 1 月 1 日着任 ) A-1) 専門領域 : 蛋白質科学, 生物物理学, 生体分子科学 A-2) 研究課題 : a) a ラクトアルブミンのモルテン グロビュール状態の特性と生物機能 b) ヒト及びヤギ a ラクトアルブミン変異体の結晶構造解析 c) OspA

C). 研究活動の課題と展望 蛋白質のフォールディング問題は物理化学としても興味深いが,生命科学や医学とも深い関わりを持っている。特に,フォー ルディング中間体であるモルテン・グロビュール状態のa ラクトアルブミンが脂肪酸(オレイン酸)と複合体を形成すると抗腫 瘍活性を発現するのは興味深い現象である。現在までの研究から,われわれはヤギa ラクトアルブミン−オレイン酸複合体 (GAMLET)とヒトa ラクトアルブミン−オレイン酸複合体(HAMLET)を二次元NMR を用いて調べ,それぞれの蛋白質でオ レイン酸結合部位を同定することに成功している。今後は,水素/重水素(H/D)交換二次元NMR 法の手法を用いて, GAMLET とHAMLET の複合体の構造揺らぎを調べ,構造揺らぎと複合体の抗腫瘍活性との関連性について調べる。複 合体の状態でH/D 交換反応を行なった後,DMSO で反応を停止し,ペプチドアミドプロトンの交換挙動を二次元NMR を 用いて追跡する。このようにして得られた複合体の蛋白質部分のH/D 交換プロフィールを,遊離したa ラクトアルブミンのモ ルテン・グロビュール状態のH/D 交換プロフィールと比較し,両者で構造揺らぎに大きな違いがあるか否か,またあるとす れば,それは複合体の抗腫瘍活性に関係があるかないかなどを検討する。また,もし蛋白質部分が「運び屋」として働いて いるだけならば,他のモルテン・グロビュール状態を示す蛋白質,例えば,アポミオグロビン,シトクロームc,カルボニック アンヒドラーゼなどでも,オレイン酸と複合体を形成することにより同様の抗腫瘍活性が発現される可能性がある。培養腫 瘍細胞を用いた実験によりこれらの複合体の抗腫瘍活性についても調べる。
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生体分子構造学

生体分子構造学

生体分子構造学 2 タンパク質構造決定と機能解析のための日本の施設 (左上)SACLA :第3世代X線放射光源。Spring-8 の隣に作られている。 (右上)J-PARC:大強度陽子加速施 設。第 4 世代放射光源(X 線自由電子レーザー、XFEL)(世界4大 XFEL の1つ)。 (左)タンパク質構造機能の 解析のため(など)に作られたコンピュータ施設「京」 。どれも 1000 億円程度の建築費である。普通の生命科学の研究とは異なり、国 家の存亡をかけて作られた大規模な研究設備を利用できること、 その成果にアクセスできることが不可欠である。したがって、素 粒子物理学、天文学、原子力ほどではないが、豊かな国家が存在 していないと実行できないような研究分野となりつつある。 (もち ろん、 NMR、電子線トモグラフィー、4軸型 X 線解析装置は高価 だが研究室レベルの装置であり、上記ほど大規模ではない。コン ピュータも同様に研究室レベルの装置で十分有用な場合が多い。 )
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高知大学 総合研究センター 生命・機能物質部門

高知大学 総合研究センター 生命・機能物質部門

用する者は、 「動物の愛護及び管理に関する法律」、 「実験動物の飼養及び保管並びに苦痛の軽減に関する基 準」、「研究機関等における動物実験等の実施に関する基本指針」、「動物実験の適正な実施に向けたガイド ライン」、 「動物の処分方法に関する指針」、その他の法令等に定めがあるもののほか、本学動物実験管理規 則および本利用規則を遵守する。特に、以下の点に特段の注意を払うこと。

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理化学研究所計算科学研究機構研究部門量子系分子科学研究チーム殿 hp170163: 有機半導体 有機分子発光材料の全自動探索シミュレーションシステムの開発 高度化支援作業 2017 年 9 6 ( R405 般財団法 度情報科学技術研究機構利 援部 1

理化学研究所計算科学研究機構研究部門量子系分子科学研究チーム殿 hp170163: 有機半導体 有機分子発光材料の全自動探索シミュレーションシステムの開発 高度化支援作業 2017 年 9 6 ( R405 般財団法 度情報科学技術研究機構利 援部 1

PWscf フロー図(旧バージョン v5.4.0) Start read_input Stop qmmm run_pwscf stop_run init_run electrons forces stress punch mp_global iosys setup check_stop 計算のセットアップを行う。 電子状態を self-[r]

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分子集団研究系 分子研リポート1999 | 分子科学研究所

分子集団研究系 分子研リポート1999 | 分子科学研究所

いう成果が得られるような状況の実現が望まれている。 分子物質の研究分野における分子科学研究所に期待される役割の一つとして, 「興味深い分子物質のサンプルの供給」 に関する役割がある。前回の点検評価に際して「分子科学研究所で良いものを作り,外部の研究者に広く供給するよ うに」との指摘があった。現在では分子物質の物性分野では「物理」と「化学」が完全に融合しているが,なお測定 試料を供給する化学者のやり方に二つの立場がある。即ち,興味を持つ研究者に無差別的に幅広くサンプルを供給す る立場と共同研究者を絞り供給し研究を進める立場があり,測定試料の配布については「分子物質」に対する化学者 と物理学者の認識の差が完全に埋まる段階までには至っていない事を示唆している。これは「物質開発」と「物性解 明」のいずれの段階に重点を置くかという事とも関わっているが,特に分子物質開発センタ−に対しては今後とも外 部より試料供給源としての機能が期待されるものと予想される。しかし,現実には各研究室が人員的にその役目を充 分果たせる体制にはなく,対応が難しい状況にある。この問題は共同利用機関における分子物質研究の拠点としての 役割との関連において継続的な課題となっていくものと思われ,何らかの具体的な対応が望まれる。いずれにせよ分 子性固体について,合成から理論に亙る広い分野の研究者が集まれる場所は世界的に稀であって,分子科学研究所は 世界的にも重要な位置を占めている。今後,物質科学としての「分子」の研究が益々重要性を増すものと思われるが, 今後とも他分野に影響を与え続けられるよう, 構成員が自ら考えるべき新しい時期にさしかかっている様に思われる。
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