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医学類 医学類

ドキュメント内 平成29年度 筑波大学 入学案内 (ページ 100-104)

 高い問題解決能力と他者との協調性、外国語運用能力を基盤とした臨床能力、研究能 力を備え、人類の健康・福祉の増進に生涯貢献する強い意志と豊かな人間性を有する臨 床医、医学研究者、保健・医療・福祉行政者を育成する。全ての卒業生は将来、広く国 際社会で活躍することが期待されている。

http://igaku.md.tsukuba.ac.jp/

医学群 医学群

医学類 医学類

少人数グループ学習 病理実習

カリキュラム

 医学類は、社会の要請に応えうる医師の養成を目標とし て、新しい医学教育を行っています。平成28年度には第 43回生の諸君を迎えました。また、多様な学識と社会経 験を有する大学卒業者を対象に医学教育を行う目的で、編 入学制度も採用しています。最近の医学の目覚しい進歩と

医療の変化に伴い、医学生が学習すべき内容量は急速に増 大し質も著しく変わってきました。最新の知識と技能を最 大限に詰め込んで卒業しても、そのままでは日進月歩の医 学と医療の世界から取り残されてしまいます。

 卒業後も自己学習・自己開発を続け、発展させる能力を 獲得しなければなりません。さらに、医師は、病気の予

主な授業科目

Phase1

(医学の基礎コース)

1年次から医学セミナーや介護体験を通して医学、医療に触れるとともに、3年次終了までに生命科学やヒトの構造 と機能の基礎、ヒトの正常と病態を、全てが統合された形で学びます。学習形式はナビゲーター役の教員と少人数 のグループ制での自己学習、討議、レポート作成とその評価が主になりますが、導入部や必要とされる部分では学 習の鍵になる講義もなされます(テュートリアル教育)。テュートリアル人間学入門では医学生として円滑な勉学 開始のために、医療の心を理解して勉学への意欲をもち、学問への取り組み方を知ってそれを習慣づけます。また 3年次までに『生体と薬』、『先端医療から考える人間学入門』など基礎医学中心のコースから『呼吸』、『循環』、

『消化』など臨床医学を中心としたコースまで約20のコースに分けてテュートリアル教育を基本とした医学基礎教 育を行います。

Phase 2

(臨床実習)

4年次からの2年間は実際の診療を通して必要な知識、臨床技能・態度を学びます。学生が診療を見学するという のではなく、診療チームの一員に個人として加わり、患者さんを受け持つことになります。4年次では、筑波大学 附属病院で複数の診療科のチームの一員として過ごし、様々なカンファレンスなどに参加する間に基本的な臨床技 能として医療面接、系統的身体診察、カルテ記載法、基本手技などを確実に身につけます。5年次は、筑波大学附 属病院での実習に加えて、学外における実習(病院実習、診療所、保健所、救急、行政など)も経験します。4~

5年次の実習終了時には、全ての診療科や診療部門を必ず経験することになりますが、この中で単に疾病を学ぶの ではなく、患者さんを中心に問題をとらえ、多面的に解決する思考能力を身につけていきます。また、将来の進路 を決定する手がかりを得ます。

Phase 3

(自由選択 学習)

6年次前半は完全な選択制で、基礎・臨床・社会医学の研究室、学外施設(医院、緩和ケア、保健所、行政など)、

海外の病院から様々な組み合わせの選択が可能です。臨床実習後に医学をもう一度、基礎・臨床・社会などの各専 門分野から見つめ直すことを目的とし、進路を決める際の重要な参考にもなります。後半は卒業試験に先立ち、総 括的講義が開講されます。

防・治療や健康の保持・増進という問題に、生涯にわたっ て取り組んでいかなければなりませんし、その点で大変や りがいのある専門的職業です。医師の対応する問題には身 体的のみならず精神的・社会的な要素も含まれています。

このため医師には、医学や自然科学だけでなく、人文・社 会科学にわたる知識と洞察に基づいて問題を解決する能力 も要求されます。医学類ではこのような医学・医療と社会 の要請にかんがみ、卒業の時点で学生が基本的臨床能力と 基礎的研究能力を備えていることを教育目標としています。

 また、放課後や長期休暇を活用して、興味のある分野の 研究室で教員のアドバイスを受けながら、学生時代から最 先端の医学研究を行うことができます。その延長で5年次 後半・6年次に医学研究者養成コースである「新医学専 攻」を選択して、将来へつなげる道も用意されています。

平成23年度からは、さらに研究医育成コースを新設し、

卒業後直ちに大学院博士課程へ進学する道もできました。

専門として学べる内容

 卒業生は将来、優れた医師(一般臨床医・専門医)、医 学教育者、医学研究者あるいは保健・福祉行政者としてそ れぞれの分野で社会に貢献することが期待されます。この

目標を達成するため、本学類では必要な知識と技能の修得 にとどまらず、自ら学ぶ態度と習慣を身につけ、未知の問 題を解決する能力を獲得することに教育の重点をおいてい ます。独自のカリキュラムは6年一貫の医学教育を行うた めのもので、豊富な実験・実習と様々な学問分野を組み合 わせた統合カリキュラムを取り入れて、総合的な理解力の 育成をはかっています。

 具体的には、1年次から医学セミナーや介護体験を通し て医学・医療に触れるとともに、3年次終了までに、生命 科学やヒトの構造と機能の基礎、ヒトの正常と病態を全て が統合された形で学びます。これらはナビゲーター役の教 員と少人数グループでの自己学習、討議、発表のテュート リアル形式で行われますが、重要な所ではピンポイントの 講義もなされます。4~5年次の病院での臨床実習では、

各個人が診療チームの一員として行動しながら、医学士と なるべき知識・態度・技能を学び、実習終了時には医療に 関係する全ての領域を網羅できるように組まれています。

6年次には海外の大学や病院での臨床実習、学外の医療施 設での実習、基礎医学や社会医学の研究室での研究を通し て将来の進路を考えながら学びます。

1 年次 2 年次 3 年次 4 年次 5 年次 6 年次

医療概論

自由選択実習 臨床実習

(クリニカル・

クラークシップ)

医学の基礎コース

(テュートリアル方式の 臓器別統合カリキュラム)

共通科目 関連科目 専門基礎科目

[ 人材養成目的 ]

医学群ガイドブックの請求方法

●医学群ガイドブックは、医学群Web ページからダウンロード可能です。

 http://www.md.tsukuba.ac.jp/igakugun/index.html

テレメールによる請求もできます(p.175 資料請求番号は541390)

群学 工理

群学 報情

群学 医

群学 門専 育体

群学 門専 術芸 群学 境環 命生 群学 間人 群学 化文

・文 人

群学 際国

・会 社

104 105

http://igaku.md.tsukuba.ac.jp/

医学類 医学群

 高い問題解決能力と他者との協調性、外国語運用能力を基盤とした臨床能力、研究能 力を備え、人類の健康・福祉の増進に生涯貢献する強い意志と豊かな人間性を有する臨 床医、医学研究者、保健・医療・福祉行政者を育成する。全ての卒業生は将来、広く国 際社会で活躍することが期待されている。

臨床病理カンファレンス

臨床実習(手術室)

教育の特色

 医学類の教育の特色として、自己学習能力・問題解決能 力の涵養を重視し、E-learning環境など学習のサポート体 制を整備している点、及び体験型プログラムが充実してい る点などがあげられます。また、教育の質を保証するため に、医学教育企画評価室を設置し、カリキュラムのプラン ニング、各種教育プログラム実施支援、評価のすべての段 階において、教育の司令塔としての役割を持たせていま す。具体的には、社会のニーズに対応するための新たなプ ログラムの企画(チーム医療に関する医学群3学類合同 コースなど)、評価結果に基づく現行プログラムの改善、

テューター養成、教員研修会、卒業生のフォローアップ調 査などを実施しています。

 医学図書館は夜も開かれている他、全てのセミナー室に はネット環境が整備されており、E-learningシステムを活 用して学生が必要な時に、病理組織標本・講義中継録画な どにアクセスして自習できます。また臨床技能実習室に は、身体診察や救急蘇生を練習するためのシミュレーター が多数整備されています。

資格など

学士(医学)

医師国家試験受験資格

卒業後の進路

 平成28年4月末現在、第37回卒業生までの3,663名が 医師国家試験を受験し、平均合格率は96.8%です。卒業 後、卒業生の多くは臨床医として、医療の第一線で活躍し ていますが、基礎医学の道を選び、研究者として国際的に 非常に高い評価を受けている人達もいますし、保健・福祉 の行政者として国際機関や厚生労働省等の政府機関、都道 府県の保健医療部局などで活動している人達もいます。臨 床医となった卒業生の中にも、その優れた研究成果が評価 されて海外の研究所や大学に招かれ、臨床医あるいは研究 者として活躍している人も多く、また認定医や専門医の資 格を得て、高度の専門知識と技術をもつ臨床家として医学 の進歩をリードし、あるいは医学教育に携わっている卒業 生も数多くいます。

 卒業生の多くは、本学附属病院をはじめ全国の研修病院 で研修を受け、臨床医としての道を歩みます。平成16年 度から全国的に卒後臨床研究が必修化されましたが、本学 附属病院では全国に先駆けて昭和63年から卒後臨床研修 部(現、総合臨床教育センター、http://www.hosp.

tsukuba.ac.jp/sotsugo/)に専任教員を配置しています。

ここでは、本学附属病院と指導体制や経験症例数などにお いて厳しい認定基準をクリアした茨城県内の院外研修施設 での研修を組み合わせた先進的なプログラムのもとで研修 医が質の高い研修を受けられるように整備しています。ま た、各学会の専門医制度も考慮したプログラムになってい るため、レジデント修了後に試験を受けてそれぞれの領域 の専門医になることができます。筑波大学附属病院では、

平成18年度に次世代医療研究開発・教育統合センターが 新設され、また、平成24年には新棟が完成し、各分野で 世界の最先端の医療が実施できる診療・研究・教育の拠点 としてさらなる発展を続けています。

求める人材

入学までに学んで おいてほしいこと

自然科学、外国語についての十分な知識と理解、 さらに応用する能力を得ていることが望ましい。 また、医学に関する新知見や問題点などの英語 論文や記事を理解し、まとめる能力を備えてい ることが望ましい。

針方 抜選 者学 入

個別学力検査等

(前期日程)

広い基礎学力に加えて、数学、理科、英語の学 力を評価するとともに、医学を志向する動機、 修学の継続性、適性、感性、社会的適応力など 総合的な人間性について評価します。

推薦入試

高等学校で学習する全教科がバランス良く優れ ている者の中から、医師となる資質が十分な人 材を小論文、面接によって総合的に評価します。

【地域枠推薦入試】

茨城県内の高校卒業予定者ならびに卒後1 年以 内もしくは両親が茨城県内に在住する者の中か ら、将来茨城県の医療を担う人材を、小論文、 面接によって総合的に評価します。

国際バカロレア 特別入試

広い基礎学力に加えて、数学、理科、英語の学 力を評価するとともに、医学を志向する動機、 修学の継続性、適性、感性、社会的適応力など 総合的な人間性について評価します。

私費外国人 留学生入試

広い基礎学力に加えて、数学、理科、英語の学 力を評価するとともに、日本語での学習能力、 医学を志向する動機、修学の継続性、適性、感 性、社会的適応力など総合的な人間性について 評価します。

編入学試験

広い基礎学力に加えて、数学、理科、英語の学 力を評価するとともに、医学を志向する動機、 修学の継続性、適性、感性、社会的適応力など 総合的な人間性について評価します。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

群学 工理

群学 報情

群学 医

群学 門専 育体

群学 門専 術芸 群学 境環 命生 群学 間人 群学 化文

・文 人

群学 際国

・会 社

106 107

臨床研修

筑波大学附属病院 46%

一般研修病院 43%

他大学附属病院 9%

大学院 2%

専門研修

筑波大学附属病院

一般研修病院 他大学附属病院

筑波大学大学院 他大学大学院

病院 41%

診療所 16% 大学教員・研究者 39% 行政(厚労省など) 1% 保健所・福祉関係 1%

その他 2%

卒業後の進路

医学類HP(http://igaku.md.tsukuba.ac.jp/)で、もっと詳しい

医学類の情報(カリキュラム、進路、キャンパスライフ、入試など)を見ることができます。

自然科学、語学等の十分な基礎学力と豊かな創 造性、探究心、向上心を有し、高い倫理観、他 者との協調性を持って、生涯にわたり人類の健 康と福祉に貢献する強い意志を持つ人材。

ドキュメント内 平成29年度 筑波大学 入学案内 (ページ 100-104)