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オンデマンド型オンライン授業における科目「シス テム設計演習」に関する考察
―2020年度実施報告と今後の展望―
言語: jpn 出版者:
公開日: 2021-08-30 キーワード (Ja):
キーワード (En):
作成者: 高橋 , 昌也 メールアドレス:
所属:
メタデータ
http://hdl.handle.net/11478/00001687
URL
オンデマンド型オンライン授業における 科目「システム設計演習」に関する考察
― 2020 年度実施報告と今後の展望―
高 橋 昌 也
(情報メディア学科)Key words: システム開発,オンライン授業,成績評価,授業評価,資格取得対策学習
1 . は じ め に
本 学 で は 2 0 2 0 年 度 に 学 科 改 組 ,カ リ キ ュ ラ ム 改 定 が な さ れ , 筆 者 が 担 当 し て い る 科 目 「 シ ス テ ム 設 計 演 習 」 は 2 0 2 0 年 度 2 年 生 後 期 の 開 講 を 最 後 に , 以 後 開 講 さ れ な い 。 従 っ て 昨 年 度 と 同 じ 内 容 で 実 施 す る 予 定 で い た 。 し か し , 新 型 コ ロ ナ ウ ィ ル ス の 感 染 状 況 の 推 移 を 鑑 み ,「 対 面 授 業 で は 感 染 リ ス ク が 大 き い 」 と 判 断 し , 急 遽 オ ン ラ イ ン ( オ ン デ マ ン ド 型 ) 授 業 に 転 換 す る こ と と し た 。 し か し , 昨 年 度 ま で の 授 業 内 容 を オ ン デ マ ン ド 型 で 行 う の は 困 難 で あ っ た の で , 授 業 内 容 を 根 本 的 に 考 え 直 す 必 要 に も 迫 ら れ た 。
そ こ で 本 稿 で は ,筆 者 が 2 0 2 0年 度 の「 シ ス テ ム 設 計 演 習 」 で 実 施 し た 授 業 展 開 と そ の 結 果 等 を 報 告 す る と と も に , 作 成 し た コ ン テ ン ツ の 今 後 の 利 活 用 の 方 法 に つ い て 考 察 し て い く こ と に す る 。
2 . 当 初 の 授 業 計 画
本 章 で は , 新 型 コ ロ ナ ウ ィ ル ス の 感 染 拡 大 が な け れ ば 筆 者 が 「 シ ス テ ム 設 計 演 習 」 で 実 施 す る は ず で あ っ た 授 業 計 画 に つ い て 述 べ る 。
2 . 1 授 業 計 画 の 概 要
前 章 で も 記 述 し て い る が , 筆 者 が 担 当 し て い る 科 目「 シ ス テ ム 設 計 演 習 」は 2 0 2 0年 度 2 年 生 後 期 の 開 講 を 最 後 に , 以 後 開 講 さ れ な い 。 ま た , 本 学 に は 2 0 1 9 年 度 時 点 で「 学 生 ア ン ケ ー ト に よ る 授 業 評 価 に お い て , 満 足 度 の 平 均 点 が 3 . 0 未 満 と な っ た 科 目 の 担 当 者 は 翌 年 度 の 授 業 改 善 計 画 を 策 定 し ,
実 行 の 上 ,結 果 報 告 書 を 提 出 せ ね ば な ら な い 。」と い う F D 活 動 の 規 定 が あ る が , 以 下 の 表 2 . 1 の よ う に , 基 準 を ク リ ア し て い る た め , 授 業 改 善 を 迫 ら れ る 理 由 も な い 。 以 上 の 2 点 よ り , 昨 年 度 と 同 じ 内 容 の 授 業 を 展 開 す る 予 定 で あ っ た 。
表 2 . 1 学 生 ア ン ケ ー ト に よ る
授 業 評 価 (2 0 1 9年 度 )
回 答 者 数 理 解 度 平 均 満 足 度 平 均
1 3 3 . 6 3 . 8
※1 点 ~5 点 の 5 段 階 評 価 , 点 数 が 高 い ほ ど 評 価 が 高 い 。
※ 履 修 者 は 5 2 人 で あ る た め , 回 答 率 は 2 5 %で あ る 。
当 初 の 授 業 計 画 は 以 下 の と お り で あ る 。た だ し ,
2 0 1 9 年 度 の 授 業 計 画 と 一 言 一 句 同 じ 文 言 で は な
く , 学 生 が 理 解 し 易 い よ う に 修 正 は し て い る が , 授 業 内 容 や 進 め 方 は 同 じ で あ る 。
0 1 授 業 の 進 め 方 ,
次 回 以 降 の 「 例 題 と 演 習 」 の 解 説
● 例 題 と 演 習– 1: 論 理 式 ・ ブ ー ル 演 算 式 の E x c e l 処 理 シ ス テ ム
● 例 題 と 演 習– 2: ゲ ー ム プ レ ー ヤ ー の E x c el に よ る ラ ン ク 付 け シ ス テ ム
0 2 シ ス テ ム の 外 部 仕 様 , 演 習 問 題 0 3 シ ス テ ム の 内 部 仕 様 , 演 習 問 題 0 4 「 例 題 と 演 習– 1」 の シ ス テ ム 作 成
0 5 「 例 題 と 演 習– 2」 の シ ス テ ム 作 成 0 6 シ ス テ ム の テ ス ト , 演 習 問 題
0 7 こ れ ま で の 振 り 返 り と 理 解 度 の 確 認–Ⅰ 0 8 次 回 以 降 の 「 例 題 と 演 習 」 の 解 説
● 例 題 と 演 習– 3: 折 り 紙 ソ フ ト
0 9 ソ フ ト ウ ェ ア の 外 部 仕 様 , 演 習 問 題 1 0 ソ フ ト ウ ェ ア の 内 部 仕 様 , 演 習 問 題 11 折 り 紙 で の 実 行 と 作 成 手 順 の 確 認 1 2 プ ロ グ ラ ミ ン グ ( 言 語 指 定 な し ) 1 3 ソ フ ト ウ ェ ア の テ ス ト , 演 習 問 題 1 4 こ れ ま で の 振 り 返 り と 理 解 度 の 確 認–Ⅱ 1 5 ま と め と 解 説
な お , 各 「 例 題 と 演 習 」 は そ れ ぞ れ の 初 回 に シ ス テ ム ( ソ フ ト ウ ェ ア ) の 概 略 を 説 明 し た 後 , 外 部 仕 様 ・ 内 部 仕 様 ・ 例 題 の 順 番 に 説 明 し , そ れ ら を 基 に 原 則 「 グ ル ー プ ワ ー ク で 」 演 習 問 題 を 解 決 す る シ ス テ ム ( ソ フ ト ウ ェ ア ) を 作 成 す る 。 個 人 毎 に 作 成 す る に は 少 し 難 し い シ ス テ ム で あ る た め , 知 恵 を 出 し 合 っ て 解 決 し て い く 協 働 学 習 を 採 用 し て い た が , 新 型 コ ロ ナ ウ ィ ル ス の 感 染 状 況 下 で 集 ま っ て 作 業 を す る の は 危 険 で あ る し , グ ル ー プ ワ ー ク を オ ン ラ イ ン で 実 施 す る の も 難 し い 。
そ こ で , や む な く 授 業 内 容 を 変 更 す る こ と と し た 。 し か し , 上 記 の 「 例 題 と 演 習 」 の 各 問 題 は オ プ シ ョ ン で 実 施 す る 「 応 用 演 習 」 と い う 問 題 ( 次 章 で 詳 述 す る ) と す る の で , そ れ ら の 内 容 を 以 下 で 説 明 す る 。
2 . 2 論 理 式・ブ ー ル 演 算 式 の E x c e l処 理 シ ス テ ム
「 論 理 式 」 や 「 ブ ー ル 演 算 式 」 の 真 理 値 表 を 作 成 す る 作 業 に つ い て , 変 数 が 2つ な ら 真 理 値 表 は 4 行 , 変 数 が 3 つ あ る と 真 理 値 表 は 8 行 に な る 。 こ れ く ら い で も 計 算 は 結 構 煩 雑 で あ る 。 一 般 的 に は 変 数 が n 個 あ る と 真 理 値 表 は2 行 と な り 作 業 は 困 難 を 極 め る 。 し か し , こ の 作 業 を E x c e l に さ せ る と 煩 雑 な の は 最 初 の 1 行 だ け で , 残 り の 行 は 1行 目 の 式 を コ ピ ー す れ ば よ い 。た だ し ,E x c e l に は 直 接 「A→B」「A⇔B」( 含 意 , 同 値 ) を 実 行 し て
く れ る よ う な 式 は な い 。 そ こ で , こ れ ら の 計 算 を E x c e l で ど う や っ て 実 現 す る か が こ の 問 題 の 中 心 課 題 と な る 。 こ こ で は , 以 下 の よ う な 論 理 式 を E x c e l で 処 理 さ せ る こ と に す る 。
論 理 式 : ~(p→(q→ ~r) )⇔(~s→(~t→u) ) 因 み に , 上 記 論 理 式 に は 変 数 が 6 個 あ る の で , 真 理 値 表 は 2 = 6 4 行 に な る 。
2 . 3 ゲ ー ム プ レ ー ヤ ー の ラ ン ク 付 け シ ス テ ム
1 0 人 の プ レ ー ヤ ー が ,コ ン ピ ュ ー タ 上 で の あ る ゲ ー ム を 各 人 が 1 0 0 試 合 ず つ 行 っ た 結 果 が あ る 。 ゲ ー ム 自 体 は 対 戦 型 で は な く ,2 0 パ タ ー ン の 「 ブ ロ ッ ク 崩 し 」の よ う な ゲ ー ム が ラ ン ダ ム に 出 現 し , そ れ ら を ク リ ア す れ ば O K,で き な け れ ば N G と な る よ う な ゲ ー ム で あ る 。
ま た , ラ ン ダ ム に 出 現 す る ゲ ー ム の 難 易 度 に は バ ラ ツ キ が あ る こ と は 予 想 さ れ る が , ど の ゲ ー ム の 難 易 度 が ど の 程 度 高 い の か , 或 い は 低 い の か は わ か ら な い 。 ま た , ど の ゲ ー ム が ど の く ら い の 頻 度 で 出 現 す る か も 1 0人 そ れ ぞ れ で あ る 。
こ の よ う な 状 況 下 で ,1 位 ~1 0 位 ( 同 順 位 が あ っ て も よ い ) ま で ラ ン ク 付 け す る た め の 評 価 シ ス テ ム を E x c e l で 構 築 す る 。
2 . 4 折 り 紙 ソ フ ト
「 元 の 正 方 形 を 7 枚 の 同 じ 面 積 の 正 方 形 に 分 割 す る 」 と い う 問 題 の , 折 り 紙 に よ る 解 法 と プ ロ グ ラ ミ ン グ に よ る 解 法 を 求 め る 。 基 本 的 手 順 は 以 下 の と お り で あ る 。
元 の 正 方 形 を 「 ピ タ ゴ ラ ス の 定 理 と そ の 証 明 や 関 連 問 題 3 )」に 記 述 さ れ て い る 方 法 で ,5 つ の 図 片 に 分 解 し , そ れ ら を 3 片 と 2片 に 分 け て 統 合 し , 面 積 比 が 4:3 の 正 方 形 A,B を 作 る 。A を 4 枚 の 正 方 形 に 分 け る の は 簡 単 で あ る 。
同 様 に ,B を 面 積 比 が 1:2の 正 方 形 C,D に 分 け ,D を 面 積 比 が 1:1 の 2 つ の 正 方 形 に 分 け る 。
3 . 2 0 2 0年 度 後 期 の 授 業 展 開
前 章 ま で で 述 べ た 理 由 に よ り ,「 シ ス テ ム 開 発 」 そ の も の と 関 連 す る 分 野 に つ い て の 内 容 を 「 講 義 室 で の 講 義 と 演 習 」 の 授 業 ス タ イ ル と し , オ ン ラ イ ン 用 の ビ デ オ 教 材 と 課 題 を 毎 週 配 信 ・ 配 付 す る こ と に し た 。な お ,1年 生 前 期 の 科 目「 情 報 処 理 概 論 」 と 「 情 報 数 学 」 で 使 用 し た 教 科 書 2 )の 第 5 章 を , 本 科 目 の 教 科 書 と し て 使 用 す る 。
な お , 以 下 の 表 3 . 1 は 標 準 的 な シ ス テ ム 開 発 手 順 を「 シ ス テ ム 開 発 プ ロ セ ス 」と し て 示 し て お り , 情 報 処 理 技 術 者 試 験 セ ン タ ー か ら 発 表 さ れ て い る
「 基 本 情 報 技 術 者 シ ラ バ ス 」 に よ り 定 め ら れ た も の で あ る 4 )。
表 3 . 1 シ ス テ ム 開 発 プ ロ セ ス 4 )
N o 工 程 名 従 来 の 呼 び 方
[ 1 ] シ ス テ ム 要 件 定 義 [ 2 ] シ ス テ ム 方 式 設 計
外 部 設 計 [ 3 ] ソ フ ト ウ ェ ア 要 件 定 義
[ 4 ] ソ フ ト ウ ェ ア 方 式 設 計 内 部 設 計
[ 5 ] ソ フ ト ウ ェ ア 詳 細 設 計 プ ロ グ ラ ム 設 計
[ 6 ] ソ フ ト ウ ェ ア 構 築
( 含 , デ バ ッ ク )
コ ー デ ィ ン グ
( 含 ,デ バ ッ グ )
[ 7 ] ユ ニ ッ ト テ ス ト 単 体 テ ス ト
[ 8 ] ソ フ ト ウ ェ ア
結 合 テ ス ト
結 合 テ ス ト [ 9 ] ソ フ ト ウ ェ ア 適 格 性
確 認 テ ス ト [ 1 0 ] シ ス テ ム 適 合 テ ス ト
シ ス テ ム テ ス ト [ 11 ] シ ス テ ム 適 格 性
確 認 テ ス ト
3 . 1 講 義 す る 内 容 の 特 性
「 シ ス テ ム 開 発 」 や 「 ソ フ ト ウ ェ ア 工 学 」 と い う 領 域 は ソ フ ト ウ ェ ア 関 連 に 関 す る 仕 事 に 直 結 し て お り , シ ス テ ム エ ン ジ ニ ア や プ ロ グ ラ マ な ら 毎 日 否 応 な く 意 識 し な け れ ば な ら な い 。 し か し , 通 常 大 学 や 短 期 大 学 で 行 わ れ る プ ロ グ ラ ミ ン グ と そ の 演 習 に 関 す る 授 業 で 作 成 す る 主 な 成 果 物 は フ ロ ー チ ャ ー ト , プ ロ グ ラ ム 本 体 と 実 行 結 果 で あ り ,
後 の 章 で 述 べ る 「 仕 様 書 」 と 呼 ば れ る ド キ ュ メ ン ト 類 は 作 成 し な い の が 通 常 で あ る 。 従 っ て , 学 生 に は 最 も 縁 遠 い 領 域 で も あ る 。
3 . 2 科 目 の 概 要
シ ス テ ム 開 発 ( シ ス テ ム 設 計 ) は , シ ス テ ム 利 用 者 の 要 求 を 纏 め る「 外 部 仕 様 」( 上 記 表 3 . 1 の[ 1 ]
~[ 3 ]) か ら 始 ま り , 段 階 を 追 っ て 設 計 を 進 め て い き ,最 後 の「 テ ス ト 工 程 」( 上 記 表 3 . 1 の[ 7 ]~[ 11 ]) が 終 り ,「 導 入 ・ 保 守 」 へ 至 る 。 こ れ ら の 作 業 を , 開 発 全 体 の 流 れ を 掴 み な が ら , 例 題 を 通 し て 学 ん で い く 。 ま た , 保 守 工 程 も 念 頭 に 置 き , 他 人 が 作 成 し た 仕 様 書 や プ ロ グ ラ ム を 理 解 で き る 能 力 も 養 う 。
毎 回 の 演 習 問 題 は 講 義 内 容 の 理 解 度 を 問 う 内 容 と な る 。 ま た , 振 り 返 り 時 の 応 用 演 習 は 仕 様 書 や プ ロ グ ラ ム を 作 成 す る 。
3 . 3 授 業 実 施 内 容
毎 週 の 講 義 内 容 は 以 下 の 0 1~1 5 の 表 題 の と お り で あ る 。 表 3 . 1 の 項 目 の 内 , 教 科 書 2 )に 記 述 の あ る も の を 中 心 に 構 成 し て い る 。
0 1 授 業 の 進 め 方 ,
ソ フ ト ウ ェ ア 危 機 , 演 習 問 題 0 2 シ ス テ ム 開 発 の 概 要 , 演 習 問 題 0 3 シ ス テ ム 開 発 の 手 法 , 演 習 問 題 0 4 業 務 の モ デ ル 化 , 演 習 問 題
0 5 ソ フ ト ウ ェ ア の 要 件 定 義 ( 外 部 設 計 ),
演 習 問 題
0 6 ソ フ ト ウ ェ ア の 詳 細 設 計 ( 内 部 設 計 ),
演 習 問 題
0 7 0 1~0 6ま で の 振 り 返 り , 応 用 演 習
0 8 プ ロ グ ラ ミ ン グ( 標 準 化 ,実 行 ま で の 流 れ ),
演 習 問 題
0 9 プ ロ グ ラ ミ ン グ ( 制 御 構 造 ), 演 習 問 題 1 0 オ ブ ジ ェ ク ト 指 向 , 演 習 問 題
11 シ ス テ ム の テ ス ト( 単 体 テ ス ト ),演 習 問 題 1 2 シ ス テ ム の テ ス ト ( ユ ニ ッ ト テ ス ト ),
演 習 問 題
1 3 レ ビ ュ ー 手 法 , 演 習 問 題
1 4 0 8~1 3 ま で の 振 り 返 り , 応 用 演 習 1 5 全 体 の 振 り 返 り , 応 用 演 習
3 . 4 オ ン ラ イ ン 授 業 の た め に 作 成 し た コ ン テ ン
ツ
前 節 の 授 業 内 容 を オ ン ラ イ ン 授 業 で 実 施 す る た め に 作 成 し た コ ン テ ン ツ は 以 下 の と お り で あ る 。
( 1 ) オ ン デ マ ン ド 講 義 用 の ビ デ オ
( 2 ) 講 義 内 容 の PD Fフ ァ イ ル ( 3 ) 出 欠 確 認 用 ク リ ッ カ ー ( 4 ) 演 習 問 題
( 5 ) 応 用 演 習
( 6 ) 期 限 切 れ 代 替 課 題 ( 7 ) そ の 他 の 補 足 資 料
上 記( 1 )~( 7 )の コ ン テ ン ツ を 毎 週 ,福 岡 工 業 大 学 双 方 向 学 習 支 援 シ ス テ ム m y F I Tの「 ク ラ ス プ ロ フ ァ イ ル 」 に ア ッ プ ロ ー ド し た 。 以 下 で は , 上 記( 1 )
~( 7 )を 簡 単 に 説 明 す る 。
3 . 4 . 1 オ ン デ マ ン ド 講 義 用 の ビ デ オ
前 節 の 0 1~0 6 週 ,0 8~1 3 週 に そ の 週 の 授 業 内 容 を 配 信 し た 。例 え ば ,第 0 5 週 は「 ソ フ ト ウ ェ ア の 要 件 定 義 」 に 関 す る 内 容 で あ る 。 基 本 的 に は 教 科 書 2 )の 内 容 を パ ワ ー ポ イ ン ト に 記 述 し て 発 表 用 資 料 と し て 作 成 す る が , 教 科 書 の 内 容 だ け で は 分 量 が 足 り な い の で , 随 時 参 考 資 料 1 , 4 - 8 )の 内 容 を 加 筆 し て 授 業 資 料 と す る 。
3 . 4 . 2 講 義 内 容 の P D F フ ァ イ ル
通 信 事 情 に よ り ビ デ オ の 視 聴 が 困 難 な 学 生 に 対 し , 前 節 の 0 1~0 6 週 ,0 8~1 3 週 に オ ン デ マ ン ド 講 義 用 の ビ デ オ の 基 に な っ て い る パ ワ ー ポ イ ン ト の フ ァ イ ル を P D F形 式 に 変 換 し た も の を ,ビ デ オ と 同 時 に 配 付 す る 。
例 と し て , 第 0 5 週 の 「 要 件 定 義 」 に つ い て の P D Fフ ァ イ ル を 「 付 録 」 に 掲 載 し て お く 。 3 . 4 . 3 出 欠 確 認 用 ク リ ッ カ ー
講 義 用 の ビ デ オ の 視 聴 を も っ て 講 義 出 席 と す る た め ,ビ デ オ の 中 に「 本 日 の シ ス テ ム 設 計 ク イ ズ 」
と い う 問 題 に ク リ ッ カ ー で 回 答 ( 解 答 ) す る 。 期 限 内 に 回 答 が な け れ ば 欠 席 と な る 。 な お , ク リ ッ カ ー は m y F I Tの ク ラ ス プ ロ フ ァ イ ル に あ る 機 能 で あ り , ア ン ケ ー ト 等 の 意 見 収 集 な ど に も 使 う こ と が で き る 。
3 . 4 . 4 演 習 問 題
前 節 の 0 1~0 6 週 ,0 8~1 3 週 に そ の 週 の 授 業 内 容 の 理 解 度 を 問 う 内 容 の 問 題 を 配 付 す る 。 講 義 内 容 の 復 習 問 題 と 講 義 内 容 か ら 考 察 し て 解 答 す る 問 題 で 構 成 し て い る 。例 え ば ,第 0 5 週 は「 ソ フ ト ウ ェ ア の 要 件 定 義 」 に 関 す る 授 業 内 容 の 理 解 度 を 問 う 内 容 の 問 題 と な る 。
3 . 4 . 5 応 用 演 習
前 節 の 0 7,1 4,1 5週 に ,上 記 2 . 2~2 . 4 節 で 説 明 し た 問 題 を 出 題 す る 。
3 . 4 . 6 期 限 切 れ 代 替 課 題
期 限 遅 れ で 提 出 で き な か っ た 上 記 「 演 習 問 題 」 に 対 し て 配 付 す る 問 題 で あ る 。例 え ば ,第 0 5 週 の 演 習 問 題 が 期 限 遅 れ で 提 出 で き な か っ た 場 合 , 配 付 さ れ て い る「 第 0 5 週 分 期 限 遅 れ 代 替 課 題 」の 問 題 に 答 え て 提 出 す る 。
こ の 課 題 の 目 的 は , 提 出 期 限 が 過 ぎ た 演 習 問 題 の 解 答 ・ 解 説 を で き る だ け 早 く 公 開 す る こ と に あ る の で , 上 記 「 演 習 問 題 」 と は 全 く 異 な る 問 題 を 出 題 す る 。
3 . 4 . 7 そ の 他 の 補 足 資 料
上 記 「 オ ン デ マ ン ド 講 義 用 の ビ デ オ 」 を 作 成 す る に あ た り , 参 考 資 料 1 , 4 - 8 )の 内 容 を 加 筆 し て 作 成 さ れ た 場 合 ,PD F フ ァ イ ル に 変 換 し た 参 考 資 料 を 配 付 す る 。例 え ば ,第 0 5 週 で は「 要 件 定 義 」に 関 す る 補 足 資 料 5 )の 内 容 を 盛 り 込 み , そ の 補 足 資 料 の 参 照 し た 箇 所 を P D F フ ァ イ ル に し て 第 0 5 週 の 講 義 資 料 の 一 部 と し て 配 付 す る 。
4 . 授 業 実 施 結 果
本 章 で は , 毎 回 の 授 業 の 進 め 方 , 試 験 ・ 成 績 評 価 方 法 と 成 績 評 価 結 果 な ど に つ い て 述 べ る 。
4 . 1 毎 回 の 授 業 の 進 め 方
オ ン デ マ ン ド 講 義 用 の ビ デ オ , ビ デ オ と 同 じ 内 容 の P D F フ ァ イ ル と 演 習 問 題 を 第 0 1~0 6 週 と 第 0 8~1 3 週 に 毎 回 配 信 ・ 配 付 す る 。 な お , 演 習 問 題 は 必 修 課 題 で あ る 。 学 生 は 時 間 割 で 指 定 さ れ た 曜 日 の 時 間 帯 に ビ デ オ 視 聴 と 配 付 さ れ た 資 料 の 閲 覧 を 行 い , 演 習 問 題 の 解 答 に 注 力 す る の が 原 則 で あ る 。 し か し , 必 ず し も そ の 曜 日 ・ 時 間 帯 で な く て も 受 講 で き る と こ ろ が オ ン デ マ ン ド に よ る オ ン ラ イ ン 授 業 の 利 点 で は あ る 。
演 習 問 題 の 提 出 方 法 は 基 本 的 に は m y F I T の「 ク ラ ス プ ロ フ ァ イ ル 」 の 課 題 提 出 機 能 の 1 つ で あ る We b 提 出 機 能 で 提 出 す る も の と す る 。 な お , 演 習 問 題 は 必 修 課 題 で あ る の で ,本 来 1 2 回 分 す べ て 提 出 す る 必 要 が あ る が , 単 位 取 得 の た め に は 8 回 分 以 上 の 提 出 が な け れ ば な ら な い 。 ま た , 演 習 問 題 は 別 途 定 め た 提 出 期 限 を 厳 守 し , 締 切 以 降 の 提 出 は 受 け 付 け な い 。 こ れ は 提 出 期 限 が 過 ぎ た 演 習 問 題 の 解 答・解 説 を で き る だ け 早 く 公 開 し ,「 自 分 が ど れ く ら い 理 解 し て い る か 」 を 学 生 に 把 握 し て も ら う た め で あ る 。
提 出 期 限 に 遅 れ て 提 出 で き な か っ た 演 習 問 題 に 対 し て は 「 期 限 遅 れ 代 替 課 題 」 を 配 付 す る の で , 演 習 問 題 と は 別 に 定 め た 提 出 期 限 内 に ,m y F I T の
「 ク ラ ス プ ロ フ ァ イ ル 」 の 課 題 提 出 機 能 の 1 つ で あ る フ ァ イ ル 提 出 機 能 で 提 出 す る も の と す る 。
第 0 7 週 は 次 の 単 元 に は 進 ま ず ,0 1~0 6 週 の 振 り 返 り を 行 い , そ れ ら の 週 の 演 習 問 題 が ま だ 全 部 提 出 で き て い な い 学 生 は そ の こ と を 優 先 さ せ る 。 そ れ ら の 週 の 演 習 問 題 が す べ て 提 出 済 の 学 生 は 2 . 2 節 で 説 明 し た 応 用 演 習 に 取 り 組 む 。 第 1 4~1 5 週 も 同 様 で あ り , 演 習 問 題 の 進 捗 が 順 調 な 学 生 は 2 . 3~2 . 4 節 で 説 明 し た 応 用 演 習 に 取 り 組 む 。 授 業 内 容 や 演 習 問 題 , そ の 他 に 関 す る 質 疑 応 答 に つ い て は ,m y F I T の 「 ク ラ ス プ ロ フ ァ イ ル 」 の
「 授 業 Q & A」機 能 で や り と り す る 。学 生 の 質 問 は こ の 機 能 を 利 用 す る 。 教 員 側 か ら フ ァ ー ス ト コ ン タ ク ト を 取 り た い 場 合 , 福 岡 工 業 大 学 の 対 象 学 生 の We b メ ー ル に 連 絡 す る 。 対 象 学 生 は 上 記 「 授 業
Q & A 機 能 」 で 応 答 す る 。( コ ロ ナ ウ ィ ル ス の 感 染 状 況 に よ っ て は 対 面 で の 質 疑 応 答 も 受 け 付 け る 。)
出 席 に つ い て は , 講 義 実 施 日 か ら 1 週 間 以 内 に 該 当 す る 週 の 講 義 ビ デ オ を 視 聴 し , そ の 中 の 「 本 日 の シ ス テ ム 設 計 ク イ ズ 」(4者 択 一 問 題 ) に 答 え て ク リ ッ カ ー で 回 答 ( 解 答 ) す る 。 回 答 が あ っ た 時 点 で 当 該 授 業 の 出 席 と な る 。 な お , ク リ ッ カ ー は 1 週 間 で 締 め 切 り , そ の 間 に 回 答 が な け れ ば 当 該 授 業 の 欠 席 と な る 。ま た ,「 本 日 の シ ス テ ム 設 計 ク イ ズ 」は We b 検 索 を 行 う 等 で 簡 単 に 答 を 求 め る こ と が で き る 問 題 で あ り , そ れ に よ る ク リ ッ カ ー は 第 0 1~1 5 週 の す べ て で 実 施 す る 。
4 . 2 試 験 と 成 績 評 価 方 法
公 正 な オ ン ラ イ ン 試 験 を 実 施 す る , 特 に 試 験 を 監 督 す る た め の 4 つ の 重 要 な 条 件 9 )を 担 保 す る こ と が で き な い た め ,2 0 2 0年 度 は 小 テ ス ト を 含 む 試 験 を 実 施 し な い こ と し た 。ま た ,履 修 登 録 者 5 0人 一 人 一 人 に 対 し て 発 表 ・ プ レ ゼ ン テ ー シ ョ ン や 口 頭 試 問 を 実 施 す る だ け の 時 間 も 取 れ な い 。従 っ て , 課 題 ・ レ ポ ー ト に よ る 評 価 し か 成 績 評 価 方 法 の 選 択 肢 が な い 。
課 題 ・ レ ポ ー ト に よ る 評 価 方 法 を 具 体 化 す る と 以 下 の よ う に な る 。
ま ず , 演 習 問 題 ( ま た は 期 限 遅 れ 代 替 課 題 ) と 応 用 演 習 の 総 称 を「 レ ポ ー ト 群 」と 呼 ぶ 。1 2 回( 第 0 1~0 6 週 , 第 0 8~1 3 週 ) に 配 付 す る 演 習 問 題 の 課 題 の 提 出 の 有 無 (8 回 分 以 上 の 提 出 ) と 提 出 物 の 内 容 に よ り 成 績 評 価 を 行 う 。 期 限 内 に 提 出 で き な か っ た 演 習 問 題 が あ れ ば 「 期 限 遅 れ 代 替 課 題 」 を 提 出 す る こ と を 推 奨 す る 。 い く ら か で も 成 績 に 反 映 さ れ る 。 こ こ ま で の 段 階 で 算 出 さ れ た 成 績 を
「 基 礎 点 」 と 呼 ぶ 。
第 0 7 週 , 第 1 3~1 4 週 の 応 用 演 習 の 提 出 が あ れ ば , 提 出 状 況 と 提 出 物 の 内 容 に よ り , そ れ ら の 成 績 を 「 基 礎 点 」 に 加 算 す る 。 提 出 が な く て も 減 点 は し な い 。
以 上 の レ ポ ー ト 群 を 基 に 算 出 さ れ た 成 績 を 「 最 終 成 績 」 と す る 。
4 . 3 成 績 評 価 結 果 と 考 察
履 修 登 録 し た 5 0 人 の 学 生 の「 最 終 成 績 」は 以 下 の 表 の と お り で あ る 。 筆 者 ( 教 員 ) に よ る 学 生 評 価 結 果 で あ る 。
表 4 . 1 学 生 の 「 最 終 成 績 」 の 分 布
成 績 人 数 割 合 (%)
秀 (9 0~1 0 0 点 ) 5 1 0 %
優 (8 0~8 9点 ) 1 3 2 6 %
良 (7 0~7 9点 ) 1 7 3 4 %
可 (6 0~6 9点 ) 8 1 6 %
不 可 (6 0点 未 満 ) 7 1 4 %
合 計 5 0 1 0 0 %
表 4 . 1 か ら , 成 績 の 分 布 は 優 以 上 の 学 生 が 多 す
ぎ る こ と も な く ,不 可 者 が 多 す ぎ る(3 0 %超 )で も な く , バ ラ ン ス の 取 れ た 結 果 で あ る と 筆 者 は 考 え る 。 そ の 主 な 理 由 と し て , コ ロ ナ ウ ィ ル ス 感 染 状 況 の 悪 化 に よ る 入 構 制 限 が 挙 げ ら れ る 。 対 面 授 業 時 の よ う な 学 生 同 士 の 密 な コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン が 取 れ ず , 自 分 で 答 を 考 え な け れ ば な ら な い こ と が 多 く な っ た と 推 測 さ れ る 。
こ の よ う な 成 績 の 分 布 は , 同 じ よ う な 形 態 で 実 施 し た 筆 者 の 授 業 全 般 で 概 ね 成 り 立 っ て い る の か ど う か , 今 後 検 証 す る 必 要 が あ る 。
5 . 授 業 評 価 と 今 後 の 展 望
本 章 で は , 学 生 ア ン ケ ー ト に よ る 授 業 評 価 , 寄 せ ら れ た コ メ ン ト ( 感 想 , 学 ん だ こ と , 意 見 , 要 望 な ど ) に 関 す る 考 察 を 行 う 。
5 . 1 理 解 度 ・ 満 足 度 と 考 察
履 修 登 録 し た 5 0 人 の 学 生 ア ン ケ ー ト に よ る 授 業 評 価 は 以 下 の 表 5 . 1 の と お り で あ る 。
表 5 . 1 学 生 の 理 解 度 ・ 満 足 度 (2 0 2 0 年 度 )
得 点 理 解 度 満 足 度
4 4人 4 人
3 1 4 人 1 7 人
2 4人 1 人
1 0人 0 人
平 均 点 3 . 0 0 3 . 1 3
※1 点 ~4 点 の 4 段 階 評 価 , 点 数 が 高 い ほ ど 評 価 が 高 い 。 学 生 ア ン ケ ー ト が 福 岡 工 業 大 学 の m y F I T の ア ン ケ ー ト シ ス テ ム に 統 合 さ れ た た め , 4段 階 評 価 と な っ た 。
※F D 活 動 の 規 定 も「 学 生 ア ン ケ ー ト に よ る 授 業 評 価 に お い て , 満 足 度 の 平 均 点 が 2 . 5 未 満 と な っ た 科 目 の 担 当 者 は 翌 年 度 の 授 業 改 善 計 画 を 策 定 し , 実 行 の 上 , 結 果 報 告 書 を 提 出 せ ね ば な ら な い 。」 と 改 訂 さ れ た 。
※2 0 1 9 年 度 以 前 の 5段 階 評 価 に 換 算 す る と ,理 解 度 3 . 7 5, 満 足 度 3 . 9 2 と な る 。 た だ し , 回 答 率 は 4 4 %で あ る 。
2 0 1 9 年 度 と 2 0 2 0 年 度 の 結 果 を 比 較 す る と , 理 解 度 が 3 . 6 か ら 3 . 7 5 へ ,満 足 度 が 3 . 8 か ら 3 . 9 2 へ 共 に 評 価 が 上 が っ て い る 。 ま た , ア ン ケ ー ト 回 答 率 も 2 5 %か ら 4 4 %へ 上 が っ て い る 。 こ の 結 果 は , 学 生 が オ ン ラ イ ン 授 業 と い う 形 態 と 2 0 2 0 年 度 の 授 業 内 容 や 授 業 実 施 形 態 を 好 意 的 に 受 け 止 め て く れ た も の だ と 考 え ら れ る 。
5 . 2 寄 せ ら れ た コ メ ン ト
担 当 教 員 に 向 け た コ メ ン ト ( 原 文 の ま ま ) は 以 下 の 表 5 . 2 の と お り で あ る 。
ま た , 次 期 履 修 者 に 向 け た こ の 授 業 に つ い て の ア ド バ イ ス ( 原 文 の ま ま ) は 以 下 の 表 5 . 3 の と お り で あ る 。
表 5 . 2 と 表 5 . 3 の コ メ ン ト を 基 に ,2 0 2 0 年 度 に 作 成 し た オ ン ラ イ ン 授 業 の た め に 作 成 し た コ ン テ ン ツ の 今 後 の 教 育 活 動 で の 活 用 方 法 に つ い て , 次 節 で 考 察 す る 。
表 5 . 2 担 当 教 員 に 向 け た コ メ ン ト 1 演 習 問 題 で 更 に 学 び を 深 め る こ と が 出 来 る
の で 良 い と 思 い ま し た 。
2 基 本 情 報 技 術 者 試 験 の 勉 強 す る 上 で 内 容 を 詳 し く 解 説 し て あ り と て も 参 考 に な り ま す 。
3 お 疲 れ 様 で し た 。あ り が と う ご ざ い ま し た 。 4 わ か り や す か っ た
5 課 題 が 少 々 難 し く , 回 答 に 時 間 が か か り ま し た 。 も う 少 し わ か り や す く 書 い て 貰 え る と 助 か り ま し た 。
表 5 . 3 次 期 履 修 者 へ の ア ド バ イ ス
1 基 本 情 報 技 術 者 試 験 を め ざ し て い る 人 に は オ ス ス メ で す 。
2 授 業 を し っ か り 聞 い て い れ ば , あ る 程 度 は 理 解 で き ま す 。 わ か ら な い と こ ろ は 個 別 に 先 生 に 聞 き ま し ょ う 。
3 予 習 復 習 は し っ か り し て お き ま し ょ う 。
5 . 3 今 後 の 展 望
非 常 に 残 念 で あ る が ,「 シ ス テ ム 設 計 演 習 」の 開
講 は 2 0 2 0 年 度 が 最 後 で あ る 。し か し ,折 角 時 間 を
掛 け て 作 成 し た オ ン ラ イ ン 授 業 用 の コ ン テ ン ツ で あ る の で , 今 後 の 教 育 活 動 に 何 ら か の 形 で 活 か し た い と 考 え る 。 そ こ で , 前 節 の 学 生 か ら 寄 せ ら れ た コ メ ン ト に 2件 書 か れ て い る( 太 字 の 部 分 )「 基 本 情 報 技 術 者 等 の 資 格 取 得 対 策 の 学 習 用 コ ン テ ン ツ 」と し て 活 用 し て い た だ け れ ば と 考 え る 。尤 も , 今 回 作 成 し た コ ン テ ン ツ は 急 ご し ら え で あ り , も っ と 多 く の 参 考 資 料 の 記 述 を 基 に 加 筆 ・ 修 正 し , 完 成 度 を 高 め る 必 要 が あ る 。
た だ し , 参 考 資 料 の 記 述 に は 以 下 の よ う な 注 意 点 が あ る 。 基 本 情 報 技 術 者 シ ラ バ ス は 度 々 改 訂 さ れ て お り ,2 0 1 0年 代 前 半 に は 第 3章 の 表 3 . 1 の よ う に , シ ス テ ム 開 発 に お け る 各 工 程 の 名 称 や そ の 名 称 内 で の 作 業 範 囲 も 変 わ っ て き て い る 。 こ の シ ラ バ ス 改 訂 の 前 後 の 世 代 で , 使 用 す る 用 語 や 作 業 範 囲 の 認 識 に 若 干 の 差 異 が あ る こ と は 十 分 考 え ら れ る 。 ま た , 基 本 情 報 技 術 者 試 験 の シ ラ バ ス に は
な い 「 外 部 仕 様 」 や 「 内 部 仕 様 」 と い う よ う な 用 語 を 日 常 の 業 務 で 使 用 し て い る 技 術 者 も い る 。 こ の よ う に 筆 者 が 推 測 す る よ う な 理 由 で , シ ス テ ム 開 発 に つ い て 書 か れ た 書 籍 で も , 著 者 が 辿 っ て き た 経 歴 に よ り , 使 用 す る 用 語 や そ の 作 業 範 囲 の 記 述 に 若 干 の 差 異 が 存 在 す る 。
参 考 資 料 を 基 に 加 筆 ・ 修 正 す る 場 合 は , 基 本 情 報 技 術 者 試 験 の シ ラ バ ス に 準 拠 し た 記 述 に 変 更 す る 必 要 が あ る 。
6 . ま と め と 今 後 の 課 題
新 型 コ ロ ナ ウ ィ ル ス の 感 染 状 況 を 鑑 み , シ ス テ ム 設 計 演 習 と い う 科 目 の 授 業 内 容 を 「 シ ス テ ム 開 発 」 に 変 更 し , 上 記 表 3 . 1 の 「 シ ス テ ム 開 発 プ ロ セ ス 」 に 沿 っ て オ ン デ マ ン ド 型 の オ ン ラ イ ン 授 業 で 行 う こ と と し た 。
1 2 週 分 の 講 義 用 の ビ デ オ と 演 習 問 題 ,3 週 分 の 応 用 演 習 を 配 信 ・ 配 付 し た 。「 不 正 防 止 の 担 保 」と い う 視 点 に よ り 試 験 の 実 施 を 諦 め , 演 習 問 題 ・ 応 用 演 習 と い う レ ポ ー ト 群 に よ り 成 績 評 価 を 行 い ,
表 4 . 1 の 結 果 を 得 た 。 大 き な 偏 り の な い バ ラ ン ス
の 取 れ た 結 果 で あ る と 考 え ら れ る 。
ま た , 学 生 ア ン ケ ー ト に よ る 授 業 評 価 に つ い て は ,理 解 度 ・ 満 足 度 が 4段 階 評 価(1点 ~4点 で 点 数 が 高 い ほ ど 高 評 価 )で そ れ ぞ れ が 平 均 点 3 . 0 0 と 3 . 1 3 と い う 結 果 で あ っ た 。 こ の 結 果 は , 学 生 が オ ン ラ イ ン 授 業 と い う 形 態 と 2 0 2 0 年 度 の 授 業 内 容 や 授 業 実 施 形 態 を 好 意 的 に 受 け 止 め て く れ た も の だ と 考 え ら れ る 。
最 後 に ,シ ス テ ム 設 計 演 習 と い う 科 目 は 2 0 2 0年 度 を も っ て 閉 講 と な る が , 折 角 時 間 を 掛 け て 作 成 し た オ ン ラ イ ン 授 業 用 の コ ン テ ン ツ で あ る の で , 今 後 は こ れ ら の コ ン テ ン ツ を 注 意 深 く 加 筆 ・ 修 正 し て , 基 本 情 報 技 術 者 試 験 等 の 資 格 取 得 対 策 の 学 習 用 コ ン テ ン ツ 」 と し て 活 用 し て い た だ け れ ば と 考 え る 。
参 考 文 献
1 ) イ エ ロ ー テ ー ル コ ン ピ ュ ー タ : 令 和 0 2 – 0 3 年 ・ 基
本 情 報 技 術 者 試 験 に よ く で る 問 題 集【 午 前 】,技 術 評 論 社 ,2 0 2 0年 ( 第 6版 第 1冊 ).
2 ) 五 十 嵐 順 子&ラ ー ニ ン グ 編 集 部 : か ん た ん 合 格 ・ 基
本 情 報 技 術 者 教 科 書 2 0 1 9年 度 ,イ ン プ レ ス ,2 0 1 8年
( 第 1版 ).
3 ) 大 矢 真 一 : ピ タ ゴ ラ ス の 定 理 , 東 海 大 学 出 版 会 ,
2 0 0 1年 ( 第 1 版 第 1刷 ).
4 ) 角 谷 一 成 :8 7 テ ー マ で 要 点 整 理 基 本 情 報 技 術 者
の よ く わ か る 教 科 書 , 技 術 評 論 社 ,2 0 1 6年 ( 第 7版 第 1刷 ).
5 ) 小 泉 寿 男 ,辻 秀 一 ,吉 田 幸 二 ,中 島 毅 : ソ フ ト ウ ェ
ア 開 発 例 題 で 学 ぶ グ ラ フ 理 論( 改 定 2版 ),オ ー ム 社 ,
2 0 1 9年 ( 改 定 2 版 第 5刷 ).
6 ) 遠 山 暁 ,海 老 澤 榮 一 ,村 田 潔:ス ト ラ ク チ ャ ー ド プ
ロ グ ラ ミ ン グ C O B O L改 訂 版 ,実 教 出 版 ,2 0 0 0年( 改 定 版 第 6刷 ).
7 ) 中 根 雅 夫 :2 0 0 7年 度 版 ・ 基 本 情 報 技 術 者 標 準 教 科
書 , オ ー ム 社 ,2 0 0 6年 ( 第 1版 第 1 刷 ).
8 ) 仕 様 / 設 計 レ ビ ュ ー 手 法 ,
h t t p s : / / Q i i t a . c o m / n a k a o k / i t e m s / 9 e b 5 4 8 7 a 3 3 7 5 c 7 2 e 3 7 6 1
(2 0 2 1年 3月 2 4日 現 在 ).
9 ) 全 日 本 情 報 学 習 振 興 協 会 ・ オ ン ラ イ ン 検 定 シ ス テ
ム 構 築 支 援 H P,
h t t p s : / / w w w. j o h o - g a k u s h u . o r. j p / o n l i n e _ e x a m s / o n l i n e _ e x a m s . p h p # : ~ : t e x t
付 録
3 . 3 節 の 第 0 5 週 の 授 業 内 容 を , 以 下 の 図 A . 1 と し て 掲 載 し て お く 。
システム設計演習
短期⼤学部情報メディア学科 第5回講義資料 Part. 1
科⽬担当:⾼橋昌也
1
今回のテーマ:ソフトウェア要件定義(外部設計)
<今週学ぶ内容>
第2週のクラスプロファイルの「授業資料」欄に添付されてい る PDFファイル「2019情報処理概論テキスト」に記述された内 容について学習する。
しかし、その前に前回までの授業の流れを整理する必要がある。
2
0.システム開発の⼿順の復習
教科書とそれ以外の参考資料に若⼲の⽤語の不統⼀が散⾒され、
それがこれまでの教材に部分的に影響している。そこで、これま で学んできたシステム開発の⼿順の序盤の流れを、今⼀度以下の ように整理する。
要件定義→ 外部設計→ 内部設計 → 詳細設計 →・・・
「要件定義」という⼯程の名称は、正しくは「システム要件定 義」という名称である。
3
「システム要件定義」という⼯程で作成されるドキュメントが
「要件定義書」とよばれる。
そして、今週学ぶ「外部設計」とよばれる⼯程は
「システム⽅式設計」「ソフトウェア要件定義」
という2つの⼯程の総称である。
この「システム要件定義」と「ソフトウェア要件定義」いう2 つの別々の⼯程名を明確に区別せずに「要件定義」と記述されて いることがあった。さらに、ドキュメントの名称が要件定義書と いうのが紛らわしさに拍⾞をかけていた。
4
そこで、先ほどのシステム開発の⼿順の序盤の流れを、再度整 理すると以下のようになる。
システム要件定義
↓ システム⽅式設計
↓ 外部設計
ソフトウェア要件定義
↓ 内部設計
:
5
0.1 ドキュメント、Vモデル
ドキュメントは、各⼯程で以下のような名前で呼ばれること が多い。また、Vモデルは次のスライドのようになる。
6
⼯程名 ドキュメント名
システム要件定義 要件定義書(要求定義書) 外部設計 外部仕様書、テスト計画書
内部設計 内部仕様書
詳細設計 プログラム仕様書 テスト テスト仕様書、テスト成績書
システム要件定義 ・・・・・・・・・・・運⽤テスト
↓ 確認・検証 ↑
外部設計・・・・・・・・・・システムテスト
↓ ↑
内部設計・・・・・・・・・・総合テスト
↓ ↑
詳細設計・・・・・・・・単体テスト
↓ ↑
プログラミング・・・・デバッグ
↓ ↑
7
0.2 システム要件定義
内容はこれまでの授業で「要件定義」として説明してきたこと と同じであるが、この⼯程で纏めていく内容は主に以下の(1)〜
(4) である。
(1)システム化の⽬標と対象範囲 (2)システムの機能と必要となる性能
(3)対象業務の処理⼿順、対象データ、利⽤者の操作イメージ (移⾏・運⽤、保守、障害対策、教育訓練等を含む) (4)システムの構成、開発期間、品質、開発環境
8
0.3 その他
プロトタイピングモデルは、要求定義書の内容がユーザの要求 をどの程度満たしているかを確認するための試作品を作成するこ とである。
それでは、PDF ファイルに沿って授業を進めて⾏く。PDF ファイルのpp.164〜165 の説明を⾏う。
9
1. ソフトウェア要件定義(外部設計)
1.1 ヒューマンインタフェースの設計 ユーザとコンピュータを繋ぐ部分
具体的には、
● ユーザに対する情報の表⽰⽅法
● ユーザが操作する画⾯の設計
→ ユーザビリティ(使いやすさ)を考えた設計
10
1.2 GUI (Graphical User Interface)
ユーザビリティを考慮したもの。
ユーザに対する情報の表⽰に⽂字の代わりにイラストを使⽤
マウスを使って操作→ 直感的な操作が可能
B棟2F や5F(短⼤) の演習室のパソコンの画⾯はGUI !
各研究室のパソコンの画⾯もGUI ! 各⾃のスマホ(i–phone) の画⾯もGUI !
11
1.3 GUI の画⾯設計
開発するシステムの操作内容をメニュー形式で表⽰
共通するボタン、メニューの形や位置は同じ所
→ ユーザビリティに配慮 データ⼊⼒画⾯:選択肢を⽤意し、⼊⼒の⼿間を省く。
12
具体的なGUI の画⾯設計例
(PDFファイル「2019情報処理概論テキスト」p.165)
13
本⽇のシステム設計クイズ05
問題: データ構造に着⽬した構造化プログラミングの⼿法 として有名な⽅法にジャクソン法というものがありますが、その
⽅法を開発した⼈物は誰でしょう。以下の4つの中から正しいと 思われるものを1つ選んで、クリッカーで答えてください。
A:Michael A Jackson B:Randy J Jackson Jr.
C:Louis C Jackson D:Steve D Jackson
14
この後、外部設計に関する補⾜を⾏いますが、その前に休憩を 取ることにします。
<ハーフタイム>
「外部設計に関する補⾜」はハーフタイムの後です。
15
システム設計演習
短期⼤学部情報メディア学科 第5回講義資料 Part. 2
科⽬担当:⾼橋昌也
16
2.外部設計に関する補⾜
前半の講義で、「外部設計 ≠ ソフトウェア要件定義」であり、
外部設計は「システム⽅式設計」と「ソフトウェア要件定義」の 2つの⼯程の総称である、と説明した。
また、GUI や画⾯設計だけが「ソフトウェア要件定義」の⼯
程で⾏われることでもない。
そこで、後半の講義では、補⾜資料のPDF ファイル「システ ム設計の本–2」を基に、外部設計に関する補⾜について説明する。
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2.1 システム⽅式設計
要件定義書に従い、システム要件を、ハードウェア、ソフト ウェア、⼿作業に分け、それぞれに必要なシステム構成を決める。
この⼯程で決めていく内容は主に以下の(1)〜(5) である。
(1)ハードウェア構成:信頼性、効率性を踏まえる (2)ソフトウェアパッケージ、ミドルウェアの選択 (3)システムの処理⽅式:集中処理、分散処理、
クライアントサーバシステムなど (4)データベースの決定
(5)運⽤テストのテスト計画書
18
2.2 ソフトウェア要件定義
システム⽅式設計において「ソフトウェアで開発する」とされ た部分の「要件」を確⽴するための⼯程である。
実際にシステムを運⽤する場合に利⽤者が直接関わる部分(⼊
出⼒画⾯、等) も決めるのもこの⼯程である。
→開発者と利⽤者の協働により進める ヒアリング、プロトタイプ、DFD、E–R図、決定表などの⼿法 を⽤いる。
19
具体的には以下の(1)〜(5) などを⾏う。
(1)業務の詳細な流れをソフトウェアシステムで実現。
(2)データの流れを掴む。
(3)画⾯等のインタフェース、帳票、伝票などの⼊出⼒の仕様の 設計。
(4)セキュリティ対策の決定。 (5) システム保守の決定。
⼯程の最後に、ソフトウェア要件の評価とレビューの実施。
20
3.その他 3.1 レビュー
各⼯程で作成されたドキュメントを、複数の関係者で検査し、
問題点を洗い出す作業のこと。
ウォークスルー:開発担当者同⼠が中⼼となって不具合を検出。
インスペクション:責任者の進⾏で、会議形式で不具合を検出。
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3.2 インタフェース
広くは、2つの間に⽴って、両者の仲⽴ち(情報のやり取り等) をする仕組み、取り決めのことを意味する。
ヒューマンインタフェース:ユーザの⼊⼒情報とコンピュータ の出⼒情報のやり取りの仕組み、取り決め。
コンピュータと周辺機器(プリンタ等) の接続が容易にできる ように定められた共通の規格のこともインタフェースという。
USB、ワイヤレスのインタフェースであるBluetooth など。
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3.3 レビューの重要性
前⼯程で作り込まれたエラーが、後の⼯程に持ち込まれると影 響範囲が拡⼤し、修正が困難になり、修正にかかるコストも増⼤
する。また、すべてのエラーをテストだけで除去することも困難 である。
そのために、レビューを⾏い、エラーを早期に発⾒し、システ ムの品質を⾼めることができる。開発担当者だけでは⾒過ごされ るような問題点や曖昧な点を、多くの関係者が加わることで発⾒
され易くなるのも、レビューの利点である。
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3.4 スマホの GUI
Android アプリ開発の初⼼者向けGUI コンポーネントの使い⽅
について説明する。GUIコンポーネントとはボタンやテキストボ ックスなどのGUI のライブラリである。Androidアプリを開発す るときは、すでに⽤意されているGUIを使うと簡単に画⾯を作成 することができる。
実際にどんなものがあるのか部品を⼀部紹介する。
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(01) TextView:画⾯上に⽂字列を表⽰するための部品である。
(02) EditText:テキストを⼊⼒するための部品である。いくつか 種類があり、⼊⼒させたい⽂字によってPlain Text やNumber など使い分けることができる。
(03) Button:ボタンのこと。クリックすることで、動作をする きっかけにすることができる。
(04) Date Picker:⽇付を⼊⼒するための部品である。
(05) SeekBar:ある⼀定の範囲で数値を⼊⼒するときに便利な部 品である。つまみをドラッグすることで値を⼊⼒できる。
(06) RatingBar:レート(評価)を⼊⼒させたい場合に使う。
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(07) RadioButton:ラジオボタンのこと。複数の選択肢の中から
⼀つを選択させたい場合に使う。
(08) Switch:オンオフの状態を表す部品である。視覚的に状態が 分かりやすいため、設定画⾯などで⽤いられることが多い。
(09) Image View:画像を表⽰するための部品である。
(10) Web View:Webページを表⽰するための部品である。
(https://techacademy.jp/magazine/3422 より)
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今週学んだこと
1.教科書、補⾜資料によって統⼀されていなかったシステム 開発の⼯程の名称等を以下のように統⼀
システム要件定義→ 外部設計൝システム⽅式設計 ソフトウェア要件定義
→ 内部設計 →・・・
2.「システム要件定義」⼯程の作業内容の復習 3.GUIとヒューマンインタフェース(画⾯設計) 4.「外部設計」の作業内容の補⾜
次回:ソフトウェア詳細設計
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図 A . 1 シ ス テ ム 設 計 演 習 ( 第 0 5 週 講 義 資 料 )