Manual
PR300
電力モニタ
通信インタフェース
(RS-485通信,Ethernet通信)
IM 77C01E01-10IM 77C01E01-10
3版はじめに
本書は,PR300電力モニタの通信機能および通信プログラムの作成に必要な情報を記載していま す。 以降,PR300電力モニタは,PR300と記載します。 PR300の通信機能を理解して,通信を行ってください。 PR300では,下記の通信プロトコルを用意しています。 ● パソコンリンク通信プロトコル ● Modbus/RTU, Modbus/ASCII通信プロトコル ● Modbus/TCP通信プロトコル (Ethernet通信付のPR300の場合) ● PR201オリジナル通信プロトコル なお,予備知識として接続される上位機器の通信仕様や通信ハードウェア,使用される通信プロ グラム言語などを理解しておく必要があります。■ 対象とする読者
本書の内容は,PR300の機能を理解できる計装制御エンジニアおよび計装制御機器の保守担当者 を対象にしています。■ 関連する資料
関連する資料は次のとおりです。必要に応じて参照してください。 ● PR300電力モニタ ユーザーズマニュアル(電子マニュアル) 資料番号:IM 77C01E01-01 ● PR300電力モニタ スタートアップマニュアル<設置編> 資料番号:IM 77C01E01-02 ● PR300電力モニタ スタートアップマニュアル<初期設定編> 資料番号:IM 77C01E01-03 以上は取付,配線,操作方法などを記載しています。■ 商標
(1) 本書で使用の当社製品名またはブランド名は,当社の商標または登録商標です。 (2) Ethernetは,米国XEROX Corporationの登録商標です。 (3) 本書で使用の各社製品名は,各社の商標,または登録商標です。IM 77C01E01-10
本書の表記について
■ 本書で使用しているシンボルマーク
本書では,以下のシンボルマークを使用しています。● 本文中におけるシンボルマーク
注 意
機能および操作を知る上で注意すべきことがらを記述してあります。 補足 説明を補足するためのことがらを記述してあります。 参照 参照すべき項目を記述してあります。● 図,表中におけるシンボルマーク
【注 意】: 機能を知る上で注意すべきことがらを記述してあります。 【補 足】: 説明を補足するためのことがらを記述してあります。 【参 照】: 参照すべき項目などを記述してあります。■ 製品の表示について
(1) 本書に記載されているイラスト・挿し絵は,説明の都合上,強調や簡略化または一部を省略 していることがあります。 (2) 本書の表示図は,機能理解および監視操作に支障を与えない範囲で,実際の画面表示と表示 位置や文字(大/小文字など)が異なる場合があります。安全に使用するための注意事項
■ 本書 に対する注意
(1) 本書は,最終ユーザーまでお届けいただきますようお願いいたします。また,本書は大切に 保管していただきますようお願いいたします。 (2) 本製品の操作は,本書をよく読んで理解したのちに行ってください。 (3) 本書は,本製品に含まれる機能詳細を説明するものであり,お客様の特定目的に適合するこ とを保証するものではありません。 (4) 本書の内容の一部または全部を無断で転載,複製することは固くお断りいたします。 (5) 本書の内容については,将来予告なしに変更することがあります。 (6) 本書の内容については万全を期して作成しておりますが,もしご不審な点や誤り,記載もれ などお気付きのことがありましたら,お買い求めの販売店または当社営業までご連絡くださ い。 (7) TCP/IPソフトウエアに関するドキュメントは,カリフォルニア大学からライセンスを受けた BSD Networking Software, Release 1をもとに当社で作成したものです。■ 本製品の保護・安全および改造に関する注意
(1) 本製品および本製品で制御するシステムの保護・安全のため,本書の安全に関する指示事項 にしたがって本製品をご使用ください。なお,これらの指示事項に反する扱いをされた場合, 当社は安全性を保証いたしません。 (2) 本書では,安全に関する以下のようなシンボルマークを使用しています。● 製品およびユーザーズマニュアルで使用しているシンボルマーク
“取扱注意”を示しています。 本製品においては,人体および機器を保護するためにユーザーズマニュアルを参照する必要 がある場所に付いています。また,ユーザーズマニュアルにおいては感電事故など,取扱者 の生命や身体に危険が及ぶ恐れがある場合にその危険を避けるための注意事項を記述してあ ります。 “保護接地端子”を示しています。 機器を操作する前に必ずグランドと接続してください。IM 77C01E01-10
■ 本製品の免責について
(1) 当社は,保証条項に定める場合を除き本製品に関していかなる保証も行いません。 (2) 本製品の使用によりお客様または第三者が損害を被った場合,あるいは当社の予測できない 本製品の欠陥などのため,お客様または第三者が被った損害およびいかなる間接的損害に対 しても当社は責任を負いかねますのでご了承ください。 (3) 本製品の部品や消耗品を交換する場合は,必ず当社の指定品を使用してください。 (4) 本製品を改造することは固くお断りいたします。 (5) 本製品の逆コンパイル,逆アセンブルなど(リバースエンジニアリング)を行うことは,固くお 断りします。 (6) 本製品は,当社の事前の承認なしにその全部または一部を譲渡,交換,転貸などによって第 三者に使用させることは,固くお断りいたします。PR300 電力モニタ
通信インタフェース
(RS-485通信,Ethernet通信)
IM 77C01E01-10 3版目 次
はじめに ... i
本書の表記について ... ii
安全に使用するための注意事項 ... iii
1.
通信概要 ... 1-1
1.1 RS-485通信仕様 ... 1-1 1.2 Ethernet通信仕様 ... 1-22.
セットアップ ... 2-1
2.1 セットアップの手順 ... 2-1 2.1.1 RS-485通信の場合 ... 2-2 2.1.2 Ethernet通信の場合 ... 2-3 2.1.3 Ethernet-シリアルゲートウェイ機能の場合 ... 2-4 2.2 通信条件の設定 ... 2-6 2.2.1 RS-485通信条件の設定 ... 2-6 2.2.2 Ethernet通信条件の設定 ... 2-8 2.2.3 Ethernet-シリアルゲートウェイ機能 ... 2-10 2.3 通信配線 ... 2-12 2.3.1 RS-485通信配線 ... 2-12 2.3.2 Ethernet通信配線 ... 2-13 2.3.3 Ethernet-シリアルゲートウェイ機能用RS-485通信配線 ... 2-143.
PR300機能の設定手順 ... 3-1
3.1 基本設定 ... 3-2 3.1.1 VT比の設定 ... 3-2 3.1.2 CT比の設定 ... 3-3 3.1.3 積算ローカット電力の設定 ... 3-4 3.2 パルス出力設定 ... 3-5 3.2.1 パルス出力用測定要素の設定 ... 3-5 3.2.2 パルス単位の設定 ... 3-6 3.2.3 ONパルス幅の設定 ... 3-7 3.3 アナログ出力設定 ... 3-8 3.3.1 アナログ出力用測定要素の設定 ... 3-8 3.3.2 スケーリング上限/下限の設定 ... 3-9 3.4 デマンド設定 ... 3-10 3.4.1 デマンド電力/電流の設定 ... 3-10IM 77C01E01-10 3.5.3 パリティの設定 ... 3-18 3.5.4 ストップビットの設定 ... 3-19 3.5.5 データ長の設定 ... 3-20 3.5.6 ステーション番号の設定 ... 3-21 3.5.7 IPアドレスの設定(Ethernet通信使用のとき) ... 3-22 3.5.8 サブネットマスクの設定(Ethernet通信使用のとき) ... 3-23 3.5.9 デフォルトゲートウェイの設定(Ethernet通信使用のとき) ... 3-24 3.5.10 ポート番号の設定(Ethernet通信使用のとき) ... 3-25 3.6 電力量の書込み ... 3-26 3.6.1 有効電力量の書込み ... 3-26 3.6.2 回生電力量の書込み ... 3-27 3.6.3 LEAD無効電力量の書込み ... 3-28 3.6.4 LAG無効電力量の書込み ... 3-29 3.6.5 皮相電力量の書込み ... 3-30 3.7 各種リセットの実行 ... 3-31 3.7.1 リモートリセットの実行 ... 3-31 3.7.2 最大値最小値リセットの実行 ... 3-32 3.7.3 電力量オールリセットの実行 ... 3-32 3.7.4 有効電力量リセットの実行 ... 3-33 3.7.5 回生電力量リセットの実行 ... 3-33 3.7.6 無効電力量リセットの実行 ... 3-34 3.7.7 皮相電力量リセットの実行 ... 3-34 3.8 制御状態の設定 ... 3-35 3.8.1 積算開始/停止の実行 ... 3-35 3.8.2 任意積算開始/停止の実行 ... 3-36 3.8.3 デマンド測定開始/停止の実行 ... 3-37 3.8.4 デマンド警報状態の確認と解除 ... 3-38
4.
パソコンリンク通信プロトコルの解説 ... 4-1
4.1 概要 ... 4-1 4.1.1 コマンド構成 ... 4-2 4.1.2 レスポンス構成 ... 4-3 4.1.3 レスポンスエラーコード ... 4-4 4.1.4 ブロードキャスト指定 ... 4-5 4.2 コマンド・レスポンス ... 4-6 ■ WRD Dレジスタのワード単位の読出し ... 4-7 ■ WWR Dレジスタのワード単位の書込み ... 4-8 ■ WRR Dレジスタのワード単位のランダム読出し ... 4-9 ■ WRW Dレジスタのワード単位のランダム書込み ... 4-10 ■ WRS ワード単位でモニタリングするDレジスタの指定 ... 4-11 ■ WRM Dレジスタのワード単位のモニタリング ... 4-12 ■ INF6 形名,基本仕様コード,バージョンの読出し ... 4-13 ■ INF7 CPU最大値の読出し ... 4-14 4.3 上位機器との通信 ... 4-15 4.3.1 FA-M3(UTリンクモジュール)との通信 ... 4-15 4.4 サンプルプログラム ... 4-17 4.4.1 送受信BASICプログラム例 ... 4-175.
Modbus/RTU, ASCII通信プロトコルの解説 ... 5-1
5.1 概要 ... 5-1 5.1.1 メッセージ構成 ... 5-3 5.1.2 Dレジスタの指定 ... 5-4 5.1.3 エラーチェック ... 5-4 5.1.4 レスポンス構成 ... 5-7 5.1.5 ブロードキャスト指定 ... 5-85.2 メッセージ・レスポンス ... 5-9 ■ 03 複数Dレジスタの読出し ... 5-10 ■ 06 Dレジスタの書込み ... 5-11 ■ 08 ループバックテスト ... 5-12 ■ 16 複数Dレジスタの書込み ... 5-13
6.
Modbus/TCP通信プロトコルの解説... 6-1
6.1 概要 ... 6-1 6.2 TCP/IPによる通信 ... 6-3 6.3 ネットワークフレーム構成 ... 6-4 6.3.1 MBAPヘッダ構成 ... 6-4 6.3.2 PDU構成 ... 6-4 6.4 上位機器との通信 ... 6-5 6.4.1 ファンクションコード一覧 ... 6-5 6.4.2 Dレジスタの指定 ... 6-5 6.4.3 リクエスト・レスポンス ... 6-6 ■ 03 複数Dレジスタの読出し ... 6-6 ■ 06 Dレジスタの書込み ... 6-7 ■ 08 ループバックテスト ... 6-8 ■ 16 複数Dレジスタの書込み ... 6-9 6.4.4 レスポンスエラーコード ... 6-10 6.5 サンプルプログラム ... 6-11 6.5.1 送受信BASICプログラム例 ... 6-117.
Dレジスタの機能と用途... 7-1
7.1 Dレジスタの概要 ... 7-1 7.2 Dレジスタの構成 ... 7-1 7.3 Dレジスタマップの見方 ... 7-1 7.4 Dレジスタマップ ... 7-28.
PR201オリジナル通信プロトコルの解説 ... 8-1
8.1 概要 ... 8-1 8.2 通信仕様 ... 8-1 8.3 コマンド/レスポンス構成 ... 8-2 8.4 コマンド一覧 ... 8-3 8.5 コマンド詳細 ... 8-5付録 アスキー (ASCII) コード表 ...付録-1
ユーザーズマニュアル 改訂情報 ... i
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1.
通信概要
1.1
RS-485通信仕様
RS-485通信インタフェースは,パソコンリンク通信プロトコル,Modbus通信プロトコルを用意 しています。 表1.1 RS-485の通信仕様 通信ハードウェア 項目 内容 接続機器 2線式のRS-485通信方式 規格 プロトコル仕様 伝送速度 最大通信距離 最大接続台数 伝送方式 同期方式 通信手順 通信ケーブル EIA RS-485準拠 パソコンリンク通信 (チェックサムなし) パソコンリンク通信 (チェックサムあり) Modbus通信(ASCIIモード) Modbus通信(RTUモード) PR201オリジナル通信 2400 bps, 9600 bps, 19200 bps 1200 m 31台 2線式半二重 調歩同期式 無手順 シールド付ツイストペアケーブル (線サイズAWG24相当) パソコンリンク通信ドライバとSCADAソフト がインストールされたパソコンや PLC (FA-M3 UT リンクモジュール) など。 Modbus通信ドライバとSCADAソフトが インストールされたパソコンやModbus 対応のPLCなど。 PR201オリジナル通信プロトコルに対応した SCADAソフトがインストールされたパソコンなど。1.2
Ethernet通信仕様
Ethernet通信インタフェースは,Modbus/TCP通信プロトコルを用意しています。 表1.2 Ethernet通信仕様 通信ハードウェア 規格 アクセス制御 プロトコル仕様 伝送速度 最大セグメント 最大接続構成 通信方式 データ形式 最大コネクション数 項目 内容 10BASE-T/100BASE-TX Ethernet IEEE802.3準拠 CSMA/CD Modbus通信(ポート番号502) 10 Mbps/100 Mbps 100 m 注1 カスケード 最大4段 (10BASE-T時) 最大2段 (100BASE-TX時) 注2 TCP/IP バイナリ 1 注1:HUBとモジュール間の長さ 注2:HUBのカスケード接続台数 接続機器 Ethernet対応のパソコンなどIM 77C01E01-10
2.
セットアップ
PR300のセットアップについて記述します。 PR300は,RS-485通信を標準装備しています。 Ethernet通信付の機種の場合は,パラメータ設定によりRS-485通信かEthernet通信のどちらかを 選択できます。 RS-485通信を使用する場合は,「2.1.1 RS-485通信の場合」を参照してください。 Ehernet通信を使用する場合は,「2.1.2 Ethernet通信の場合」を参照してください。 なお,Ethernet通信のシリアルゲートウェイ機能を使用する場合には,「2.1.3 Ethernet-シリアルゲートウェイ機能の場合」を参照してください。2.1
セットアップの手順
PR300での通信機能の設定は,以下の手順で行います。取扱注意
PR300の外部配線を行うときは,感電する恐れがありますので必ず供給元の電源をオフにしてく ださい。 注: 通信プログラムについては,各上位機器の通信機能説明書などを参考に作成してください。 「上位機器」とは,パソコン,PLCなどの上位機器の総称です。2.1.1
RS-485通信の場合
PR300の通信パラメータ設定 前面キーの操作で通信条件を設定します。 「2.2.1 RS-485 通信条件の設定」 上位機器 ステーション番号 01(任意) ステーション番号 02(任意) ステーション番号 10(任意) ステーション番号 20(任意) 最大通信距離 1200m 最大子局接続台数 31台 (例) 参照項目 上位機器との接続 「2.3.1 RS-485 通信配線」 参照項目 上位機器の通信プログラム作成 「3. PR300 機能の設定手順」 ・通信プロトコル 「4. パソコンリンク通信プロトコルの解説」 「5. Modbus/RTU, ASCII 通信 プロトコルの解説」 「8. PR201 オリジナル通信 プロトコルの解説」 ・データ格納場所 「7. D レジスタの機能と用途」 参照項目1
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2.1.2
Ethernet通信の場合
上位機器 IPアドレス [192.168.1.1](任意) Ethernet LAN接続 HUB ステーション番号 01(固定) IPアドレス [192.168.1.2](任意) ステーション番号 01(固定) IPアドレス [192.168.1.3](任意) ステーション番号 01(固定) IPアドレス [192.168.1.4](任意) ステーション番号 01(固定) IPアドレス [192.168.1.5](任意) HUBとモジュール間 100m以内 HUBのカスケード接続段数: 最大4段 (10BASE-T) 最大2段 (100BASE-TX) (例) PR300の通信パラメータ設定 前面キーの操作で通信条件を設定します。 「2.2.2 Ethernet 通信条件の設定」 参照項目 上位機器との接続 「2.3.2 Ethernet 通信配線」 参照項目 上位機器の通信プログラム作成 「3. PR300 機能の設定手順」 ・通信プロトコル 「6. Modbus/TCP 通信プロトコルの解説」 ・データ格納場所 「7. D レジスタの機能と用途」 参照項目1
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(注) Ethernet回線は,PR300専用として使用することを推奨します。2.1.3
Ethernet-シリアルゲートウェイ機能の場合
ステーション番号 01(固定) IPアドレス [192.168.1.2](任意) 上位機器 IPアドレス [192.168.1.1](任意) Ethernet PR300 (Ethernet通信付) RS-485接続 ステーション番号 02(任意) ステーション番号 03(任意) ステーション番号 20(任意) (例) PR300の通信パラメータ設定 前面キーの操作で通信条件を設定します。 「2.2.2 Ethernet 通信条件の設定」 「2.2.3 Ethernet- シリアルゲートウェイ機能」 参照項目 上位機器との接続 「2.3.2 Ethernet 通信配線」 参照項目 下位機器との接続 「2.3.3 Ethernet- シリアルゲートウェイ機能用 RS-485 通信配線」 参照項目 上位機器の通信プログラム作成 参照項目1
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● VJET Ethernet/RS485変換器をEthernet-シリアルゲートウェイ機能として
使用する場合
ステーション番号 01(固定) IPアドレス [192.168.1.2](任意) 上位機器 IPアドレス [192.168.1.1](任意) Ethernet VJET※ Ethernet/RS-485変換器 RS-485接続 ステーション番号 02(任意) ステーション番号 03(任意) ステーション番号 20(任意) (例) ※ VJETは,当社製の変換器です。 VJETを使用する場合は,VJETの取扱説明書を参照してください。 (注) Ethernet回線は,PR300専用として使用することを推奨します。 VJETの下位に繋がるPR300は,VJETの通信条件と同じにしてください。2.2
通信条件の設定
通信機能を使用するための設定パラメータとその設定範囲を記載しています。 設定方法は,PR300電力モニタ ユーザーズマニュアル(電子マニュアル)をご覧ください。2.2.1
RS-485通信条件の設定
RS-485通信機能を使用するための設定パラメータとその設定範囲を記載しています。 表 2.1 設定するパラメータ パラメータ名称 プロトコル (COMM) (ST-NO) (RS-485通信) (B-RT) (PRI) (STP) (DLN) パソコンリンクSUMなし パソコンリンクSUMあり Modbus/ASCII Modbus/RTU Modbus/TCP ※1 PR201オリジナル 2400 bps 9600 bps 19200 bps なし 偶数 奇数 1 2 7 8 (NONE) (EVEN) (ODD) (PCLK1) (PCLK2) (M ASC) (M RTU) (M TCP) (PR201) パラメータ表示 メニュー 設定値 初期値 伝送速度 パリティ ※3 ストップビット ※3 データ長 ※2※3 ステーション番号 01∼99 (01∼31を推奨) 9600 NONE 1 8 01 PCLK2 ※1:Modbus/TCPは,Ethernet通信付PR300のみ選択可能です。 ※2:プロトコル選択で「RTUモード」を選択した場合は,データ長「8」を選択してください。データ長「7」を選択し た場合は,通信できません。 ※3:プロトコルでPR201オリジナルを選択した場合は,パリティ「NONE」,ストップビット「1」,データ長「8」を 選択してください。IM 77C01E01-10
● プロトコル(COMM)
接続する上位機器と同じプロトコルを設定します。● ステーション番号(ST-NO)
PR300のステーション番号を設定します。 01∼99までの番号は,順不同でも問題はありません。 同一通信ポートには最大31台までの台数制限があります。 同一通信ポートに複数台接続するときは,異なるステーション番号を設定してください。 ステーション番号を01,05,10,20と設定した4台のPR300の接続例 上位機器 ステーション番号 01(任意) ステーション番号 05(任意) ステーション番号 10(任意) ステーション番号 20(任意) 最大通信距離 1200m 最大子局接続台数 31台 (例) 図2.1 通信接続の概略図● 伝送速度(B-RT)
接続する上位機器と同じ伝送速度を設定します。 (通信する相手と同じ伝送速度に設定されていないと正しく通信できません。)● パリティ(PRI)
送受信時のパリティの処理を設定します。 接続する上位機器と同じパリティビット状態を設定します。 *プロトコルで「PR201オリジナル」を選択した場合,パリティ「NONE」を選択してください。● ストップビット(STP)
接続する上位機器と同じストップビット長を設定します。 *プロトコルで「PR201オリジナル」を選択した場合,ストップビット「1」を選択してください。● データ長(DLN)
接続する上位機器と同じデータ長を設定します。 *プロトコルで「Modbus/RTU」を選択した場合,データ長「8」を選択してください。 *プロトコルで「PR201オリジナル」を選択した場合,データ長「8」を選択してください。2.2.2
Ethernet通信条件の設定
Ethernet通信機能を使用するための設定パラメータとその設定範囲を記載しています。 表 2.2 設定するパラメータ パラメータ名称 (RS-485通信) (Ethernet通信) ※2 パラメータ表示 メニュー 設定値 初期値 (IP-1) IPアドレス-1 0∼255 192 (IP-2) IPアドレス-2 0∼255 168 (IP-3) IPアドレス-3 0∼255 1 (IP-4) IPアドレス-4 0∼255 1 (PORT) ポート番号 502, 1024∼65535 502 (SM-1) サブネットマスク-1 0∼255 255 (SM-2) サブネットマスク-2 0∼255 255 (SM-3) サブネットマスク-3 0∼255 255 (SM-4) サブネットマスク-4 0∼255 0 (DG-1) デフォルトゲートウェイ-1 0∼255 0 (DG-2) デフォルトゲートウェイ-2 0∼255 0 (DG-3) デフォルトゲートウェイ-3 0∼255 0 (DG-4) デフォルトゲートウェイ-4 0∼255 0 Ethernet設定スイッチ OFF, ON − パソコンリンクSUMなし パソコンリンクSUMあり Modbus/ASCII Modbus/RTU Modbus/TCP ※1 PR201オリジナル (PCLK1) (PCLK2) (M ASC) (M RTU) (M TCP) (PR201) PCLK2 (COMM) プロトコルIM 77C01E01-10
● プロトコル(COMM)
Modbus/TCPプロトコルに設定します。● IPアドレス1∼4(IP-n)<nは1∼4までの整数を示す>
本器のIPアドレスを次のフォーマットで設定します。 IP address IP-1 0∼255 IP-2 0∼255 IP-3 0∼255 IP-4 0∼255● サブネットマスク1∼4(SM-n)<nは1∼4までの整数を示す>
本器のサブネットマスクを次のフォ−マットで設定します。 Subnet Mask SM-1 0∼255 SM-2 0∼255 SM-3 0∼255 SM-4 0∼255● デフォルトゲートウェイ1∼4(DG-n)<nは1∼4までの整数を示す>
本器のデフォルトゲートウェイを次のフォーマットで設定します。 Default Gateway DG-1 0∼255 DG-2 0∼255 DG-3 0∼255 DG-4 0∼255注 意
IPアドレス,サブネットマスク,デフォルトゲートウェイの設定内容は,PR300を接続するネッ トワーク管理者に相談の上,決定してください。● ポート番号(PORT)
本器のポート番号を設定します。注 意
IPアドレス,サブネットマスク,デフォルトゲートウェイ,ポート番号は,変更しただけでは設定 内容は有効になりません。設定を行った後は,Ethernet設定スイッチを“ON”にし,設定内容を 更新してください。● Ethernet設定スイッチ(E-SW)
Ethernet通信パラメータの設定内容を有効にするための設定スイッチです。 本パラメータを“ON”にすることにより,IPアドレス,サブネットマスク,デフォルトゲートウェ イ,ポート番号の設定内容は有効となります。 本パラメータは“ON”を設定した後,約20秒後自動的に“OFF”に戻ります。2.2.3
Ethernet-シリアルゲートウェイ機能
Ethernet-シリアルゲートウェイ機能とは,RS-485シリアル通信機能を持つ他機器へ,PR300を 経由してのModbus/TCPプロトコルによるデータの読出し/書込みを行う機能です。本機能を使 用すれば,上位機器はRS-485シリアル通信ラインへ接続された機器に対し,Ethernetに接続され ているのと全く同一手順でアクセスすることが可能となります。 上位機器 Ethernet通信 PR300 (Ethernet通信付) RS-485接続 RS-485 シリアル通信機器 電力モニタPOWERCERT ディジタル指示調節計GREENシリーズ 信号変換器JUXTAシリーズ ステーション番号 01(固定) ステーション番号 02(任意)ステーション番号 03(任意) ステーション番号 04(任意) 10BASE-T, 100BASE-TX (例) PR300は,ネットワークからのModbus/TCPプロトコルをRS-485通信インタフェースへ接続さ れたシリアル機器に対するModbus/RTUプロトコルへ変換するゲートウェイとして動作します。 従って接続する機器はModbus/RTUプロトコルをサポートした機種である必要があります。注 意
・ Ethernet-シリアルゲートウェイ機能を使用する場合,Ethernet通信接続されているPR300 の下位に繋がるRS-485通信接続機器には,ステーション番号01以外を設定してください。 ・ Ethernet通信を使用した場合,RS-485通信インタフェースは,Ethernet-シリアルゲートウェ イ機能専用になります。パソコンなどの上位機器からこのRS-485通信インタフェースを使用 して,PR300に対してアクセスすることはできません。IM 77C01E01-10
● Ethernet-シリアルゲートウェイ機能として動作するPR300の設定
Ethernet-シリアルゲートウェイ機能を使用するには,「2.2.2 Ethernet通信条件の設定」および 表2.3のパリティ (PRI) を設定してください。 プロトコルをModbus/TCPに設定すると,RS-485通信メニュー内にあるパリティ以外の設定項 目は,固定されるため変更できません。 表 2.3 Ethernet-シリアルゲートウェイ機能として動作するPR300の設定パラメータ パラメータ名称 (ST-NO) (RS-485通信) (B-RT) (PRI) (STP) (DLN) パラメータ表示 メニュー 設定値 初期値 伝送速度 パリティ ストップビット データ長 ステーション番号 01 固定 9600 NONE 1 8 1 固定 8 固定 01 9600 bps 固定 なし 偶数 奇数 NONE EVEN ODD● 下位に繋がるPR300の設定
下位に繋がるPR300(RS-485通信接続機器)のステーション番号は,01以外の異なる番号を設 定してください。 下位に繋がるPR300(RS-485通信接続機器)のステーション番号以外の通信条件を表2.3の設定 内容と同じにしてください。 表 2.4 下位に繋がるPR300の設定パラメータ パラメータ名称 (ST-NO) (RS-485通信) (B-RT) (PRI) (STP) (DLN) 2400 bps 9600 bps 19200 bps なし 偶数 奇数 1 2 7 8 NONE EVEN ODD パラメータ表示 メニュー 設定値 初期値 伝送速度 パリティ ストップビット データ長 ステーション番号 02∼99 9600 NONE 1 8 01 VJET Ethernet/RS-485変換器をEthernet-シリアルゲートウェイ機能として使用する場合,VJET の下位に繋がるPR300は,VJETの通信条件と同じにしてください。 VJETのパリティは,初期値“EVEN”で出荷されます。2.3
通信配線
通信機能を使用するためにPR300と上位機器を接続します。以下に配線方法および注意事項を記 載しています。2.3.1
RS-485通信配線
一般のパソコンでは,RS-485インタフェースを直接接続することができません。 RS232C/RS485変換器 ML2を介して配線を行います。取扱注意
PR300と上位機器を配線をするときは,感電する恐れがありますので必ず各機器の供給電源をオ フにしてください。 配線用ケーブルの端末には,圧着端子を使用してください。 配線するときは,各機器の取扱説明書をよく読んでから配線作業を行ってください。 5 4 6 3 ML2-□ (RS232C/RS485変換器) PR300 (RS-485通信付) PR300 (RS-485通信付) パソコン 終端抵抗(内蔵) 120Ω1/4W RS-232C ストレートケーブル D(第3種)接地 D(第3種)接地 通信ケーブル 通信ケーブル B + A − SG B + A − SG 18 19 20 17 18 19 20 (注)ML2-□は,当社製の変換器です。外付けする終端抵抗は,別売のL3035RKをご使用ください。 通信ケーブル仕様:シールド付ツイストペアケーブル(線サイズ AWG24相当) 端子推奨品:PR300電力モニタ ユーザーズマニュアル(電子マニュアル)を参照してください。 18 17 配線上終端となる場合は と をショートして ください。 終端抵抗(外付) 120Ω1/4W ML2の内蔵抵抗を 使わずに,外付抵抗 を使用してください。IM 77C01E01-10
2.3.2
Ethernet通信配線
Ethernet通信機能を使用するために,Ethernet通信付PR300と上位機器を10BASE-T/100BASE-TXにより接続します。10BASE-T/100BASE-TXは,ツイストペアケーブルを用いたEthernet接 続方式のことで,10Mbpsまたは100Mbpsの速度で通信を行います。10BASE-T/100BASE-TX のネットワークでは,パソコンなどの上位機器はHUBによってスター状に接続します。取扱注意
Ethernet通信付PR300と上位機器を配線するときは,感電する恐れがありますので必ず各機器の 供給電源をオフにしてください。 HUB,ツイストペアケーブルは,Ethernetの規格を満足するものを使用してください。HUBのカ スケード接続は,10BASE-Tで最大4段,100BASE-TXで最大2段までとなります。 ツイストペアケーブルの最大長は100mです。 配線するときは,各機器の取扱説明書をよく読んでから配線作業を行ってください。 Ethernet通信付 PR300 パソコン Ethernet データの送受信 HUB ※ Ethernet接続できる機器 色 消灯 橙色 緑色 内容 停止 10 Mbps 100 Mbps リンクLED(上側) 色 消灯 橙色 緑色 内容 停止 半二重 全二重 アクティブLED(下側) PR300のEthernet ポート 10BASE-T/100BASE-TX自動検知が可能となり, その状態をEthernetポートのLEDで確認できます。2.3.3
Ethernet-シリアルゲートウェイ機能用RS-485通信配線
PR300のEthernet-シリアルゲートウェイ機能を使用する場合は,RS-485通信端子に他のRS-485 シリアル通信機器を接続します。取扱注意
PR300と他機器を配線するときは,感電する恐れがありますので必ず機器の供給電源をオフにし てください。ここではEthernet通信付PR300の接続例を示しますが,他機器では通信端子名称等 が異なる場合があります。 配線するときは,各機器の取扱説明書をよく読んでから配線作業を行ってください。 PR300 (Ethernet通信付) PR300 (RS-485通信付) PR300 (RS-485通信付) 19 17 17 18 終端抵抗(内蔵) 120Ω1/4W 終端抵抗(内蔵) 120Ω1/4W SG A− B+ SG A− B+ 18 19 20 20 18 19 20 パソコン 18 17 配線上終端となる場合は と をショートして ください。 18 17 配線上終端となる場合は と をショートして ください。 Ethernet D(第3種)接地 通信ケーブル 通信ケーブルIM 77C01E01-10
3.
PR300機能の設定手順
以下の設定手順について説明します。 本章の設定手順どおりに「4. パソコンリンク通信プロトコルの解説」,「5. Modbus/RTU, ASCII 通信プロトコルの解説」または「6. Modbus/TCP通信プロトコルの解説」のプロトコルを使用し てPR300の機能を設定してください。 各機能の解説については,PR300電力モニタユーザーズマニュアル(電子マニュアル)を参照し てください。 本章に記載してあります表の見方については,「7. Dレジスタの機能と用途」を参照してください。 PR300 は浮動小数点データのレジスタを持っています。上位から通信で設定する場合,浮動小数 点データはIEEE754(単精度)表示で行います。注 意
・ PR300には,2ワード単位のデータ(Dレジスタ)があります。 2ワードデータを読出し/書込みする場合は,同時に行ってください。 ・ Dレジスタへの書込みデータが有効範囲外の場合,レスポンスは正常として返ります。有効範 囲内の書込みデータは,対応する設定変更ステータスの書込み実行時にPR300に反映されま す。3.1
基本設定
3.1.1
VT比の設定
【手順】
(1) VT比を以下のDレジスタに書込みます。データ型は4バイト浮動小数点です。 (2) VT比を書込んだ後,設定変更ステータスD0207に「1」を書込みます。 Dレジスタ リファレンス番号 H番号 内容 有効範囲 D0201 40201 00C8 VT比(浮動小数点下位2バイト) 1∼6000 D0202 40202 00C9 VT比(浮動小数点上位2バイト) D0207 40207 00CE 設定変更ステータス 1以外:無効 (D0201∼D0206を反映する) 1:書込み実行 VT比の初期値:1(4バイト浮動小数点型式のデータ 3F800000)【例】
VT比=10に設定する例。 ステーション番号01に対し,パソコンリンク通信(チェックサムなし),ランダム書込みコマン ドを使用。 10を4バイト浮動小数点型式のデータに変換すると,4120 0000となります。 [コマンド] [STX]01010WRW03D0201,0000,D0202,4120,D0207,0001[ETX][CR] [レスポンス] [STX]0101OK[ETX][CR]注 意
・ VT比を変更した場合,あらかじめ積算した有効電力量,無効電力量,皮相電力量,任意積算 有効電力,回生電力量は“0”に戻ります。 また ,アナログ出力のスケーリングおよびデマンド警報点も初期化されます。 ・ 二次側定格電力×CT比×VT比が10GW未満となるようにVT比とCT比を設定してください。 10GW以上の値を設定した場合,Dレジスタ書込み処理は無効となります。(エラー出力はし ません。)IM 77C01E01-10
3.1.2
CT比の設定
【手順】
(1) CT比を以下のDレジスタに書込みます。データ型は4バイト浮動小数点です。 (2) CT比を書込んだ後,設定変更ステータスD0207に「1」を書込みます。 Dレジスタ リファレンス番号 H番号 内容 有効範囲 D0203 40203 00CA CT比(浮動小数点下位2バイト) 0.05∼32000 D0204 40204 00CB CT比(浮動小数点上位2バイト) D0207 40207 00CE 設定変更ステータス 1以外:無効 (D0201∼D0206を反映する) 1:書込み実行 CT比の初期値:1(4バイト浮動小数点型式のデータ 3F800000)【例】
CT比=10.0に設定する例。 ステーション番号01に対し,パソコンリンク通信(チェックサムなし),ランダム書込みコマン ドを使用。 10.0を4バイト浮動小数点型式のデータに変換すると,4120 0000となります。 [コマンド] [STX]01010WRW03D0203,0000,D0204,4120,D0207,0001[ETX][CR] [レスポンス] [STX]0101OK[ETX][CR]注 意
・ CT比を変更した場合,あらかじめ積算した有効電力量,無効電力量,皮相電力量,任意積算 有効電力,回生電力量は“0”に戻ります。 また ,アナログ出力のスケーリングおよびデマンド警報点も初期化されます。 ・ 二次側定格電力×CT比×VT比が10GW未満となるようにVT比とCT比を設定してください。 10GW以上の値を設定した場合,Dレジスタ書込み処理は無効となります。(エラー出力はし ません。)3.1.3
積算ローカット電力の設定
【手順】
(1) 積算ローカット電力を以下のDレジスタに書込みます。データ型は4バイト浮動小数点です。 (2) 積算ローカット電力を書込んだ後,設定変更ステータスD0207に「1」を書込みます。 Dレジスタ リファレンス番号 H番号 内容 有効範囲 D0205 40205 00CC 積算ローカット電力 (浮動小数点下位2バイト) 0.05∼20.00 D0206 40206 00CD 積算ローカット電力 単位:% (浮動小数点上位2バイト) D0207 40207 00CE 設定変更ステータス 1以外:無効 (D0201∼D0206を反映する) 1:書込み実行 積算ローカット電力の初期値:0.05%(4バイト浮動小数点型式データ3D4CCCCD)【例】
積算ローカット電力に10.0%を設定する例。 ステーション番号01に対し,パソコンリンク通信(チェックサムなし),ランダム書込みコマン ドを使用。 10.0を4バイト浮動小数点型式データに変換すると,4120 0000となります。 [コマンド] [STX]01010WRW03D0205,0000,D0206,4120,D0207,0001[ETX][CR] [レスポンス] [STX]0101OK[ETX][CR]IM 77C01E01-10
3.2
パルス出力設定
3.2.1
パルス出力用測定要素の設定
【手順】
(1) パルス出力用測定要素を以下のDレジスタに書込みます。データ型は整数です。 (2) パルス出力用測定要素を書込んだ後,パルス出力書込みステータスD0211に「1」を書込み ます。 Dレジスタ リファレンス番号 H番号 内容 有効範囲 0:有効電力量 1:回生電力量 D0208 40208 00CF パルス出力用測定要素 2:LEAD無効電力量 3:LAG無効電力量 4:皮相電力量 D0211 40211 00D2 パルス出力書込みステータス 1以外:無効 (D0208∼D0210を反映する) 1:書込み実行 パルス出力用測定要素の初期値:0(有効電力量)【例】
パルス出力用測定要素にLEAD無効電力量「1」を設定する例。 ステーション番号01に対し,パソコンリンク通信(チェックサムなし),ランダム書込みコマン ドを使用。 [コマンド] [STX]01010WRW02D0208,0001,D0211,0001[ETX][CR] [レスポンス] [STX]0101OK[ETX][CR]注 意
パルス出力用測定要素は,パルス出力付のPR300の場合に設定できます。3.2.2
パルス単位の設定
【手順】
(1) パルス単位を以下のDレジスタに書込みます。データ型は整数です。 (2) パルス単位を書込んだ後,パルス書込みステータスD0211に「1」を書込みます。 Dレジスタ リファレンス番号 H番号 内容 有効範囲 D0209 40209 00D0 パルス単位 1∼50,000 単位:×100Wh/pulse D0211 40211 00D2 パルス出力書込みステータス 1以外:無効 (D0208∼D0210を反映する) 1:書込み実行 パルス単位の初期値:10(1000Wh/pulse)【例】
パルス単位に100Wh/pulseを設定する例。書込むデータは「0001」です。 ステーション番号01に対し,パソコンリンク通信(チェックサムなし),ランダム書込みコマン ドを使用。 [コマンド] [STX]01010WRW02D0209,0001,D0211,0001[ETX][CR] [レスポンス] [STX]0101OK[ETX][CR]注 意
・ パルス単位は,パルス出力付のPR300の場合に設定できます。 ・ 通信でパルス単位を設定する場合は,表示値(真の値)の100分1の値を設定してください。 (例:パルス単位を500Wh/pulseとしたい場合は,5を設定します。)IM 77C01E01-10
3.2.3
ONパルス幅の設定
【手順】
(1) ONパルス幅を以下のDレジスタに書込みます。データ型は整数です。 (2) ONパルス幅を書込んだ後,パルス出力書込みステータスD0211に「1」を書込みます。注 意
下記の計算式で求まるONパルス幅以上であった場合,設定できません。 ONパルス幅 (ms) ⬉ パルス単位 [Wh/pls] ×60×60×1000 二次側定格電力 [W] ×VT比×CT比×1.2×2 Dレジスタ リファレンス番号 H番号 内容 有効範囲 D0210 40210 00D1 ONパルス幅 1∼127 単位:×10ms D0211 40211 00D2 パルス出力書込みステータス 1以外:無効 (D0208∼D0210を反映する) 1:書込み実行 ONパルス幅の初期値:5(50ms)【例】
ONパルス幅に100msを設定する例。書込むデータは「000A」です。 ステーション番号01に対し,パソコンリンク通信(チェックサムなし),ランダム書込みコマン ドを使用。 [コマンド] [STX]01010WRW02D0210,000A,D0211,0001[ETX][CR] [レスポンス] [STX]0101OK[ETX][CR]注 意
・ ONパルス幅は,パルス出力付のPR300の場合に設定できます。 ・ 通信でONパルス幅を設定する場合は,表示値(真の値)の10分1の値を設定してください。 (例:ONパルス幅を50msとしたい場合は,5を設定します。)3.3
アナログ出力設定
3.3.1
アナログ出力用測定要素の設定
【手順】
(1) アナログ出力用測定要素を以下のDレジスタに書込みます。データ型は整数です。 (2) アナログ出力用測定要素を書込んだ後,アナログ出力書込みステータスD0217に「1」を書 込みます。 Dレジスタ リファレンス番号 H番号 内容 有効範囲 0:有効電力 1:無効電力 2:皮相電力 3:電圧1 4:電圧2 D0212 40212 00D3 アナログ出力用測定要素 5:電圧3 6:電流1 7:電流2 8:電流3 9:力率 10:周波数 D0217 40217 00D8 アナログ出力書込みステータス 1以外:無効 (D0212∼D0216を反映する) 1:書込み実行 アナログ出力用測定要素の初期値:0(有効電力)【例】
アナログ出力用測定要素に電圧1「3」を設定する例。 ステーション番号01に対し,パソコンリンク通信(チェックサムなし),ランダム書込みコマン ドを使用。 [コマンド] [STX]01010WRW02D0212,0003,D0217,0001[ETX][CR] [レスポンス] [STX]0101OK[ETX][CR]注 意
・ アナログ出力用測定要素は,アナログ出力付のPR300の場合に設定できます。 ・ 相線式により測定できる要素が異なるため,設定できない値があります。設定できない値を 指定した場合,Dレジスタ書込み処理は無効となります。IM 77C01E01-10
3.3.2
スケーリング上限/下限の設定
【手順】
(1) スケーリング上限/下限を以下のDレジスタに書込みます。データ型は4バイト浮動小数点で す。 (2) スケーリング上限,またはスケーリング下限を書込んだ後,アナログ出力書込みステータス D0217に「1」を書込みます。 Dレジスタ リファレンス番号 H番号 内容 有効範囲 D0213 40213 00D4 スケーリング下限 (浮動小数点下位2バイト) 0.0∼50.0 D0214 40214 00D5 スケーリング下限 単位:% (浮動小数点上位2バイト) D0215 40215 00D6 スケーリング上限 (浮動小数点下位2バイト) 50.0∼100.0 D0216 40216 00D7 スケーリング上限 単位:% (浮動小数点上位2バイト) D02017 40217 00D8 アナログ出力書込みステータス 1以外:無効 (D0212∼D0216を反映する) 1:書込み実行 スケーリング下限の初期値:50% スケーリング上限の初期値:100%【例】
スケーリング下限に10.0%を設定する例。 ステーション番号01に対し,パソコンリンク通信(チェックサムなし),ランダム書込みコマン ドを使用。 10.0を4バイト浮動小数点型式データに変換すると,4120 0000となります。 [コマンド] [STX]01010WRW03D0213,0000,D0214,4120,D0217,0001[ETX][CR] [レスポンス] [STX]0101OK[ETX][CR]注 意
・ スケーリング上限/下限は,アナログ出力付のPR300の場合に設定できます。 ・ スケーリング上限−スケーリング下限が50%以上となるようにスケーリング上限/下限を設定 してください。50%未満となる値を設定した場合,Dレジスタ書込み処理は無効となります。3.4
デマンド設定
3.4.1
デマンド電力/電流の設定
【手順】
(1) デマンド電力/電流を以下のDレジスタに書込みます。データ型は整数です。 (2) デマンド電力/電流を書込んだ後,デマンド測定書込みステータスD0226に「1」を書込みま す。 Dレジスタ リファレンス番号 H番号 内容 有効範囲 D0218 40218 00D9 デマンド電力/電流 0:有効電力 1:電流 D0226 40226 00E1 デマンド測定書込みステータス 1以外:無効 (D0218∼D0225を反映する) 1:書込み実行 デマンド電力/電流の初期値:0(有効電力)【例】
デマンド電力/電流に電流「1」を設定する例。 ステーション番号01に対し,パソコンリンク通信(チェックサムなし),ランダム書込みコマン ドを使用。 [コマンド] [STX]01010WRW02D0218,0001,D0226,0001[ETX][CR] [レスポンス] [STX]0101OK[ETX][CR]注 意
デマンド電力/電流は,デマンド測定付のPR300の場合に設定できます。IM 77C01E01-10
3.4.2
デマンド時限の設定
【手順】
(1) デマンド時限を以下のDレジスタに書込みます。データ型は整数です。 (2) デマンド時限を書込んだ後,デマンド測定書込みステータスD0226に「1」を書込みます。 Dレジスタ リファレンス番号 H番号 内容 有効範囲 1∼60 D0219 40219 00DA デマンド時限 (デマンド警報マスク時間∼60) 単位:分 D0226 40226 00E1 デマンド測定書込みステータス 1以外:無効 (D0218∼D0225を反映する) 1:書込み実行 デマンド時限の初期値:30分【例】
デマンド時限に20分を設定する例。 ステーション番号01に対し,パソコンリンク通信(チェックサムなし),ランダム書込みコマン ドを使用。 [コマンド] [STX]01010WRW02D0219,0014,D0226,0001[ETX][CR] [レスポンス] [STX]0101OK[ETX][CR]注 意
デマンド時限は,デマンド測定付のPR300の場合に設定できます。3.4.3
デマンド警報マスク時間の設定
【手順】
(1) デマンド警報マスク時間を以下のDレジスタに書込みます。データ型は整数です。 (2) デマンド警報マスク時間を書込んだ後,デマンド測定書込みステータスD0226に「1」を書 込みます。 Dレジスタ リファレンス番号 H番号 内容 有効範囲 D0220 40220 00DB デマンド警報マスク時間 1∼59 (1∼デマンド時限) 単位:分 D0226 40226 00E1 デマンド測定書込みステータス 1以外:無効 (D0218∼D0225を反映する) 1:書込み実行 デマンド警報マスク時間の初期値:1分【例】
デマンド警報マスク時間に20分を設定する例。 ステーション番号01に対し,パソコンリンク通信(チェックサムなし),ランダム書込みコマン ドを使用。 [コマンド] [STX]01010WRW02D0220,0014,D0226,0001[ETX][CR] [レスポンス] [STX]0101OK[ETX][CR]注 意
デマンド警報マスク時間は,デマンド測定付のPR300の場合に設定できます。IM 77C01E01-10
3.4.4
デマンド電力警報点の設定
【手順】
(1) デマンド電力警報点を以下のDレジスタに書込みます。データ型は4バイト浮動小数点です。 (2) デマンド電力警報点を書込んだ後,デマンド測定書込みステータスD0226に「1」を書込み ます。 Dレジスタ リファレンス番号 H番号 内容 有効範囲 D0221 40221 00DC デマンド電力警報点 (浮動小数点下位2バイト) 1∼1000 D0222 40222 00DD デマンド電力警報点 単位:kW (浮動小数点上位2バイト) D0226 40226 00E1 デマンド測定書込みステータス 1以外:無効 (D0218∼D0225を反映する) 1:書込み実行 デマンド電力警報点の初期値:100kW【例】
デマンド電力警報点に10.0kWを設定する例。 ステーション番号01に対し,パソコンリンク通信(チェックサムなし),ランダム書込みコマン ドを使用。 10.0を4バイト浮動小数点型式データに変換すると,4120 0000となります。 [コマンド] [STX]01010WRW03D0221,0000,D0222,4120,D0226,0001[ETX][CR] [レスポンス] [STX]0101OK[ETX][CR]注 意
デマンド電力警報点は,デマンド測定付のPR300の場合に設定できます。3.4.5
デマンド電流警報点の設定
【手順】
(1) デマンド電流警報点を以下のDレジスタに書込みます。データ型は4バイト浮動小数点です。 (2) デマンド電流警報点を書込んだ後,デマンド測定書込みステータスD0226に「1」を書込み ます。 Dレジスタ リファレンス番号 H番号 内容 有効範囲 D0223 40223 00DE デマンド電流警報点 (浮動小数点下位2バイト) 1∼1000 D0224 40224 00DF デマンド電流警報点 単位:A (浮動小数点上位2バイト) D0226 40226 00E1 デマンド測定書込みステータス 1以外:無効 (D0218∼D0225を反映する) 1:書込み実行 デマンド電流警報点の初期値:100A【例】
デマンド電流警報点に10.0Aを設定する例。 ステーション番号01に対し,パソコンリンク通信(チェックサムなし),ランダム書込みコマン ドを使用。 10.0を4バイト浮動小数点型式データに変換すると,4120 0000となります。 [コマンド] [STX]01010WRW03D0223,0000,D0224,4120,D0226,0001[ETX][CR] [レスポンス] [STX]0101OK[ETX][CR]注 意
デマンド電流警報点は,デマンド測定付のPR300の場合に設定できます。IM 77C01E01-10
3.4.6
デマンド警報解除機能の設定
【手順】
(1) デマンド警報解除機能を以下のDレジスタに書込みます。データ型は整数です。 (2) デマンド警報解除機能を書込んだ後,デマンド測定書込みステータスD0226に「1」を書込 みます。 Dレジスタ リファレンス番号 H番号 内容 有効範囲 D0225 40225 00E0 デマンド警報解除機能 0:自動解除 1:手動解除 D0226 40226 00E1 デマンド測定書込みステータス 1以外:無効 (D0218∼D0225を反映する) 1:書込み実行 デマンド警報解除機能の初期値:0(自動解除)【例】
デマンド警報解除機能に自動解除「0」を設定する例。 ステーション番号01に対し,パソコンリンク通信(チェックサムなし),ランダム書込みコマン ドを使用。 [コマンド] [STX]01010WRW02D0225,0000,D0226,0001[ETX][CR] [レスポンス] [STX]0101OK[ETX][CR]注 意
デマンド警報解除機能は,デマンド測定付のPR300の場合に設定できます。 デマンド警報解除機能をディジタル入力で使っている場合は,通信で解除することはできません。3.5
通信設定
3.5.1
プロトコルの設定
【手順】
(1) プロトコルを設定するには,以下のDレジスタに書込みます。データ型は整数です。 (2) プロトコルを書込んだ後,RS-485書込みステータスD0277に「1」を書込みます。 Dレジスタ リファレンス番号 H番号 内容 有効範囲 0:パソコンリンク(チェックサムなし) 1:パソコンリンク(チェックサムあり) D0271 40271 010E プロトコル 2:Modbus/ASCII 3:Modbus/RTU 4:Modbus/TCP *1 5:PR201オリジナル D0277 40277 0114 RS-485書込みステータス 1以外:無効 (D0271∼D0276を反映する) 1:書込み実行 プロトコル初期値:1(パソコンリンク(チェックサムあり)) *1:Modbus/TCPは,Ethernet通信付PR300のみ選択可能です。注 意
・ Modbus/TCPを選択した場合,伝送速度,ストップビット,データ長,ステーション番号は 固定となるため,変更不可となります。 ・ PR201オリジナルを選択した場合,伝送速度,パリティ,ストップビット,データ長は,通 信で設定できません。【例】
プロトコルにModbus/TCP「4」を設定する例。 ステーション番号01に対し,パソコンリンク通信(チェックサムなし),ランダム書込みコマン ドを使用。 [コマンド] [STX]01010WRW02D0271,0004,D0277,0001[ETX][CR] [レスポンス] [STX]0101OK[ETX][CR]IM 77C01E01-10
3.5.2
伝送速度の設定
【手順】
(1) 伝送速度を設定するには,以下のDレジスタに書込みます。データ型は整数です。 (2) 伝送速度を書込んだ後,RS-485書込みステータスD0277に「1」を書込みます。 Dレジスタ リファレンス番号 H番号 内容 有効範囲 0:2400 bps D0272 40272 010F 伝送速度 1:9600 bps 2:19200 bps D0277 40277 0114 RS-485書込みステータス 1以外:無効 (D0271∼D0276を反映する) 1:書込み実行 伝送速度初期値:1 (9600 bps)注 意
プロトコルにModbus/TCPを選択した場合,本設定項目は固定(9600bps)となるため,変更不可と なります。【例】
伝送速度に19200bps「2」を設定する例。 ステーション番号01に対し,パソコンリンク通信(チェックサムなし),ランダム書込みコマン ドを使用。 [コマンド] [STX]01010WRW02D0272,0002,D0277,0001[ETX][CR] [レスポンス] [STX]0101OK[ETX][CR]3.5.3
パリティの設定
【手順】
(1) パリティを設定するには,以下のDレジスタに書込みます。データ型は整数です。 (2) パリティを書込んだ後,RS-485書込みステータスD0277に「1」を書込みます。 Dレジスタ リファレンス番号 H番号 内容 有効範囲 0:NONE D0273 40273 0110 パリティ 1:EVEN 2:ODD D0277 40277 0114 RS-485書込みステータス 1以外:無効 (D0271∼D0276を反映する) 1:書込み実行 パリティ初期値:0 (NONE)【例】
パリティにEVEN「1」を設定する例。 ステーション番号01に対し,パソコンリンク通信(チェックサムなし),ランダム書込みコマン ドを使用。 [コマンド] [STX]01010WRW02D0273,0001,D0277,0001[ETX][CR] [レスポンス] [STX]0101OK[ETX][CR]IM 77C01E01-10
3.5.4
ストップビットの設定
【手順】
(1) ストップビットを設定するには,以下のDレジスタに書込みます。データ型は整数です。 (2) ストップビットを書込んだ後,RS-485書込みステータスD0277に「1」を書込みます。 Dレジスタ リファレンス番号 H番号 内容 有効範囲 D0274 40274 0111 ストップビット 1:1bit 2:2bit D0277 40277 0114 RS-485書込みステータス 1以外:無効 (D0271∼D0276を反映する) 1:書込み実行 ストップット初期値:1 (1bit)注 意
プロトコルにModbus/TCPを選択した場合,本設定項目は固定(1bit)となるため,変更不可となり ます。【例】
ストップビットに2bit「2」を設定する例。 ステーション番号01に対し,パソコンリンク通信(チェックサムなし),ランダム書込みコマン ドを使用。 [コマンド] [STX]01010WRW02D0274,0002,D0277,0001[ETX][CR] [レスポンス] [STX]0101OK[ETX][CR]3.5.5
データ長の設定
【手順】
(1) データ長を設定するには,以下のDレジスタに書込みます。データ型は整数です。 (2) データ長を書込んだ後,RS-485書込みステータスD0277に「1」を書込みます。 Dレジスタ リファレンス番号 H番号 内容 有効範囲 D0275 40275 0112 データ長 0:8bit 1:7bit D0277 40277 0114 RS-485書込みステータス 1以外:無効 (D0271∼D0276を反映する) 1:書込み実行 データ長初期値:0 (8bit)注 意
プロトコルにModbus/TCPを選択した場合,本設定項目は固定(8bit)となるため,変更不可となり ます。【例】
データ長に7bit「1」を設定する例。 ステーション番号01に対し,パソコンリンク通信(チェックサムなし),ランダム書込みコマン ドを使用。 [コマンド] [STX]01010WRW02D0275,0001,D0277,0001[ETX][CR] [レスポンス] [STX]0101OK[ETX][CR]IM 77C01E01-10
3.5.6
ステーション番号の設定
【手順】
(1) ステーション番号を設定するには,以下のDレジスタに書込みます。データ型は整数です。 (2) ステーション番号を書込んだ後,RS-485書きみステータスD0277に「1」を書込みます。 Dレジスタ リファレンス番号 H番号 内容 有効範囲 D0276 40276 0113 ステーション番号 01∼99 D0277 40277 0114 RS-485書込みステータス 1以外:無効 (D0271∼D0276を反映する) 1:書込み実行 ステーション番号初期値:01注 意
プロトコルにModbus/TCPを選択した場合,本設定項目は固定(01)となるため,変更不可となり ます。【例】
ステーション番号に02を設定する例。 ステーション番号01に対し,パソコンリンク通信(チェックサムなし),ランダム書込みコマン ドを使用。 [コマンド] [STX]01010WRW02D0276,0002,D0277,0001[ETX][CR] [レスポンス] [STX]0101OK[ETX][CR]3.5.7
IPアドレスの設定(Ethernet通信使用のとき)
【手順】
(1) IPアドレスを設定するには,以下のDレジスタに書込みます。データ型は整数です。 (2) IPアドレスを設定した後,Ethernet書込みステータスD0294に「1」を書込みます。 Dレジスタ リファレンス番号 H番号 内容 有効範囲 D0281 40281 0118 IPアドレス-1 (IP-1) 0∼255 D0282 40282 0119 IPアドレス-2 (IP-2) 0∼255D0283 40283 011A IPアドレス-3 (IP-3) 0∼255
D0284 40284 011B IPアドレス-4 (IP-4) 0∼255 D0294 40294 0125 Ethernet書込みステータス 1以外:無効 (D0281∼D0293を反映する) 1:書込み実行 IPアドレス初期値:192.168.1.1 IP address IP-1 0∼255 IP-2 0∼255 IP-3 0∼255 IP-4 0∼255
注 意
・ IPアドレスは,Ethernet通信付のPR300の場合に設定できます。 ・ 本設定は,プロトコルをModbus/TCPに設定した場合のみ有効となります。【例】
IPアドレスに「192.168.1.3」を設定する例。 ステーション番号01に対し,パソコンリンク通信(チェックサムなし),ランダム書込みコマン ドを使用。 [コマンド] [STX]01010WRW05D0281,00C0,D0282,00A8,D0283,0001,D0284,0003,D0294,0001[ETX][CR] [レスポンス] [STX]0101OK[ETX][CR]IM 77C01E01-10
3.5.8
サブネットマスクの設定(Ethernet通信使用のとき)
【手順】
(1) サブネットマスクを設定するには,以下のDレジスタに書込みます。データ型は整数です。 (2) サブネットマスクを設定した後,Ethernet書込みステータスD0294に「1」を書込みます。 Dレジスタ リファレンス番号 H番号 内容 有効範囲 D0285 40285 011C サブネットマスク-1 (SM-1) 0∼255 D0286 40286 011D サブネットマスク-2 (SM-2) 0∼255 D0287 40287 011E サブネットマスク-3 (SM-3) 0∼255 D0288 40288 011F サブネットマスク-4 (SM-4) 0∼255 D0294 40294 0125 Ethernet書込みステータス 1以外:無効 (D0281∼D0293を反映する) 1:書込み実行 サブネットマスク初期値:255.255.255.0 Subnet Mask SM-1 0∼255 SM-2 0∼255 SM-3 0∼255 SM-4 0∼255注 意
・ サブネットマスクは,Ethernet通信付のPR300の場合に設定できます。 ・ 本設定は,プロトコルをModbus/TCPに設定した場合のみ有効となります。【例】
サブネットマスクに「255.255.255.0」を設定する例。 ステーション番号01に対し,パソコンリンク通信(チェックサムなし),ランダム書込みコマン ドを使用。 [コマンド] [STX]01010WRW05D0285,00FF,D0286,00FF,D0287,00FF,D0288,0000,D0294,0001[ETX][CR] [レスポンス] [STX]0101OK[ETX][CR]3.5.9
デフォルトゲートウェイの設定(Ethernet通信使用のとき)
【手順】
(1) デフォルトゲートウェイを設定するには,以下のDレジスタに書込みます。データ型は整数で す。 (2) デフォルトゲートウェイを設定した後,Ethernet書込みステータスD0294に「1」を書込み ます。 Dレジスタ リファレンス番号 H番号 内容 有効範囲 D0289 40289 0120 デフォルトゲートウェイ-1 (DG-1) 0∼255 D0290 40290 0121 デフォルトゲートウェイ-2 (DG-2) 0∼255 D0291 40291 0122 デフォルトゲートウェイ-3 (DG-3) 0∼255 D0292 40292 0123 デフォルトゲートウェイ-4 (DG-4) 0∼255 D0294 40294 0125 Ethernet書込みステータス 1以外:無効 (D0281∼D0293を反映する) 1:書込み実行 デフォルトゲートウェイ初期値:0.0.0.0 Default Gateway DG-1 0∼255 DG-2 0∼255 DG-3 0∼255 DG-4 0∼255注 意
・ デフォルトゲートウェイは,Ethernet通信付のPR300の場合に設定できます。 ・ 本設定は,プロトコルをModbus/TCPに設定した場合のみ有効となります。【例】
デフォルトゲートウェイに「0.0.0.0」を設定する例。 ステーション番号01に対し,パソコンリンク通信(チェックサムなし),ランダム書込みコマン ドを使用。 [コマンド] [STX]01010WRW05D0289,0000,D0290,0000,D0291,0000,D0292,0000,D0294,0001[ETX][CR] [レスポンス] [STX]0101OK[ETX][CR]IM 77C01E01-10