一生活科」における「生活.とはなにか薙} 2§
ゼ生活科」 における「生活」とはなに力緒勲
一家庭科教育学の視点から一
西 内 西 内
裕一儀会科教翻
みなみ榛東大学大学鞍懸究生〉
はじめに
ig8§隼鍍訂の新指導要領においては,その欝玉 の一つとして小学校抵学隼の遅科および縫合科を 廃艦し,「生活零導」が新設される』予定である。
このことに女サしては,i螢蔓3年餐妻薄2嚢馨の教課審
(教育課程審議会〉「中開まとめ」の発表,欝87年 鴛月璽露の教課審「幼稚園,小学校,中学校及び 轟等学絞の教育課程の基準の酸善について」答申,
露盤奪7欝欝雛の「学習指導要頷綾善の要点」の 公表と,その内容がしだいに鵜らかになるにつれ て,さまざまな撹辛彗が現われてきている。
本羅究は,そういったさまざまな翫判をふまえ つつ,今後何遮か1こわたって「生活科」の意義と 問題を考え,子どもび)科学的認識の発達および生 活能力の獲得につながるような「生活科」の内容 を織成していくために必要ないくつか」)緩1点を養}
尽することを課題とする。
本稿では,これまであま9翼題にされてこなか った,「生活」をどうとらえるか,どう教えるかと いう観点から,「生活科」の問題を考察していく。
縫納裕一一
亙.ド生活科雌に家庭科教育の視点と内 容を
茎.家農科教育の幌点と内容とは
さまざまな問題を含みつつも,今躍の教科審の 答申で耀1,小学校の第§・6学隼,中学校,高校 と,一貫して男女共1こ家庭科を学習できる講度が 整えられたことは喜ばしいことである。
戦後,「家庭科」が教科としての産声を上げてか ら,多くの実践や藩究がなされ,実践懸究運動の 積み重ねが行われてきた。その中からかち得たの が小・中・高を通じた男女共学必修という成果で
あろゲ21。今後さらにその内容をいかに充実させ ていくかということが,家庭科教育にかかわる教 瞬や醗突考にとっての早急の課題である。
現在,家庭科教育暴究における一つの到達点と して,鍛下のことが確認できるであろう。
欝鴇隼代から鴎隼代鷺か診ての家庭秘教簿醗甕 は,生活を「生命および労騰力再生産の営みゴの 遜程とし,それらの過程における「衣食1住を中老・
とした生活の秘学鵡認識と生活文化の纒承と麟造 1こ教欝的懸{褻を冤鬱し, 教育鑓容と教縁を竣謬彗す る教育方法を確堂させてきた。このような懸究方 薮の遍程で購確にされた生活観慧,実綿主義的生 活観とは無縁の.露疑的基礎教養としての生活の 科学的認識を基本においた将来をも嚢望できる生 産と学海費の統一的菱王握をいうのである1講。
このように,家庭科は「生活と講科学(入文科 学・社会科学・自然科学など/が結合し交差する 領域で成立する教科」韓1であ拳,生活を縛す過程 で発見された文化懸纏である「生活文化」を継承
し,麟遺していく基礎能力を育てる教群であると 考えられる。
このように考えると,まさに「生活科」と言い 換えられる内実を持った家庭科を男女共に学習す ることは不可欠であ馨,こうした基礎能力は小学 較の第i学年から育てることが望ましい1き}。
そこで,まず,今園発表された文藻省の「生活 科」構想を,家庭科教育の機幹善こかかわるこの擬 点から櫨討していく。
次に,家庭科教育的な内容を「生活科」に緩み こんでいる購懇の…つを紹介し,それを特1こ家事
労鱗をどう教磁化していくかという点から縷討
し,その評懸と今後の課題を醗らかにしたい。
3奪 檬島大学教書実践講究紀要第鱒号
2.文藻省「生活科」構想を,家庭秘教育的視 点から検討する
教育課程審議会の審議のために醗霧された文書 に,「小学校低学年の教育に麗する講査癖究協力者 会議」作成の「生活科(仮称/と麹教科等との経 連について(メモ/」(欝86.§.2警 という資料が ある。
そこでは,「4.家庭科との関連」というタイト ルで以下のように透べられている。
家庭科においては,第4学隼家での学校や家庭 における学参経験や生活体験を基礎とし,その上 に立って,衣,食,往,家庭鑑活に絶する跨容を 体系的に癒導することとしている。
生活科においては,艶童の生活鉢験を婁幾して いるが歩これは学校教畜の基礎的な段籍においてラ 晃童が馨鴬隻活をして軽く上で必要な基本的な生 活習醤や態度,技能を身に{サけ,野営生活や学習 の基礎づく拳をしていくことをねらいとしている
ものである。
近奪,晃童を取9巻く環幾等の変イヒから,㌻毫童 の生沼体験が不定してきており,そのことが家庭 科学饗を進める上でも麗麗になっているとの指摘 がある。生活科において,生活体験を重摂するこ
とは.第S学隼以降の家庭稗学参の基礎を充実す る意琴表において有1効であると考えられる。
なお,生活科の内容は,家庭科の講容の基礎的 離分を構成するものではなく,家庭科教官の基礎 づくりを意馨しているものであ参,教官内容の一 貫盤の上でも特に開題はないと考える。
こうした構想のもとに発表された[生活科のね らい及び海容講成ゴ縫9綿.7.2緯麟においては,
教科の目標として,「i 教科欝標の設定の税点 ・具体的な活動や体験を遷して,自分と身近な 社会や自然のかかわりに麗心をもち自分塞身や自 分の生活について考えさせるとともに,その過程
において生活上必要な習爆や鼓能を身に付けさ
せ,自立への基礎を養うことをねらいとする」ことがうちだされて騒る。
豪た,「生活科のねらい及び内容構成暴で示され た学年ごとの錘標や内容の中から,「家庭生活一こ 関連すると思われるものを抜粋してみると,以下 のようになる。
2 学隼盤標の設定観点一一ア 糞分と学校,家
響88年鷲月
庭.近霧などの人々及び公共梅とのかかわりに縫 心をもち,集霧や縫会の一員として自分の役割や 行嚢の{土方について考え,適切に行動することが できるようにする。
3 内容の設定の視点・…
【第i学絹
イ・家庭生活を支えている家数の仕事や家厳の一 員として密分でしなければならないことが分か る。 ・家庭において自分の役割を積極麟に果たす とともに,健康に気を付けて生活することができ
る。
カ・入学してから現在までに嚢分でできるように なったことや霞常生活で露分の役割がま養えたこと など分かる。
髪第2学隼董
ア・自分たちの盗活は近隣の人や店の人など多く の人々とかかわっていることが分かる。・蔭鴬生 活に必要な買い物や硬いができる。・手紙や難語 などで必要なことを罠確に伝えた参することがで きる。 ・ノ、々と適窮甚こ臨対すること力量できる。
カ・自分が生まれてから現蓬までの霞分の生活や 成長には多くの人々の支えがあったことが分か る。 ・そ蕊らの人々に感謝の気持ちをもち,意欲 的紅生活することができる。
以上のことを穣討してみると,「自分褻身や嚢分 の生活紅ついて考えさせるととも1こ,その遜程に おいて生活上必要な習饗や技能を身に韓けさせ,
自立への基礎を養うこと」をねらいとしているに もかかわらず,その目標としては,まず「家族の
一員として自分でしなければならな雛ことが分
か3疹野家庭生活においても自分の役割を積極的 に果たす」ことをあげている。そして,その異体的な内容はら霞常生活に必
要な買い梅や使いができる。・手紙や電議などで 必要なことを歪確に伝えた参することができる。・人々と適切に応対齢することができる。」といった いわば家庭教官の下請け的な「しつけ」であった
り,「多くの人々の支えがあったことが分か 「そ れらの人々に感謝の気持ちをもち」といった修身 的徳育とでもいうべき内容となっている。
文部省の購懇しているダ生活科」においては,
「
カ活野といっても, 生活習濃 の生活であ
って,しかもそれは実は 大人の生活 の習慣(一 一焼範士の生活〉であり, 子どもの生活 は学習の単なる手段として秘罵されているにすぎな
1慧三誓憂零落.1二まrける哩生活一 と1まなに毒疑難 3i
い」1μことは明白である。
前記の醤標や1雲容がなぜ,「ねらい」の申にある
「家庭科学習の基礎を充実する意妹において有 効」なものであり,「家庭科教育の基罐づく辱を意 験しているもの」と考えられるのか。
このことを明らかにするためには,文部省の購 恕している第5学隼以降の家庭科学習および家庭 科教育の嚢標・内容に含まれている態度主義・実 馬主義の問題にまで踏み込んで検討する必要があ るだろう。
本稿においては,紙魑の都合等でそこまで踏み 込んで検討すること縁できない。が,すくなくと も,家庭科学習や家庭科教奮は,学習者にとって は家庭教育のお「しつけ」でも,「感謝の弓重要」と いった修身的「道徳」教畜でもないことだけは確 認しておきたい。
家庭科教育で1ま,こうした文藻省の意図してい る饗状への顯癒・適癒をねらう「生活」学習や,
態度や技能を効率よく獲得させるための手段とし て「生活感を舞羅するような学習をするのではな いのである。
むしろ.「生活」を本質的に擢握するために「生 活ゴについて知識や技能を学習し,そうした「生 活感学習によって「生活」警体をつくウ変えてい
く力を培うのが,ほんらいの家庭科教育である。
子どもがひとりの生活者として自立していくた め紅は,難分の家庭生活を主体的に管遅し麟造し ていく力がなければならない。そうした力を獲得 するためには,学習者は,異体的な家事労働につ いての科学的な知識や技能を実際1こ身につけ,そ れを通じて自分自身を自立した生活者に変革して いくことが必要となるのである。
このように家庭科は,「学響者が生活から趨発し て生活毒こよって生活の向上を蟠るもの」であ讐,
鷺琶の発展それ自身を鷺的とする」麟ものであ るといえるのである。
離籔でも述べたように,家庭科教育は家庭生活 1こ起こるさまざまな事象を科学的1こ分梼すること を通して,学習考に「家庭生活の科学的認識」を 獲得させ,その学習遜程において家庭生活の持つ 矛鷹や問題点に気づかせ,家庭生活嚢体をつくり 変えていく力を育てる教科なのである。「家庭生活 の科学的認識」とは,家庭生活にあるモノとモノ,
モノとヒト,ヒトとヒトとの縫無性を,蛙会科学・
人文科学・轟然科学的1こ分析し,総合することが
できるような認識である。
こういつた家庭科教畜の教科窪論を中核に据
え,それと関連させながら低学隼麗科や抵学隼縫 会科の目標である科学的霧然認識や科学的祇会認 識の基礎の獲得を艶麗づけ,文部省の提起してい る「生活科」の内容をつく箏変えていくことはできないであろう毒)。
次章では,家庭科教育学の観点から「生活科」
を購恕している数少ないもののうちのひとつであ る.大飯教育大学教材欄発麟究会がまとめたプラ ンおよびそれにもとづく実践麟を縷討し,その評 懸できる点および問題点を指摘する。
a集注墜
鱗 匿新い塚庭科We垂麗8奪2・3月号,特
集「新教蒼課軽をどう考えるか」では,2隼闘 にわたって審議をしてきた教蕎課程審議会が 欝87隼鷲月塞欝に発表した最終答串に麗してナ 家庭科漢1孫のことを中名・に,その意義と問題点 とを窮らかにしている。そこでは,小・中・慶許大学の教懸,醗:究者,
家庭科に関心をもつ帯戻,家庭科の男女共修を すすめる会の量誌入といった輪広い人々が意 見・疑問等を投げかけており,教科審答申の持 つ家庭科教育観の鶴題繊力量異{本的睾こ瞬ら力蝿こさ れている。また,答牢に離する家庭科の男女共 鯵をすすめる会の「毒弱3,今攣の教育課穫での 家庭科,妓籍・家庭科についての鰹容が資料と して掲載されてお箏,優稽である。
半蟹たつ子は.箸串に含まれている家庭秘に 弱しての内容に対して一定憂)詳懸をしつつも,
次のような開題点があると捲擁している。
「答申には「家麩は今墾から男子も必修とする」
とあり,男女平等をすすめるために男女共学畠こ,
とは書いていない。!高絞に「生活一般ゴ「生活 技術」を置き,また,巽奉膏の代替を認めるなど,
男女共修1ま名§だけ,家庭科とはいえない内容 になってしまう恐れ.がある。コンピュータを大 きく取彗入れ,健全な家庭生活,幾としての役 講の強調に,産業罪の要請や,国が望む家庭籔 の押しつけを覧る。」(彗三涯1たつ子「家庭科男女 共鰺一男子高校皇も家麩科必修ゴ,涯緯絞成・高 嬌勝・葉養遅明・望鍔重懸編猛教官キーワード 懇8一「現代ゴをとく亙3§の携点心謹(i警88丁騒寺事 通信社/,嚢、62−63/
32 福島大学教畜実践欝突紀要第翼号
/21 こうした運…離の経緯と至琵時点での成案畔至彗達 点は, 半蟹たつ子ζ生命とくらしをいとおしむ 一家庭科新鋳代へのまなざし一』(緯88,露土 握ウ,に詳しい。
麟 梶鐙泰彦・一番ケ瀬康子・懇結庄繹1子・福療 美江共著横学家庭科の運議(i§8§,発生鱈,
倉.58。
韓/講上 夢、戯。
(§}栂遜泰彦「「生活科」再鑛戒護」,弩奉生活学 会鑛賦私たちは「生活」をどうとらえて次の轡!
代に伝えたい力惣鞭§88.群羊琶〉,夢、鰺3畷8§鶏 轡蟹泰彦は,ほんらい生活科とでもいうべき
家庭零落の観点力属ら, 教課審の「生活科ゴ と歪舜イ了 家庭科とを再纒成するものとしてσ)「新構愚生 活秘3を提起している。村窮隷嚢己の構想の鍵 藏念として,「①生活と生命の灘系機念②生活を 歴史麟縫会的に,それ癖えに生活文でヒに淫凝し てとらえる③生活者という機念』をあげ,そこ でねら恥として睡るの隷,男女を闘わず,子ど もを生活の欝呂管理能力をそなえた主体的な生 懸者に育てることであ穆,その生活者に必要な 生活力・生命力を蕎てることとしている。そし て,そのためには「生活文穂の原点や生活必露 晶の原璽・漂馨料について壷接麹な体験を題し て学ほ1せる必要がある。(申無害/このほかケ学習 の遜程では,観察・調査(結果の輻告を含む戸 実験実黎(疑似的労髄棒験)などの方法を落縁 すること毒£重要なこと喜ま妻}う求でもない。」とし ている。
麟 継木教育薪麗資料雛i§絡、8.燐寸,嚢.慧
{蓉。
鱗 海群薄「生活科の新設と今後の課題ノ季馨教 育法藷漁73雛88.蔓,エイデル欝究鰍,夢、襲。
麟 溝、鉱泰子ζわたしの教育原蓬藁鯵7§,未来幾/,
夢.33藪引の塞下鞍次多学習原論善の…籔よ讐。
醗 新福祐子編著鱗・学校「生活科」の構想と実 践一台登生活力の蕎成をめざして一書鞭盤7,題 治遜翻。
このほか,ヂ生活秘」に家庭科教育の縮容を生 かしていく上で承駿紅富むもの1こ.お茶の水女 子大学盤属小学校発童教欝藩究合著『抵学隼教 畜を麟る一懸がかがやく麟造活嚢一寡欝総,乗 洋館患叛縫〉がある。
豪た,境場の家庭科教購からのものとして注 羅に魅するのが次の握案である.
i艶8葎i需
警療春江「小学校抵学隼からの家庭科を」,半 藷たつ子編窪家庭科新鋳代一Weからの提案一盛
(欝87,ウイ書蕩〉,茎}.3尋5−3総。
(西病みなみ)
i至.夢小学校ヂ生活科3の構想と実践 一自己生活力の育成をめざして一調
i.大阪教責大学教紡器発穰究会の構想の紹介 これは,新橿祐子を中心とする大薮教育大の懸 究者と大薮の小・申・轟の実践家でつくっている 大藪教育大学教馨雛発醗究会がまとめた「生活科」
のプランおよび実践の鞍告集である。
このプランでは,木下瞥次の合科学習法の流れ をくんで,課題を第一義と考えて学習を纏織して いくことを提案している。その課題となる具体的 な題誘を子どもの生活の中から取む上げ,人との 騰係,社会や自然との関係などを総合的に緩み立 てている。
「生活科jを蓬讐と栓会の含群といった麟銀をつ けることをせずに,全教季導鑛域力量閣達し会うこと で,学習は一つのまとまむをもって活動でき,こ のことによって子どもを主体的な生活者とした教 欝ができるのである。生活者としての慕立のため
には,生活的立場からの教育が必要ではないかと 考えるとき,この「生活毒素力璽塞学隼だけでなく 小学校教竃の中に6隼鶴位置づけることがのぞま しいということになる。そこで逢隼生1までは「生 活科」の構想ですすめ,これを5・6隼生に現在 ある家庭科につないでいくことを提案したいので ある。そこで,茎年生から唾年生までσジ鑑活科」
を,察己生活力のための教稗としてここに紹介す る9櫛
ここでは,なぜ「生活科」を無学隼から位置づ 1テるのかについて述べられているが,至.で違べ たような,家庭科教育の持つ教蕎的額纏と意義か ら小学校にも一貫した家庭秘の学習を,というす ごみち農おいてではない。
合科学習としての「生活籍諜の持つ教育的懸癒
と意義から,逆にS・6無生,中・高と続く家庭
稗の学習へとその内容をつなげていこうとするアランである。そのプラン範ある「自葛生活力のた めの教科」ということは.前遠した家庭舞教育の 季寺つ一・つの大きな教育藝標でもあむ,綻}果的嘉こは
「生活科Jにおける「生活」とはな善こか{聾 33
小学校6隼聡一貫の,家庭科教育の内容を取馨入 れた「生活科盛学習を構想し提起したことは,轟
く評慰したい。
しかし,以下のような疑問が生じる。
「生活科」の学習が一つのまとま鞍をもって活 動できると,そのことによってなぜ子どもを主体 的な生活護として教育できるのか。また,生活煮
としての寒立のための「生活的立場からの教育」
とは,異体的になにを示しているのか。
これらのことを萌らか毒こするためには,本来,
木下哲次の合科学響法の原遅にまでたちかえって 検討していく必要性があるが,ここでは紙旛の縫 係でたちいれないため次稿に譲移,本稿では異体 的なプランの内容を験討していくなかから,この 疑闘紅ついての解答を探ってみたい.
さて,新福らの教科遅論を異体約したものが,
次に紹介する「生活群涯のテーマ(単i滝/と題耕
である。
現行の小学校のレ2筆生の馨科2時翼,娃会
2時間を合わせて婆時獲iを「生活科」の蒔闘とし,
3・4無生では理科から毒.5時間分、社会から轟.5 時闘分,これ紅痛とりの暗闘i時鶴分を超えて還
2時閥を「生活科」の馨寺潤とする。 5・6隼生で は,家庭科に「生活科」がつながるようにする。
このように,小学校6奪薦一翼して「生活科」を 学習することを新橿らは提案している。
そして,それぞれの学隼について,各教科の楊 互の関連を考えた上で,子ども§身の生活から以 下のようなテーマ(単元/を設定している。
〈表i〉大皺教育大学教秘罷発概甕会ザ生活科」のテーマ
i 尊堂 2 駕 生
3無生
婆 隼 鷹A掌紋生活 食事を考えよう 春のくらし 人と食べもの 露冗筆なか 見つけよう 憂のくらし 清潔なくらし らだ 舞ってみよう お重伝い 生活と欝然
。毎讐の焦 きれいにしよう 荻のくらし エネルギーと 活 講べてみよう 冬のくらし くらし
家族をみつめよう 2無生を、玉容かえ って
1新福綴蓋,前掲書.欝.解よ鵜
このテーマ(単元/にもとづいて,「子どもの生 活を鐵発点として,生活に焦点をあてるなかで教 科指導を靉靆する3という撹点から題樗を選択し ている.その題舞が授業での学習内容となるわけ であるが,「それにどれだけ多くの観点,考え方(教 秘)がかかわれるかが,学習内容としての懸纏を 決める魑警旨基準盛になるとしている。
ここでは,その中から小学校の玉・2隼生の題
誘と ヂ生活科涯の隼舞舞捲導言圭画を紹介する。
〈表2〉
(i年/
小学校レ2年生の題赫
挙 元 題 耕
裁学絞生活
学校へ行こう・学校たんけん・給食・みんな ナ遊ぼう(葬穫21・ぼくのクラスわたしσ)クラ
X・校区めぐ修 ・6彗萎註をおくる会・もうす
ョ2隼生 8先銭なから
セ
きれいな歯・ぼくのからだわたし鈴からだ・
氓オい姿勢・寒さにまけるな
。毎譲の金港
大きくなあ才媛葺〜1欝・爾ふ辱 ・わたしの家・
蛯ォな手小さな墨・お正月・冬・せつぶん・
禛激塔̲ー
(2奪1
題 材塒 闘 数)
学響の嬉象
主な活動黶@ 駈A
しょくじを考えよう@ 嬢爵幾) 食梅,饑く人
家庭,襲耀 ハ傷,震
聲 みつけよう緯鋳鷺} 魚.昆虫,自然 難や騰.草 ゙ら
︒ 鐸ってみよう/捻時題)
土.砂,水,隼賀状,
ィもちゃ
家庭,運動 黶D教室
舞 きれいにしょう
@ (2馨欝欝
洗たく(稼ナ細水/
サうじ(ごみ,遵翼/
家庭,教室
^動場
ε しらべてみよう
@ (23鋳購
空気,電気,音,郵
ヨ
家庭,掌紋 艪、びん矯
繋 かぞくをみつめよう
@ (27縛職
家譲,家の段車,健 家庭
︒ 2隼甕をふ箏かえって
@ 〔4購賜 家鍍,友だち,禿生 家庭,学校
(新憾編著,繭毒害,賢.3§纏巷,77一講よ嚇
3垂 福島大学教育実践醗究紀要第蕪骨
〈表3〉小学校ト2年生のヂ生活科」4〉年闘指導欝藤
(i隼〉
単発
学難
題 轡
うんこけいんくへたよ
︸つγつしここ︸つつつ晦が弾き
AA盗
C義盗 窮C 学競
,馨
︒
為駐CC
二 学類 三 盛C
CCC蓼
旛 導 内 容
おおきくなあれ1舞 みんなであそぼう登擁 豊津くのクラス,わた しのクラス きれいなは あめふむ
ぼくのからだ,わた しのからだ わたしのいえ わたしのいえ こうくめく樽 ただしいしせい おおきくなあ綴21 おおきなて,ちいさ いて
みんなであそぼう{21、
おしょうがつ おしょうがつ iふ膨
i慧縦ま融
学C カレンダー ・盛i6ねんせいをおくる・
灘i雛ぐ鳳
C おおきくなあれ{3}
ともだちになろう字きょうしつ,あいさつ 遵 がっこうたんけん, トイレ学鎌雑んしっ き幽うしょくしつ,き嘲うしょく 、垂 た醸しいしょく導
多まるのくさき撃 たオまをまこう 5 毒)うぐで骨あそほrう 達 みんなのもの,ぼくのもの.かか摯のし、ごと 3
むし1萬はみがき
あめ欝鉱うす・そとにでるよう㌧膨め鱒 ふ皇},あめのすきないき敵霧,あめの醤譜あ そび
からだのなまえ,ぼくのからだ.わたしのか 2 らだ
おてつだい 5 わたしのいえ,わたしのかぞく
つうがくろ,こうえん
すわっているしせい,たっているしせい たねがで きた.1まるさくはななあに おおきなてちいさいて,おおきなてちいさい
てや
ま3おきくなったら かげであそぼう
かるたつくつ,もうすぐおしょうがつ
5§37穏
惑鎗おしょうがつ きたかぜ斗こお弓ができた せつぶん,霜めんづく吟,まめまき さむさにま轄ないからだ,マラソン,なわと、び
いろいろなカレンダー.カレンダーづく弓
{}ねんせいをおくるかい
2 各 6 3 轟 4 ぶんし幽うをつくろう,しん紅喚うせいをむ かえよう
めがでたよ
戸
2
盛聾C
元 単
(2勾
学絞竺活錘§詩嚢)
鑑気なからだ(鐙鱒羅}
毎曇の生活〔暮5時懸)
学獺 題 誘 挺 導 内 容
暗弱
しょくじをみつめよう i … たべものしらべ,ごはん,パン,やさい,
ノくやさか軌おみせやさん 麟
︸学擬
みつけよう紛 漣や小鱗にすむ生きもの 蓬
つくってみよう街 すなとつちで 善
みつけよう轡 虫さがし 5
き ォれい紅しよう溺 Sせんたく一
重んだく,石1ナんをとかそう ュつ下のせんたく,かわかそう ォれ魏になったかな
鷲
二 学 難
きれいにしよう轡 黷サうじ一
そうじ遊興,教室のごみしらべ ウ室のそうじ,家のそうじ ケい管ぱこのせいさく
8
しらべてみよう醤 空気縁どこに 各
工学難 かぞくをみつ誇よう韓 皷ニ義の一霞一
韓の生活,おかあさんの桂事 ィとうさんの仕事,夕霞の生活 ィてつだい
玉7
つくってみよう121 ねんがじょう
遵
しらべてみよう鋤 豆電球のあか舞 各
しらべてみよう131 音の鋳るもの 暮
三 学 羅
かぞくをみつめよう121 皷ニ譲の健康一
毒すオ童やびょう気 力きぞく憂〉びょう気
ッんこうな甑捧をきたえよう ケい諺つな棒
欝
しらべてみよう韓 てがみの轟くえ §
つくってみよう麟 うごくおもちゃ 5
2無生をふ醤かえろう 1救磯,わたしの温大ニュース R年皇になったら
4
(新麺編著,繭撮書,鼻.2毎繋よ嚇
臆認年ii舞
以上,題耕とその指導の流れを見てくると,学 校生活・家庭生活を軸とした子どもの生活から題 材を選び,季籔・行事1こそって,子どもがその環
境に適応していく纒次性を考癒して,題馨が構
成・醗列されていることがわかる。また,「がっこうたんけん」「おおきくなあ才擁 などといった,これまでに抵学奪縫会・麗科の中 で霧選されてきた内容も含まれている。
このプランを評癒・検討するために,まずは,
文藻省の提起した紅生活科の活動参考鰹」{21を紹 介する。次締では,この二つを比較することで,
新福らのプランの意義と問題点を聡らかにする。
〈表号〉 生活科の活動参考綴(文藻省〉
(i無〉
活鄭鯉 この活動で育てたいこと 考えらま{、る翼難簾彗熱舞 窪)学絞めぐ齢学較の施設や兜生,友達のことが ア 鞭の申を歩いてみ
難をしょ ツ
わかる。
n熱き物を膏てた讐,健康を考えて.
トナ, 一〇
C友達と遊ほ1う。
楽しい掌紋甕活ができる。 ウ学校の行き帰郷こ気 O欝鍵1などを確かめて,安奮≦こ登 をつけよう。
ド校ができる。 工業き辮を畜てよう。
蔓を咲かせた畦,勧 物と仲良くしよう。
オ学校の楽しい二と癒 お諾ししよう。
⑨公麟へ行 ■公羅で遊んだ今,いろいろなもの ア公嚢へ行こう。
こう を見つけた蔭できる。 イ新しい遊び憂しよう。
●公共の籔を一と善に綾って楽しむ ウ衣や靴虫などを
ことができる。 晃つ謬よう。
⁝⁝⁝●春から憂窯か拝ての毒盤木や尊菱.
@虫などに覆しむことができる。
工夏諏み中め生き梅跨
@童謡を考えよう。
龜鑑き物を
@育てよう
酔靉靆嚥子を観察した獲てた
@ウすることができる。
ア菱を賢てよう。
C勤霧の毒ちゃんを昆
■生き筋華こ幾しみ.生き麹のいろい レ週ホ ノ
ろなことに畿づき,そ敢らを大鑓 ウ慾まどうなっただろ
にすることができる。 う。
.【生き物の嬢を作ろ
つ串
④秋をさが ○公醗や透紙で遊んだ夢,探した警 ア学校から公園の様子 そう 調べた尊して.自然の変態に鷺・む を撰べよう。
をもつ。 イ公醗とその翼ウを探
■友達と協力して活難の場を広げて 験しよう。
いくことができる。 ウ木4)葉や実などで遊 ぼう。
魯家族を紹 豪衰分の家譲のことや自分の家の鐵 アわたしの家族を紹介
介しよう しようq
C麩分グ)家での懸事を でもしな1ナればならないことがあ 紹介しよう。
ることが分かむ,進んでできる。 ウ電謡の臨辮やお憂い をしよう 工冬の生活の様子をみ
てみよう。
翁遊ぶもの ◎露分たちの手で遊ぶものを搾って ア昔の.亙緯遊びをしょ を侮ろう 遊び,友達と編方し合って,監活 ¥つ¢
を楽しむことができる。 イ籐単なおもちゃを作
●鬱然のおもしろさ,不思議なこと って遊ぼう。
などに麗心をもつ。
⑨もうすぐ 跨入学してからどんなことがあった アどんなことがあった 二無生 かを振讐返り,露分ができるよう か悪.い超そう。
になったことや後轡垂が圭誓えたこと イできるようになった
が分かる. ことを発表しよう。
■,成長の響びを味わうとともに,そ ウー二二年焦になる準鶴を
iれには多くの人々の支えがあった Pことを感じとる。
しよう。
●二年焦に進級する窟びや毒鰻をも つことができる。
「生活科」における「盤三濡」とはな善こか{舞 35
(2年)
漉難騨 i … この歯糞で茸てたいこ左 考えられる影櫓灘縦
③わたしの } 瞬を舞べ1
●馨銀緯}5)富然や人々,翻などを
@見たり課べた雛できる。
ア臨の探検をしよう.
C人々び)簾まるところ よう O察分たちの生i活の場をしっかウ冤 を調べよう。
た琴,人々の様子や墨来事などに ウ醗の子どもマップを
ヨヨ
離心をもつ。 修ろう。
}1●みんなで{爽う公共鰹設などめ姦三し
エわたしの羅を紹介し よう。
@窪き梅を O寡黙を舞捺した参, 甕き櫓を膏て ア小撰や池で空き梅を
糞てよう た融できる. ㌣ 克つ1ナよう。
■堂き梅4〉成長や変免の様子を羅擦 イ囑つ諺た生き纐 するとともにナ、L手に育てること を育てよう。
ができる。
毒空き初を大燐にする心を育む。
轡霞の貸を ■季簸の移む変わ弓や乗艦の違いに ア露の隷こ探検しよう。
棄しくす よって,磨然の様子や生活の様子 弼翻を舞おう。
ごそう が変わることに気づく。 ウ嚢の誉の糞分たちの
…抑季鋤や天鑑の変免と窪分たち参堂 生活を考えよう。
⑨麟梅を蕎矯賢磐の自然の観察をした導,鍵駿} ア野菜を搾ろう。
てよう を蕎てた警できる。 イ駿獲を祝おう。
◎穣窪勢の藏1長をみつめる楽しさを陳 ウ歓の寳然を発つけよ わうとともに,それらを上善に育 暫つ。
てることができる。
癒お祭をし ●簿の祭を講べた彗参撫した今,鐘 ア驚の祭を晃に鴛こ髭 よう 分たちで協力し会って祭などをし 4私たち4〉祭をしよう。
て,楽しむことができる。
奪いろいろな弩事が生灘こ楽しさを もたらした今.人々の毛・を念わせ るなどの大事な働きをしているこ とを感じ取ることができる。
⑥おもちゃ 拳聾然にかかわる生活から思いつい ア展と遊ぼう。
大会をし イおもちゃを馨ろう。
よう 1る。 ウおもちゃ大会をしょ
…鯵おもちゃなどを搾って遊びを工夫}1 した馨して,鶴寿して楽しむこと ,つq
…1ができる。
¢子ども舞1呼紙で遠鋤簾腰なこと殖 ア手紙を集めよう.
便局をひ 分の気持ちを伝えられることが分 イ子ども郵優局を器こ
らこう か観 ㍗つ。
毒手紙を撫すに鍾,必要なきま参が ウ手紙を書こう。
あること喜』三舞づカ、せテ 藝分て薦挙 なことを手紙に書いて掃えること がで嚢るようにする。
葱冬のくら ◎弛緩の凄然や人々砂冬みくらしの ア臨の冬醜撚や生活 しをしら 様子を鍵べた今,地域の響事を晃 を調べよう。
べよう たウ,みんなで行事をした号して, イ冬の得事に参殺しよ 瞬{ノ〉くらし喜こ蔑しむことができ レフ部
る畠 ウ楽しい更興をすごそ
捧地域グ)季節の変牝紅鱒むをもって よノ。
!
1空活することができる。}●蕉隷こ観ナる霞分たち砂生活につ
いて考えることができる。
懸わたしの ■誕生から環塵ヨまでの春分の成長の ア大きくなったわたし きろくを 謙子を振彗返吟,成長を喜こぶ。 をたしかめよう。
搾ろう ◎鎧分を支えてく義た家族や饗霧の イわたしのきろくをつ 人々に感講の気持ちをもち,これ くろう。
からもがんばろうとする、意欲をも ウ塗活かるたを搾ろう。
つことができるようにする。 工思い毒を整遷しよう。
げ選科の羅究薯(穂.麟付録「生活科5)醗発」登.欝達2よ嚇
2.大阪教育大学教材雛発観究金粉プランと文 部省「生活科の活動参考携藩の鋤較・検討 大薮教蕎大学教材縫発摂究会のプランと文藻省
の提起した「生活科の活嚢参考携」とを箆較・検 討してみると,次の3点が特に漣§される窃
碁大阪教育大学教材購発醗究会のプランでは,
「元気なからだ」穀年)という単元を設定して いることや,ヂきゅうしょく」紅きれいなはな」
「ぼくのからだ,わたしのからだ∫ただしいし せいゴ「さむさにまけるなゴ(i年/,「かぞくを みつめよう/2/一家族の健康一」(2年/などで保 健徳生的な内容を取り入れていることなど,欝 分の身体を露呂管遷する力をつける学習を組織 している。こういつた露容は,文離省の「生活 科活動参考醜」にはまったくみられな魏。
この欝分の身体を窓呂管達する力は,生活着と しての欝立のための基本的な力であ参,生活認識 と捜能を育てるための基礎になるといえよう。
1の大阪教育大学教韓開発懸究会のプランでは,
「わたしのいえ」「おおきなて,ちいさなて」(i 年/,「しょくじをみつめよう」「きれうにしよう」
「かぞくをみつめよう」(2隼/など,家庭科教 鳶の内容そのものといえるものが題耕として示 されている。
i年生の題楊「わたしのいえ」では,まず,
子どもの羅を「①わたしの恥え」紀向けること によって,「住匪領域の基礎となる「すまい」へ の認識の芽を育てようとしている。そして,「② わたしのかぞく」では家族関係の事実を認識さ せ,「③おてつだい」では,家事労働の持つ意味 紅ついて考えさせる契機としている。
1櫛大薮教畜大学教替開発醗究会のプランも文部 省のプランも,家事労騰の初歩的技能を身に付 けさせることが,1藩値観のεおしえこみ3やゼお しつけゴにまで及ぶものとなってしまう危陰縫 をはらんでいる。
大霰教蕎大学教韓麗発麟究会のプランにおける 玉年生の題樗ヂ③おてつだい」では,「主1こ家麩内 の仕事を多く分挺していると思われる母親の生活 調査から子どもたちができることを見つけさせ,
そのやり方を練習させたいと考えた.家庭霞の仕 事を分挺することは家数の一員としての霞覚をも たせるためにも大饗なことであ婆,纒続して取滲 緩むようにしたい。員夢.6i〉といった,ゼ家庭教育」
3§ 横島大学教育実験懸架紀要第慧号
の領域紅踏み込むような指導を意緩しているので
ある。
これは,文藻省のヂ生活科活動参考擁コにある,
「家庭での生活に聡心をもち,嚢分でもしなけれ 垂ぎならないこと毒雪あること毒筆分力Σ撃,すすんでで きる。」という記遠の意味する内容と,ピタ婆と重 なるのである。
この,家事労働の教育的懸纏をどうとらえてい くかという問題はきわめて重要なので,簾を改め てよウ詳纒に論じていきたい。
3.教材としての家事労働
生活考としての露立のための基本的な力は,ヂ家 庭内の仕事を分撞ゴできた陰,「おてつだい」がで きた参することではない、そういった「しつけ」
や「家族の一員としての欝覚をもたせる」ことは,
各家庭が,それぞれの家庭の生活スタイルに合わ せて,家庭生活の申で子どもに伝えていくべきこ
とであろう131。
学校教畜の中で教科内容として家事労簿を擾う 場合,ややもするとこういった家事越選技能だけ が取参上げられて,そのやウ方(技能/を獲得さ せるという内容にな参がちである。
家庭科教官で家事麺運技能をあつかう場合,や ウ方(技能)を重観するだけでなく,なぜそうす るのかという,その中に潜む原理・法則を発見さ せることが重要であるゆそういった意味で,子ど
もたちの科学的な生活認識の芽が育つような家事 魑遷鼓能を,どう教耕として精選していくかが問 われているのである。その認識をよ箏定養させる ために,あるいは鶏の視点から再棒験させるため に,ほんらいは家麩学習の課題であることを再学 習させることには意妹1がある融が,ゼおつかいがで きるコようになることは,学校における学習の目 標をこはならな雛のである。
大薮教育大学教韓醗発醗究会の購懇が「§己生 活力の育成をめざしている」ならば,なぜ,家事
労働への参撫を「おてつだ嫡としてではなく身
辺麺運能力の育成として,位盤づけることをしな カ、つたのであろうカ》。 この身辺越美璽能力の膏成と いう観点からの醗究と実践の積み重ねは,家庭科 教育醗究考連盟をはじめ,多くの実績が上げられ てきている紛。しかし,現在の家庭科学習にお雛 ても,こうした擁歩的な身辺魑蓬能力の学習は,〔「家族の一員として∫家庭生活に協力して∫手
ig8暮葬玉茎月
伝う」などというお讃教めいた毅い」嬢になって
いるもの力婁多い愚}。
また,家事労麟を生活的議立の教育紅おける教 科海容とする藝雛こは,獲結庄醸子の指摘する以下 のような点をふまえることが重要である。
家薩科の藝標を「生活グ)科学醜認識と生活文化 の継承と禽彗造をめざす」 とおき, 教育趨容のあ警 方を茸(麟一人の生活者として自立した生き方をす るうえで必要不可欠な最低鞍のもの,働家事労鍵 についての知識と技能のなかに,生活の稗学的認 識へ発展できる跨容を多く含むもの,越衣食住を 中心とした生活文責二の継承と露讐造の意義右書認識で きるような内容を豊か1こ含むもの」とし,教青海 容としての家事労欝の典型的で,異体的な教緩を 捻請しなければならない。鍛
この観点から,大薮教鳶大学教馨醗発醗究会の 構想の2年生の題材「きれ聾壕こしよう」で,家事 労轡と考えられている「洗たく」と「そうじ」の 籔われ方を験討してみよう。
「本題紡では「洗たく」「そうじ」を取摯上げ実 際に体験させ,生活技徳を身につ董ナさせると共に亨 子どもたち毒こ清潔感の意錬を考えさせることを目 的とした。」として,「洗たく」は現窃の運科の内 容を中心に学習させる。そして,「そうじ」は「内 容としては生活技術としてのほうきの使い方や雑 鱗のしぼ彗方を身につけさせると葉組,家事のた いへんさを運解させ,自分の身のまわ参をかたず けることができ,すすんでお手伝いをする態度も 身吾こつけさせたい」となる。
その異体的な内容を比較してみると,「洗たく」
では,汚れの種類の観察にはじまって,せんたく の必要性について選解させ,実験によってせっけ んの持つ洗浄力の役割を運解させる。そして,実 際にくつしたをせんたくすることによって,せん たくの効果を体験的に蓬解させている。
一方,「そうじ」は「そうじ道翼の硬い方と縫う 場霧をわからせ」,教室のゴミ調べをして,F教室
をきれいにしょうとする態凄:を育てる。また,ゴ ミを種類磯に分けてすてなければならないことを
知らせ,ゴミを少しでもへらす工夫を考えさせ
る。」次に9ほうき憂〉重しい{吏い方やち参と参の上 手な使い方,雑申の歪しいしぼり方を実藝祭に体験
させ,「みんなで協力し合ってそうじをすることの 大切さに気づかせる。」そして,家のそうじ道翼や 使秘方についても調べさせ,ヂ家のそうじがたいへ
「生活科」にお謬る「生活ゴとはなにか{聾 37
んであることに気づかせてJ「自分でできることを さがし,すすんでお手伝いする態穫iを身につけさ せる」(以上の群舞碧ま,新福編著,講掲書, 登.95−
9§より〉麟となる。
購じ家事労働と考えられる「洗たく」と「そう じ」を,蕪者は蓮科的に教耕化した場合と,後者 は家庭科的に教耕化した場合とでは,こうもその 学習遜程が異なってくるものなのであろうか。
「洗たく」も「そうじ」も,一一人の生活者とし て懇立した生き方をするうえで必要不再欠な最低 鰻のものである。また,「衣」や「住」を中心とし た生活文化の継承と麟造の意義が認識できるよう な内容を豊か吾こ含むものである。にもかかわらず,
ここでは教材化する際に,「洗たく」では,家事労 騰としての矯識と技能のなかに生活の科学的認識
へ発展できる内容を多く含ませているのに対し
て,「そうじゴでは,「使い方∫やり方」を学習し,
「すすんでお手伝いする態度を身につ謬る」ため の学習をする教材としている。
やは撃ここにも,家庭科学習や家庭科教奮の霞 標・内容,そして教韓化においてさえもしのびこ んでくる,態度主義・実罵主義の開題が生じてい ると考えざるをえないのである。
4.ま と め
大阪教畜大学教替聡発摂究会のプランが,文藻 省の提起してきた「生活科」の持つ「生活」を学 習の手段として掻う生活観・学習観や,そこに入
讐こませたしつけ的「昧付け」に対して,「嚢己生 活力の育成をめざす」という視点から,子どもの
「生活コそのものを亘藏から取合上げ,合科的学 習方法を試みるという小学絞6隼稼一貫の「生活 科」教育プランを購懇したことは,高く評慰したい。
しかしながら,そのプランを小学校5隼以鋒の 家庭科教育につなげていくのならば,ぜひ,家庭 科教育の嚢究および実践がつちかってきた多くの 実績をその購想に生かしていっていただきたい。
また,こうしたプランを購き台として家庭科教 蕎学的観点からの,「生活科」構想をうち立ててい
くことが今後の課題となろう。
瞳.注1
(鈴 新福祐子編著鞍・学校「生活繕ヨの檎懇の実 践一懲己塗活力の海成をめざして一書鞭g8?テ明
治褻謝,β.7。
(2/ 「資料一文藷省生活科欝究の携点(妓粋追,
蓄理科の醗究盛}§88隼6罵号慰録,夢.童毒履2。
/蟄 「生活科」跨題とからめて,学校教官ででき ることと家庭教育でできることとについての太 農桑の次の撫嫡慧重要である。
「…学校教育でやれることは主として生i活につ いての認識,せいぜい生活についての知識,技 徳の「わかち,つたえ」であって,生活そのも のにはふみこみにくい。あえてふみこめばかま ちがうと生活についての懸纏観の押し付けとな る.そして今度の「生活科」の設置の趣濤は,
生活の串での露然や社会の認識をむしろさけ て,大人の稼學をおしつけるようなものになり かねない。それは,魯§無鰺舞の教畜課程審の「中 1灘まとめ」と87奪i2蕩の讐申との生活零落設置の 羅的とのちがいを注意深くよむと「おしつけ」
への傾斜が一霞つよまっているよう1こ思う。
ということは,学校の串に,とりわ謬公教育 学校の中に一定の懸i鯉至親〔ドよい子」〉ないしイ
くママシ
ディオ窟ギーを持ちこむおそれがあ参,そ蕊は 学校行事の中で大人たちの闘にも合意をえられ
ない「睡垂縷」ド鼕鼕歌」の揚揚,斉曝を霧藝一一吾こもと
めていることにすでにあらわれている。これは 学校が生活遊離の「つめこみ」への転匙にくわ えて,嚢1麺感の「おしえこみ3「おしつけ」とい うことまで轟こ及ぶこと紅なる。
学校は生活現実とのは撃つめた緊張,関連の 中で生洛についての科学的認識籠力を子どもに 求めることに徹することが大量}である。生活そ のものの雛得はむしろ家庭や地域の中で,子ど もたちがそれを獲得できる状溌を麟華墨すこと が霧として,また一般の大人の責務だと私意思 う。」(大遜箋「「こつ・かんゴと「わかち・つた え」」,響本生活学会癡夢私たちは「生活」をど うとらえて次の重代に伝えたいか選欝88,群羊
縫〉,夢.墨8レi82〉
轡 村馨泰彦「「生活科」再構成講藁,響本生活学 会講,蒲縄書,貸.欝7。
そういった籔いを透けるのは,「身透魑運行1為 についての基礎教養を欠くことが,人賂形成に 爆管が生じ,大霜的嚢立が醒難にな瞬,やがて そのために,人懸濁係の調整が確滑にならない ことなどを認識させる必要があるゴからである と村蟹は言っている。
38 福島大学教育実践礒究紀要第鰹号 珍8暮奪鍾鍔
縮家庭科教蕎麟究者達盤の実践であっても,家 族領域のものになると,「家事労繰の分擾表」を
つくらせ,r欝こ感謝しよ㌔という嘘観的
心精によって問題を解決させようとする学習を 緩んでいる実践が多々ある。このことについては,藤内みなみぜ家族J領 域をどう教えるか一一「家教連」における小学校 の授業の櫨討を還して一藁,薮本教蒼方法学会紀 要徽青方法学講究雛2巻(i§86/,β鴛一絵 を参穰。
絡1蒐縫玲子ヂ懸字隼家庭 生活シ弓一ズ」,家庭 科教欝醸究者連蟹鑛罫家庭科礒究一謄拠度麟究 隼鞍一番(緯懸、7),夢.58略3,などを参照され たい。
鱗 懸緒庄懸子「家事労鱗と生活鯵窪立の教育」,
材蟹泰彦鑛ζ生活課題と教欝威欝溢,光生館ぬ
五}58−7透。
麟 新纏縫著,前掲書.夢.7の記遽と銘較すると 興瞭深い。 (醤縮みなみ/
おわ番弩こ
以上考察してきたよう喜こ,「生活科」を科学的な 生活認識を形成し,そのもとで生活技衛や生活能 力を獲得・形成するための教科としていくために は,これまで主として家庭科教畜学懸究で行われ てきた「生活」や「家事労騰藁についての議論を ていね雛にふまえていくことが不堺欠であろう。
安易に修身的ヂ道徳3を持ち込まずに,子ども の家庭生活,学校生活,そしてその土台となる地 域生活の実態を科学的にとらえさせていくことが 重要であ拳,そのためには,桂会や露然を科学的
とらえることは不再欠であ今,必要なのである。
(西内裕一/