- 74 - (2)学校教育への満足と要望・期待 ①学校教育に対する満足度 問14 あなたは、学校教育についてどの程度満足していますか。 (とても満足している、満足している、どちらともいえない、満足していない、全く満足していないから選択) A 教師の子どもに対する理解 C 先生と保護者との話し合い B 教師間での教育方針の一致度 D 施設・設備などの教育環境 問 14A 教師の子どもに対する理解(小学生保護者) 問 14A 教師の子どもに対する理解(中学生保護者) 問 14B 教師間での方針の一致度(小学生保護者) 問 14B 教師間での方針の一致度(中学生保護者) 問 14C 先生と保護者との話し合い(小学生保護者) 問 14C 先生と保護者との話し合い(中学生保護者) 3.1 10.6 37.8 41.5 7 4.5 10.7 37.5 39.7 7.6 2.6 13.4 42.3 36.6 5.1 3.5 16.9 41.9 34.4 3.5 0 20 40 60 80 100 全く満足でない 満足していない どちらでもない 満足 とても満足 10年度 15年度 20年度 25年度 3.4 13.7 50.7 28.6 3.6 4.4 14.5 48.1 29 4 4.5 19.9 51.3 22.8 1.5 4.1 28.3 44.3 22.1 1.2 0 20 40 60 80 100 全く満足でない 満足していない どちらでもない 満足 とても満足 10年度 15年度 20年度 25年度 4.7 17.2 51.7 23.8 2.6 6.2 15.9 51.8 22.4 3.7 3.5 23.7 53.3 17.9 1.7 5 24.9 55.7 13.5 0.8 0 20 40 60 80 100 全く満足でない 満足していない どちらでもない 満足 とても満足 10年度 15年度 20年度 25年度 2.7 19.8 60.6 15.1 1.8 4.7 18.9 57.5 16.6 2.3 5.6 23.3 62.7 8.1 0.3 4.2 28.5 57.8 9.3 0.2 0 20 40 60 80 100 全く満足でない 満足していない どちらでもない 満足 とても満足 10年度 15年度 20年度 25年度 2.4 11.1 46.5 35.7 4.3 3.3 12.5 43.6 35.3 5.2 2 14.7 49.1 31.5 2.7 2.8 17.8 47.9 30.2 1.4 0 20 40 60 80 100 全く満足でない 満足していない どちらでもない 満足 とても満足 10年度 15年度 20年度 25年度 3.2 14.5 52.5 25.3 4.4 3.9 14.1 52.6 26.1 3.3 2.3 17 56.5 23.5 0.7 3.5 26.8 52 16.9 0.8 0 20 40 60 80 100 全く満足でない 満足していない どちらでもない 満足 とても満足 10年度 15年度 20年度 25年度
- 75 - <平成25年度の結果> 学校教育に対して、「とても満足」「満足」を合わせた割合は、小学生保護者では「教師の子 どもに対する理解」が5割弱、「先生と保護者との話し合い」「施設・設備などの教育環境」が4 割、「教師間の教育方針の一致度」が最も低く2割半ばであった。 中学生保護者では、どの項目も小学校に比べ1割程度低い結果となった。また、中学生保護 者においての「教師間の教育方針の一致度」については、「とても満足」「満足」を合わせたもの よりも「満足していない」「全く満足していない」が唯一上回った結果となった。中学校では教 科担当者や部活動の顧問など生徒が多くの教師と関わるため、一人ひとりの教師の指導が保護者 に伝わりにくい事が原因だろうか。教師間の方針の一致徹底はもちろんとして、学校だよりや学 年だよりをはじめ、保護者にどのように情報提供するかということも課題である。 <平成10年度から25年度を通しての比較> いずれの項目も、調査年度毎に「とても満足」「満足」の割合が増加している(*) 。学校での取 り組みが評価されてきているものの、「とても満足」と「満足」とを合わせても、半数を超えて いないものがほとんどである。 問 14D 施設設備などの教育環境(小学生保護者) 問 14D 施設設備などの教育環境(中学生保護者) 2.7 13.5 44.1 35.8 3.9 2.7 14.7 47.4 31.6 3.6 5.9 21 47.1 25.2 0.8 6 23.5 44.2 24.8 1.5 0 20 40 60 80 100 全く満足でない 満足していない どちらでもない 満足 とても満足 10年度 15年度 20年度 25年度 2.6 16.1 55.3 23.7 2.3 3.9 16 55.3 23 1.8 5.5 23.6 51.7 18.2 0.9 5.2 24.8 46.7 22.3 1 0 20 40 60 80 100 全く満足でない 満足していない どちらでもない 満足 とても満足 10年度 15年度 20年度 25年度
- 76 - ②学校への期待 問10 あなたは、お子さんの通っている学校にどのような教育を望みますか。 (とても望む、望む、どちらともいえない、望まない、まったく望まないから選択) A 実社会への適応力を身につける教育 C 礼儀や作法等を身につける教育 B 心の豊かさを育てる教育 D 進学に役立つ学力のつく教育 ※グラフは、「とても望む」「望む」を合わせたものである。 <平成25年度の結果> 小学生、中学生の保護者ともに、「心の豊かさを育てる教育」「礼儀や作法などを身につける教 育」「実社会への適応力を身につける教育」の各項目について、「とても望む」と「望む」とを合 わせて9割前後と高い割合である。「進学に役立つ学力のつく教育」は、それらよりは低く、小 学校ではそれが顕著である。 <平成10年度から25年度を通しての比較> 小学生、中学生の保護者ともに、「進学に役立つ学力のつく教育」「礼儀や作法などを身につけ る教育」への期待が毎回増加している。(*)特に、「進学に役立つ学力のつく教育」については、 小学生、中学生の保護者ともに、第 1 次調査と比べて2割以上も増加している。 いっぽう、「心の豊かさを育てる教育」への期待は、減少傾向にある。(*)保護者の学校に求め る「教育」観は第1次調査から大きく変化している。 問 10 どのような教育を望むか(小学生保護者) 〈とても望む+望む〉 問 10 どのような教育を望むか(中学生保護者) 〈とても望む+望む〉 61.3 85 89.8 93.8 58.9 82.2 87.4 95 54.7 83.2 85.9 96.8 40.2 79.3 79.2 96.8 0 20 40 60 80 100 学力のつく教育 社会への適応力 礼儀作法の育成 心の豊かさ育成 10年度 15年度 20年度 25年度 76.7 83.9 87.7 90.7 71.9 82.1 83.1 92.9 70.1 84.8 79.7 94.1 50.9 79.8 74.1 94.9 0 20 40 60 80 100 学力のつく教育 社会への適応力 礼儀作法の育成 心の豊かさ育成 10年度 15年度 20年度 25年度
- 77 - ③教育の分担 問11 あなたは、お子さんが次のようなことをどこで身につけるのがよいと思いますか。 (おもに学校で、おもに家庭で、おもに地域でから選択) A 基礎的な学力 E 人とのつきあい方 B 受験に対応できる学力 F 自分の身の安全の守り方 C 基本的な生活習慣 G 他人を思いやる心 (あいさつ、言葉遣い、歯みがきなど) D 集団生活のルール 問 11A 基礎的な学力(小学生保護者) 問 11A 基礎的な学力(中学生保護者) 問 11B 受験に対応できる学力(小学生) 問 11C 基本的な生活習慣(小学生保護者) 問 11C 基本的な生活習慣(中学生保護者) 問 11B 受験に対応できる学力(中学生保護者) 問 11B 受験に対応できる学力(小学生保護者) 0.3 3.7 96 0.5 2.9 96.5 0.2 2.1 97.7 0.4 3 96.5 0 20 40 60 80 100 おもに地域で おもに家庭で おもに学校で 10年度 15年度 20年度 25年度 0.8 2.9 96.3 0.1 2.5 97.4 0.2 3 96.8 0.4 3.4 96.2 0 20 40 60 80 100 おもに地域で おもに家庭で おもに学校で 10年度 15年度 20年度 25年度 7.7 22.3 69.9 5.8 21.3 72.9 6.3 13.6 80.1 5.9 16.6 77.5 0 20 40 60 80 100 おもに地域で おもに家庭で おもに学校で 10年度 15年度 20年度 25年度 5.3 8.1 86.6 4.3 8.8 86.9 2.9 9.5 87.6 2.8 7.1 90.1 0 20 40 60 80 100 おもに地域で おもに家庭で おもに学校で 10年度 15年度 20年度 25年度 2 91.7 6.3 1.7 94 4.3 0.8 95.3 4 1.5 96.7 1.8 0 20 40 60 80 100 おもに地域で おもに家庭で おもに学校で 10年度 15年度 20年度 25年度 1.6 94.9 3.5 0.8 95.6 3.5 1.3 94.5 4.2 0.4 97.6 2 0 20 40 60 80 100 おもに地域で おもに家庭で おもに学校で 10年度 15年度 20年度 25年度
- 78 - Toi11D shuudanseikatunoru-ru(shougak usei) 問 11D 集団生活のルール(中学生) 問 11D 集団生活のルール(小学生保護者) 問 11D 集団生活のルール(中学生保護者) 問 11E 人とのつきあい方(小学生保護者) 問 11E 人とのつきあい方(中学生保護者) 問 11F 身の安全の守り方(小学生保護者) 問 11F 身の安全の守り方(中学生保護者) 問 11G 他人を思いやる心(小学生保護者) 問 11G 他人を思いやる心(中学生保護者) 4.1 4.1 91.7 4.2 3.4 92.5 4.7 5 90.3 8.1 4.7 87.2 0 20 40 60 80 100 おもに地域で おもに家庭で おもに学校で 10年度 15年度 20年度 25年度 3.9 5 91.1 5.3 6.5 88.2 7 7.4 85.6 10.3 7.2 82.5 0 20 40 60 80 100 おもに地域で おもに家庭で おもに学校で 10年度 15年度 20年度 25年度 15.5 29.6 54.8 21.1 30.5 48.4 22.1 34.6 43.3 26.8 36.1 37.2 0 20 40 60 80 100 おもに地域で おもに家庭で おもに学校で 10年度 15年度 20年度 25年度 16.3 31.5 52.2 21 36.6 42.4 23.2 37.7 39 24.5 40 35.5 0 20 40 60 80 100 おもに地域で おもに家庭で おもに学校で 10年度 15年度 20年度 25年度 10.5 67 22.5 14.5 69.3 16.2 10.7 72.1 17.3 12.5 75.7 11.8 0 20 40 60 80 100 おもに地域で おもに家庭で おもに学校で 10年度 15年度 20年度 25年度 10.9 70.4 18.7 11.7 72.8 15.5 12.9 72.5 14.5 11.7 78.2 10.1 0 20 40 60 80 100 おもに地域で おもに家庭で おもに学校で 10年度 15年度 20年度 25年度 7 58.6 34.4 6.9 63.2 30 10.9 62.7 26.5 7.7 69.6 22.7 0 20 40 60 80 100 おもに地域で おもに家庭で おもに学校で 10年度 15年度 20年度 25年度 7.8 63.7 28.5 8.8 68.5 22.7 10.3 70.6 19.1 8.4 72.1 19.4 0 20 40 60 80 100 おもに地域で おもに家庭で おもに学校で 10年度 15年度 20年度 25年度
- 79 - <平成25年度の結果> 小学生、中学生の保護者ともに、「基礎的な学力」「受験に対応できる学力」「集団生活のルー ル」は、おもに学校で、「基本的な生活習慣」「自分の身の安全の守り方」「他人を思いやる心」 は、おもに家庭で身につけるべきであるという回答だった。「人とのつきあい方」は学校、家庭、 地域のいずれの回答も多いが、過半数はおもに学校で身につけるべきであるという回答だった。 <平成10年度から25年度を通しての比較> 「基本的な生活習慣」では、9割以上が「おもに家庭で」身につけるべきと多数だが、調査年 度毎に減り続けており、小学生の保護者では、「おもに学校で」身につけるべきという回答が増 加している。(*)「人とのつきあい方」「集団生活のルール」「自分の身の安全の守り方」「他人を 思いやる心」については、いずれも「おもに家庭で」「おもに地域で」が調査年度毎に減少し、 「おもに学校で」が増加し続けている。(*)「受験に対応できる学力」については、「おもに学校 で」が減少傾向にあるが、「基礎的な学力」については、特に変化は見られず、「おもに学校で」 が常に 9 割半ばと圧倒的である。(*) 保護者は、様々なことを「学校で身につけて欲しい」という期待が高まってきているようだ。 問12 あなたは、「学校と地域が一緒になって、子どもたちを育てる」という考えについ てどうお考えですか。 1.よいことだと思う。 2.必要がない。 <平成25年度の結果> 「学校と地域が一緒になって子どもたちを育て る」という考え方については、ほとんどの保護者 が「よいことだと思う」と回答している。 <平成10年度から25年度を通しての比較> 小学生、中学生ともに、「学校と地域が一緒にな って子どもたちを育てる」ことを肯定的にとらえ ている保護者がほとんどである。これは学校教育 に対する期待とともに、地域への保護者の関心の 高まりでもあろう。ただし、問11において、「お もに地域で」という回答の割合が減少しているこ とから、学校が主体となり地域と連携して行きた いということの表れなのかもしれない。 問 12 学校と地域が一緒の教育がよいことだと思う 96.3 97.6 97.2 98.8 97.1 97.7 96.3 96.4 0 20 40 60 80 100 中学生 小学生 10年度 15年度 20年度 25年度
- 80 - ④進路指導に対する要望 問17 あなたは、中学校でどのような進路指導を行ってほしいですか。 (小学生の保護者の方はお子さんの中学入学後のことを考えてお答えください。3つまで。) 1.子どもの学力に応じた指導 6.保護者の話をゆっくり聞くこと 2.子どもの性格にあった指導 7.合格の難易度などの詳しい情報の提供 3.子どもの希望を尊重した指導 8.希望校の校風や指導方針などの情報の提供 4.保護者の希望を尊重した指導 9.就職に関する詳しい情報の提供 5.子どもの話をゆっくり聞くこと <平成25年度の結果> 小学生、中学生の保護者ともに、7割以上が「子どもの学力に応じた指導」を望んでいる。 <平成10年度から25年度を通しての比較> 「子どもの学力に応じた指導」「合格の難易度などの詳しい情報の提供」は、調査年度毎に増 加している。(*)いっぽう、「希望校の校風や指導方針などの情報の提供」や「子どもの話をゆっ くり聞くこと」は、減少している。(*)「子どもの希望を尊重した指導」は、第1次調査に比べ、 第2次調査以降は低くなっている。(*)県立高等学校の入試選抜制度の変更が行われ、「学力に合 った進路選択」が一つのポイントになっているようだ。 (参考)「子どもの話をゆっくり聞く」「希望校の情報提供」(平成20年度・平成25年度) 問 17 進路指導への望み(小学生保護者) 問 17 進路指導への望み(中学生保護者) 1 6 6.6 32.8 34.9 37.4 38.8 47.8 73.2 1.3 5.8 3.7 29.5 39.8 33.6 37.4 55.7 74.6 2.1 5.7 2.1 31.2 46.4 32.2 42.6 58.8 66.6 1.1 6.5 2.5 45.9 41.7 25.8 45.6 58 62 0 20 40 60 80 100 保護者の希望で 保護者の話聞く 就職の情報提供 子どもの希望で 希望校の校風等 合格の難易度等 子どもの性格で 子どもの話を聞く 子どもの学力で 10年度 15年度 20年度 25年度 1.7 2.9 5.4 26.5 38.1 39 39.1 45.9 71.8 1.1 3.7 3.9 31.7 35.8 43.1 46.4 43.3 70.8 1.7 2.5 3.5 39.4 37.4 46.9 45.6 41.1 68.6 1.7 3.8 2.8 45.2 46.7 45.6 53.3 30.9 57.9 0 20 40 60 80 100 保護者の希望で 保護者の話聞く 就職の情報提供 子どもの希望で 子どもの性格で 希望校の校風等 子どもの話を聞く 合格の難易度等 子どもの学力で 10年度 15年度 20年度 25年度 39 38.1 40.9 41.8 51.2 52.7 42.3 45.7 51.2 53.4 51.8 61.9 0 10 20 30 40 50 60 70 中学3年 中学2年 中学1年 小学6年 小学5年 小学4年 子どもの話をゆっくり聞く 20年度 25年度 39.3 41.9 35.9 38.3 34.6 31.9 47.7 40.3 41.5 39.8 45.2 34.4 0 10 20 30 40 50 60 中学3年 中学2年 中学1年 小学6年 小学5年 小学4年 希望校の情報提供 20年度 25年度
- 81 - ⑤部活動に対する期待 問18 あなたは、中学校の部活動をすることで、よいと思う点は何ですか。 (小学生の保護者の方はお子さんの中学入学後のことを考えてお答えください。3つまで。) 1.忍耐力が備わる 5.その活動の技能や技術が向上する 2.体力が向上し、健康によい 6.非行防止になる 3.友だちが増える 7.学童保育の代わりになる 4.集団生活の経験ができる <平成25年度の結果> 小学生、中学生の保護者ともに、「集団生活の経験ができる」が約7割、続いて「忍耐力が備 わる」「友だちが増える」の順に多い。保護者にとって部活動は、技術、技能の向上だけでなく 仲間との社会性や忍耐力などの成長を期待しているようだ。 <平成10年度から25年度を通しての比較> 小学生、中学生の保護者ともに、「忍耐力が備わる」が増加した。(*)また、中学生の保護者で は、「集団生活の経験」「技能や技術の向上」が増加した。(*)そのいっぽうで、「友だちが増える」 は減少した。(*)部活動に対し、基本的生活の質的向上、家庭では経験させにくいことを身につ けさせることが大事だと考えているのであろう。 問 18 部活動の良い点(小学生保護者) 問 18 部活動の良い点(中学生保護者) 0.4 12.2 29.4 49.2 53.1 72.4 63.6 14.1 29.4 48.9 55.3 68.1 68.9 0.5 14.3 30.7 49.5 58.6 71 63.7 0.7 14.4 29.1 52.7 64.8 70.3 57.1 0 20 40 60 80 100 学童保育代わり 非行防止になる 技能技術の向上 体力等の向上 友達が増える 集団生活の経験 忍耐力が備わる 10年度 15年度 20年度 25年度 0.6 10.3 32.7 47.3 50.5 60.7 72 13.3 32.8 55.7 46.4 60.3 69.8 0.7 16.5 38.8 54.9 50.5 59.4 65.1 0.2 15.8 32.4 60.4 57 56.5 65.5 0 20 40 60 80 100 学童保育代わり 非行防止になる 技能技術の向上 友達が増える 体力等の向上 忍耐力が備わる 集団生活の経験 10年度 15年度 20年度 25年度